最新の観てきた!クチコミ一覧

153261-153280件 / 189887件中
演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

みた
いままでほとんど演劇を見たことのない、岩井秀人のみならず平田オリザの名前も知らない誰かがこれを見て、またどこかの劇場に足を運び、映画の倍近い金を払ってまで次の作品に触れたいと思うか疑問。たぶん私だったら思わない。

いくつかの作品が劇中劇に使われているけれども、断片的過ぎるし、そのどれも知らない人間にはつらいのではないか。
青年団贔屓の人向け。

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

エムキチビート

シアターサンモール(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★

初見。。
最近ゲームインする話増えてきましたね。。10月にみたBLAM!!!にちょっと印象似ているなと思ってみておりました。
出てくる女の子たちがみんなカラー違ってみていて楽しかった。
劇団ハコブネの女の子の声がすごくきれいでした!
少年社中杉山さんの茶髪が新鮮でした。あねさんキャラだけど女の子ってかんじでよかったです。
オワリが一番ウケました。
初日だけにカミカミでほほえましかったです。。

ネタバレBOX

いきなりニノツギとモモがそういう関係ってあかされて、?となってしまいました。

すごくライトアップされるので、ニノツギが主人公なの?と思ってました。
人気の役者さんなのかな。

桜田門外ネタはなんだったんだろう。あれは12月だっけ?!
嗚呼、青春が僕に輝かない。君にも輝かない。

嗚呼、青春が僕に輝かない。君にも輝かない。

コーヒーカップオーケストラ

明石スタジオ(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

凄く楽しませていただきました~o(^-^)o
コメディタッチの舞台で笑わせてもらいました~

テンポも良いし~
間も良い感じで~

ストーリーも分かりやすくて~

役者さん達も、凄く良かったですよ~(^O^)

いとしの儚【公演終了!ありがとうございました!】

いとしの儚【公演終了!ありがとうございました!】

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ひとのゆめ、はかな
初日ということもあってか役者さんも観客も少々固めで、笑うところで笑え(笑わ?)なかったりもありましたが、後半は鼻すすり音もちらほら、皆さんの想い確かに届きました。
個人的には青鬼さんに魅せられました。益々のご活躍をお祈り申し上げます。
配布チラシの中に劇場周辺の飲食店等案内マップが入っていて、その気配りも素晴らしいと思います。

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

異常ナシ
初日以外すべて昼&夜公演ありって凄い。解散公演で劇団初見でした。初日を拝見。いろいろ間に合わなかったんだなぁという印象でした。

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

エムキチビート

シアターサンモール(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく劇場に急げ!
正直言って、前半はまたオンラインゲームに、ヴァーチャルに、チャンバラか~と、思いながら見ていたのですが、途中からハッとして座りなおし、オッと身を乗り出し、最後にはワッと涙してハンカチを握り締めてました。理由を知りたい人は劇場へお急ぎください!そしてネタバレは絶対に読まないで行ってね。

ネタバレBOX

ちょっと私、前半ぼんやり見すぎてました。後半への伏せんがいろいろあったんですよね。もう一回見に行こうかな~。
 ひとつだけ注文、チャンバラの方たちの活舌悪く、台詞が何を言ってるのか分からないことが度々。チャンバラだけでなく台詞もちゃんと稽古してください。
空気ノ機械ノ尾ッポvol.16

空気ノ機械ノ尾ッポvol.16

空気ノ機械ノ尾ッポ

テアトルBONBON(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

みました
始めてキッズデーなるものの日に行きました。
芝居とイベントが混ざったような不思議な空間
終わったあとの子供のテンション素敵な空間でした。

ジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルク

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/09 (木)公演終了

満足度★★★★★

いや、よかった
オルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルク。
この役を演じるのが掘北真希さん、初舞台とは思えないほどの存在感を見せせ、ALWAYS 三丁目の夕日の六ちゃ役のときからすごく成長を感じました。
これからもさらなる活躍が期待されます。

