最新の観てきた!クチコミ一覧

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カスタマーセンター

カスタマーセンター

BABY EINSTEIN

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★★★

行きました
楽しみました。ポストパフォーマンスダンスも最高でした。

ブロードウェイミュージカル「キャバレー」

ブロードウェイミュージカル「キャバレー」

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/29 (金)公演終了

満足度★★★

終わり方に疑問が
紀香さんは、ハスッパで、チャーミングなサリーを、持てる力を最大限に生かし、好演されていたと思います。阿部さんは、雰囲気はいいけれど、もう一つ役を生き切れてない感じで、サリーとクリフの気持ちの通い合いがイマイチ表出されないので、むしろ、杜けあきさんと木場さんのカップルの方が物語の主軸に見えてしまいました。
諸星さんのエムシーは、全体的に見せ場たっぷり。予想以上に好演されていて、嬉しい誤算でしたが、期待していた小池さんの演出には、どうにも腑に落ちない点が…。
やはり、私にとっての最高の「キャバレー」は、17~8年前のシアターアプルでの、草刈さんと美波里さんのバージョンでしょうか?

ネタバレBOX

アメリカに一人戻るクリフが、サリーとの思い出を小説に書く車内で、終幕かと思いきや、クリフがその後、戦争に従軍して、戦死するところで、幕になり、大変意外でした。もっと観客にわかりやすいなら、それもありだとは思うけれど、どうやら、ナチスの秘密を握っているために、暗殺されたように解釈した観客が結構いたように思います。
むしろ、少年隊の錦織さんがエムシーを演じられた時の、彼が実はユダヤ人で、強制収容所送りになったという結末の方が良かった気がしました。
それに、キットカットクラブの女性楽団に見立てて、実際の楽団の方達に、躍らせた演出は、白けました。せめて、演奏だけにしてほしかったと強く思います。
EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

EKKKYO-!(公演終了!次回3月[家族の証明∴]は1/30より発売)

冨士山アネット

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

個性豊かな・・・
出演されていたすべての団体がそれぞれがそれぞれの方向にとても個性を発揮していてこれだけの表現を1つの舞台で観れたことをとてもうれしく思います。
会場-開演のあいだのポストパフォーマンスはとても演じている方との距離が近くてドキドキしました!
公演後のトークショーでもそれぞれのコンセプトや作りたいもの目指すもの等をお聞きすることができてとてもためになりました!!
本当にありがとうございました!

バベルノトウ

バベルノトウ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★

うまくのせられて・・・
物語の展開にうまくのせられて
次第に変容していく舞台の雰囲気に
引き寄せられて・・・。

物語が貫かれ、全体が見えたときの
すっと焦点があったような統合感に
取り込まれてしまいました


ネタバレBOX

冒頭に
レポートを読むようにバベルノトウという
植物の定義が提示され
物語が始まります。

学校と研究所のシーンがなんども行き来する。
最初はそれぞれのシーンから醸し出される
不可思議な設定や会話の面白さを楽しみながら
ほげっと観ているだけなのですが、
それぞれの世界にバベルノトウが浸透していくなかで、
裏表のようなシーンが
まるで2匹の蛇が互いを尾から呑み込むように
他側を幻想として
取り込んでいくように感じられてきて・・・・。
その感覚にぐいぐいと惹きこまれる。

やがてその虚実が混沌としていくなかで、
ふたつの世界が熟れおちるように崩れ始めます。
二つの世界を繋ぐ時間軸が観る側に顕わになっていくのですが
その表現も秀逸。
何かから醒めるときのあやふやな感覚が
次第に実像を結んでいくような感じ・・・。
伏線が鮮やかに効いて、二つの流れが一つの時間軸に
統合していくその一瞬に、
抱えていたものがすっと腑に落ちるというか・・・。
こういう物語の見せられ方、
癖になる。

しかも、ひとつに結ばれた物語の俯瞰だけでは終わらず、
さらに、浮かんでくる
幻覚のコントロールでは隠し切れないような、
人間の根底にあるものの気配に
空恐ろしさを感じて
ぞくっとしてしまいました。

まあ、舞台上の個々のシーンに込められた密度が前回公演より若干粗い感じもあったのですが、今回の内容には、そういう質感の方が表現できるものが多い感じもして。
また二つの世界をひとつに寄り合わせる物語の骨組みや流れのしたたかさに、作り手側の創作的粘り腰の強さを思ったり、表現のセンスを感じたり。

初日ということで、会話のリズムが崩れた部分もあったのですが、作り上げる色の確かさはきちんと維持できていて。
公演期間の後半には、さらに安定感が舞台に醸成され
いまより強いグルーブ感が生まれる感じもしました。

