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踊るワン‐パラグラフ2010

踊るワン‐パラグラフ2010

ニットキャップシアター

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

摩訶不思議な雰囲気
京都の人気劇団の第4回東京公演。
当劇団、初見。
自殺した新興宗教の教祖の命日、ネット上では、その日、奇跡が起こるとささやかれ、やがてやじうまが集まり。。。

ネタバレBOX

地域住民による立ち退き運動のさなかに自殺をした新興宗教の教祖。15年後の命日。教祖が亡くなった17:32に、教祖が亡くなった、マンションの一室で何か「奇跡」が起こるのか。
命日が近づいたある日、「象復活」というたて看板が発見される。たて看板は取り除いても何度となく立て替えられる。その姿を発見した近隣住民がネット上で騒ぎ立てた結果、命日には、多くのやじうまが自殺の舞台となったマンションに集合する。
果たして、「奇跡」は実際に起こるのか、それとも、立て看板を含めて単なるいたずらで終わるのか。
登場人物は、住民運動の先頭に立ち、教祖を自殺に追いやったマンションのオーナー、同マンションに住む引きこもりの青年(ネット上で騒ぎ立てる)、新聞記者を名乗るなぞの女性(教祖の愛人で側近だった女性)、音信不通だったオーナーの息子(不動産会社員で、マンションを取り壊すために、騒ぎを大きくする男)、戦後日本教育のゆがみに原因を探ろうとする右翼的思想の青年、などなど、どこか一般社会になじめない人物ばかり。
ストーリーは、前半、説明的な要素が多いが、それは結末へ向けた伏線のため。最後には、伏線が一気に解き明かされていく。
コメディ的要素をふんだんに織り込むが、ところどころで不発。京都と東京の笑いポイントは違うのか?などと改めて感じた。
音楽、ダンスを含めて、感覚の合う、合わないが大きく分かれると頃ではないか。
スズナリは満員御礼であったが、終演後の拍手には、そのことがはっきりと現れていたように思う。
DRALION

DRALION

CIRQUE DU SOLEIL

福岡・新ビッグトップ(筥崎宮外苑)(福岡県)

2008/04/23 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

2回見たかった
ドラリオン。2年前ですが、コルテオ来福で思い出したので今更・・・f^^;

感想は、素敵~~~~(●≧∪≦●)のひと言につきます。

ネタバレBOX

270度客席なのに、見切れがない。。。
1回目SS席だったので、
2回目はS席でデハケをきちんとチェックしたかった。

あれだけ沢山舞台上に人がいるのに、
いつのまにか、ハケているという凄さ。

クラウンは、声をだした時点で気がついちゃったのが、
ちょっぴり損をした気分。(声がきちんと通るので)
リベンジャーズ・トラジディ

リベンジャーズ・トラジディ

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

ハチャメチャさとおぞましさ
 破壊的な場面展開にショックを感じる。心臓が弱い人は要注意。なんていうか、あのハチャメチャさには笑いと、おぞましさでいっぱいになる。恐怖というより、気持ちの悪さ、居心地の悪さ、ちょっと居ても立ってもいられ無さ、どうしょうもない感情をこみ上げさせる。
 容赦なしの復讐劇といっていいのだろうか?でも、実際はそうでもなかったという許しと救いある劇である。こうしたバランスをとったところが、ある種弱さを示しているようで、優しさとして納まりある落ち着きあるものとなっている。ここは評価できる。
 もう、みんな体当たり演技で、舞台も、登場人物も、ぐちゃぐちゃ。あそこまで、ぐちゃぐちゃだと、子供のころのどろんこ遊びの痛快さに共通したところがある。そして、なんか、弱い子をいじめてやろう、それも突飛な誰も思いつかないようなやり方でといったところか?
 

ネタバレBOX

 挑戦的なパロディいっぱいの劇。でも、その原典を知らないので、付いていけないところも多かった。
 2人の違う俳優による、二つの長ゼリフシーンは、一回目はどうにも退屈でただがなっているだけといった印象あり。
 二回目はなかなか秀逸。生き方の前向きなメッセージが伝わってきた。自己を犠牲にしてでも闘うといった、何とも頼もしいたくましさがあり、希望を感じさせる。
 弱気にならず、自分の体力と、腕力で次に立ち向かう姿勢こそうれしい。別に賢い戦略があるわけでないが、究極の状況でも、自らの力で立ち向かうことしか土壇場をなんとか切り抜けることができないことを主張する。
 いいぞ、がんばれとつい声援を送りたくなる名ゼリフであった。肉体美をみせびらかしながら。
 自分に酔っている感じではあったが。
 でも、人間追い詰められたらそんなものだろう。

