最新の観てきた!クチコミ一覧

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ヴィジョン

ヴィジョン

ミームの心臓

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/09/01 (水) ~ 2010/09/06 (月)公演終了

満足度★★

旗揚げ公演、観れて
仕事をぬけ出し当日券で観劇。
初 神楽坂die pratze。

ここでの前評判とチラシにあった
谷賢一氏(DULL-COLORED POP主宰/劇作家/演出家) の
推薦文が観に行く決め手に。

課題は多いと思う。
もっと丁寧に演出されていたらと思う部分も。

でも凝った作りの脚本なかなかおもしろかった。

ミームの心臓 旗揚げ公演観れて良かった。
次も観てみたい。

ネタバレBOX

特にプロローグがもっと丁寧に演出されていたらいいのにと思った。
象徴的なシーンなだけに。
「オイディプス王」「タイタス・アンドロニカス」

「オイディプス王」「タイタス・アンドロニカス」

劇団山の手事情社

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2010/09/02 (木) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

本当にすごい。
シェークスピア作品の中で
もっとも異質で残虐と言われる「タイタス・アンドロニカス」。

山の手事情社のルーマニア公演のポスターをたまたま見かけて、
ずっと気になっていた。とうとう観れた。

山の手事情社、本当にすごい。
隅々までこだわりが行き届いた安田雅弘さんの構成・演出にため息。
演出、構成、演技はもちろんだが、
舞台美術、音、照明、衣装、なにしろすごい。
圧倒的にとか、完全なとか、、、。うまく言葉にできないが。

今回もアーロンを演じた山本芳郎氏すばらしかった!
倉品淳子さん演じる妖しい迫力ある悪女タモーラも。
2人とも怖いくらい目の演技がすごい。
瞬き忘れて見いってしまう。

2作を2週にわたって続けて観た。
個人的には「オイディプス王」の方が好み。

次の作品も必ず観たい。

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」再演【キャスト写真UP】

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feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2010/09/24 (金) ~ 2010/09/29 (水)公演終了

満足度★★★★

初演より
タイトになり、物語や人物造型が増し増しなのが良い感じ!

日本モンティパイソン宣言

日本モンティパイソン宣言

キューブ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/09/04 (土) ~ 2010/09/07 (火)公演終了

満足度★★★★

ここでしか観れないアフレコ
結成40周年のモンティ・パイソンのマニアックな世界、
お腹いっぱいに楽しみました!

学生時代はビデオで、最近はDVDで楽しんでいますが、
劇場で解説付でディープな“パイソニアン”たちと観るのは格別!
最高にたのしい時間でした。

MCのディープな“パイソニアン”松尾貴史氏のほか、
会社名がシーリー・ウォーク(バカ歩き)のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏と
古田新太氏がゲストの日で豪華でした。

ここでしか観れないアフレコものも。
行って良かった!!

ネタバレBOX

MC松尾貴史氏の開会宣言からはじまる。

一番見たかったバカ歩きこと、シーリー・ウォーク見れました。
バカ歩きやっぱり最高!!
その他、チーズショップなど3、4本上映。

ここでしか観れないアフレコがなにしろすごかった。
「現代版アフレコ」生瀬勝久氏、古田新太氏、
ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏、松尾貴史氏。豪華!
そして声優の山ちゃん(山寺宏一氏)がなにしろスゴい!!!
いろいろあってDVDとかに今のところできないらしい。

チーズショップを酒屋に変えて「パイソン関西弁朗読会」も
おもしろかった。松尾貴史氏、八十田勇一氏、小松利昌氏。
そして、オモシロい声の森下亮氏(クロムモリブデン)良かった。

暗転ごとに小松利昌氏が全裸でオルガンに座っているのも(笑)
視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/21 (火) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
なかなか面白かったです。
しかし、ミナモザ上演途中でタイミングピッタリにカミナリが鳴ったのは、ある意味凄かった。

ネタバレBOX

ミナモザ「スプリー」
面白くない事はないのだが、ちょっとインパクトに欠けるかな。
また、病室が舞台と思われるが、あまり病室らしく見えなかった。どちらかというと、監禁室に見えてしまった。
少し惜しい出来かな。

鵺的「クィアK」
役者の相当の負担をかけてるなあと感じる。また、役者もその負担に負けない演技を見せつけた。
少し平山さん演じる役が、少し絡みが弱いかなと感じるものの、面白かった。

