最新の観てきた!クチコミ一覧

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あかつき

あかつき

LiveUpCapsules

pit北/区域(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

夢二というと
名前の醸し出す雰囲気と画風から古き良き日本の代表だと思っていましたが、あの頃の日本は決して古き良きとは言えませんね。私の勝手な先入観や歴史観を正してくれる作品でした。夢二の生きた時代の歴史の流れ、政治運動、思想運動の流れがよく分かりました。

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】

水×ブリキの町で彼女は海を見つけられたか【ご来場ありがとうございました!!】

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻。
脚本が、言葉の選び方が秀逸すぎて慄いた。
日常のような台詞の掛け合いのなかに予想だにしない単語がでてくる。
それが実に意外なんだけど驚くほどその場にマッチした言葉で、
そんな爽快な裏切りがちりばめられた舞台。

未だ味わったことのない感覚。異国語の雰囲気が漂ってる。
うわーうわーこんな日本語聞いたことない!凄い!

出てくる職業とか、誕生日が来ないとか、
時々ファンタジー入ってるんだけど、人物の反応はリアルなんだよなぁ。

シトラの絶望なのか希望なのかわからない微笑が印象的。

かけ足で自分の持ち場につく、一見すると激しくも見える手法なんだけど印象はとても静か。
やっぱりイメージは水。
どろり濃厚なんだけどすっきり爽やかな風味の矛盾した水。

ラストへの向かい方がとってもよかった。
焦燥と高揚が群読によって煽られてて。
最初に提示しているから観客は準備ができるし。
死へとむかっているはずなのにとても綺麗な光景が浮かんだ。

すげぇなぁひょっとこ乱舞。

Seventies Boogie

Seventies Boogie

YANKEE STADIUM 20XX

シアターサンモール(東京都)

2010/06/26 (土) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

高齢者社会
ここのステージにはいつも元気をもらいます。今回は今の日本の高齢者社会を浮き彫りに…。生と死をヤンキースタジアム20XXなりに投げてくれました。観た後スカッとできますよね。まぁ、上演時間が長いのはいつものことなので。。。そこさへ納得していればとてもお得です☆

鏡花水月

鏡花水月

ハグハグ共和国

新宿シアターモリエール(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★

タイトルとチラシ画像から
タイトルとチラシの画像からふた昔くらい前の和風の雰囲気を想像していました(私の勝手な妄想)。RPGの世界に迷い込んだ女性の精神的成長の話だったが、女性本人がもっと厳しい危機や試練に立ち向かわずして成長はあるのかなあ?万華鏡よろしく、個性的なキャラが次々に登場してカラフルな世界が展開されていたのは、とても楽しかったんだけど...。

青ひげ公の城

青ひげ公の城

青蛾館

座・高円寺1(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★

25周年のお祝い公演
寺山修司というと「魑魅魍魎」という言葉を連想するけれど、文字通り異形の者がたくさん出てきて、何が現(うつつ)何が幻かわからない。
青蛾館25周年記念公演ということで、華やかに妖しく・・・というお芝居ですね。野口さんの迫力は相変わらず凄いです。アングラの好きな人には楽しめるのではないでしょうか。すべてが虚構のうえに成り立っているようなお芝居で、観ていてその混乱を楽しむという感じでしょうか。