 楽しいはずの誕生パーティが突然現れた、得体の知れない殺人鬼によって、血みどろの修羅場に。
 それもあっと驚きのどんでん返しにあきれる。
 他愛のない原因が、世にも恐ろしい狂気の世界を生み出したのだ。
 恐ろしい事件に巻き込まれない唯一の主人公あさこの姉(黒木絵美花)だけが、正気でいられる。
 主人公あさこ(日野早希子)の不注意が、この事件の原因。
 あさこの姉の夫(松本哲也)が世の中の不条理さを、飽き飽きするほどの長ゼリフで説明する。その多くに警句も含まれているみたいだが、胸に響かないセリフ。自己満足的セリフは耳の穴からすっとぬけてゆく。
 奇想天外、発想が飛んでいる。
踊るワン‐パラグラフ2010

踊るワン‐パラグラフ2010

ニットキャップシアター

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

その手を貸さない息子
コメディというよりサスペンス色が濃い。序盤に張った伏線を終盤できちんと回収する作業は解り易かった。「ごまのはえ」の意味を知りたくて終演後、主宰に聞きに行ったら「どろぼうの名前」だって・・。笑
で、「アンケートを書いてください。」っつーから、「こりっちにUPしますから見て下さい。」っつったら、「こりっちは見たことがない。」ってww・・・。
ワタクシ、腹では「エンゲキ人なら見ろよ!」って叫んだけれど、外面は「そうですか・・・、では今日から見てください。」っつって大人なやりとりを・・。笑
そしたらさ、そしたらよ?(@@!)
今度は主宰と話してる紳士が「・・・・、・・こりっちでも宣伝させて頂きます!」っつーて聞こえた!ふ?!っと振り返るとなにやら営業スマイルを爆発させちゃってる紳士!!ワタクシ、ワザとのろのろとコートを着ながら、顔はあっちの方を向いて左の耳はダンボ状態!で聞き耳をたてる。

どうやら、こりっちの営業マンらしい。こりっちの営業マンを初生見!
いやー、営業してるんだねっ。いいなー、芝居をただで観られて・・・。ワタクシ就職したい・・。笑

以下はネタばれBOXにて。。(まだまだ書きます!)

ネタバレBOX

舞台は序盤、トロピカルな音楽で始まる。なんだかパラダイスな南国に行ったような気分に。最初、ドタバタ劇かな?って思った。だって「シチュエーション“ミステリー”コメディ」って括りだったから。

しか~し、物語中盤頃から、段々と明かされる死んだ教祖の15年前の真相。その真相を糾弾し、復讐する為に、新聞記者に変装してやってきた教祖の愛人。そして同じ目的でやってきたカメラガールに変装した教祖の失踪した実娘。父親のマンションを撤去させる為に地上げ屋に加担した息子ら。登場人物のそれぞれが野次馬のように装いながらも、心理的には目的を持っていた。

教祖の死因を解明するうちにマンションオーナー(父親)の15年前の当日の不審な行動が浮上する。事実を知ろうとする息子・辰巳の心はどうしようもない絶望感に侵食されながらも、「あの日、父さんが教祖を殺したんじゃないか・・?」と父親に対しての根深い普遍的な猜疑心をも舞台上で表現する。その「もしかしたら・・」が「やっぱり・・」に変化し確信になった時に、父親が差し伸べた手を掴む事はなかった。

この物語は、マンションの掲示板に張り紙をした「象復活!(象の足跡という教団)」から始まった出来事だったが、その張り紙をした犯人を捜していたオーナーは「犯人がみつかったぞーーー!!」と叫ぶがその言葉も空しく滑稽だった。

カールスモーキー石井のコンサートの場面はバックに映像でも流して欲しかったなぁ・・。それからクライマックスの場面でバック音楽に打ち消されてセリフが聴き辛かった。それでも全体的には好みの作品だった。息子のオドオドした自信のない仕草は全て15年前の事件から。というのが終盤になって理解できる。一方でマンションに教祖が道場を作ってしまった事でオーナーは経済的に苦労を強いられ、ついに教祖を殺って自殺に見せかけたというのも終盤で解る。物語は復讐を誓った人間対殺した人間との対峙になるが、その対峙の仕方が案外バカバカしい。笑いはちょっとずつ散りばめられ、終盤、一気に解き放たれるがその放し方も秀逸だと感じた。

ハウスシェア~わたしのプリン食べたら死刑~

ハウスシェア~わたしのプリン食べたら死刑~

演劇ユニット3LDK

劇場MOMO(東京都)