MU「無い光」
これだけ4人芝居となっていたので、感情の多数決が出せたり、物語中に1人遊ばせる事が出来たりする分、物語に動きが出てるように感じた。3作品の中では1番面白かったかも。


後、アンケート用紙による観客が参加できるコンベティションとなっていたが、今回の方式だとあまり参加している意識が弱いかな。
何人か選べるというより役者1人だけ選択方式とか、また、終演後に選択するパターンであったが、1本終了後に審査の時間を設けた方がよかったかも。(終わった後だと、どうしてもラストのが印象に残ってしまうので)
まあ、ここらへんはか今後いい方法を模索していくしかないかな。
【公式ブログにて結果発表中!】何にも知らないわけではない

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パセリス

OFF OFFシアター(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★

女性ならでは
おそらく…ってか絶対男では成り立たない話。

女視点の「可愛い」が男視点と全く合わないことよくありますよね(笑)

でも書いてるのは男の方なんですね!
ちょっと驚く。
それとも男から見た「女ってこんな感じ」ってことか?

タンブリング

タンブリング

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/09/09 (木) ~ 2010/09/13 (月)公演終了

満足度★★★

舞台上で本物のタンブリング
大東俊介氏、舞台もなかなかでした。
交通事故で大腿部を骨折してからあまり間がないので、
少し足ひきずっていてかわいそうだたけれど。
ケガがなかったらもっと良かっただろうなと思う。

ドラマの舞台化なので会場はかなり若い女子女子女子。満席。
ストーリーはよくあるスポコンものでしたが、
ドラマを見ていた人にはかなり楽しめたはず。

「タンブリング」なだけに舞台上で本物のタンブリング演技が
観れたのは本当にすごかった。ピタッと揃っていた。美しかった。

元中村ジャパンの小山圭太(元男子新体操選手)もがんばっていた。

JTANフェスティバル2010

JTANフェスティバル2010

JTAN(ジャパン・シアターアーツ・ネットワーク)

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/09/27 (月) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

逃げ場のないどこかで語られた何か。
『素舞台において、身体のみで舞台に立ち、表現の意義を問うこと』
を目的とした試みに興味を持ち拝見させて頂きました。
以下、ネタばれにて各団体の感想を。

ネタバレBOX

■aji 「one  mile」
とある一組のカップルの別離の時を、記憶の反復や気持ちの齟齬など意識下レベルから洗い直していく、ディスコミュニケーションをテーマにした作品だったように思えました。

彼が彼女を、本当はまだ好きであることを伝えられないもどかしさを表現する手段として彼の意識下に潜むヘッドフォンをつけた風変りの男が立ち現れて、
『言葉にならない』レベルにまで言葉を砕いたそれがDJのスクラッチ風にリヴァースするのを必死に阻止しようとする場面や、懐中電灯を『眼』に見立てて、あの頃の思い出や残像をモノローグするなど、実験的な試みも多数見受けられ、全体的にアナーキーな印象でした。
あと光、の使い方が美しかったです。

■さのともみ 「ろうのどく」
小学生の頃に冬になるときまって鼻水を垂らしていた『わたし』に鼻の通りがよくなるようにと鼻の下にリップクリームを塗ってくれた母。
しかし『わたし』に使用する銘柄を選ぶ余地はなく、辛くかなしい思いをしたのでもしも自分に子どもができたなら、子どもに銘柄を選ばせてあげたいと思う・・・という内容の、まるで私小説的を朗読しているような、ノスタルジー漂う素朴な一人芝居。

淡々とした語り口のさのさんと、二胡奏者の柳 静さんのアップテンポでのびやかな演奏とがきれいなコントラストをなしていました。
『わたし』をとりまく家族も気になり、長編で観てみたい欲が生まれる世界観をもった作品でした。

■浅見入江門馬+(武藤) 「きょうのからだ」
ビッグバンから進化論、胎内記憶を辿り生誕した人間のダイナミズムのようなものを中盤までは感じたのですが、後半は出口のない真っ暗な闇に閉じ込められた『現代人』が意志を持てぬまま、機械仕掛けに時間に毒されていくような無機質なイメージから都会的な印象を受けました。
しなやかに空間を動き回る浅見さん、マニッシュな雰囲気の入江さん、コケティッシュな門馬さん、それぞれの個性が光っていました。

