終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。
青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
あの「場所」を去りがたい気持ちが強く残った
観客参加型ということで、やはりドキドキしていた。
春風舎の入口から学生服の案内係の人が立っていて「おはよう」と声を掛けてくる。受付でも、まるで同級生のような口調で「おはよう」と。
なんとなく、「いらっしゃいませ、ご主人様」的なお出迎えのような印象を持ってしまった。いや、まあ、実年齢と制服の微妙な調和が(笑)。
極々個人的なことながら、いつもより、ちょっと後を引く観劇後。
ネタバレBOX
客席に入るとそこは見事に教室であった。
なるほど、サイズ的にも教室なのだ。
そして、クラスメイトらしき人々が、やはり気軽に「おはよう」と声を掛けてくれる。
そこで、はたと困った。つまり、この「芝居」にどこまで乗っていくべきなのだろうか、ということだ。
「観劇をしに来た」のだから。もちろん観客参加型なのだから、「観劇を体験しに来た」ということなのだが、「芝居をしに来た」わけではないのだ。「学生を演じている役者さん」たちのことは、「学生である」と認識することはたやすいのだが、自分は学生にはなれない。演じなければなれないからだ。
「演じる」ということは、「観る人」を意識しなくてはいけないということで、それは「他の観客」と「役者」と「自分」になってしまうのだ。
そのあたりのジレンマが、最後まで解消されずに、もぞもぞしてしまった。
さて、ストーリーは、いろんな出来事が起こるある日の1時限目。そこで高校生たちがわさわさするというものだ。
そのわさわさに自分も入っている。
質問を振られたり、巧みに台詞を言わされたりするのだが、それはやはり緊張感がある。でも、楽しい。実際に振られて発言したり、台詞を言う機会もあった。ウケを狙いすぎて(と言うより、もう振られないだろうとタカをくくっていたら、不意に振られて、あらぬことを口走ってしまった)、先生役の方を少し固まらせてしまったりした。冷や汗だった。
とにかく、とても楽しい時間だったのだ。
で、実は観劇の間の楽しさはもちろんあるのだが、その後、春風舎を出てからの、無言で帰る道筋がまさに「家に帰るまでが学校」だったわけなのだ。
まずは、その場を去りがたい気持ちが強く、後ろ髪を引かれる思いで、会場を後にしたのだ。
(ここからは、さらに個人的すぎる感想)
そして、自分の高校生活を思い出すのだ。
充実していたと感じていた高校生活は、実は楽しくなかったのではないか、と年を経るごとに気がついている自分がそこにいる。
今、舞台で観た、定番のようなアノ感じ。こんな役割の生徒がいて、こんな役割の生徒もいる、というような雰囲気。そういう定番も悪くないなと思ってくるのだ。
当時は、すべてにしらけていた。熱さはカッコ悪さだった。
そう思うと、実は何も楽しんでいなかったのではないか、と思ってしまうわけだ。
考えてみると公演なのだから、もう一度体験することは可能である。そうすればもっと本気に芝居に入り、もっと面白いことを言ったり、もっといいタイミングと口調で台詞を言えたりする可能性が高まる。
これって、人生をもう一度やれることなんじゃないかと思ったりする。どう話が進むか知っているところにもう一度入って、あのときできなかったことをうまく立ち回るということができるということ。
禁断のリピート(笑)。眠れない夜に布団の中でうじうじ考えていたような、「あのときこうしていれば」が解消されるように、人生がもう一度体験できるじゃないか(笑)。
エンディングのタイトルロールのアイデアはグッド!
ろくでなし啄木
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
啄木の叫び
とにかく「うまい」。
展開も構成もいいのだ。
わずか3人だけの舞台なのに、目は3時間舞台に釘付けになってしまった。
三谷幸喜さすが! と言っていい。
ネタバレBOX
啄木が愛人の前から姿を消したある温泉宿の1日が物語の中心になっており、それを啄木の死後、愛人と啄木の友人が振り返るという、ややミステリー的要素のあるストーリー。
前半にトミの口からその日の出来事が語られ、休憩後にテツが同じ日の出来事を語るという構成である。いや、そういう2部構成だと思ったのだが、そうではなかった。なんと言っても、その後の展開が素晴らしいのだ。
単に2人の、それぞれの主観の違いからい出来事を多面的にとらえるというだけではなく、2辺にもう1辺を加えることで、立体に立ち上がっていくように、物語の本当の姿が立ち上がっていくという構成が素晴らしいのだ。
2辺とはトミとテツであり、もう1辺とは啄木である。
それまで「啄木」のタイトルがあるものの、啄木はどこか他人行儀で物語の中心にいるようでいない。どちらかと言うと、トミが中心のように感じていたのだ(前半がトミの記憶なのでよけいに)。
ところが、ラストへ進みながら、啄木が中心にすくっと立ち上がり、この舞台が見事に啄木の物語になっていくのだ。
啄木の「悪」への憧れと、「悪」になり切れない中途半端さ。モノを作り上げていくということへの苦悩と、自らが描いた虚像の枠に自らをはめようとして失敗していく様とが共鳴していく。そして、彼を取り巻いていた、彼への「愛」の姿たちに触れたときのおののき。
そう言ったもものが、徐々に顔を見せてくるのだ。
これには唸った。
ホントに凄いと思う。
2人にとって啄木とは何者だったのか、そして、啄木は彼らに何を期待し、何を得たのか、本当に素晴らしい舞台だったと思う。
テツ役の中村勘太郎さんの激するときの、モロ歌舞伎口調は、ある程度意図されていたのだろう。啄木役の藤原竜也さんの前半の抑え気味さは、後半のジャンプのためだったと思われる。その塩梅が見事。後半の振り絞るような、言葉にならないやり切れなさの全身表現が素晴らしいと思った。また、今回、初舞台のトミ役の吹石一恵さんは、固さはあるものの、この重責を見事に務めていたと思う。
