ストロベリー 公演情報 国分寺大人倶楽部「ストロベリー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    かなり甘い、痛みを感じる切なさ
    主宰の河西さんがおっしゃるとおり、
    かなり甘い、恋とか愛とかのお話でした。
    かなり赤い、赤い、もしかしたら少し赤黒い「ストロベリー」。

    会場に入ると、学生の頃大好きだった
    ブランキーのベンジーこと浅井さんの歌声が鳴り響き、
    なんか切なく、懐かしかった。

    かなりいろいろとビックリした。
    たしかに純粋で、ストレート。
    でも奇妙でもあり、不可思議でもある。
    傷ついたり傷つけたり、
    若さゆえの傷つけ方だったり、
    とにかく痛みを感じる切なさを感じた。

    寒い日だったのに会場は満席で補助席もたくさん出て、
    夏のような熱気にあふれていた。

    ネタバレBOX

    セクシャリティーの事で悩んだ事がないので
    わからない部分、わかる事ができない部分も
    多々あるのですが、、、。

    最後まで想いを伝えられないスミレ。
    そのスミレを愛するがゆえにゲイのふりをしてサークルに入り
    彼女を見守るタクロー。この二人には、かなり心揺さぶられた。
    タクローが女装しメイクをして出てきた時には、
    切なすぎて泣いてしまった。

    特にスミレを演じた坂倉奈津子さんがすごく良かった。
    モモ、サクラ、レン、行きずりの女を演じた俳優さんたち
    の役者根性にも拍手。

    余談ですが、
    おまけ公演の『田中マルクス邦衛』おもしろすぎ。
    たしかに余韻は吹っ飛んだけれど、楽しく帰れた。

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    2010/09/28 00:18

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