ネタバレBOX

ヒロインの女優志望の少女を演じる若松絵里さんは文学座研究生出身で天井桟敷の草創期メンバーだった若松武史さんのお嬢さん。前日、インタビュー記事が「日刊ゲンダイ」に載っていて、そのネタも台詞に出てきた。絵里さんの兄の力さんも俳優だが、この少女の兄も俳優という設定。物語では、ずっと昔に少女の兄、若松ジョージという俳優がこの劇場にいて、照明係も兼ねていたが行方不明になっている。女優(野口和彦)に舞台上で殺されたという噂もあるが、「あくまでお芝居のうえでのこと」とはぐらかされてしまう。少女は「青ひげ公の城」という芝居の「7番目の妻」の役をもらって出番を待っている。芝居と同時進行で、青ひげ公の城の中にある「白縫劇場」でも劇中劇「悪徳の栄え」が演じられる。ユディット=ジュリエット=珠江(山田ひとみ)は犯(尾崎宇内)という青年と背徳の恋に落ちる。
青ひげ公の二番目の妻を演じる女優(野口)も、少女も「女優ユディット」なのだという位置づけ。
少女は最後に自分が暮らしている高田馬場周辺の人間模様と共に舞台への想いを語るが、このあたりは野口和彦のメッセージともなっているようだ。
ただ、若松絵里の独白の台詞があまり胸に響いてこなかったのが残念。若松武史は「この役は素で演じたほうがよい」とアドバイスしたそうだが、薄味すぎたように私には思えた(特に後半)。
劇中劇「悪徳の栄え」も長田育恵の脚色・構成ということで期待したのだが、特別感心するような出来でもなかった。
劇中劇は奥のほうの小舞台で演じるので、役者の動きがちまちましすぎて、観にくく印象に残らなかった。私の観た最前列でさえそうなのだから、もっと後方で観たら、よくわからなかったと思う。
思い切って、もっと役者の動きがよくわかるような演出にしてほしかった。

印象に残った俳優を挙げておく。コプラ(小林桂太)とにんじん(渡辺敬彦)は台詞の面白さが観客に届いていた。第一の妻(市川梢)と第五の妻(野水佐記子)の演技対決は見ごたえがあった。尾崎宇内は二枚目俳優として定着した感じだが、先に書いたように演出の関係で印象が薄かった。
八重柏泰士(ピーチャム・カンパニーからの客演)は短い出番ながら、湯神首男と「素」に戻った俳優をくっきり演じ分けて印象に残った。
劇中劇朗読者の千賀ゆう子、こもだまりの朗読は、さすがに聴かせ、それだけに役者の動きが際立たないのが惜しかった。
歌姫(越川典子、高橋祐子)の歌声は美しくて良かった。
狂言回しの舞台監督(石塚義高)はじめ、「俳優」を演じる人たちも動きがきびきびしていてよい。
アリスとテレスの舞台衣装や、青ひげ公の城のオブジェなど、宇野亜喜良の絵から抜け出してきたようで魅力的。
アフタートークで天井桟敷の森崎福陸氏が「寺山修司、岸田理生の作品世界を2つ合わせて綺麗にまとめた感じで、それなりにと言うか、従来のイメージの域を脱していないのが残念」と評されていたが、そのとおりの感想を私も持った。冒頭の映像のぬめぬめした官能的な雰囲気が芝居に入ると薄まっていた。
森崎さんがおっしゃりたかったのは、天井桟敷の芝居だともっと官能の毒のようなものがあって、度肝を抜かれるというか、強烈な印象があったという意味ではないでしょうか。
同じ綺麗にまとめたなら、先日観た万有引力の舞台のほうが天井桟敷の雰囲気に近く、しかも洗練されていて詩的で美しくて、私には好みでした。
お話によれば昔の野口さんは細身で中森明菜に似ていたとのこと。見てみたかったなー(笑)。
恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

せかえ~
初見。評判がよいので観てきました。
カラフルポップで楽しめました。衣装がとてもステキでした。
笑いをねらってない「でたらめ」を考えるのは難しいだろうなぁ。

ネタバレBOX

「…金返せ」の後の間がなんともいえませんでした。

別れさせ屋のマリエ?さん、あれだけ露出しているのにいやらしく見えないのは技ですね。アンジェラ似てました。

「こう見えて地理の先生」がウケました。
身体能力すごかった。ゴムのようです。

大人になってからの友達はなかなかないっていうの、なんかわかりますね。しかもそれがわざとってちょっとぞっとしました。

ヤールギレシュをググった人が急激に多くなっていそうです。
恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高です!
なんで!?って思うくらい、自分の感性にはぴったりな舞台でした。台本、演出、役者、舞台等、全部がすごく噛み合ってて
今のところ、今年見た芝居では断トツの1位です
ほんとにできるだけたくさんの人に見てもらいたい!

「Made IN Heven」

「Made IN Heven」

劇団SE・TSU・NA

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2010/06/29 (火) ~ 2010/06/29 (火)公演終了

満足度★★★★

安心して見れた
大橋タカシさん、やっぱりプロの歌手 魅せてくれました。
お芝居は初めてと思いますが、なかなかのもんでした。
照明は、背の高い大橋タカシさんを、低い天井で限られた条件ながら、
きれいに上手く映し出していました。
カウンセラリング、そこは何処だったんだろうか、
何処でもなく、その場所はない、自分の世界か?
親の手術“がんばれよ”
30分、安心して観れるお芝居でした。

『うずまいている。端的に言うと、沸騰しそうだ。ウソ、もう沸いている。』

『うずまいている。端的に言うと、沸騰しそうだ。ウソ、もう沸いている。』

空間 悠々劇的

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2010/06/29 (火) ~ 2010/06/29 (火)公演終了

次に期待
コンビニで二人の不仲なバイト店員、電話で痴話喧嘩をなだめる店長、
強盗をバイト応募の後藤さんと勘違い、
電話の相手がコンビニに来る 喧嘩中の彼氏が女性とコンビニに来る 女性の彼氏が来る、
「以下 ネタバレへ」

ネタバレBOX

4角関係と店員二人とがうるさくモモる
強盗が6人を殺す それは妄想 強盗がなだめる 店員が店長を殺してしまう強盗に拳銃を握らせて逃げる
 もめる会話、初めは、しっかりと描てたが、後はうるさいだけの背景にしてる、もめる会話をしっかりと描いてたら、ドタバタに悲しさなど加える事が出来たと思います、最後の“おち”も もっともっと、面白くできたと思います。
もったいない。
浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり好きだなっ
殿様ランチ舞台初日と今日観てきました。

初日の6/23観て今日7/2観てきましたがやっぱりクスクス笑いが満載で自分的には『プププゥ』って笑いが好きなんで一回観ているけど今回も『プププゥ』と知らず知らずわかっちゃいるけど笑っている自分がいました。

殿様ランチの独特のこの雰囲気好きです
まだ観てない人は一度お勧めです。

東仙台物語2010

東仙台物語2010

I.Q150

白鳥ホール(宮城県)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

万難を排してっ!
【観劇いぬ】にも色々な「事情」がある訳でして・・・
そんな中、万難を排してでも観に行って本当に良かった~♪
以前の「大安吉日」くらいの大人数が舞台狭しと登場するのですが、一人一人に愛着が沸いてきて、最後まで全く飽きさせないのは流石ですっ!

「ホームドラマ」。まさに、そんな感じ。
昔のTVドラマ、「時間ですよ~」みたいな。
中国の『満干全席』の様にお腹いっぱい!になるんですが・・・
どちらかと云えば、『幕の内弁当』に近いかな?(笑)

史生さん演じる【犬の役】も良かったワン☆▼⌒O⌒▼ノ

ネタバレBOX

ネタバレ・・・って程じゃないんですけれどネ。
(・∀・▼;アセ

あの井伏さんのシーン、アドリブかなぁ~?
もの凄い役者さんだから、毎回違う事をやっていそうな気がします♪▼^m^)ウフフ

ちなみに、私が観た回は「ナタリ~♪」を展開していくパターンでした。

ちょうど、この公演中に震度4の地震があったので心配していたのですが
どうやら・・・この井伏さんのシーンだったそうです。
きっと客席も「演出の一つ」と思ったんじゃないかな?(笑)
浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★

何も起こらない これはこれで良い
久しぶりに観劇。何が楽しかったというのも無く、しかしながら結構笑った気がします。 全然ありだと思います。あの淡々とした感じはこの劇団のカラーだと感じました。 皆さん空気読める役者さんな印象。

女ともだち

女ともだち

劇団競泳水着

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了

満足度★★★★

観ました
よかったです。特に大川翔子さんがいい。

あなたのひとみにうつらない

あなたのひとみにうつらない

たすいち

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★

観ました
途中から面白くなったけど、結末が少しありきたりかな。。。

音楽劇『巨人達の国々』 ご来場ありがとうございました☆小説化決定しました!!