存在と肉体だけが舞台にあるようなシンプルな、逃げ場のない舞台で、3人の役者が絡み合い、ぶつかり合い、調和して、見事にそれを為し得ていたということがとにかく素晴らしいと思った。
シンプルなセットの使い方もうまいし、ちょっとした遊び的な要素の入れ方もうまいと思った(ミカンの瞬間移動、前後の座敷の入れ替え等々)。
リーマン兄弟と嫁 【公演終了!ご来場ありがとうございました!!】
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/18 (火)公演終了
満足度★★★
個性的でした
う~ん!私には、難しかった・・・前半は、ついていけたので、面白いんだけど、後半ついていけず・・・絶賛される理由も理解できる個性だが、武器にも凶器にもなる感じでした。好みが別れると思います。
ネタバレBOX
壁面は白の布地のカーテンの様な感じで、何ヵ所からも、人が出入りできるのが、効果的でした。
大小様々の箱(立方体、長方体)が、いろんな情景を、繰り広げるのも、面白かったです。
映像も、情景だったり、文字だったりと、作品に沿って、効果的でした。
当パンのボスのお言葉に、『おそらく平均よりも、離れたい力が、強く作用している。』とあったが、まさに個性的でした。創作する側の方が、平均でいる必要性は、まったくないと思ってますが、かなり個性が強かったです。
〈とけないパズル〉の文字が出てきたあたりから、だんだん、ついていけず、どんどん離れちゃった感じでしたが、でも嫌いと捨てきれない。
と言うのは、バブルムラマツさん 村松かずおさん ムラマツベスさん、キラー村松さんの確かな力量に支えられ、魅力を増していたからだ。ボスの個性とやんちゃぶりは、舞台狭しと弾けていたのは良いと思う。私的には、絶賛はできないが、違う作品も観たいと思いました。
23分後
innocentsphere
吉祥寺シアター(東京都)
2011/01/15 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了
満足度★★★
素晴らしい舞台装置
吉祥寺シアターの2階に上がり入口をチラ見した瞬間、何て美しい舞台だろうと思いました。
ネタバレBOX
ミルキーウェイと太陽系惑星、あるいは土星の輪といくつかの惑星…、遠近法を上手く利用して白い布が上から下へと川が流れるように配置され、上部には白い玉が二個ぶら下がり、その舞台装置の美しさに目を見張りました。
もう一個の玉が下に落ちていて…、ムハンマドとキリストらしき中東人が地球をころがしながら話が進んで行きました。
様々な人たちの様々な行動が繋がっているというバタフライ効果話でした。
ラスト近く、カウントアップタイマーが動き出し、23分で全てが繋がり、感動のラストシーンを迎えるものと思いましたが、23分経過しても終わりませんでした。
色々な事象が少しいい話で終了しましたが、23分で終わらなかったことで何だよー!!つまんないなーって思いました!!
内容が舞台装置に負けていました。
終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。
青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
覚悟をしてから行った
覚悟して、観てきました。すごい緊張したし戸惑ったけど、行って良かったと思う。私はガレキの太鼓の自称応援団だから作風の違いにびっくりしたけど、でもあの一員になれたこと良かったと思った。ここで「引いた」とか言ってる人は、じゃあ覚悟無かったんですか?って言いたい。チラシにもちゃんと書いてるのだから、そういう点で合わなかったとか言って評価してる人は的がはずれてると思う。普通の作品を見る姿勢を変えようともしないで「合わなかった」とか言うのは自己中だと思う。不快な言い方でごめんなさい。
ネタバレBOX
終演後舘さんに、「ガレキも今後は観客参加型やるんですか?」って聞いたら、「そんなことは無いけど、参加型も大事にしていきたい。演劇の可能性を探りたいんだ」っておっしゃってました(略してますが)。普通のスタイルも素晴らしい作品を作れるのに、わざとこういう作品を作ってることを、もっと私たちは評価すべきだし感謝すべきだと思う。だってこのスタイルを選ぶって、誰でもない私たち観客のためだと思う。そのときの舘さんの悲しそうな笑顔が忘れられなくて思わずこんなこと書いてしまいました。評価を受けた『吐くほどに眠る』のあとにこういう作品を作るの、本当にすごいことだと思うのです。
緊張しちゃって私もきっと全て楽しめたわけじゃないけど、こうやって演劇の可能性って広がっていくんだろうなって、大事な現場に居合わせた気がしました。
詩集を救えば。
ミミズ基地
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/12/11 (土) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★
タイトルどおり詩的なお話しでした!
話を見るのではなく感じて楽しむお話し。
ゆるかやかな時間がいいね☆
ヒールのブーツ
オーストラ・マコンドー
JORDI TOKYO(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/19 (水)公演終了
満足度★★★★
ありそうな物語
まず会場に到着して、こんな場所でお芝居できるスペースあるのにビックリです。外から丸見えです(笑)
物語は優しい物語(後半は若干そうではなかったですが)ながらも、ちょっとありそうだなと感じる物語でした。
面白かったです。
ネタバレBOX
ただ、時間軸が少し掴み辛い箇所があったかな。
また、ブティックが舞台のようでしたが、時間によってディスプレイが変わったり、もしくは小道具の展示衣装が少なかったので、ブティックらしさを感じるのが弱かったかな。お客さん役で日替わりