最新の観てきた!クチコミ一覧

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FOR LIFE!

FOR LIFE!

劇団赤鬼

ABCホール (大阪府)

2009/07/31 (金) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

親子の愛情
灯台ホテルの3つの部屋に4組の宿泊客、UFO墜落、宇宙人、
笑いと緊張感、親子の愛情
最後のシーンで西国原 菜々さん演じる少女 若林宙が、愛娘と重なり、叫ぶシーンで完全にやられました涙涙。

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

ギンギラ太陽's

ABCホール (大阪府)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

2回観劇
ABCホールで10/9、10の2回観劇、以前2008年銀河劇場版を見た。
10/10はXA15 左右から観るとやはり少し見えが異なり面白かった。
 人物が出ない被り物のお芝居で、空港やゼロ戦、航空会社スカイマークの飛行機、国産ロケットのH2等が人として芝居を作っている。
最後にはモノ達の個性のある人格まで見えてきて被り物に違和感がなくなるから不思議です。
面白いお芝居には、地方演劇とか、ホーム、アウェーとかはないのです。

不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

超おもろい!(^0^)
劇場に入ると舞台上には椅子とテーブル、赤いバッグがサウンドバッグのように天井からロープで吊り下がってる!その途端、こりゃあ上がったり下がったりしながら芝居は進行するのだろうな~。。なんてワクワクドキドキ!案の定、ファイティングな導入音楽と共に舞台は始まる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

始まりは諸味里が警官から職務質問される場面から。
諸味里の持っていたバッグからカッターナイフが出てくる。警官は不審に思い、諸味里を精神的に追い詰めていくが、そこへ山田という昔の同級生が諸味里を助けてくれる。諸味里は同級生の山田を思い出すことが出来なかったが、山田の話で、彼には諸味里の初恋だった女性が妻となっていたことを知る。
諸味里は自分の妻を殺したいとかねがね思っていたものだから、ついついそのことを山田に話してしまう。すると山田は親切にも諸味里の妻・ナツコを殺してしまう。愕然とする諸味里に今度は自殺願望を持っていた山田が「自分を殺してくれ!」と訴える。そういわれても山田を殺せない諸味里を脅し挑発して自分を殺すように仕向ける山田。山田を殺さなければ自分がヤラレルと感じた諸味里は山田を銃で撃ってしまう。そして諸味里は自首し取調べ室で事の成り行きを自白するも、刑事たちはその場所には死人は居なかったことから諸味里自身の告白を不思議に思う。

こうして、諸味里の後に続き数人が、職務質問から始まって山田刑事を殺すまでのパターンを同じように遭遇する為、舞台はこのシーンが繰り返される。笑

同じように「山田を殺してしまった」といって自首してくる何人かを調べていた刑事はもしかしたらこの人たちは、催眠術にかけられているのではないか?と思うようになり、催眠術師の元に行く刑事ら。そこでの催眠術師の言い分は「人を殺すことで一時、幸福感を味わえる。その幸福感を捧げただけだ。」と話す。どうやら催眠術師・鱒淵の術は自らの過去を意識的に見せているようだった。

この催眠から全員を開放させるには越中のような楽天家を催眠にかけてもらって催眠中の全員を催眠から目を覚まさせる。という荒行な案を出した刑事ら。その意向を汲んだ越中は鱒淵に催眠術をかけてもらう。そうして、あっちの世界にはいりこんだ越中は早速、警官から職務質問を受けるが、この場面からの展開が実にコメディなのだ!(^0^)

結局薬局、終盤で越中は登場人物の全員を殺してしまう。そうして、取調室では越中の同級生の山田刑事が「じゃあ、お前は未来から来た人間だというんだな。ずっとあっちの世界で生きていて、こっちの世界に来たのはちょっと前で、お前が殺した全員は殺せ!と誰かが叫んで指示を出したから殺したと言うんだな。その未来とやらをいつか見せてもらおうか。」

「誰だっけお前?」と越中。

ようは全ては越中の妄想劇。(苦笑!)

実に楽しい芝居でした。導入音楽も良かったし、何よりキャストが吐くセリフの数々が絶妙。イッチャッテル世界感がコミカルに描かれて、これでもか、と湧き出る泉のように止めどなく溢れ出て楽しくて仕方がなかった!キャストのそれぞれの不思議なキャラも好みだった。今までのクロムの公演のうちで一番好みだった作品でした。
コバルトにいさん

コバルトにいさん

劇団イナダ組

新宿FACE(東京都)

2009/11/06 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

コバルト兄さんの優しさ
大阪エルシアターで観劇
「アサコ」と名ずけたダッチワイフを人間として同居するホームレスの男、コバルト兄さんと呼ばれるその男の優しさが心に染みました。
リストラされた「オイ」と呼ばれる男、兄を探す女、それぞれ心に傷があり、コバルト兄さんとからんでいく。
ネットカフェに泊まる男、行方不明の女を探す男、
最後には、コバルト兄さんの優しさで、思いっきり涙涙でした。
伝わりにくい、人のやさしさ、心の機微が、役者皆さんの魅力で舞台からはっきりと伝わる、ほんとに面白いお芝居でした。