役者の方々の持ち味もそれぞれにがっつりと出て、
時間を感じさせない舞台でありました。

























どちらが現実でどちらが幻想なのか・・・、
その虚実を思いながら観ているうちに
舞台にどんどんと引き込まれていく。


バベルノトウ

バベルノトウ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/25 (月)公演終了

満足度★★★

新しい主役の誕生!
 今回彗星のように登場した新人金丸慎太郎を主役に抜擢。そのみずみずしい演技で芝居を盛り立てた。ちょっとクールで二枚目で声が良くて、関西なまりも魅力を増した。初日ゆえの緊張した様子も、若干のせりふの噛みも、すべて初々しく感じられる好演。魅力的な役者のそろっている国道五十八号戦線にさらに魅力的な新星が誕生した。

 物語はバベルノトウという不思議な植物をめぐっての友寄流ファンタジー。 こういう不思議な素材を題材にして、われわれの想像力を掻き立ててくれる構成は相変わらずうまい。

 また場面転換が見事で、それぞれのシーンが象徴的なせりふで終わり、絶妙のタイミングで音楽が入り、いつの間にか観客は友寄マジックに引き込まれてしまう。

 初日ゆえの練習不足な面(息があってないところ)や、せりふのとちりがあったのは残念だが、それゆえにこれからますます面白くなるだろう。期待したい。

ネタバレBOX

 先生と生徒という関係のシーンが多く、席に座っているシーンが多かったので動きに乏しかったのが残念。

 そして、この劇団にはハマカワフミエ、福原冠など他の劇団で活躍している素晴らしい役者が揃っているのに、それらを脇にまわしているのがもったいない。(ハマカワフミエは数日前まで他の公演に出ていたのでしょうがないが。)

 伊神忠聡、ハマカワフミエ、福原冠、彼らのホームグラウンドでしか出せない魅力をたっぷりと見たかったなあと個人的に思ったが、いい役者をたくさん抱えている劇団ゆえの贅沢な悩みか。
ANJIN〜イングリッシュサムライ

ANJIN〜イングリッシュサムライ

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/12/10 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

戦国の世,合戦,武将たちより,テーマである肝心の"按針"の心を描いてほしかった.
日本に流れ着き大名になったイギリス人、三浦按針の半生を
戦国時代を背景に描く。
この題材と、日英両スタッフ・キャストの共同作業が
非常に面白い。

家康の市村さんはさすがの貫録。
国外に夢をはせながらも果たせず、鷹匠と鷹の関係の
ごとく、漂着した英国人を手元に留める。

按針は、イギリスと日本に心引き裂かれているが、
家康は武将である立場と、冒険心に引き裂かれている。

そしてキリシタンである日本人青年ドメニコの藤原さんは、
キリシタンと武士の間で、心が引き裂かれる。

戦国時代の有名な武将や戦いが次々に登場して面白いのですが、
そういう派手で目立つ部分ばかりに引っ張られすぎたようです。
(外国人の方が描きたい、作りたいのはそういう部分かもしれないが。)

本当は、肝心の「按針」についてもっとウェイトを置いて
ほしかった。

ところどころ按針のセリフに現れる、彼が感じた日本の良さ
を見せてほしかった。
たとえばラフカディオ・ハーンの「日本の面影」のように。

心の葛藤や日本の家族、妻、自分の領地・領民・統治など
彼の心情、ごく周囲の人たちとのもっと細かいことを
描くべきではなかったかと思います。

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

3年余の“進化”
初演から3年ちょっとの月日を経て、単に舞台が王子小劇場からシアタートラムに変わっただけではなく、作品的にもスケールアップし、複層的に変化し進化していた印象。で、さらなる進化を期待して、もう1回観にいきます♪

ネタバレBOX

冒頭、言葉が次第に進化していくようにも思えて、これはもしや快快版「2001年宇宙の旅」?
 ならば背後のモノリスに触れ、最後はインコが思いっ切り宇宙空間を羽ばたいたりするようになるといいなあ、とは初日の感想。
バベルノトウ

バベルノトウ

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

小劇場だからこそ扱える題材
期待しすぎていたのだが
その期待に見事に答えてくれた

多分、この御時世、TVとか映画じゃ絶対に取扱えない題材
小劇場だからこそできた作品
こういう面白さが、小劇場の醍醐味じゃないんでしょうか?
先生(主任)役の人がとにかくうまい
しかも若いし男前。
彼の芝居をみるだけでもお金払っていーんじゃね?
て、褒めすぎかな
勿論、他の役者もよかった
ヘタクソが出てない芝居っていいですよねー

マトリョーシカ地獄

マトリョーシカ地獄

クロムモリブデン

サンモールスタジオ(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了

観てきた
クロム初観劇
めちゃくちゃ面白かった!

黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★

女優陣よかったです
登場人物が多いかな、って感じはありましたが、各役に見せ場があり、退屈さは感じませんでした。強がっているが実は弱い妹役の梅舟さん好演でした。
小さな舞台ですが、数人出てきても窮屈さを感じさせない点もよかったです。

真木塚が家に帰ってくるかどうか、はっきりとは示さないものの、帰ってくるように思える希望を持たせた終盤も好みの展開でした。

スクリーンの使い方とか、時間軸が行ったり来たりするところがナイロン的。安定感あります。



不躾なQ友

不躾なQ友

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/03 (日)公演終了

いやはや
凄い!!

やっぱ、クロムは面白いと痛感。

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

リニューアル
初演の王子小劇場と今回のシアタートラムでは舞台の広さが違うので、内容的にもかなり変わるのではないかと思っていたのだが、プログラムに載っていた演出・振付の野上絹代の挨拶文を読むと、今回は完全リニューアルだという。

私自身はどうしても初演版との比較で見てしまうので、今回はそれほどヘンテコさを感じなかったが、これを初めて見る人はどんな感想を持つのだろうか。そっちのほうがむしろ気になる。

ネタバレBOX

漂流舞台と呼びたくなるような、移動式の舞台が使われていた。この移動式舞台の大きさが、初演時の王子小劇場の舞台サイズだと思っていいのではないだろうか。初演では、戸外やダンスの場面も同一の舞台で展開したが、今回はスペースに余裕があるので、移動式舞台はインコを飼っている青年の部屋という設定に限定して、戸外やダンスの場面では、いったん移動式舞台を後方へ移してから、舞台前面の空いたスペースを使っている。
この移動式舞台の扱いが初日のせいかけっこう面倒そうで、段取り的にもたつくところがあった。

プログラムの挨拶文によると、演出・振付の野上は今年の3月に出産を控えているという。初演では顔を黄緑色に塗った彼女が主役級の活躍をしたのだが、今回は残念ながら出演していない。彼女が演じたパートは、今回初めて見る黒木絵美花という人が担当している。野上同様になかなかダンスがうまい。とても魅力的だということは、本人が劇中で熱心にアピールしているから、たぶん間違いないだろう(笑)。

快快の肉体派といえばまっさきに思い浮かぶのが山崎皓司。そして今回はもう一人、板橋駿谷という役者も出演している。肉体派は同時に「汚れ役」でもあるようだ。

テキスト担当は篠田千明。快快の作品にはチェルフィッチュの影響を感じることがままあるのだが、今回も客席に向かって語りかけるところなどは特にそう思う。青年の部屋に仲間が集まって、酒盛りをしたり、シフォンケーキを作ったり、ゴキブリを退治したりという話の大筋は初演と同じ。ただ、終盤のまとめ方がすっかり変わっている。記憶がだいぶ曖昧になってしまったが、初演ではたしか、原子力発電所の事故によって放射能汚染が起きるという展開だったはず。今回のはそういう破滅的なシナリオではない。2006年の初演時にはたぶんまだ世の中になかっただろうツィッターの話題なども取り込まれている。

インコは黒猫を探す

インコは黒猫を探す

快快

シアタートラム(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/22 (金)公演終了

満足度★★★★

お初。
初・快快でした。こういう演劇をやるんですね~。面白かった。
明後日まで!

カスタマーセンター

カスタマーセンター

BABY EINSTEIN

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通りでしたが
この劇団の醍醐味を楽しめました。とらえ所が無いように見えていながら、
しっかりした体当たりの主張があるところが、観ていて楽しかったです。
ただ、時間が長かったのが・・・。

第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

松戸馬橋高等学校・ 神隠し「八十八ものがたり」

優秀校受賞(第4回春季全国高等学校演劇研究大会に推薦)されました。おめでと~。。
脚本は既成のもの。ここの顧問の土田先生も有名で毎年大会に出場する常連校。いやはや、もうこーなってくると堪らなく楽しい!(^0^)

生徒達はきっちりとした演技で実に素晴らしいです。特に女子は自分を綺麗に見せようとか可愛く見せようとか思わないレベルで見事な演技でした。観ていて気持ちが良かった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


220年前、岩城郡米里村の長者が神隠しにあう。しかし、その真相は神隠しではなく八十八という男が人を騙しながら金儲けをし、自分の死んだ親をとことん金儲けの道具に利用した挙句、大金を掴み、更に長者の金も騙し取って下男ともども大川に溺れさせるように仕向けた。という物騒なお話。だけれど、この話を仕組んだ村人達に、役人が「長者が持っていた金はどうした?」と聞くと、全員がとぼけるという状況!笑

県大会前日に役者がインフルエンザにかかり、役のセリフを分けて上演にこぎつけたらしいが、どうしてどうして・・実に素晴らしい完璧な演技でした。上演時間1時間という制約のなか、舞台はハイペースで流れるように進んだため、息をつく暇もなく、なんだか滑稽で楽しくてやたら可笑しくて上演時間が2~3時間くらいあったように思えた。そのくらい中身の濃い素晴らしい演技でした。

これだけの舞台を魅せてくれると茨城まで来た甲斐があります。んー全国大会も行きたいなー。きっと震えるような舞台に出会うはずだ!

