最新の観てきた!クチコミ一覧

164381-164400件 / 190017件中
出番を待ちながら ~Waiting in The Wings~

出番を待ちながら ~Waiting in The Wings~

木山事務所

俳優座劇場(東京都)

2009/08/12 (水) ~ 2009/08/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても感動します
初演は、川口敦子さんでしたが、今回は三田和代さん。
新井純さんと、三田さんの、老女優同士の、火花の散り方が、実にワクワクとしました。
舞台でもライバルであり、恋敵だった二人が、久しぶりに再会し、同じ施設に寝起きを共にすることになり、最初は打ち解けずにいた心が徐々に寄り添って行く様を、実際のベテラン女優のお二人が演じることで、より密度の濃い舞台になった気がします。
脇で、二人を見守る女優さん役の皆さんも、本当に名女優さん揃いで、客席にもっと若い役者さんがいればなあと思った、とても素敵な舞台でした。
初演より再演の方が良い公演にはなかなかお目に掛かれませんが、これほ再演の方が良かった気がします。
是非、再々演も期待したいです。

ケプラーの憂鬱

ケプラーの憂鬱

シアターノーチラス

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

最後のシーン?
それにしても、最後のシーンは、どういう意味だったんでしょうか?

キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~ 

キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~ 

シベリア少女鉄道

タイニイアリス(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

もっと、もっと!
久しぶりのシベ少!
いったいドンだけ待たせたのか!
で、たったこれだけ?うーん、残念。もっと観たい!
終演後に拍手もなにも起こらないんだけど、観客が異様な満足感に包まれるというとても不思議な劇団だと改めて思いました。
早く、「次の作品」が観たいです。
場所とか、時間とか、チケットの値段とかそういのはどうでもいいです。
もう、言い値で買います!

スーパースター

スーパースター

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/01/28 (木)公演終了

満足度★★

うーん、皆さんこういうの好きですか?
関西出身の人気劇団と聞いていたのですが、実際に観るのは今回が初めて。評判もよかったんで、ものすごく期待してたんですけど…、うーん、自分にはちょっとダメ。
なんか、こういう「心温まる感じでしょ~」っていうのを押し付けられている感じがするんですよね。ゴメンなさい。正直にいうと、なんか舞台の盛り上がりに平行してドンドン観ていて冷めて行っちゃう感じでした。
あっ、でも、この劇団の名前の由来(村野四郎の詩)を知ってから、ちょっとまあ「そういうことかぁ」っていう気はしてるんですけど・・・。

急襲キルフィールド

急襲キルフィールド

芝居流通センターデス電所

駅前劇場(東京都)

2010/01/24 (日) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★★

まさに「デス」ですねぇ
初めて観ました。
ミステリー風で、謎解きなのかな・・・と思って観てたら、最後はもう「デス」の嵐!そうなのか、この劇団はこういう芸風なのか。
完全に裏切られた!でも、こういうのは「あり」だなぁ。
個人的には、客演されていた吉川莉早さん(悪い芝居)がいい感じでしたねぇ。パワーと微妙な色気が出てたし。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

Fabricated Fact
「F]とは何か・・・というのがアンケートにあったんだけど、作者の宮森さんは実のところ何をイメージしていたんだろう?
常識的には、"Fake"かなと思ったんだけど、"Future"かもしれないし、"Fiction"かもしれない。
でも、個人的にはこれは、"Fabricated Fact"ではないかと。
師匠筋にあたる平田オリザ氏が今年の夏に阪大・石黒教授と取組む「ロボット芝居」のプロローグ的な作品なのかもしれない。

ムートンにのって

ムートンにのって

むっちりみえっぱり

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

プロの宴会芸
これは、プロの宴会芸のオンパレード!
笑えることはもちろんなんだけど、
全く関係なさそうなテーマで、微妙なところをつなげていく構成が絶妙。
あと、役者・前田司郎が楽しめたもよかった。前田さんはこういう軽い芝居がとてもいい感じがする。
ただ、「前田司郎って誰?」という友人にこの作品を「是非!」・・・というところまでは行ってなかったかなぁ。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

「リアル」とは何か?
生の舞台で初めて観た阿佐スパ。
とても刺激的!
観ている側の想像力を最大限に広げていく展開は、多くの「誤読」を生んでしまいそうなのだけれども、その危うさがまたいい感じ。
ただ、この面白さは、“岩波文庫的”な面がかなりあるので、友人みんなに薦められるかどうは自信なし。
それにしても、本多劇場で補助席の当日券が5,800円・・・というのは強気だなぁ。

アーリークロス

アーリークロス

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

今後に期待!(^0^)
相変わらずのキャラの濃い面々。どんだけ濃いんだよっ。っつって久しぶりに仰け反る!飲み屋というより、「ようこそ動物園!」って感じ。
実直な感想としては・・・渋谷と芝ってどこが違うんでしょか・・?