音楽劇『巨人達の国々』 ご来場ありがとうございました☆小説化決定しました!!

舞台芸術集団 地下空港

ザ・ポケット(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

巨人が憂うもの
劇場に入るとそこは既にファンタジーの世界。「不思議の国のアリス」に登場するようなキャラクターが観客の座席まで誘導したり、キャラクター同士の会話でもって、既に観客を劇中に引きずり込む演出は流石。更に舞台は「巨人の国」のなんだかエロちっくなセット(ニョロニョロ)といい、舞台の手前に設置された生演奏スペースが目に飛び込んできた時にはワクワクしちゃった!
スペシャルライブはアコーディオンユニットの「momo椿*(ももつばき)」の会。
天使のような澄んだ声で歌う物語歌は叙情的であまりにも美しかった。

相変わらず、衣装がファッションショーのさま。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

フリーターのヤスシは、日々の生き方をいい加減に暮らし、ある時はネットで自らの歌を金の目的の為にサイトに登録していたり、詐欺まがいの行動をしたり、家賃を滞納したりしていたが、それらの事に対して、まったく罪の意識なんてなかった。

ある日チャイナガールのジョカと出会い、一目惚れするも、ジョカはかつて住んでいた街を巨人の涎で溶かされてしまった被害者だった。そんなことも知らずにヤスシは大家の外野が持参した肉じゃがを食べてしまう。この肉じゃがこそが、巨人族からの罠で、ヤスシはクロノの陰謀に加担する形になってしまう。人々をコントロールし溶かしてしまおうとするクロノらはヤスシの歌で巨人を復活させ、沢山の涎を採取し、人々を溶かそうと企む。

一方、大家の外野は、遥か昔に神に逆らい、地獄に幽閉されたはずの巨人族・クロトの母親だった。巨人族の因習をも含め「夢のヨダレ」を街に垂らし人々を溶かそうとしているという恐ろしい陰謀の為に外野が歌うシーンと、外野にコントロールされているヤスシが外野の模写をして歌う場面の情景は独特の臨場感があり、おとぎの世界さながら、魅せる。そして酔わせる。

しかし、なかば正気を失ってクルクルと彷徨い、狂いそうになった磁場をジョカの正義が軌道に戻すというお話し。終盤の大家のセリフ、「巨人が地上に出てきてくれればいい。人間は殺し合いをしながらこの世に害をもたらす。だから罪深い人間を溶かして殺してしまおうと思った。そして鏡で未来を覗いてみたかっただけ・・。」が心に沁みる。


人々が生きるということに対して、「もっと真摯に見つめ合うよ。」というような作品だったような気がする。伊藤の作品を観る醍醐味は、劇中使われるセリフの美しさにあると思う。今回は音楽劇ということだったが、その素晴らしい音楽に消されてセリフが聞こえなかった部分がひじょうに惜しい。更に架空の巨人像があまりにも幼稚だったのが、この芝居の妖しさを割り引いてしまったようにも思う。要するに影だけでも充分に想像できる範囲内だったように思うのだ。

優しい巨人たちのお話。

空いっぱい

空いっぱい

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了

満足度★★★

目の前の光景は夢か?現実か?
当劇団初見。
余命半年を宣告された20代後半の男性が遭遇する夢と現実のはざまを描く。

ネタバレBOX

主人公波男は頭部に腫瘍がみつかり、医師から余命半年を宣告される。
そんなある日、とある公園で、幼馴染みの凛子と再会する。

波男は自分の病気を凛子に告白するとともに、かつて実家があった場所に、一緒に行ってほしいと誘う。
波男の実家は、民宿を営んでいたが、女主の母親が死んだのをきっかけに、民宿をたたんでいたのだが、残された余命をその民宿再建にささげ、生きた証を残すのが波男の目的であった。

