
ぼくの好きな先生
enji
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
やられた!
幕が開き、中盤までは宮崎駿の世界?みたいだなぁと思って観ていた。単なるコメディでもなさそうだし、不条理劇でも始まるの? いったい何がいいたいの? ところが途中から一転して、なるほど、そうだったのか。これは、うまいホンだ。初めての人にも演劇の楽しさを伝えることが出来る内容で、よかった。となると、チラシのデザインはちょっと損をしているかも、ですね。教育の現場(中学校の体育館とか)でも公演して欲しい気がする。坊ちゃんのセリフのトチリは逆にリアリティがあって悪くはなかった。最後の暗転でグラスをひっくり返したのは、惜しかった(笑)。

キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
エンターテインメント!!
このホールで観るのは初めて。いわゆる小劇場とは違い、ゆったりした空間と間隔の広いシート。なにより新しい施設なので気持ちがいい。で、幕が開くと、パフォーマンスをしながら登場する出演者に合わせて、名前と顔のアップを映像でも紹介する。初めて見る人にもわかりやすく、これはいいアイデア。ちょっと残念だったのが、役者によってセリフが聞き取りにくいこと。多目的ホールの弱点なのか?でも役名=茨木(この方、結構美形)のように聞き取りやすい役者もいたから、単に発声の問題だろう。舞台の左右に置かれたスピーカーからは、地鳴りがするほど迫力満点の効果音が体の中まで響き渡る。こんな大きくて高そうなスピーカーをセットする舞台は、他では見たことがない。ダンスも練習の成果がでているようできれいに揃っている。ドリフの「8時だよ、全員集合!」的な細かい笑いのテイストがアチコチに盛り込まれており、「悪」をテーマにしているのに重くなく、時間を気にすることなく1時間50分を楽しめた。清潔できれいなハコに似合った上質な舞台。惜しいのが、セリフを噛むケースが多々見られたこと。まだ初日は出ていない!!きっと楽日には完璧な舞台になる、筈だ。

十六夜-いざよい-【全日程終了!ご来場ありがとうございました】
劇団5本指ソックス
ART THEATER かもめ座(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
好感が持てました
整然としたセットと適切な照明。淡々として、ちょっとコミカルで、葛藤もある、不思議なお月見の夜のお話。丁寧に作られていて、好感が持てました。一服の清涼剤のような芝居なのに、さすが鬼門かもめ座だけあって、会場が蒸し暑かったのが残念。

GOD CHILD~思い出の使い方~
劇団 M'sカンパニー
六行会ホール(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
えかった~
3回目でーす。また泣いてしまいました。戦争は絶対だめ!の思いを新たにするためにも毎年見たいです。小学生以上の子どもにもぜひ見てほしい舞台です。
今年出演する子どもたちもけなげ可愛くって一言セリフを聞くたびに涙してます。出演者が変わるBチームも見たくなりました。演出とかびみょーにちがうはず。
大塚明夫さんにパンフにサインをしてもらって握手もお話もしてきました。背が高くてかっこいい!やさしい!キュート!
とにかく一度見てください(ハンカチ持って)。私のようにはまります。

ガラパゴス
少年王者舘
ザ・スズナリ(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
ウギャー! なんだコレ! 面白いぞ!
フライヤーの雰囲気からアングラ&アングラしている舞台を想像していたが、どうやらそうでもなかった。
じゃ何だったのか? と問われれば、「ウギャー! 少年王者舘だ!」とだけ答えておこう。
「ウギャー!」と思わず叫ぶほどの、激しい驚きがそこにあるわけではないのだが、ニヤつきながらの、心の中での喝采と思ってほしい。
この楽しい舞台は、わずか90分!

音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/27 (金)公演終了
満足度★★★★
劇中劇「奇跡の人」はまさに演劇賞もの
たまたま、大和田美帆さんの、まだ素人じみた初舞台を一緒に観た友人との観劇だったので、二人で、大和田さんの女優としての進化に度肝を抜かれ、お世辞ではなく、マヤと、大和田さんが、私達の中で、一体化する舞台でした。
新納さんもまたこの友人と、初舞台から観ているので、何だか、このストーリーの中の役者達と、それを演じる俳優さんと、それに、自分の周囲の若き演劇人達と…、様々な視点で、心が右往左往して、たぶん、この芝居への評価は甘くなってしまう気がしました。
何しろ、フライヤーの言葉が「演劇を愛するすべての人へー」だもの。
演劇そのものが、テーマになっている以上、演劇が三度の飯より好物の私には、心の琴線に触れる部分が多すぎました。
でも、それでも、1幕はやや退屈でした。「どうして、この人にこんな役を与えてしまうの?蜷川さん」と質問したくなる、若い俳優さんの、学芸会以下の演技が、主に、客席で繰り広げられるので、観ている方が、気恥ずかしくてならないし…。
ところが、2幕は、本当に、目の覚める素晴らしさでした。
劇中劇「奇跡の人」は、まさに好配役で、このまま、ホリプロさんに上演願いたいくらい。最後の場面は、感動で、涙しました。
前回より、全体的には散漫な舞台でしたが、今回、香寿さんが加わったことで、この劇中劇が、どこやらの芝居の陳腐な茶番劇とは違い、本物の演劇のエキスを伝える、素晴らしい独立場面になり得ていました。
香寿さんは、本当に、元宝ジェンヌ中、最高の名女優であると、今回もまた感嘆しました。

キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
スベリギャグは控えめかな
いつものスベリギャグ満載感的な感じは少し控えめでしたが、それでも随所にらしさは感じられ、また、楽しませようとの意気込みを意識せずに見れる仕上がりになってと感じました。衣装もなかなか綺麗でした。
約2時間の上演時間でしたが、時間があっという間でした。面白かったです。

『CHORIKO』 チョリ子
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
正直好みは分かれますが
本日の公演が2回目です
やはり前作ミミクリもそうでしたが、複数回観てようやく細部まで分かる作風なんですね
2回とも☆キャスト(目当ては名雪佳代さん)を観ました。伏線多い中、あれだけのメッセージを伝えられるのは凄いです
正直、自分好みの作品ではありませんでした。好きなキャストが好演していたのが救いでしたね
理解は出来たけど、共感するには今一つ押しが足らない気がしました
かといって、何が不足してるのかは分かりかねます。おそらくテーマが重すぎて、2時間強という長い公演で、内容がパンパンなんだけど物足らないだけなんだと思います
映像だったら分かりやすいのかもしれない。舞台ならではの演出だと、あれが限界なのかも?迫力を考えると十分楽しめましたけどね

絢爛とか爛漫とか
傑作を遊ぼう。rorian55?
テアトルBONBON(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵な空間…
ジテキンは未見でしたが、面白かったです。
内容も面白かったけれど、
空間がとってもステキでした。
セットから照明から映像、小道具、衣装に至るまで
演出のイメージが統一されていて、
それでいて個々に見応えがあるのがスゴイ。
音楽もすべてオリジナルだそうだけど、
空間にはまってて、とってもよかったです。
特にオープニングのヴォーカルの男の人がよかった。
サントラがなんと500円!で販売していたので、
ついつい買ってしまいました。

ロロ vol.4 ボーイ・ミーツ・ガール
ロロ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
タイトルそのまま
前作がとても良かったので、期待して観に行きました。前作の方が好みですが、今回もとても良かったです。
物語としてはタイトル通りで、男が女に会って恋に落ちるというだけで、各キャラクターのバックグラウンドなども全然説明されません。しかしそれでもテーマは十分に表現されていたと思います。
演出の一つ一つの要素は結構ベタなものも多いのですが、トータルで見たときに今までになかった様な新鮮な雰囲気を感じました。相変わらず小道具の使い方(見立て)や言葉の繋げ方のセンスが素晴らしかったです。
俳優陣は正直それほど演技が上手いとは思えませんでしたが(そもそも、そういう上手さを狙ってないとは思いますが)、とても魅力的でした。
今後の公演も色々決まっているそうで、楽しみです。

流れ姉妹〜たつことかつこ〜 第一章
真心一座 身も心も
TOKYO FM HALL(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/28 (土)公演終了
満足度★★★★
人気シリーズの第一話を再演!
芝居で公演がシリーズになるということは珍しい。しかも本当に連続ドラマのようなのだ。今日の公演など最後に「続く」という文字が出てもなんの違和感もないような作品だった。
その人気シリーズの第一話を今回再演してくれた。シリーズの原点が見られるということで興味が付きない。ともかく主役ふたりたつことかつこを演じる千葉雅子と村岡希美がすごくいい。
このシリーズいよいよ来年シリーズ第四話を上演して終わってしまうようだ。ここで第一話を見とかないと来年の第四話が楽しめないぞ。