男性は中央前列に座ると美味しいです。(親切な告知)


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

アイカワ商店街の面々が飲み屋に溜まって繰り広げるドタバタ劇。何処にもありそうな日常だ。そしてどこの商店街でも似たような悩みを抱えている。近隣に大手スーパー・ジャスコが開店してから、地元の商店街は寂れる一方。そんな商店街にTVクルーが入るというから、商店街の動物たちは大騒ぎ。

布団屋のメガネザル、妻大好きの酒屋のバク、そのまんまヤクザを地で行くゴリラ、靴屋のミニラ(たぶんカテゴリーは怪獣)、プロデューサーのキリン・・・etc

こんな輩が妙にハイテンションで繰り広げるコメディだが、笑いにはどっか~ん!!という笑ではなく、妙に詰まった笑い。つまり・・クスッ。っという場面が散りばめられてる。ママ役の前田の存在感は流石!ワタクシの好きな女優の一人だ。彼女の演技は本当に自然だ。そして序盤で寝転んで寛ぐ渋谷の演技も自然だ。ってか、渋谷の場合は常にこーやって寛いじゃってる気がする。(´-ノo-`)ボソッ...

だから、ワタクシはこの動物ランドが好きだ。

物語そのものは大した大きなうねりも反転もない。その緩さの中でダラダラとついぞまとまりそうもない集会をする。その集会は馴染みの連中が集まる口実だ。実際は集会と言い訳しながら、大の大人が延々と呑んだくれて遊んでいる光景だ。これは芝居だ。芝居なんだと言い聞かせながらも、これらの動物たちが毎晩、似たようなことをしているのが透けて見えるようだった。
リベンジャーズ・トラジディ

リベンジャーズ・トラジディ

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

大丈夫か!? Mrs.fictions!!
Mrs.fictions主宰の今村君が面白すぎ。につき必見!

ネタバレBOX

学芸会レーベルでのダニエル君を超える存在感に爆笑。

全体に初日の荒っぽさはあったけれども、
ナカゴーならではの破壊力満点の登場人物と、
物語の超展開に身がヨジレル。

当然もう一回観に行きます!
凡骨タウン

凡骨タウン

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

青

reset-N

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

作品No.7

作品No.7

OM-2

日暮里サニーホール(東京都)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/13 (土)公演終了

青春ガチャン #reverberation

青春ガチャン #reverberation

FLIPLIP

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

「中途半端感」は表現されているのですが・・・
凸バージュン。ちょっと浮遊するような軽さや、登場人物間の生きることへの温度差のようなものはそれなりに表現されているのですが、全体にもうすこし密度とバランスがあれば見えてくるであろうものが、今ひとつくっきりと抜けてこない感じもしました。

ネタバレBOX

心惹かれる場面もいくつかありました。

猫が体を貸してからの疾走感や切なさは
それなりに伝わってきたし、
個々のキャラクターが抱えるものの質感も、
そこはかとなく浮かんできたり・・・。

ただ、役者の演技のくっきり感と裏腹に
彼らがかかえる日々についての
イメージのふくらみがひどく薄く感じられて。

多分、一番大きな要因は
会話の中でのお互いの気持ちの絡み方だとおもうのです。
会話から舞台の上に空気が生まれて、
それがく伝わってくるのではなく、
観る側が空気を求めて一生懸命物語を追いかける部分が多々あって。
いろんな気持ちが書き綴られているはずなのに
それが舞台上の雰囲気にしっかりと交じり合っていかない
気がするのです。

物語の枠組みにはいくつかの工夫もあるし
伏線がかっちり効いている部分もあるのですが
役者の会話が観客を向かって発せられているような部分があって
舞台上にふくらみが感じられない。
惹かれるにしても、距離をとるにしても
舞台から生まれるものが舞台にしっかりと留まらないのです。