■長堀博士+奥村拓 舟橋聖一『華燭』
学生時代つるんでいた仲間同士の結婚式でスピーチをする男の一人芝居。
新郎とは恋敵だったこともあって、嫉妬や羨望、絶望、失意・・・あらゆる気持ちが渦巻く複雑な心境で、とても素直に喜べない。そんな気持ちが、男と新婦とが出会った経緯を詳細に、だらだらと未練がましくモノローグする場面で、色濃くなって。それでも新郎新婦には男がもはや立ち入ることのできない強固な絆があって、新郎に自分は勝つことは出来ないと悟ると気持ちはふっきれて、最後は全力でふたりを祝福するに至る。

スピーチ原稿を読む。というシンプルな行為のなかから、ジェットコースターのように変化する男の心境を、シリアスすぎず、コミカルすぎない絶妙なバランスで、声のトーンと表情で見せる奥村拓氏が熱演。

どの作品も、張り詰めた緊張感のなか、逃げ場のないどこかで語られた何かだったように感じました。
底抜けカンガルー

底抜けカンガルー

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★

ミステリー。でもなんかかわいい。
全作とは違う色合い。濃密な会話劇。
ミステリー。でもなんかかわいい。
今回はストーリーがわかりやすかった。

絶妙な間の長台詞の掛け合いがうまい。
かなりのアップテンポで怒濤の長台詞。
ずれまくる会話のおそろしいほどのしつこさ。
ぎりぎりなかんじ、おもしろい!

中でも神戸アキコ嬢がなにしろイイ!
ホントうまいなぁ。好きだなぁ。

渡邉啓介氏もうまいなぁ。

今回は主宰・脚本・演出の池亀三太氏も
出演していて観れてよかった。
もう出ないらしい(冗談かもしれないけれど)

一週間後、同じ参宮橋TRANCE MISSIONで
新作発表との事。見逃せない!

ネタバレBOX

水を表すブルーシートの青、
そこに浮かぶカラフルなビニールのカラーボール、
アイアイのレモンイエローのキャミ、
たまたまかもしれないけれど前回同様、視覚的に色が気になる。
私はこれがすごく気に入っている。

アフタートークで池亀三太氏いわく、
今回はいつもと比べるとモノトーンなイメージとのことでしたが。
けっこうカラフルでした。

それから観客からの質問で『なぜにカンガルー?』の解答は
「カンガルーがかわいいから」でした。ん?

後、気になったのは、
水玉パンツにレモンイエローのキャミので、犬のように
足を繋がれて監禁されているアイアイ役の長瀬みなみ嬢がかわいい。
下着姿なので目のやりばにちょっと困りましたが。

ダイヤモンド、アウトレット、それからケヴィン・コスナー

ダイヤモンド、アウトレット、それからケヴィン・コスナー

劇団恋におちたシェイクスピア

こった創作空間(東京都)

2010/09/24 (金) ~ 2010/09/25 (土)公演終了

満足度★★★

ちょっとね…
えっと…ここには3本目の感想だけ書くのかな?

3本の中では一番良かったと思いますが…
落ちも落ちだし…
わざわざ見に来た意味ってのもねぇ…

美しい手

美しい手

スポンジ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

ジャズ喫茶を舞台に、
成り上ろうとした男の挫折がいい感じに描かれていました。

ネタバレBOX

デザイナーを志望して成り上ろうとするが、実力がない男。実力を過信してアピールしますが、実際に仕事が来ると自信を喪失してしまいます。

目糞鼻糞、売り言葉に買い言葉、友人でもある有名デザイナーからデザインのパクリを指摘され、大麻をやってるやつに言われたくねえと爆発し、その後友人は逮捕されます。

できもしない仕事を受けて、結局逃げて、依頼者に恥をかかせ、転職を考えるダメダメな男ですが、全く実力がないかというとそうでもないと思えるところが救いです。手袋のコンテストで佳作に入選したこともあるし、蝉柄のTシャツはロック歌手に人気があります。

ロック歌手がメジャーになってTシャツが話題を呼び、デザイン画の才能を開花させるかもしれないという含みも感じました。

自分の発言が元で有名デザイナーが逮捕されたのではないかとずっと悩み続けますが、別に告白者がいたことが判明します。で、悩みに悩み、そしてホッとしたことはもう十分に伝わっていましたから、最後のマスターと男の会話は余計でした。

最初のやくざに殴られる暴力シーン…、歌舞伎町あたりの場末のバーでやくざに絡まれたのかと思いました。インパクトはありましたが、殴られたのは主役の男ではありません。直接関係ありません、余計でした!