絢爛とか爛漫とか
傑作を遊ぼう。rorian55?
テアトルBONBON(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★
青い春が終わるまで。
私的な悩み事から文学論に至るまで本音を言い合える仲間と過ごしたかけがえのない一時を色彩豊かにのびやかに、カジュアルに描いていく舞台。
昭和初期を意識したハイカラな衣装に同じような趣向でセレクトされたとおもわしきアンティーク調の家具、舞台の壁面を囲うプロジェクターに投射される幾何学的な映像、四季折々の情景をノスタルジックにうつし出す幻想的な照明、そして遊び心のある影絵が行間を紡ぐように視覚化された舞台空間は、抒情的な味わい深さと一遍の詩のような美しさをあわせ持ち、非常に魅惑的で隅々まで徹底的に拘りが伺える濃密で重厚な空間が構築されていた。
反面、劇中で交される会話は、センテンスの奥行きを想像させるような密着性を持った類のものであったとは言い難く、慄然とした舞台空間に言葉が対峙するパワーが不足しているようにおもわれた。故に、共感とまでは至らなかったのが正直なところ。
この戯曲を今回の公演ではじめて知ったので、原作にどの程度忠実であるのかはわからないのだが・・・。
みじめで情けないダーティーな青春モノを想像していくと肩透かしを喰らう恐れがあるかもしれないが、ハマるひとはハマるだろうし、誰かを誘ってサクッと観にいくには丁度いい舞台なのではないかな、とおもう。

ぼくの好きな先生
enji
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★
好きは好きでもフライヤーに出てるような先生ではない。笑
主人公・河合の中学時代の回想と妄想を具現化し現在の状況と交差さながらの悔悛物語。
ここで登場する河合の好きな先生は、尊敬する先生らでこれらの登場人物たちが実に面白い。今回のenjiはコメディ公演かと勘違いしたほど。だけれど後半はがらりと模様をかえてジーンとして泣ける。
以下はネタばれBOXにて。。

結婚と共に去りぬ
東京ポトラッチダンディーズ
タイニイアリス(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
結婚(補助)ビジネス
ああいうバイトがあるなら私もやりたいと思いました。この作品のようなゴタゴタには巻き込まれたくはないですが。
ストーリー的に腹七分目くらいで終わっちゃった感じで、もうあと10分くらい長く話が展開して欲しかった。

ぼくの好きな先生
enji
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
普遍的テーマ
学校を通過した人なら誰もが多かれ少なかれ心に傷を抱えているイジメというテーマを、程よくユーモアを交えながら扱っており、学校から遠ざかって久しい私もあれこれ考えさせられました。自分の心の中の嫌な面を映す鏡のような作品でした。

八月花形歌舞伎
松竹
新橋演舞場(東京都)
2010/08/07 (土) ~ 2010/08/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
勘太郎さんのお岩
「四谷怪談」、勘太郎さんのお岩が圧巻です。
「無念」が人間の姿をしてそこにいる居るよう。型を超えて伝わってくるリアルな情感に、何度も目頭が熱くなりました。そしてお岩の見せ場のひとつひとつが繊細に、丁寧に演じ進められる様子には、芸の継承にかけるお家の気迫までが感じられ、それもまた感動的でした。
おせっかいながら一等席のチケットがまだ連日残っていることに驚き。見逃すには惜しい名演技です。今からでもぜひ!

相対性:The Turn
劇団総合藝術会議
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
いつもと違う事をやったらしい。
はっきり言って、それはプロデュース能力が低いと思う。なんで外の小屋で身内以外にも観てもらえる可能性があるのに得意の一手で勝負をしなかったのか。やりたい手法を色々と詰め込んでいて、それが全て「やりたい」より先には届いていなかった印象。
あんまり気持ちの良い事を言えてないので、以降はネタバレBOXへ。まぁ、面白くは無かったって事です。

『Re:FT-リフト-』
プロデュースユニット四方八方
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
若い。
話は3演目の中で一番分かりやすかった。とはいえ、がっつり物語で勝負できるだけ脚本が強固って事でもなく。登場人物の横の繋がりがほとんどないし、ファンタジーといえど説得力に欠ける部分が多かった。
同じ内容の芝居を同じレベルで30代の人がやってるのを観たら多分オレ怒ります。勝手ながら高校演劇の延長線上だなという印象。貶してはいないので誤解なき様。順当な道でここまできたのだなという感じです。ここからどう変わっていくのかが楽しみなのです。

自己再生のテーマ
激情コミュニティ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
ようやく。
旗揚げから気にしていた激情コミュニティが観られたのが今回のポイント。本公演では内面的な暗さがもっと出る作風なのかなとか勝手に想像してるのですが、どうなんでしょうか。
ひとまず今回は距離の話。実際的な距離、人と人の繋がりとしての距離。話というよりは表現。身体を使って内面を見せるという、ある意味で矛盾していて全部揃っている見せ方。個人的には30分でちょうど良かった。これが90分とかになったら他の要素も入れてくるとは思うけど。

TangPeng30 Bグループ公演
TangPeng30 Bグループ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
学生演劇。
「学生演劇」というとどうも聞こえが悪い。サークル活動の延長に思えるからだろうか。しかし、学生って事は正に学んでる最中の彼らな訳で。自分でやってみたくもなるだろうし、これからどう育っていくのかの注目株。
各団体のページが出来ていたので各々についてはそちらでコメントします。