2010/02/16 (火) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々の観劇でしたが…
まるで自分の人生を劇化する位に類似しており、かなり驚きました(><)
今回も楽しく観れましたが役者さんの仕草が細かくて、より臨場感が増し感情移入しやすかったです。
帰りには初めて左藤氏にご挨拶出来て感激でした!←かなりテンションが高くて何言ってるか分からなくなりましたf^_^;(こちらは名刺が無くて申し訳無かったのですが…←特に今はただの観劇好きな一般人ですから恐縮です(>_<)
名刺迄頂いて有難い限りです。暖かいく、人との絆を大切にするお話が多いので、観てる側もとても幸せな気分にさせられ優しい気持ちになれますのでこれからも困難や苦労しながら作りあげられる左藤氏の作品にとても期待して下ります。
また次回が公演がございましたら見に行きたいと思いますm(__)m

スレ違いの糸は風の空模様

スレ違いの糸は風の空模様

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

安心感^^
ちょっとカミカミが多かったようにも思えますが,芝居自体は安心して観られますね。優しく心温まるホームドラマでした。観終わってから振り返ると,この芝居のタイトルはなかなか素敵に思えます。

3000年前のかっこいいダンゴムシ

3000年前のかっこいいダンゴムシ

福島県立いわき総合高等学校

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやぁ~、とってもよいものを観ました。
今年、今まで観た中で一番演劇的おもしろさを感じました。 前田司郎作演出のおもしろさが存分に発揮され、いわきから来た10人の高校生たちが今の彼らでなければ出来ない芝居をつくっていました。 彼らは演劇部員ということではなく、授業で「演劇」をうけていたんですね。ここまでやれるのか。     本当に良い芝居でした。わらいました。

3000年前のかっこいいダンゴムシ

3000年前のかっこいいダンゴムシ

福島県立いわき総合高等学校

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

20100219
。・`ω´・)ノ おもろーーーーーーーーーーーーー!

凡骨タウン

凡骨タウン

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

商業
台本はうまいのだろうがわくわくしない。これを小劇場の一押しとして押す野田さんのセレクトに少し疑問を感じてしまった。もう少し冒険が欲しいか。

アーリークロス

アーリークロス

9-States

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

オッサンの生態
オッサンらのダメ愚痴に苦笑。女子の必殺技「かわいい」でも乗り切りがたい、妙に生々しいオッサンの哀愁と欲望がチラチラ見えるので、若い女性だと観ているのが結構キツいかもしれない。
恐らく、ふと入った飲み屋にいた地元の常連さん達の会話に聞き耳を立ててチラチラ覗いている、ぐらいの気分で観るのが理想的。

最後のはっちゃけ具合は気持ちよく楽しめたけれど、全体になんだか面白そげな雰囲気が物足りなかった。面白くなるような事はやってるんだけれど・・・。なるほど「今後に期待」と言いたくなる気持ちがわかる。

半神

半神

イトマキエイ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

もやもやしています!
野田作品が観られて良かったと思っています!!

ネタバレBOX

本番への入り方について…、

もちろん、「半神」の方が先輩ですが、「ガラスの仮面」も、客席からチワーッスって感じで舞台に上がって、柔軟体操などして、だらだらと本番に入っていったように記憶しています。

「コーストオブユートピア」は、楽屋で役者が無駄話をしているところから、一気に本番に変わったのが驚きでした。

導入部における変な小手先の遊びはうっとうしいと思う私ですが、本作品は、途中、最後まで、お芝居の練習風景だったのが新鮮でした。

腕を組んでいるだけなのに、二人がつながっているように感じられました!


助かったのは誰かもやもやしています。それでいいのですが…、

結論は、とりあえずは、頭が良くて美人だったのでしょうか??

さらに言うと、二人とも助かったのでしょうか??時差があるとしても。
遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

観ましたよ!
ネバーランドには色々な住人がいました…。

空を飛ぶということ…。

ネタバレBOX

登場人物は一人の私と、10人の別の私、母、私のことを想ってくれている男子。

役者さんへの配慮もあるのでしょうが、10人の私を全部説明したために冗長になってしまったのが残念です。

最初、人魚がごほごほやっているので面白いなと思いましたが、水泳で失敗した私。

ちょっと物悲しい小玉さんのタイガァァー・リリーは外せませんが、父親がいないのを隠す私。

あと、友達を信頼しなかった私、それを謝りたいのになかなかできない私。

孤独な私。

でも、あんないいお母さんがいるのに、孤独なんて!?