結果として猫が絡んだ部分などは
相応に空気が伝わってくるのですが、
観る側が台詞を追って思いを馳せないと
浮かんでこない空気もあちこちにあって・・・・。

また、ラストの部分もやや饒舌に過ぎたように感じました。
もう少ししゃきっと切ったほうが、
断ち切るべき思いや喪失感が
しっかりと出るように思いました。

まあ、初日でしたし、
枠組みはしっかりとあるので
今後詰まっていくのかもしれませんけれど、
この物語が力を発揮するには
舞台空間のさらなる豊かさが必要ではないかと
感じたことでした。

PS:多分作り手にはそういう狙いはなかったと思うのですが、
観た翌日に藤田まことさんが亡くなられた事を知って。
劇中での何度かの「あたりまえだのクラッカー」という台詞が、
なにか彼への追悼のようにも感じられたことでした。

かげぜん

かげぜん

dash

あうるすぽっと(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/25 (木)公演終了

満足度★★★★

タイトル誤り
タイトルが「かせげん」となってるが、「かげぜん」の誤りです。
後日、管理人が訂正するだろうけれど・・。

人が温かな心に触れて本来の精神を取り戻していく物語。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

口減らしの為に他家へ養子に出された神代大吾は貰われた家からも捨てられ天涯孤独となる。そんな環境から生きていく為には人殺し以外は何でもやって命を繋いできた。結果、大吾は詐欺師となる。

今度のやまは大金を持参しているという老婦人の孫・ショウジのふりをして老婦人の自宅に潜り込み、大金を奪うことだった。しかし、彼女の家で暮らすうちに、彼自身が持っている本来の優しさが見え隠れするようになる。孤独感やこれまでの境遇からすさんでいた大吾の心が氷解していくかのように改心していくのだった。これに加味して、ひょんなことから見合い相手となった河野たえの太陽のような存在も大吾の心を潤す。

一方で大吾がしてきた罪を天から罰せられるようにショウジ宛てに召集令状が届く。これを蹴って逃げる事も出来たが、大吾はあえてショウジとなって令状を受けて戦地に行く。残された老婦人・みつは彼の為に「かげぜん」を備える。

時は流れて3年後、大吾は戦地から無事帰還していたが、今までの罪滅ぼしの為に、騙し取った金を被害者に返し、そして晴れて老婦人のもとに帰ってくる。帰る家があるという癒しは大吾がショウジではないと知った老婦人とたえが待つ家だ。守るものがあるのは素晴らしいのだ。

妹を騙した大吾を屈服させ暴力で支配しようと、とことん追い詰める刑事も詐欺師らも、そうしなければ生きられなかった境遇を思うと哀れで物悲しいが、終戦間際の混乱期では珍しくなかったのだとも思う。キャストの演技力も演出も秀逸でした。初日だった為か、老婦人がセリフをカム場面が多かったが、それでも素晴らしい舞台だった。。

二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2010/02/01 (月) ~ 2010/02/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

勘三郎・玉三郎・仁左衛門
夜の部を観劇。 『高坏』=勘三郎の愛嬌ある踊りと阿呆芝居はいい。観ているうちに大学1年の時、勘九郎君(当時、当代勘三郎)が同期だったことを思い出した。もっとも彼はそのうちやめてしまったのだけど…。 一転『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ) 』では次郎左右衛門を迫真に演じ、観ていて目が離せなかった。勘三郎の芝居を観られるのは幸せである。玉三郎の際立つ美しさ、仁左衛門の凛々しさ。  勘太郎が中々味のある芝居で好演。

凡骨タウン

凡骨タウン

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

救いようのない運命
重い芝居でした。

リベンジャーズ・トラジディ

リベンジャーズ・トラジディ

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ウホッ
おもろい。

残念なお知らせ

残念なお知らせ

G2プロデュース

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

テンポよく展開
テンポよく話しが進行。松尾貴史さんは多能ですね(落語もやられるようで、それもプロ級)ほかの役者さんもそれぞれも持ち味を出していました。女性のお客さんが多いようで、随所で笑い声が響いていました。今回の公演で終わりとは残念。再び、公演されることを願っています。

アーリークロス

アーリークロス

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった~。
個性的な役者の方々が多く出ていて楽しめました。

話がまったく進まない話なのですが、あそこまでやられると、笑うしかないですね。

舞台のセットも素敵でママの演技と合わせて◎

このページのQRコードです。

拡大