最新の観てきた!クチコミ一覧

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お岩幽霊

お岩幽霊

流山児★事務所

西鉄ホール(福岡県)

2010/07/11 (日) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★

プラスマイナス・ゼロ?
事前情報はなにもいれず観に行った。

朝鮮戦争とお岩をどう絡ませるのかと興味を持ちながら観ていたが、「面白い」と思うところはいくつかあったものの、その必要があったとは思えなかった。

郡唱は楽しめたが、セリフで歌っていた部分は聞きとりづらいものが多かった。

絵の具を使った死の表し方、この世に定着していないような喋りなど良い演出もたくさんあったが、役者のトチリが多かったこと、殺陣がいまひとつだったことなど、まさに一長一短というしかないような舞台だった。

じゃじゃ馬ならし

じゃじゃ馬ならし

Studio Life(劇団スタジオライフ)

博品館劇場(東京都)

2010/07/08 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめます!
原作を読まず、あらすじだけをみて観に行きましたが、かなり楽しめました!
前半はベテランの方の締まったお芝居、後半になるにつれ徐々にスタジオライフ版シェイクスピアの真骨頂、身体を張ったドタバタ。
オリジナルの音楽も楽しいです。

ネタバレBOX

でもよーく冷静になって観てしまうと、女性なら複雑な気持ちにさせられるのではないでしょうか。
救いは女性演出家の作品である、ということかもしれません。
確認する意味でも、もう一度観てみたいお芝居です。
セレぶり3ラストステージ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~

セレぶり3ラストステージ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~

全労済ホール/スペース・ゼロ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/07/10 (土) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度

浅見れいなちゃん、オモシロ
ご招待していただき「セレぶり3ラストステージ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~」初日1回目観させていただきました。浅見れいなちゃん、オモシロ。かなりオモシロ。いろいろ突っ込みどころ満載だけど、かわいいからゆるす。

流される

流される

オイスターズ

千種文化小劇場(愛知県)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/26 (土)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
いやぁ
完成度高かったですよ

ちょっぴり“あおきり”っぽい(?)演出もあった気もしましたが
平塚さんならではの台詞・間はさすがとしか言いようがない

これまでも面白かったオイスターズですが
今回のが一番かも…

真夏の迷光とサイコ

真夏の迷光とサイコ

モダンスイマーズ

青山円形劇場(東京都)

2010/07/08 (木) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

初モダンスイマーズ、初 蓬莱竜太作品
初モダンスイマーズ、初 蓬莱竜太作品、観ました。

評価辛口が多いけれど、
個人的には、すごくいろんな意味で緻密でおもしろかった。

蓬莱竜太さんの翻訳劇を意識した書き下ろしだそうで、
すごく私ははまった。引き込まれた。
話が交差、転換、逆行する凝ったつくりだった。
そして彼の凝りに凝った演出もすばらしい。
円形劇場でこの作品をやる意味みたいなものが感じられた。
円形劇場で5回ほど他作品を見ているが一番おもしろかった。

1点ラストがすこし曖昧にかんじていたこともあり、
お気に入りの俳優もできたので、
もう一度、もう一度とこの後にも見に行った。

円形劇場は席によってまったく見え方が違う楽しみも堪能。
下手より、センター、上手よりの順で観た。
上手よりが良かった。

客演主演のYOUさん、、悪くない。いい。
あのしゃがれた声が円形劇場で生きている。
彼女にしか出せない独特の空気が不思議さを増幅させていた。

セットと生ドラムも効果的。

そろそろ千秋楽が近いですが、見てない人にはおすすめ。
チケットも高くないし。観ていただきたい。

唯一、希望としてはB5サイズくらいの小さいもので良いので
パンフレット作っていただきたかった。

ネタバレBOX

客演主演の
YOUさん、、車いすの大富豪女主人キク子役。悪くない。いい。
彼氏、使用人に本名とは違う名前をつけて雇っている変わった女主人。
ピッタリ。どんどん表情も命令口調もしっくり。初日は笑いが出てたけれど。
あのしゃがれた声が円形劇場で生きている。
彼女にしか出せない独特の空気があるし、
ちょっと棒読みチックな彼女の台詞まわしの特徴もおもしろいかも。
もともとYOUさんは好きなのでひいきめかもしれないが。
衣装がすごくオシャレ。さすがYOU。
一つだけ、YOUさん、10日の「ドラミ」、、アドリブですか?
おもしろすぎ。なぜかダウンタウンの二人の顔が浮かぶ。