ピーターパンが空を飛ぶというと、空を自由に飛ぶというイメージでしたが、見事に打ち壊してくれました。

ネバーランドの女の子が可愛かったですね。
美しきものの伝説

美しきものの伝説

劇団青年座研究所

青年座劇場(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★

まず、3時間30分は長い…
休憩入れて3時間45分。長すぎる…。

「先生」役の鳥海さん、「四分六」役の有馬さんはうまく役の魅力を引き出していたように思うが、全体的には印象に残らない、または役の魅力を引き出せていない役者さんが多かった。特に「クロポトキン」役の高橋さんは、大役にまだ役者の力量が追いついていない感が満載で、見ていて少々歯がゆかった。残念。

養成所は、役者が育つ場所であると同時に、役者を育てる場所でもある。そういった意味で演出にももうひと工夫ほしい。どういった稽古をつんできたのかわからないが、難しい本をただやらせるだけで俳優が養成されるのであれば苦労はない…のではないかなと。役者さんの努力不足もあるだろうが、養成所という場所を考えれば、指導側の責任も感じずにはいられない。

ウィスキーはウィスキー(らしきもの)をキチンと注いでいるのに、なぜか水が出てくるシーンは全て空のグラスなのも気になった…。零れるから、の理由であるなら、ウィスキーのシーンでも注がずに見せる工夫が欲しかった。

リベンジャーズ・トラジディ

リベンジャーズ・トラジディ

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました
いろんなツボのひとが見ても

楽しめるんじゃないかなと思います。


次回も期待!!

オテロ

オテロ

東京二期会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

嫉妬・裏切り・猜疑心・自責
シンプルなセットながら、スタイリッシュでダイナミック。
単純なストーリーだということだけでなく、登場人物の動きや配置が巧みで、どこを観ても「絵」になるようで、まったく飽きずに観ることができた。
満足度は高い。

ネタバレBOX

オープニングの幕が開く様は、あまりにもカッコ良くしびれた。
続く、嵐のシーンの激しさの幕開けを告げるようだ。

舞台にあるセットは大胆で、手前から奥へ傾斜のある灰色の台が真ん中に大きくあるのみ。衣装も生成りのものや、黒や灰色の皮のようなものがほとんどで、少ない色であっても、そこに現れると映える。
その舞台に上部から衝立て状のものが降りて来たり、部屋の箱が置かれたりするという至ってシンプルなものである。

第2幕では、セットの下手に赤い布が広げられる。灰色の舞台に鮮やかな色が差し込まれる。ここは、イアーゴが副官のカッシオを罠にはめる悪事を思いつくシーンである。まさに赤い布は、イアーゴの腹にうごめく悪の象徴であり、イアーゴに騙されたオテロはその悪の布をイアーゴの手によってまとうことになる。

第3幕は、オテロの心に妻デズデモナへの猜疑心が芽生えるシーンであり、その痛みを伴う感情は、舞台の下手に鋭く光る刃のようなセットに象徴されていた。オテロはその刃の陰から、イアーゴとカッシオの会話をなんとか聞こうとするのだ。

さらに、舞台の一番高い場所では、イアーゴが全体の様子をうかがいながら、足下の砂(?)を払うと黒い面が現れる。
そして、オテロは、妻への猜疑心の高まりとともに、その一番高い場所に行き、さらに砂を払い黒々とした面を露にしていく。それは、まさにイアーゴの手により、オテロ自身の心の中の闇が姿を現したようだ。ライトがそこに当たり、続くシーンの不安さを告げる。

こういった象徴的で印象的な仕掛けが、物語の深みを見せてくれる。

この物語は、途中までは悪役イアーゴが主人公であり、その憎々しさが増すことで、オテロの心の乱れや、イアーゴの策略により、オテロに疑われてしまうカッシオと妻デズデモナの哀れさが際立つ。

特に妻デズデモナのオテロへの一途さが、悲しみを誘う。

この舞台でのイアーゴの堂々さは、悪であることへの開き直りというよりは、それこそが当然とするぐらいの存在を示していた。

イアーゴだけでなく、やや老齢というイメージのあるオテロも、役者の実年齢だけではなく、壮年といった様子で、若さとエネルギーが感じられ、軍人であるということが体現されていた。さらに、そのエネルギーのほとばしりゆえの上昇志向であったり、過ちであったりという感じがするのだ。

オペラもときにはいいなと思えるような素晴らしい舞台だった。


そう言えば、一昨年観た加藤健一事務所の『レンド・ミー・ア・テナー』は、このオテロが物語の中心にあり、カトケンがオテロに扮してオペラ歌ってたな、なんて思い出した。
CURTAINS(カーテンズ)

CURTAINS(カーテンズ)