で、本作は、脚本が中島さん、演出が白井さんと、これが実にうまく作られている。照明の使い方も、音楽もまたいい。

共演者の伊藤英明さんも、海猿とは毛色の違った演じ方で見事にシャルル7世をこなしていた。

ほかにも浅野温子さん、柴本幸さん、六平直政さんなどが見事に演じられていて、休憩をはさんで、約3時間十分に楽しませてくれた。

黴菌(ばいきん)

黴菌(ばいきん)

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/12/04 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

よっ!!昭和初期!!!
こわいですねぇ。この相関図がまたうまい!!どうしてケラさんはこうも「きょうだい」を描くのがうまいのでしょうか。「親子」の関係も。笑って泣けて、ラストは美しかった。

百枚めの写真

百枚めの写真

トム・プロジェクト

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

原作をうまく生かして、その世界を伝えてくれた
市井に生きる(生きた)人々の悲しみ、怒り、楽しみ、そして、それらをすべて包み込む「生活」がそこにあった。

ネタバレBOX

原作『一銭五厘たちの横丁』は、昭和18年に撮影された、出征兵士の留守家族たちの写真をもとに、30年後の昭和48年に、そこに写っている人々はどうしているのかを、探していくドキュメンタリーである。

原作は、かなり昔に読んだのだが、とてもいい作品だったという記憶がある。ただし、そこには1つの物語があるわけではないので、それをどう舞台にするのかが気になっていた。

とは言え、作・演のふたくちつよしさんは、原作モノを雰囲気を壊さずに手際よくまとめる方なので、期待はしていた。同じトム・プロジェクトでは『ダモイ~収容所(ラーゲリ)から来た遺書~』でも、登場人物が多い原作の雰囲気を壊さず、見事に3人芝居に仕上げていたからだ。

今回は、ドキュメンタリーのルポである原作を、ある1つの(架空の)家族に焦点を当て、多くの氏名不詳の人々の、声なき声を聞かせるように、丁寧に一般の人々にとっての戦争を語っていた。
それは、決して、派手さや声高になることはなく、市井に暮らし、戦争によってその暮らしを破壊されてしまった人々の姿だった。

実際の写真は、実に饒舌であり、そこにある物語は、舞台にあるそれよりも大きく感じてしまうこともあるのだが、台詞のやり取りが見事で、ある家庭の物語が静かに語られていた。

冒頭に映し出される、雰囲気を残しつつ、変わっていく街並みの写真がこの物語を見事に語っていた。今回の舞台のために探し出してきたのだろうか。
実際に原作に登場する写真が大きく映し出され、そのコメントが読み上げられただけで、本の内容を思い出し、また、そこに写る家族の姿に、家族の歴史を垣間見るようで、すでに目頭は熱くなった。

原作にある写真をできるだけ使いたいということと(たぶん)、場面転換ということもあり、やや、写真+コメント、暗転が多いという気がしたが、それは、演じられる家族の動く物語の対比として、気持ちを穏やかにさせ、集中させる効果はあったと思う。
実際、1時間50分の上演時間は、まったく長く感じなかった。

初日ということもあり、やや固さもあったが、6人だけで、演じきった役者さんたちには大きな拍手を送りたい。

ただ、冒頭で平成の現在から始めるのは、少々無理があるのではないかと思った。実際舞台の上は昭和48年と戦中・戦後の物語であり、語る主人公の年齢や、時代設定がわかりにくくなってしまうということがあるからだ。
ZOMBIE(ゾンビ)

ZOMBIE(ゾンビ)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

みんなゾンビになりたがる
観客を楽しませようという意気込みや勢いを感じた。
笑いも弾けていたし。

ネタバレBOX

4面客席という配置なのだが、とてもうまい使い方で、死角ゼロだったと言っていいだろう。
テンポが良く、スポーツを観戦しているような感覚で気持ちいい。
みんなうまいなあ。

キャラを設定しないと、人とのコミュニケーションがとれない若者(人々)が、そのキャラを取り払われてしまうと、ゾンビになってしまう。

被っている仮面を脱ぐことでゾンビになるのだが、劇中では、ゾンビは仮面を被って演技しているという、皮肉な設定が面白い。
そう、つまり、「キャラの仮面を脱ぐ」ことで、自由にしゃべれるようになるのだが、それは、実は「ゾンビ」という「新たな仮面を被る」こにほかならず、結局、新しいキャラ、すなわちゾンビ・キャラを手に入れたことで、「何でも好きなだけ話していい」というルールに則り、堂々と自分を語り出すということなのだ。

だから、他人がゾンビになって、勝手に、かつ自由に自分を語り出すという姿を見て、誰もが、本当はゾンビになりたがっていたのではないのだろうか、ということだ。

それを本当は誰しもが望んでいることだからだ。
ゾンビから逃げるという「フリ」をして、噛まれちゃったから、「しかたなく」ゾンビになった、とい体(てい)で、「だってゾンビになっちゃったんだもの」と喜々として自分を語り出す。

ゾンビになって自由を手にしたのかもしれない。
しかし、それもキャラなので、いつかは破綻がくるのかもしれない。

で、話は少々ずれるが、観ながら思い浮かべていたのは、『ひかりごけ』(武田泰淳)だった。
『ひかりごけ』は戦中・戦後を舞台とした物語であり、人が生きて行くには誰もが無垢ではいられないというストーリーであった。それと同様に、『ZOMBIE』では、現代では、誰もが本心・本音に蓋をしないと生きていけない。つまり、両者に人が生きていくための性(さが)のようなものの共通点を感じたのだ。前者では、その証の光りの輪がすべての人の頭に輝き、後者では、すべての人がゾンビになってしまう。

まあ、そんなことどうでもいいですね。

にしても、ゾンビとOBのダジャレは少々きつい(笑)。

なんだかよくわからないけど、ゾンビな気持ちを短冊に書くと入り口に掲示してくれるらしい。七夕とゾンビは関係ないし、そもそも12月だし。とりあえず、何か書いて渡しておいたけど。

ちなみに、私の観た回のアフタートークは、ひょっとこ乱舞の広田さんだったが、面白い。話し好きなんだろうな。ひょっとこのあの精緻さとはまた違った饒舌さとサービス精神に溢れている。
劇中では、ひょっとこを乱舞させるという大サービスまであったのだ。
【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

【HPにてDVD販売開始しました】ワールズエンドフライバイユーWORLD’s@END-Flyby:You 【HPにて楽曲無料配信中!!】

エムキチビート

シアターサンモール(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!!今年一番!!
謎が解けていくときの驚きと感動は半端ではありません。

これから観る人は決して「ネタバレBOX」を見ないでください。

ネタバレBOX

どちら側から見ているのかが分かったときの驚きは半端ではありません。

しかも、オンラインゲームにログインしたり演劇をやっている人たち、これも一つのゲーム空間ですが、この空間のほとんどの人たちがあちら側の人だったことが分かったときの更なる驚きとその理由、みんなやりたいことがあって、やり残していたんだと知ったときには感動で震え上がりました。

まさに「魂のロスタイム」!!

そして、まだまだ未練はあるけれど、そんな彼らも現実を受け入れてゲームを終わらせる決意をする、恨みの連鎖みたいなことは考えないところも素敵です!

事故に遭う原因を作ったと悩む人、生き残ったと悩む人…、

私にとってのもう一つの『電車は血で走る』でした。

生き残った人が立ち直り、こうした作品を書こうとする前向きさに、この作品の品の良さを感じました!