SANTA×CROSS

SANTA×CROSS

劇団SE・TSU・NA

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2009/12/18 (金) ~ 2009/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しく暖かく面白いお芝居
4人のサンタ見習いとそのパートナーのトナカイ、それぞれの個性がはっきりとしていて、物語が進むにしたがって少しづつ協力しあい理解しあうサンタとトナカイ達。
丁寧に作られたお芝居で、大きな屋根のセットも綺麗に作られており、びっくりしました。
とても楽しく暖かく面白いお芝居でした、DVDを買います。

ネタバレBOX

大きな屋根のセットも綺麗に作られており、その中に入れたり、回転したときはびっくりしました。
LOVE

LOVE

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/01/01 (金) ~ 2010/01/04 (月)公演終了

満足度★★★

末恐ろしい
これが第二回公演

技術的にはあれかもしれないけど

やはりおもしろい。


にしても女優陣の華やかさ

新年工場見学会2010

新年工場見学会2010

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/01/02 (土) ~ 2010/01/04 (月)公演終了

楽しい!
今年もたっぷり楽しませていただきました。

ネタバレBOX

拝見するのが今年で3度目になりますが、
これをみると新年という感じが
次第に刷り込まれつつあります。

お正月気分そのままに、
肩肘張らずに観れるのがすごくよい。

素敵なぐたぐた感もてんこ盛りにあるのですが、
ところどころに、ぴりっとスパイスが効いていたりもして
ナイロン並みの長丁場にもかかわらず
時を忘れて、観ることができました。
不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

初見
今まで何回かご案内を頂きながら見ることができなかったのですが、今回機会に恵まれまして初めて見させて頂きました。実はあまり期待しないで観に行ったのですが、最初の15分くらいで、あ、ここ面白いや!と久々思える劇団に出会えたと思いました。90分の舞台をみてスゴく人気があるのが分かる気がしました。舞台からあふれるエネルギー、ポップでナンセンス。エンタティメント性に富んでいて役者さんも女優も男優も面白い人ばかり。いやはやスゴいです。大変勉強になりました。

初見なので今までの作品と比較することができないのですが、まったく期待しないで行ったこともあって、オドロキ、そして、とても楽しく拝見しました。

http://palove.blog.shinobi.jp/

近江飛龍 文月特別公演

近江飛龍 文月特別公演

近江飛龍劇団

朝日劇場(大阪府)

2009/07/01 (水) ~ 2009/07/30 (木)公演終了

満足度★★★★

ある意味大衆演劇らしくない
緻密さと気迫を感じました。

テンポが速く、場面のつなぎが上手く、表情が豊か、座長が熱くて、副座長もパワフルで密度が高かったです。

千鳥ヶ池

千鳥ヶ池

非・売れ線系ビーナス

大博多ホール(福岡県)

2009/12/25 (金) ~ 2009/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
田坂らしいなと思った。
楽しそうに芝居を作っていて気持ちいい。
ストーリーがよくわからなくなったけど。

ネタバレBOX

私は楽しかったけど。
少し遊びすぎかなあ。
他のお客さんはどうだったんだろう、って思っちゃう。
渋々

渋々

親族代表

HEP HALL(大阪府)

2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★

しっかりコント
ノリとかじゃない、しっかりした作り込み型のコントで、好感が持てました。
10編くらいのコントをやってましたが、お話の内容によって好みが分かれてしまうのは致し方ない…
けど、落ちるところがしっかり決まっていて、それに向かって3人の出演者がまっすぐ進んでいくので、安心してみられました。

やっぱり、安心って大事だな。
舞台上が不用意にバタバタしていないので、じっくり見られて、結果的には、俳優さんたちに愛を感じてしまう「コント」というのは貴重。

不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

満足度★★★

虚構
くだらないと言っちゃあそれまでなのだが、好きな人はすごく好きなはずだ。私は好きだった。

見えざるモノの生き残り

見えざるモノの生き残り

イキウメ

西鉄ホール(福岡県)

2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

いきのこり?
生き残り・・・というか末裔?
設定は面白かったな。
ラストはちょっとくどかったかも。

饒舌な足裏

饒舌な足裏

劇団HallBrothers

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/12/19 (土) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★

DDシアター
脚本に筋が1本通った感じがした。
ああ、いるよね、って人をじっくりと描いている。
後半、ひきこまれた。

ホスト THE サスペンス

ホスト THE サスペンス

劇団TOP

SoapOperaClassics(大阪府)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

「アメリカ村芝居バトルフェスティバル」参加作品。
TOPお得意のホストもの。女の子ばかりなのに、ここまで笑いで観客を引き込むってすごいと思います。

「サスペンス」というお題への沿い方、新鮮さ、会場・時間枠の生かし方などにも優れていました。

雨、月に舞い散る花【満員御礼。ありがとうございました】

雨、月に舞い散る花【満員御礼。ありがとうございました】

クモノス

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました
賛否両論あると思いますが私は好きでした。とても楽しめました。

配置と森

配置と森

神村恵カンパニー

SuperDeluxe(東京都)

