
今宵、宇宙エレベーターの厨房で【ご来場誠にありがとうございました。】
隕石少年トースター
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
満足です
前評判が良過ぎて、開演直後はアレ?って感じでしたが、芝居に慣れるにつれて、どんどん面白くなり、終演後はすっかり満足です。東京初進出のせいか、私の観た回は少し物足りない客入りでしたが、これからも東京で公演やって欲しいです。

『CHORIKO』 チョリ子
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
気になる台詞。
“腋毛は必要だから生えているのになぜ女だけ剃るの?”
“男と女のハーフなのになぜ私は女なの?”
“おかあさんはさんづけで他人行儀だからママと呼びたかった”
など随所に気になる台詞がちりばめられ勉強になりました。
出演者が皆達者で、熱いエネルギーに圧倒されました。

のるもの案内
スミカ
MODeL T(東京都)
2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議なくらいに・・・
舞台の密度もきちんと作られて、
物語に織り込まれたニュアンスもすらっと伝わってくる。
それを、不思議なくらいにリラックスして観ることができるのです。
なにか魔法にかかったような心持ちでした。

キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
最後に物語世界が完結する快感
珍しくも元ネタのある伝奇アクション時代劇。
最後に明かされる酒天童子の意外な「正体」は既視感無きにしもあらずだが、ラストシーンの「あるアイテム」が冒頭とつながり、最後の1ピースがピタリとはまって物語世界が完結するのが快感。

Genius Writer~本物と偽物・シェイクスピア~
One on One
ザ・ポケット(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
多重性・多層性が見事
単なる「ホンモノ」と「ニセモノ」ではなく「真の価値とは何か?」を、2人(?)のゴーストライターのキモチや赤ずきんの狼の真意(?)も交えながら描く多重性・多層制が見事。
また、毎度ながら楽曲のクオリティの高さにも感服。

悪役志願
黒色綺譚カナリア派
座・高円寺1(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/26 (木)公演終了
満足度★★★★★
不思議
夫々場面の各々の言動は非常にわかりやすく共感しやすいのに、全体としてみると構成はわかるのに本質がつかみきれないイメージが、“解らない”というよりも“不思議”で綺譚の名に相応しい物語。舞台装置も役者も物語りもチラシの美術も華やかなのに、どこかしら本質的なストイックさがついて回るのも不思議。
今回は、場面転換や演出の端々に解りやすい劇的な雰囲気が散りばめられていて、過去のカナリヤ派より解り易く見える第一印象が、本質を捉えきれない不思議さ加減を尚いっそう引き立てている。舞台装置もすごい。

相対性:The Turn
劇団総合藝術会議
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★
まるで万華鏡のように。
諷刺の効いた異次元の物語を、見世物小屋のようにあでやかに見せてくれた。視覚的にとても魅力を感じたが、30分ではこの劇団には短すぎるようだ。

自己再生のテーマ
激情コミュニティ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★
演技がかろやか!
身体の使い方にこだわった作りで、独特の雰囲気を持つ作品をいつも見せてくれる。今回も体の動きが非常にしなやかで、視覚的に詩的な作品になっている。

『Re:FT-リフト-』
プロデュースユニット四方八方
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/24 (火)公演終了
満足度★★★★
役者がうまい。
学生劇団のレベルとしては役者が大変上手く魅力的だった。演出もさまざま工夫がされ、視覚的な見どころもあった。

SHUFFLE
S×Sプロデュース
シアターサンモール(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★
革命か反抗か
『臭イモノニハ蓋ヲスル』国家の陰謀並びに国家権力に異を唱え、戦う若者たち。抵抗勢力でありつづけるために彼らがとった行動、そこに至るまでの経緯が中心。
誰の何を『守る』ための戦いだったのか。時間が経過するごとに意味が変質していく様子が興味深かった。
尺にして150分の長丁場(←個人的に長編は1作品85分〰100分がベストタイム)だったが、片時も退屈せずに観れたのは、スピーディーでキレのあるアクション(殺陣)に迫力がありとても見応えがあったこと。ひとえに役者が舞台を牽引する力に尽きる。
特に時東ぁみとチャン・リーメイ。
時東ぁみは、めがねっ娘の萌え系アイドルというイメージしかなかったのだが
台詞を発する声のトーン、感情の込め方、佇まい、身のこなし、歌にダンス。何ひとつぬかりがなく、この舞台のなかで何を隠そう彼女が最も輝いていた。
そしてチャン・リーメイ。
女性の持つやさしさと力強さそしてしなやかさを優美に表現していた。
決して表立って活躍する役柄ではなかったけれど、彼女が登場するだけで場の空気がゆるりと変わった。
彼女が美しく華があり存在感のある役者さんであることは自明なのだが、物語の持つテーマや役回りへの洞察を、かなり深い領域まで掘りさげてアウトプットしているなぁ、と。
それは、5月のハイバイのヒッキー・カンクーン・トルネードで彼女を観た時にも思ったことなのだけれど、素敵な役者さんだなぁ、と改めて。

キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★
家族で観れますが・・・
結構あっさりと死ぬ方なんかもいて、
謳い文句通りに、「悪」が強調されていた気がします。
でも子供のような純粋さもでており、
1面で語れない巧みさも表現されていました。
2時間近く休み無く通しで飽きなく魅せる演出は見事でしたが、
なんかこうー・・。奥行きというか深みというか、
山椒が足りなかった感じがしました。

W〜ダブル
キューブ
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2010/08/17 (火) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
ルテアトル銀座の椅子は座りにくい
年配向けかな。。。
照明がよかった。大きい劇場の照明はみてるとたのしい。こまかな変化。ただ朝の光がちょっと白すぎたかなぁ。

夜も昼も -Night and Day-
文月堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/17 (火)公演終了
満足度★★★★
みた
蛙というモチーフをいかしきれていなかったり、終盤の引っ張りが長かったり、残念なことがいくつかあった。
でもなんだか好き。
役者の細かい仕草とか表情とか。
それにいろいろ笑ってしまった。
笑える自分は、まだどうにかやっていけそうだと思った。

平家を語る
千賀ゆう子企画
ストライプハウスギャラリー(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
まっすぐに伝わってくる
原文ということで
理解できるのかかなり心配していたのですが、
物語のアウトライン等もあり、
内容が理解できないという心配は
杞憂にすぎませんでした
それどころか
まっすぐに押し寄せてくる
平家物語の世界に
しっかりと身をゆだねることが
できました。

プロポーズ~下北半島編~
嗚呼!
BAR COREDO(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/21 (土)公演終了
満足度★★★
方言劇は面白い
原作はチェーホフ。私がこの戯曲を初めて知ったのは、いまから40年以上前で、そのときも日本のある村を舞台とした、やはり方言による翻案劇だった。
筋立てがシンプルなので日本の劇に翻案しても違和感はなく、今回、下北弁のこの芝居を観ようという気になったのも、そのときの記憶があったからだ。
のし紙仕立てのユニークなパンフレットだが、作りがいかにも内輪向けなのが残念。「嗚呼!」は「SPACE U」という劇団内のユニットのようだが、演出家の弁もプライベートなエピソードのみで、公演内容に触れていない。
下北半島の観光案内より、下北弁で上演しようと思った動機や、代表的な下北弁の単語紹介などを載せてほしかった。
11月に下北沢でも再演されるそうなので、興味のあるかたは、どうぞ。

ぼくの好きな先生
enji
小劇場 楽園(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/24 (火)公演終了

絢爛とか爛漫とか
傑作を遊ぼう。rorian55?
テアトルBONBON(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
観れて良かった!
自転車キンクリートの不朽の名作『絢爛とか爛漫とか』。タイトルは聞いたことあるけど,戯曲も読んでいないし,もちろん観てもいない。傑作を遊ばれていたけど,ここで観れて良かった。ふざけられたら噴飯ものだけど,ちゃんと芝居してましたね。こういうストレートな芝居は好きです。芝居と向き合えて楽しめた2時間でした。

キセキの人
スーパーグラップラー
時事通信ホール(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しめました!
会場は広くてきれいで良いですね。開演前の映像上映,特に注意事項の映像がよい。工夫されている。芝居はなるほどスリリング御伽草子。ただ単純に楽しめました。良かったわ~^^こーいう芝居は好みです。初見の劇団だったけど,こーいう芝居だったら誰を誘っても文句は言われないだろうな。「キセキ」って「奇跡」じゃなかったのね。最後まで騙されていました^^;

今宵、宇宙エレベーターの厨房で【ご来場誠にありがとうございました。】
隕石少年トースター
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

流れ姉妹〜たつことかつこ〜 第一章
真心一座 身も心も
TOKYO FM HALL(東京都)
2010/08/19 (木) ~ 2010/08/28 (土)公演終了
満足度★★★
みた
タイトルや宣伝文句、開幕前に場内に流れる音楽から受ける印象ほどには、昭和のにおいを感じられなかった。
作家の描きたい世界とできあがったものとの間に、結構な開きがあったように思う。
登場人物は普通に携帯電話を使うし、そのあたりも気になった。
それなりに笑いもしたけど、物語は薄っぺらで、役者の持つ雰囲気で引っ張っている場面も多くあったと思う。
続きが見たいかと言われたら、特にそう思わない。