テレビ朝日

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/24 (水)公演終了

満足度★★

会場が広すぎるかな?
お友達に誘われて。

ミュージカル事態は推理とミュージカルオタクの刑事がうまく絡んで面白かったです。
本場を観たこと無いので比べようがありませんが・・・。
バラエティに富んだキャストでした。

そこそこ楽しめたかなー。

なんだかたくさん無料席があったそうで動員?協力な感じでただし、悪い?席みたいとは聞いていましたが・・・。
3階席でした。
舞台全体を観れるのでダンスや歌は聞こえますが、表情がまったくわからないので・・・。
この席をお金出して買う人はいないだろーと思いました。
無料だから、席埋めなきゃ、で、周りの人もそんな感じでした。
いっぱいにするのは大変なんでしょうね・・・。

踊るワン‐パラグラフ2010

踊るワン‐パラグラフ2010

ニットキャップシアター

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

結構楽しめました
パントマイム風な扉の開け閉めなど、観客側がバルコニーとみなし。
ライトのON/OFFや音声の有る無しで、室内の話か外の話か
分けたりするところが受けました。セットも印象に残る作りでしたし。
きちんとオチがついたのが、すっきりしてよかった。

ネタバレBOX

合間に入る小ネタの中、結構わからないものがありました。
喋るだけ喋って、すっきりして帰ってゆく阿部さん。受けましたね。
あと「コナモン」。よくできていたー、わかりやすくていーし。

手前のベランダのところは、沸くだけでも窓らしくした方が良かったのでは?
また奥の部屋の玄関も実物の扉の枠だけでもセット置いた方が良い気がしました。
僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】

僕等のチカラで世界があと何回救えたか【作:高羽彩×演:青木豪】

ネルケプランニング

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/22 (月)公演終了

満足度★★★

熱血青春群像劇
会話のテンポ良く、ポンポン進んでいくのだが。
結構根の深いテーマ抱えた話でありました。
役者さん達の、熱量は伝わってきましたね。

NECK※板尾創路が体調不良により降板。代役は河原雅彦。

NECK※板尾創路が体調不良により降板。代役は河原雅彦。

ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

舞城王太郎の世界を堪能!
 天才舞城王太郎の世界を脚本竹内佑、演出河原雅彦でやるというのだから、面白くないはずがない。惜しむらくは最近めきめきと人気と実力をつけている横尾創路が体調不良で降板してしまったこと。横尾が出ていれば、どんな演技を見せてくれたろうと心から残念。

 しかし、その主役級の役者の降板を演出家自らが代役を務めるというところがかっこいい。そして、この河原雅彦の演技、代役とは思えない上手さだ。

 このNECKという作品、舞城王太郎の書き下ろしで舞台と映画が同時に進行しているそうだが、どちらも首にまつわる話ということだけで、内容は別物だそうだ。しかし面白いコラボ企画だ。「曲がれ!スプーン」のように、映画フアンと演劇フアンが垣根を越えることは意義のあることだと思う。

 溝端淳平、初舞台だそうだがただのアイドルではない。個性あふれるいい役者だ。そして、また売り出し中の役者鈴木浩介がやはりいい。この舞台でも光っている。

 芝居の内容は、衝撃的な舞台とだけここでは書いて、後はネタバレで。溝端淳平フアンの女の子が殺到していたが、純粋な演劇フアンの観賞に耐えうる名作だ。

ネタバレBOX

 最初から最後まで地面に埋められて、首だけ出している男達の物語。これだけで、どれだけ変わった芝居かわかると思うもの。体が出てないわけだから、手振り身振りなどというものはない。そんな不自由な状態が延々と続く。最初は途中から出てくるだろうと思ったら、最後まで地面の中だった。

 それでも不自由だったから面白くなかったとか、変化に乏しかったとかいうことが全くなく、新しい表現スタイルを産み出したと拍手を送りたくなる。この芝居の面白さは観てみないとわからない。溝口淳平も、鈴木浩介もずっと地面の中なのである。

 それがかえって面白いと感じさせるところに、作家と演出家の確かさがある。ラストシーンは衝撃的。
パニ★ホス

パニ★ホス

PU-PU-JUICE

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか豪華な俳優陣
テレビで見かけたり賞を取ったりするような人を、アットホームな大きさの劇場で見れてビックリ。濃い〜キャラクターがたくさん登場して、笑いから心温まる話まで盛りだくさんで大満足。あえて1つだけダメだしをしたい(↓)。

ネタバレBOX

後半のクライマックスの部分がビデオ映像の上映で、しかも音声がダメダメだったのがいただけない。一番いいところなのに〜。どうにか実演で表現することが出来なかったものか...。

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