2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★

物質になるダンサー
パフォーマは5人。(神村さん含む)
白い立方体を小道具として使う。
タイトルどおり、パフォーマも立方体も、配置と再配置を繰り返す。
だんだん、ひとと立方体の境界がゆらいできて
まるで分子の運動する様子を見ているような気持ちになる。
物質と身体の距離をぐいぐい縮めて、摩擦のない状態を持続するダンス。
慣性の法則にしたがい、どこまでも滑り、ぶつかればまっすぐ跳ね飛ぶ。
融解や沸騰、凝固を思わせるような関係を多重的につくり
ざわめく黒い森のような底知れ無さを醸し出す。

方法論の先にある思想がもっと透けるとよい、かもしれない。

スポーツ演劇「すこやか息子」

スポーツ演劇「すこやか息子」

柿喰う客

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★

健康というしあわせ
この劇団は、ひとの一生さえこんなにもポップにデフォルメしてしまう。
上演時間は40分。
2回ほど軽いストレッチのシーンがあっただけで、あとは全員ずっと
エアロビをしているのでまあそれぐらいがちょうどよいのでは、という時間。

流れるような家族の一生があざやかで涙腺がゆるみそうになる。
こんなにふざけた上演形態なのに。笑
勢いのあるパフォーマンスに、感情ごとさらわれてしまう。

ネタバレBOX


アフタートークは主宰の中屋敷さんと看板俳優の玉置さんが担当。
自分の芝居に出るひとには幸せになってほしいし
見てくれるお客さんも幸せになってほしい、と語る中屋敷さん。
芝居を作ることで自分も幸せになりたいらしい。
「芝居を本気でやるために彼女と別れる」とかいうのは納得できなくて
芸術のために何かをすり減らしたり追いつめられたりすることが必要
みたいな風潮があるのはちょっと、という話にもなる。
どうしてみんな幸せになっちゃいけないのだ?と。
で、幸せのためには健康って大事だよね、というところで今回の
役者を健康にするためのスポーツ演劇上演に至る。
うれしいことがあってもおなか痛かったり虫歯だったらだめでしょ、と。
これはとってもわかる。
誰かを幸せにするには、健康は大事な要素なんじゃないかと
言う中屋敷さんは、なんだか、ある種の愛情のためにはどんなことも厭わない
鋭利さを漂わせていた。いつもながら漠然と無敵っぽくて、素敵だった。
不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

満足度★★

物語に意外性はなく引き込まれる要素も乏しい
場面にあわせた舞台美術の転換は面白く照明も効いているが物語に意外性はさしてなく引き込まれる要素も乏しい。
終盤の演出は面白いと思うが、ただそれだけのことで全体を膨らませるに至ってない。

LOVE

LOVE

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/01/01 (金) ~ 2010/01/04 (月)公演終了

意外にもこれが第二回公演。【追記】
毎月ペースでたくさんやってるけど本公演は二回目。
閃きをセンスで具現化した作品でした。一つ一つの場面がとても綺麗。ただ、何か一貫した流れが欲しかった。「次はどうなるんだろう?」じゃなくて「これからどうなるんだろう」と思いながら観られる様に。途切れ途切れのものを100分観続けるのはちょっと辛い。今の状態だと最初から観た人と途中から観た人とで印象や満足度がさほど変わらない気がします。高まっていく何か。高ぶっていくて何か。そういった何かがあれば更に見入れる様になるはず。
舞台美術も素敵。それだけに仕掛けが劇中と同化してなくて使い方が勿体無いかな。なんとなく一緒になってるだけで相乗効果はあまりなかった印象。第一回公演の舞台では水を使って、今回がこう来ると第三回公演ではどうなるのか。火や音や風でも使うのかな?

【2009.01.15 追記】
これを書いてから、上手くコメント出来た気がしなくてロロの事ばっかり考えていました。ロロのせいじゃなくて言葉を纏め切れなったせいです。むむむ。
個人的に演劇で面白い奴らは荒削りでも最初から面白くて、センスみたいなものは見えてるから段々と面白くなったりはしない気がしています。なんだけどロロは段々と面白くなってきている。何処に行くのやら。どういう目で見てれば良いのかこっちが構え切れてないから評価に戸惑うのかなぁ。

ネタバレBOX

冒頭?の3分が面白かった。登場人物を記号化させる遣り方は力技でありながら絶対的に分かりやすい。冒頭かもしれないし前座かもしれないその構造自体は意図が見いだせなくて特に惹かれなかった。
初めて観たはずのヒロインに妙なデジャブ。後半まで来て「あぁ、声が折笠富美子さんに似てるんだな」と思い至る。で、光になっちゃったあの場面。もしや…と思っていたら、ちせの常套句「ごめんね」が台詞に登場。多作品のパーツをリミックスするのはアリだと思う。けれど初めから綺麗な場面として使われていたものを同じ使い方で扱うのはナシだと思う。要素として使うのは良しとしても、そのものを使うのはただの借り物ではないかと。ここまで指摘して意図的にやってなかったら肩透かしなんだけど。

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