演出、セット、キャストの演技、衣装、どれもこれも完璧!

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

die pratze

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒトを人間として認知するスケールのこと~「新人シリーズ8 Hグループ」
◇奥野美和「【00】~シレイ~」ソロ
PKディック的人間
♪自分をみつめる孤独な毎日(中略)レーダーマン 疑似ロボット 高性能 識別不可能 「レーダーマン」戸川純
◇坂田有紀子「round2」デュオ
♪Kiss me殴るよに唇に血が滲むほど Hold meあばらが音を立てて折れる程 好き好き大好き 好き好き大好き……「好き好き大好き」
◇鈴木拓朗×chairoiPURIN「TRAIN」カルテット
♪僕等はパノラマ きらめく謎の少年少女(繰り返し)「パノラマアワー」

美女と野獣【2024年9月4日夜公演中止】

美女と野獣【2024年9月4日夜公演中止】

劇団四季

京都劇場(京都府)

2009/04/23 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

豪華絢爛
流石四季!
豪華絢爛、華やか、心に響く歌声、ホントに良かったです。
特に「おもてなし」のレビューが楽しい気分を盛り上げてくれますね。
舞台ならではの迫力と振動がドンドン伝わります。
紙芝居のようにセットが切り替わり観る者を楽しませます。
小さなお子様も楽しめる作品ですね。

第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

麻布大学付属 渕野辺高等学校「 おやしらず 」
脚本は既成のもの。ここの顧問も実力のある先生で大会常連校。

クリスマス要素たっぷりのハイテンションな劇でホント、楽しかったぁ~。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

とにかく楽しいの一言!ファントムが出てきた時点でワクワクドキドキ!
全体の作り込み、魅せ方、演出が上手い。流石!でもって登場キャラクターがファントム、ゲイリーウイッチ、オーストラリアトナカイ、南極トナカイ、ユーラシアトナカイ、アフリカトナカイ、サンタ、くるみ割り人形、クララ、なんつってファンタジー真っ盛りなわけよ。笑

これだけのクリスマスバージョンを季節はずれの今?なんて思うかも知れないけれど、彼らが勝ち上がってきたまでは季節はずれなんかじゃなかったっ!しか~し、季節は外れても楽しいものは、めちゃんこ楽しい!

真っ赤なお鼻のトナカイがトナカイインフルエンザになって真黒なお鼻のダークトナカイになった場面なんか、思わず拍手したかったもんね。でもってファントムとゲイリーウイッチは親子って設定なんだけれど、この二人の会話が絶妙。で、このまま突っ走るのだろうか?と思いきや、実はこのシーンは演劇部の練習シーンで、その中の一人の少女にスポットを当てる。

その少女こと奥山優の妹、実果は不登校で家にいた。父親は歯医者、母親は専業主婦。優はそんな家族で育ち両親に甘えながら育ったが、ある日、姉妹だと思い込んでいた実果は本当の妹ではないことを知る。そして自分も両親の実の子でないことを知ってしまう。二人は施設にいたのを両親に家族として迎い入れられたのだった。そしてその両親も、実は施設で育ったことから、本当の家族の形を知らない両親は施設での年中行事を家族としての行事として同じように実行していたのだった。

両親は自分たちが施設で育ったことから、同じ境遇の子供を育てようって決め、本当の家族のようにしていた。優がおばあちゃんと思っていたのは実は両親を育てた寮母だったのだ。この血のつながりのない家族が本当の家族としてお互いを受け入れ真実の家族になるさまを描いた物語だったが、ここに演劇部が奥山家の年中行事であるクリスマス会を華やかにしようとパーティーの企画を考えて実行するという芝居。

夢のある仕掛けを会場にはりめぐらし、楽しくてちょっぴり切なくてファンタジーな世界でした。ワタクシ、こういった演出は大好きです。ファントム役の新井のファントムっぷりぷりが秀逸で素晴らしかった!

クリスマスにこういった家族の物語って多いけれど、やっぱクリスマスには家族が良く似合う。

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