舞台セットも最初は意味が良く分からないのですが、展開するにつれ電車がマンションに突っ込んだ惨状と駅のプラットホームが合成されたようになっていることが分かってきて心憎いばかりでした。
眠狂四郎無頼控

眠狂四郎無頼控

松竹

福岡サンパレス(福岡県)

2010/12/07 (火) ~ 2010/12/10 (金)公演終了

エンターテイメント・・・ゥ
GACKTは、やっぱり、Gacktでした。
キャラが変わることなく。

ネタバレBOX

その分、周りの役者さんが、くずれてくれるんですが、マッチしない。
セリフにためが多いからか前半はつらい。
意外と高齢のお客さんも多かったのでそちらにはうけていたようです。
終盤の立ち回りは見せてくれます。
全体的にスピード感が増えれば、もっと良いものになったのではないでしょうか。
備前屋の綿引さんは、田中健さん、嶋田久作さんはよいです。

マイルド・セブンティーンズ・スター

マイルド・セブンティーンズ・スター

椿組

ザ・ポケット(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白、可笑しく、懐かしい。
タバコを一つの例として、相反する魅力の違いや良さ、大人の曖昧さの優しさや大切さを、面白、可笑しく、物語っていました。

ネタバレBOX

文化祭間近の高校で、それぞれの出し物の準備をする生徒達。
教師達にとっては、懐かしい尾崎豊や、オニャンコクラブが、生徒達にとっては、過激な新鮮さがあるのか、文化祭の余興でやることに。
尾崎達がリアルタイムの教師達が、教えてあげることで、生徒達と距離が縮む。田中先生(田渕正博さん)のギターで歌う尾崎は、見事でしたが、遠藤先生(木下藤次郎さん)の、振り付オニャンコの似合わない姿には、大笑い!
・・・が実行動してしまう生徒や、尾崎の歌詞は、高校の文化祭には、相応しくないと、高校側に言われたりと・・、それが面白、可笑しく、物語は進む。

そんな練習もできるフリースペースは、写真現像様の暗室と、印刷室の間にある喫煙所。そこを壊して、カウンセリングルームを作る計画が、持ち上がっていた。
その推進派が、嫌煙の教師3人であるから、禁煙を説きながら、デジカメの時代に写真部も使わない暗室の中で、生徒があんな事こんな事になったら、どうする?と騒ぐ自分達も、別の場所では、ちゃっかり、だったり。
暗室は写真部でないが、写真好きの中島(根岸つかささん)が、文化祭に出展する為に使ってるのを知っている愛煙家の教師達も、必死に対抗。
百害あって一理なしとまで言われる、たばこの意外な効果や、データーも聞けるのだが、大人のくせに、そこまで言うか!自分の主張、と反発しながらも、可笑しかった。大笑いしながらも、何事にも白黒つけ過ぎる大人の未熟さには、考えさせられた。
と文化祭までの、ドタバタが面白く続く。

高校という場で、純粋な毒をも持つ17歳の行動、それを守ろうとする大人達にも、17歳当時の心が残っていて安心したり、困ったことになったりする姿の描き方が、良かったです。
いつまでも、少年(少女)の心は、宝物と思いました。

特に印象に残ったのは、遠藤先生(木下藤次郎さん)、田中先生(田渕正博さん)、石川先生(井上カオリさん)、中島(根岸つかささん)の演技が、良かったです。
黴菌(ばいきん)

黴菌(ばいきん)

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/12/04 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ケラさんの昭和三部作第二弾。戦後の脳病院のおぞましい事件の顛末、三兄弟の家族再生の物語。
昨年大みそかにオールナイトイベントとともに観た『東京月光魔曲』に続く、ケラさんの昭和三部作第二弾。
敗戦直後、脳病院で起こるおぞましい事件。
その病院を経営する親と三兄弟の家族再生の物語。

いわくありげな登場人物、静かに進行する闇と謎。
これまでのケラさんの作品に比べるとわかりやすく
奇妙な謎?が残らない。

とにかくこの豪華なキャストが面白い。
特に緒川たまきさんのお妾さんが軽やかで
お美しくてぴったりで、兄思いなのもいい。
兄役の仲村トオルさんの破壊力というか
味がある性格、対する北村一輝さんの
遊び人ぶっていても裏があったり。

岡田義徳さんと犬山イヌコさんの夫婦が
変わっていく様がなんとも哀しい。
おっとりとした高橋惠子さんが実に自然。
山崎一さんが語るオーソン・ウェルズ「宇宙戦争」
のラジオ放送も素晴らしい。