他のみなさんは、衣装を変えずに2役の全く違った役を演じている。
衣装を変えず、空間も変わらないので演技力が問われる。

モダンスイマーズの3人は、
うわさには聞いていたが、個性的でかっこ良くてうまい。
もっと早くから見に行っていれば良かったなと後悔。
よくチラシを見て悩んだり、スケジュールNGだったり、
一緒に出ている女優さんが苦手でパスしたり、
古山さんのブログはおもしろいのでよくのぞいていたが、
いままでなぜだか観る機会がまったくなかった。
他の作品を過去に遡ってみる方法はないだろうか?

モダンスイマーズ主宰
西條義将さんの方言の直らない料理人ピエール(笑)おもしろかった。
設定が本当に個性的でおもしろい。
途中で方言長ゼリフあり。何言ってるの??知りたい。
まったくわからない(爆)朴訥としたかんじがいい。
2役目の出版社の男もよかった。もっと差がついていたらより良かったと思う。

モダンスイマーズ
かなり個性的なAB型の古山憲太郎さん。彼氏役コウジロウ。
あのブログを書いている方とは思えない。。だまっているとかなりカッコいい役。
車いすで無礼講のシーンでは小学生みたいに無邪気な表情。楽しそうに演じるなぁ。
ギャップが魅力的。友人と共に大ファンに!
三田グループの社長のときの「てんぷら」の言い方と表情が特におもしろい。

モダンスイマーズ
小椋毅さん。私には今回の戯曲の要だと思うキク子の弟役。
迫真の演技。彼の存在が今回の舞台を引っ張っているように見えた。
けだるくて、何かをあきらめているようであきらめられず。
ジレンマ。虚勢。胸が苦しくなった。
3回目に観た時は特に引き込まれて、感情がゆさぶられ涙がポロポロ勝手に出た。
小椋毅さんもいい俳優。ラストに近いシーン本物のコウジロウも演じていた?
少しだけわからず。勘違いかな。

客演の
古川悦史さんはいろいろなところでお見かけする。
執事のミクリヤにぴったりだった。すごくいい。安心して観ていられる。
まったく違ういやらしい作家先生の役うまかった。
衣装が同じでもまったく違和感かんじない。

客演の
岡野真那美さんの低音の落ち着いた声が魅力的。
まったく違う2役だが、ちょっと差があまり感じられず。
松山愛佳さんはウルサい使用人と、わりきった美人作家担当者。
まったく違う2役をうまく演じていた。
二人とも雨の傘をさしながらのシーンが印象的。

今回の演出ですごく気になるのが、ドラームこと
山田 貴之さんの生のドラムやパーカッション。効いている。
感情とのシンクロ、雨、緊張した空気、サイコ感が際立つ。

そして雨。悲しい雨。

最後にセット、すごく美しい。好み。
劇場に入ると上をボーッと見とれる。これはいろんな角度から見てほしい。
高台のガラス張りの豪邸を表現するのに、woodの窓枠をたくさんシンメトリーに
天から下げて表現。とても美しい。部屋のしきり、エレベーターなど枠と音と照明で表現。
これによって役者が話したり、止まったりすごくおもしろい。

モダンスイマーズに約1週間どっぷり浸かって堪能した。
もっといろいろ知りたい。
劇場で買った「まほろば」を読み出した。
蓬莱氏の「エネミイ」もまだ上演しているようなので見に行こうかと思う。
東仙台物語2010

東仙台物語2010

I.Q150

白鳥ホール(宮城県)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

おもろかった!
みんなで一つの世界を作ろうとして一丸となっている、本当にすばらしい演劇でした暑さも地震もみんな「生」で、舞台も観客も巻き込んで楽しい演劇をありがとうございます。
後半暑くて集中できなかったという意見もあるようですが、その程度でとぎれる集中力なら、涼しい映画館で爆発シーンばっかの米国映画でも観ていてください。くだらん劇評お疲れ様です。見苦しいのでもう二度とコメント書き込まないで下さい。

ノクターンだった猫

ノクターンだった猫

ニットキャップシアター

精華小劇場(大阪府)

2010/07/08 (木) ~ 2010/07/12 (月)公演終了

満足度★★★★

びっくらこいた!
これは凄い!!