映像を流したとき、コンピュータの処理の文言みたいな四角い枠が真中にあって良く見えませんでした。有名デザイナーがいつ逮捕されたか良く分かりませんでした!しかも、次に映像が流れた時もまた表示されていました。音響さん、いったいどうなってるのかと思いました!

なんか気になるところは多いのですが、全体の筋書き、雰囲気は良かったと思います。主役のあのおどおどした表情などはとても素晴らしかったです!
ストロベリー

ストロベリー

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★

かなり甘い、痛みを感じる切なさ
主宰の河西さんがおっしゃるとおり、
かなり甘い、恋とか愛とかのお話でした。
かなり赤い、赤い、もしかしたら少し赤黒い「ストロベリー」。

会場に入ると、学生の頃大好きだった
ブランキーのベンジーこと浅井さんの歌声が鳴り響き、
なんか切なく、懐かしかった。

かなりいろいろとビックリした。
たしかに純粋で、ストレート。
でも奇妙でもあり、不可思議でもある。
傷ついたり傷つけたり、
若さゆえの傷つけ方だったり、
とにかく痛みを感じる切なさを感じた。

寒い日だったのに会場は満席で補助席もたくさん出て、
夏のような熱気にあふれていた。

ネタバレBOX

セクシャリティーの事で悩んだ事がないので
わからない部分、わかる事ができない部分も
多々あるのですが、、、。

最後まで想いを伝えられないスミレ。
そのスミレを愛するがゆえにゲイのふりをしてサークルに入り
彼女を見守るタクロー。この二人には、かなり心揺さぶられた。
タクローが女装しメイクをして出てきた時には、
切なすぎて泣いてしまった。

特にスミレを演じた坂倉奈津子さんがすごく良かった。
モモ、サクラ、レン、行きずりの女を演じた俳優さんたち
の役者根性にも拍手。

余談ですが、
おまけ公演の『田中マルクス邦衛』おもしろすぎ。
たしかに余韻は吹っ飛んだけれど、楽しく帰れた。
ストロベリー

ストロベリー

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★

性春そのもの
下に劇団の方が書き込まれているので、それの上から書き込むのは忍びないですが。千秋楽も無事終わられてると思うし、とても楽しかったので感想を書き込みたいと思います。さすが、『演技に定評のある役者』の揃う劇団(笑)すごく自然に人物が心に落ちて
くる。こんな風に思ったり思われたり、好きとか嫌いとか言い合える青春、うら
やましいなぁ。シンプルに青春。でもみんな大人だし、エロイから性春。でも、不快にならないのは役者さんが男女共に清潔感があるから成り立つ作品だなぁと思った。

ネタバレBOX

会場に入るなりミラーボールが回ってて、大音量でJポップが流れてて期待を煽
る。同性愛の人達が集まるサークルメンバーが、夏に皆で海にいって告ったり振
られたり、スケベしたりする話。異性愛者が異性に向ける感情を、同性愛者が同
性に向けてるだけで後は何も変わらない恋愛群像劇。実際の同性愛者は周囲の偏見も強くあ
るだろうし、なかなかストレートに自分の思いを表現して恋愛するのは難しいと思うけど。でも物語としてはエンタ
メ感が強くて、スカッとして気持ちよい。台詞がリアルで、あぁアルアルって雰
囲気がうまくて、どうやって作品作ってるんだろうって思った。
帰りの電車気にして、おまけ公演『田中マルクス邦衛』見れなかった~。まぁ、
余韻に浸れたから良いです。
【公式ブログにて結果発表中!】何にも知らないわけではない

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パセリス

OFF OFFシアター(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★

人間観察
演劇自体が、本当はこういう感覚的アトラクションだなと改めて感じました。
でも、色々な手法でその表現が観客にうまく伝わらなかったりする事も多々あると思いますが。

その点は、見る前から「人間観察」を楽しんで下さいと分かりやすく提示されている分、お客さんもすんなりキャラクターの駆け引きを楽しんだのではないかと思います。

あと、アンケートへの導き方の大どんでん返しは、面白い!

ただ、アトラクションになりすぎて、終演したのに拍手が出来なかったのが、なんか消化不毛でした。

ネタバレBOX

女子同士の中途半端な気の使い方とか分かるなーと感じさせられるセリフがぽつぽつ。
描いたのは男性ですよね?
よく観察出来ているのですね。


客入れ時から、舞台上にいる役者のアドリブ?的な感じが良かったという意見もありましたが、
個人的には、本編始まってすぐの皆さんの口調が、客入れ時と違って台詞っぽく聞こえてしまったのが、逆に残念に感じました。
それならもう少し、キャラクター設定した状態で、部屋に入ってくるところからとか、ゲーム待ちをしているソワソワ感とかを演じていても良かったのでは無いでしょうか?