この家を舞台に様々な悲惨な事件が起きる。

ネタバレBOX

その後三人の兄弟の間でのわだかまりも解けて、
みんなが家を後にする場面を観るとき、
揉めたり争ったりしていた頃を
実際に経験したように懐かしく、
切なく感じて感動してしまいました。
マルケバ

マルケバ

シアターパントマイム企画maimuima

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/12/04 (土) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★

これぞ
いわゆるパントマイムの公演って多分初めてだったんですけど、マイムってホントに観客をとても意識したエンターテイメントだって感じました。
見てる人を楽しませたい!って部分の大きさを感じました。

百枚めの写真

百枚めの写真

トム・プロジェクト

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんには文句なし!
だけど、劇作、演出が、残念ながら、とてもプロの仕事とは言い難いものがありました。
まるで、小学校低学年の子の書く遠足の作文みたい。

幾ら原作があるからと言って、その何に比重を置き、何をクローズアップし、何を削るか、原作のいいとこ取りをして、どう自分の戯曲として昇華させるかが、プロの劇作家の腕の見せ所だと思うのですが…。

挿入音楽も、馬鹿の一つ覚えの、叙情的楽曲の安直リフレインで、観客の涙腺を緩ませようという魂胆が見え見えな感じを受け、途中から辟易しました。

でも、大西多摩恵さんを始めとする、役者さん達の演技はどなたも素晴らしく、こんないじけた根性の観客でさえ、ちょっとほろっとさせられてしまいました。

星は、全て、役者さんへの賛辞です。

ネタバレBOX

さすがの名優、田中壮太郎さんも、冒頭の、脚本的に芸のないナレーション台詞には、珍しく自信のなさが見えました。
だって、あれだけ、長々と演劇と言う本質と掛離れた説明台詞が延々続いたら、役者さんは、体感でわかると思うのです。観客の気持ちをどんどん置き去りにして行く状況が…。それでも、記者役になり切って、無理矢理演じ続けなければならない田中さんが、お気の毒に思いました。

これで、もし、役者さんの奮迅がなければ、途中で退席していたかもしれません。

戦時中の、兵隊の留守家族の写真という、事実の重さに寄りかかり、まるで、創意工夫のない、脚本、演出には、呆れましたが、その99枚の写真の家族の中で、代表として取り上げられた一家族の物語部分は、役者さんの熱演のお陰で、それなりに、笑いも感動もあり、卒のない芝居になっていたことが救いでした。

田中さんファンなので行ったのですが、3人の女優さんの芸達者ぶりに、観劇を後悔するまでに至らず、大変感謝しました。
三十女

三十女

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★

台本無し!
なかなかよかった!

The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】

The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/07 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上!
前作よりさらにパワーアップ!
序盤の随所にコミカルさも散りばめられた軽快な展開から、一気に加速していくサスペンスワールドに途中からまばたきや呼吸も忘れそうなほど見入りました。
毎度ながら演者の皆さんが本当に素晴らしいです。
一人一人の表情が見たいので、次は違う席から見ます!

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

異状ナシ
沖縄知事選の直後、真珠湾攻撃とジョン・レノンが射殺された日として強く記憶される12月8日に初日をあけるのにふさわしい物語、だった。もちろん、尖閣諸島の件やいまの半島情勢も遠景として浮かびあがってくる。そしてなにより、“普遍的な”“いまの”若者が描かれている複層的で巧みな構造の戯曲だったように思う。

ネタバレBOX

小道具として使われるオリオンビール、沖縄県最大のシェアを誇る「県民ビール」が、数年前に提携関係を結んだ(実質吸収)アサヒビールのケースに詰められているだけで、じつは痺れた。

それだけで沖縄が伝わってくるから。

あるいは、黒い三連星のパソコン・グッズ(ガンダムはそもそも革命の話だ)とか、舞台上にさまざまな物語の種子が撒かれているのも効果を挙げていた。

このページのQRコードです。

拡大