ところが、凛子とともに足を踏み入れた民宿跡地で、波男は数々の不可思議な経験をする。
死んだはずの母親が生きていたり、いないはずの妹弟が存在したり、幼馴染の凛子が
波男には、死んだ母親のほか、幼いころに死に別れた妹と弟がいたが、余命半年は自分ではなく、フィアンセであったり。はたまた、自分のフィアンセが凛子であったり。そして最大の謎は、「心の声」が目に見える存在として、彼の目の前に現れたことであった。

しかし、それらはすべて波男が「こうあってほしい」と願ったことであった。

ラスト、波男が黄泉の国に旅立って十数年後、凛子と波男が結ばれたこと、そして、凛子と波男の間に、ソラという女の子が生まれていることが明らかとなる。


SFの設定を使い、不思議な空気感につつまれた舞台であった。
話が混乱しがちであったため、もっと整理されればわかりやすくなるのではないだろうか。





カタルシス

カタルシス

GOKAN。

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです
割と大きめの石を投げつけられ、クスクスと笑われているような気分になりました。ボヤボヤしてたらいけない。

とってもダークでヘビーですが、物語はわかりやすく描かれて、それぞれの救い様の無いカタルシスを感じれました。
救い、一切なし。
途中何度も涙する場所もあり、見終わった後の充実感も存分にありました。

既存のエンターテイメントと一線を置く作品で台詞も選曲もイイ!
役者陣もそれなりにがんばっていました。

恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほんとに
毎回クロム作品にはガツンとやられてます。
初めから大笑いさせていただきました。
でも、お笑い要素ありなのに中身もちゃんと面白いし、納得&共感できます。
台詞を思わずリピート!

役者陣いいです。引き込まれます。
客演のお二人も独特のキャラがすてき過ぎる。

これは見るべき。

一定物語

一定物語

忍びこみ

OFF OFFシアター(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/28 (月)公演終了

満足度★★★

くっきりと可笑しい
突飛でけれん味のある笑いなのですが
それが崩れずにつきぬかれているのが良くて・・・。

粗さも残っていましたが
それでも飽きることなく
観てしまいました。

ネタバレBOX

後に何か残るかといえば
多分ほとんど残らない気がする・・。
どちらかといえばインパクトで勝負する部分が多かったり・・・。

でも、そのインパクトが
ところどころドキッとするくらい洗練されているのです。
面白さにさらに重ねるもう一歩があったり、
タップダンスなども、
よしんばそれが基礎的なパフォーマンスであったとしても
鮮やかにがっつりと機能したり。

グタグタ感がないわけではないし、
薄っぺらなチープ感も存在するのですが、
それが満ちることなく
なにか癖になるような匂いを醸し出したりしていて・・・。

そのまま楽しんで終演まで観切ってしまいました。

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

面白くて、でももっといけそう
笑いの間が絶妙で、
そのバリエーションも豊か。
で、きちんと観る側を連れていってくれる技量も
それぞれの役者にあって。

まあ、居心地よく笑えたのですが、
モットを期待したりもして・・・。
前回公演のようなグルーブ感が
もうすこし生まれてもよいかなと感じました

ネタバレBOX

繰り出されてくる笑いについては
個々の間や
微妙な広がり方の一つずつに
惹かれました。

役者たちのきっちりと作りこまれたお芝居が光る。

ただ、前回レベルの巻き込むような笑いのステージにまでは
少し届かなかったような気がします。
核となる浦島太郎の物語と
舞台上の物語のかぶり方がすこし弱いというか
昔話と舞台上の張りこみの話の間に
すこしですが乖離を感じる

結局張りこみの物語の一本勝負のような感じ。
まあ、ベースがあるので
それでもすごくおもしろくはあるのですが
たとえば
もう一歩浦島さん側に物語が絡みついてくれると
それだけで何倍も観る側が
取り込まれる気がするのです。

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