覚悟して臨まないと訳わかんないまま終わっちゃうかもですが
とにかく生で観て感じるのが一番かと思います

また
この後、東京公演もあるので
あえてネタバレは書きません


個性的な劇団という認識を持っていたニットキャップだけど
その枠さえも飛び越えてしまった感がある舞台でした

これまでのニットキャップの延長だと思って観たら
きっとド肝抜かれますよ

一歩間違えたらバラッバラになってしまうであろう展開を
小ネタをはさみなが見事にまとめたその力量に感服

大阪まで遠征してまで観た甲斐がありました

ありがとう!ニットキャップ!!!

不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なしの脚本力
一年に一回あるかないかの久しぶりの感動を味わった。鬱が増長した背面する世界観の描き方があまりにも素晴らしい。静かなる破壊力を満喫。

アット・ホーム・アット・ザ・ズー

アット・ホーム・アット・ザ・ズー

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

KYON2×大森南朋も
KYON2×大森南朋バージョンもあったらもっといいのに。
見てみたかった。

とにかく豪華な顔ぶれで小さな箱で、
まじかで観れてミーハーだけれど感激!!
当日券の列がすごい人でした。

エドワード・オルビーの戯曲がすばらしいのだろうけれど、
なんでもないような言葉や動きも
この三人が演じると見入ってしまう。
言葉も深く重い。

第一幕 ホームライフから第二幕 動物園物語への部分が
一番印象に残った舞台でした。

ネタバレBOX

マンホールから第二幕 動物園物語へ行くとは思わなかった。
8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度

それほどの出来とは思えない
ここのサイトでは評価の高い書き込みが多くて驚いてます。それにしても出演者の家族が高評価を付けるのはどうかと思う。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

衝撃的
見終わった後しばらく立てなかった。そのくらいの衝撃を受けました。芝居からのメッセージがあまりにも強すぎて、頭を鈍器でぶん殴られたような衝撃でした。面白いか面白くないかと言う議論は少し難しいかと思いますが、すごいかすごくないかと聞かれたら間違いなくすごいです。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

「ザ・キャラクター」
待ちに待った「ザ・キャラクター」。
チケット買ってからどのくらいかな??

書道教室で、、、ギリシャ神話の世界で、
あの誰もが忘れてはいけないあの事件がつながるなんて、、
野田秀樹脚本って本当におどろかされる。すごい。
どうすると、ああなるのかしら??
しかも、その事件すっかり忘れていた。。はっきり思い出した。

B列だったので、細部まで今回は見えた、いえ見えちゃった。
離れて見たらまたなんか違うのかもしれない。

りえちゃんはパイパー以来、力強い演技、目がはなせない。
橋爪さん、うまいなぁ。野田秀樹さん、おもしろい、いつも。

銀粉蝶さんが復活したバージョンが観れてよかった。

NOW LOADING

NOW LOADING

ワタナベエンターテインメント

シアターサンモール(東京都)

2010/04/28 (水) ~ 2010/05/06 (木)公演終了

満足度★★★

おもしろかったですが
ゲーム業界のお話でしたが、
個人的に業界を知っているだけに、
ちょっと無理がありすぎる設定で
いまいち内容にのめりこめない部分がありました。

全体的には笑いが沢山の面白い作品ですが
ちょっと笑いに走り過ぎているなぁと感じました。
役者さんたちも笑いの勢いで、
足りない部分をカバーしているカンジがしました。

青い鳥の群れ/靴

青い鳥の群れ/靴

劇団820製作所

pit北/区域(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

心の旅の果てに出会うもの
全編に流れる、美しい詩歌。

役者の方々の魂を込めて歌い上げる、詩の言葉たちが、
まるで、満々と水を湛えた川のように力強く、流れて行きました。

その滔々とした流れの中に、心をからっぽにして、
ただ、ただ、身をゆだねているうちに、

今、聞こえている言葉ではない、「何か」、
今、見えているものではない、「何か」。
心象の川底に潜み、こちらをじっと見つめている「何か」。
その存在に、気づきました。