次回作では、この人間観察を生かした作品をまた期待しています。
視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/21 (火) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずっと今後も続けてほしい。
見応えのあるイベントだった。
ずっと今後も続けてほしい。

30分〜40分の短編を3作。
MU、ミナモザ、鵺的…共に初めて観ました。

各劇団、個性あふれ、各々違う角度で強い刺激があり
濃密な丁寧に描かれた作品で本当におもしろかった。
かなりドキドキさせられたし、大いに笑って、泣けた。
作品の順番もすごく良かったと思う。
ギャラリーLE DECOの空間も良かった。

観客が選ぶコンペ形式でしたが、結果はどうなったのかな?
ちょっとだけ結果が気になります。

それからよく劇場でシナリオを販売しているのを
横目に見て通り過ぎてしまうのですが、
休憩中にハセガワアユムさんご本人が声を出して
オススメしてるのが気になり買ってみた。
「視点 Re:TRANS」シナリオ集、本当におもしろい。
空き時間に何度も読んで楽しんだ。買って正解だった。
記憶が曖昧だった部分が鮮明になっていく過程が
なにしろ気持ちよかった。次から積極的に買おう。

美しい手

美しい手

スポンジ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了

満足度★★★★

高い完成度
ジャズはよく知らないけれど、場面に調和したり、中和したり、よい選曲になっていた。作品に力みがなく、日常と虚構のバランスが良い。

千羽鶴

千羽鶴

演劇ユニットG.com

BAR COREDO(東京都)

2010/09/25 (土) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

満足度★★★

川端さんでした。
そしてかなり康成さんでした。

女性三名の実力の高さを感じました。

そして劇場のスタイルが良かったです。
舞台を両側からはさみこんで観るのでとても観やすかったです。

ネタバレBOX

いやぁ、よくあの長セリフを噛まずに長々と言えるもんですね、簡単じゃないところに感嘆しました。ついつい親父ギャグが出るくらいです。

最後のあの黄金にきらびやかに輝く楽器?あれってなんですかね?いわゆるサックスですかね?その黄金のきらびやかな奴を吹くシーンがすごく目に焼き付きました。

なにかと大人の雰囲気満載の舞台でした。

とはいえ正直今回の舞台は僕にとっては少々ストレート過ぎました。ストレート過ぎましたが、実力派女優さん達の出演する次回作はまた観たいです。
セイム・タイム

セイム・タイム

劇団ヨロタミ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2010/09/22 (水) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★

伏兵によるネタバレとは…(とほほ)
ファミレスのボックス席3つ分の装置を、窓の外の標識や樹をズラすことで9つくらいに使い、ほぼ同じ時間軸の出来事を3つの視点で見せるアイデアが良く、「実は…」なオチも面白いが、客演者の所属団体のチラシが当日パンフでは隠している役どころを明かしてネタバレになっていたのは困りモノ。

伝説との距離

伝説との距離

シャチキス(少年社中×ホチキス)

名古屋市中村文化小劇場(愛知県)

2010/09/24 (金) ~ 2010/09/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても素晴らしい!
東京に続き、名古屋公演も観てきました。
会場が違うと舞台の高さや大きさが違うため、またちょっと違う見え方になります。
東京公演時よりいささか堅い印象がありましたが、それを振り払うようにアドリブをぶち込んでこられたり。
全てを視野に収めたかったのですが、残念ながら目は二個しかついておらず収めきることができません。
収めきることができないくらい、舞台上の役者さんたちはあますところなく演技されておられました!
それゆえ何度観ても見飽きることのない舞台でした。
ラストの歌、まだ頭の中で響きわたっております。
素敵な素晴らしい世界を見せてくださって本当にありがとうございました!

【いよいよ千秋楽!】ラバーズコンチェルト【当日チケットあり】

【いよいよ千秋楽!】ラバーズコンチェルト【当日チケットあり】

ヒューマンアカデミー同窓会

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/23 (木)公演終了

満足度★★★★

マチソワで両版を観劇
かえで・あざみの2バージョンが、片や「笑の大学」風のバックステージ系、片や「七人の侍」前半のような仲間集結系と、ほぼ同じ時間軸上の出来事を全く違った視点から描いているのが面白い。
さすがLast Brandの貞岡秀司(作・演出)、仕掛けるなぁ。

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