それは、
幼い頃抱かれた、母の両腕のようであり、
同時に、
どこまでも追ってくる、死に神の剣のようでもあり。

この舞台はまるで、役者と観客との、心の旅。
息苦しいまでの、厳しい旅路。

今まで、直視することを避けてきた、
この世に実在する、地獄との対面。

主を亡くした靴たちの行進。

自らの生も死も、見失ってしまった、彷徨う魂たち。

「愛してる」・・・想いの限り伝えても、決して返っては来ない、
「愛しているよ」。

そんな、永い永い、哀しみの旅の果てに出会うもの。

澄んだ瞳で空を見上げる、少年と少女。
その視線の先に舞い上がる、青い鳥たちの群れ。

そういえば、君たちは、この旅の始めから、
わたしたちのそばに、いてくれたよね。
なぜ、今まで気づけなかったんだろう・・・


この舞台を描いてくださった皆様の想いを
まだまだ、充分に受け取れていない自分が
とても、申し訳なく感じています。

けれども、言葉や、視覚を越えた、
きっと、心でないと観ることのできない世界の存在に
気づかせてくれた、意義深い作品でした。

演じられた皆様の表現力の深さ。
この作品に向けた情熱。

皆様が観客の心に残した、
まるで、飛翔する鳥たちの影のような軌跡は、
きっといつか、光の先へと、導いてくれることと思います。

1968・12・10雨『無血』全公演終了いたしました。ご来場の皆様に感謝いたします。

1968・12・10雨『無血』全公演終了いたしました。ご来場の皆様に感謝いたします。

獏天

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/07/10 (土) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

Aバージョンを観た
当日配られるパンフレットは見逃さず読んだ方が良い。「3億円事件」の容疑者を追いながら、剃神というデカの人生を描写した作品だった。とにかく丹念に練り込まれた本が素晴らしい。これに加味して個々のキャスト陣のキャラクターの立ち上がりや演技力、アクションは見事だった。

オープニングからの勢いは留まる事を知らず、舞台セット、音楽、照明、伏線の回収などプロとしての職人技に圧巻された。しかしだ・・、惜しむらくは、これだけの事件性と演技力があったなら何もおちゃらけたコメディな部分は必要なかったような気がする。あくまでもストレートプレイに徹して、その実力を誇張してほしかったのだ。むしろストレートプレイのほうがこの場合、馴染む。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

東芝府中工場のボーナス約3億円を積んだ現金輸送車が、偽白バイ隊員によって強奪された事件。しかし犯人の逮捕には至らなかったものの、名刑事・平岡八兵衛は捜査の指揮をとりながら犯人に目星をつけていた。「あいつが犯人だ。必ずボロを出す。とことんまで食らいつけ!」と剃神に指示を出す。

結果、剃神は四六時中、タクシー運転手の草野に貼りつき監視し張り込む。云わば草野のストーカーと化した剃神の視線に怯え、また多数の人々から嫌がらせを受け精神的に追い詰められた草野は自宅から一歩も出られなくなってしまい鬱となる。

そんな中、いつも視線の先にあった草野の娘と剃神は自然な形で恋愛感情が芽生えてくるのだった。しかし二人の感情にはいつも不安が付きまとう。容疑者の娘・草野小夜と刑事。彼らの恋は不安定な心とお互いの環境が障害となって常にぶれていたのだった。

二人の恋に亀裂を入れるように草野の妻が他界してしまう。これを機に草野本人は剃神を呼び出して「ずっと見張ってても何も出てこないよ。俺は犯人じゃない。疲れた、何の為に生きて来たのか、人生の意味が解らない。君にプレゼントをあげるよ、時間という名のね。小夜は妻の連れ子だ。犯人は小夜の実父だよ。」と言ってその場で自害してしまう。

父が残した小夜宛ての遺書によって小夜と剃神の愛は完全に破壊され剃神は小夜によって民事裁判にかけられる。草野の自殺関与への容疑だ。この時に剃神の過去や剃神の行動も暴かれるのだった。

一方で剃神と城山は幼馴染だったが、革命家だった剃神の父は機動隊員だった城山の父に闘争の最中、殺されてしまう。働き手を失った剃神家は一気に貧しくなり、そして剃神は城山の父親に金の無心をするようになってしまう。これが起因となって城山の父は廃人同様となってしまう。

こうした因縁の中でも常に城山は剃神を慕い、剃神を目標として生きて来て、そして自らも刑事になる。終盤、因縁の二人が和解するシーンは序盤に撒かれた伏線を美しくも見事に回収し、その毅然とした情景は男同士の哲学を見せられたような気がした。更に剃神の裁判が無罪になると、小夜の剃神への押さえてた感情や蟠りも一気に氷解し水が溢れるように素直に愛を確信できるようになる。

草野を追ってた長年の空白を平岡が退職した今、剃神は自分の人生の空虚と捉えていたが、小夜との愛に置き換え小夜と共に生きる決意をする。


あまりにも本が素敵だったので作家に会ってきたが、「君が暴力団として出演されたほうが迫力あるんじゃないの?」と告白しそうになった面構えでびびった!笑
「天は二物を与えず。」
納得した瞬間だった。あまりにも神の言葉が的を得ていた。素敵すぎる!笑

草野を演じた五十嵐康陽の演技力は見もの。
神月

神月

projectMISSLING

シアター風姿花伝(東京都)

2010/07/09 (金) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

解散が惜しまれる
比類なき異種信仰相乗りアクションエンタテインメント、娯楽性たっぷりな中に仏教信仰の真髄や日本における信教の自由の起源もサラリと(あくまでさりげなく)織り込み、過去作品とのかすかなリンクまであって見事。
また、衣装・メイクや武具のデザインも◎。
これが解散公演とは本当に残念。関係各位のそれぞれの分野での今後の活躍を祈る。

流される

流される

オイスターズ

千種文化小劇場(愛知県)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

空気がきれいで静かな
長いセリフも皆さんしっかり話されていてすごいです。どれぐらい練習されているんだろう。

ネタバレBOX

ほのぼのメルヘンかと思いきや、どこからか『モダン・タイムス』のような世界へ連れて行かれる不気味さを堪能しました。

期待される役割からはみ出した時、規格外として廃棄を選択する人間の怖さ。
最後のねじの演出がよかったです。

「最初はあんなに楽しかったのに、なんでこうなっちゃったんだろう」という気持ちが澱のように残っています。オイスターズマジックにしてやられました。

最初の楽しいやりとりも大好きです。
ちなみに一番好きなセリフは
「木の音だよ!」です。
ルーティーン247パラノイア

ルーティーン247パラノイア

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

新宿シアターモリエール(東京都)

2010/07/09 (金) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★

妄想を経て辿り着く真相
某推理小説の「こういう推理も成り立つ」的な主人公の妄想を示した後でそれまでの伏線を回収しながら謎を解き、しかし土壇場でどんどん返しがあり「本当の真実」に導いて終わる構造が巧み。
また、OPクレジットのセンスが良く、「そっちかい!」な笑いも満載で125分の上演時間も体感的には100分程度。

吸血鬼

吸血鬼

ネルケプランニング

PARCO劇場(東京都)

2010/06/04 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

繊細な演出
去年グリングで上演された作品の再演でしたが
青木豪氏の戯曲、茅野氏の演出、とても良い作品でした。

身につまされる話で色々と考えさせられるシリアスな内容ですが、
役者さん達のテンポも雰囲気もとても面白くて
そして切なくて…良い意味で裏切られる舞台に出会えました。

出演者の1人である若手の牧田くんの
未熟ながらも真っ直ぐな演技に心地良さを感じました。

天聖八剣伝

天聖八剣伝

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ネルケプランニング

天王洲 銀河劇場(東京都)

2010/06/19 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ワクワク感満載
きださんの作品が好きなので期待して見に行きました。

とてもテンポが良く、面白かったです。
布を使った演出が、舞台をぐっと盛り上げた感が
あったような気がしました。

最前列のセンターで見てしまったので、
きちんと全体を見たという感想ではないのですが
往年のヒーロー物な雰囲気がって
話自体は簡単な物でしたが、ワクワクする要素満載の
若手ならではのエネルギー溢れる舞台で、見て良かったです。

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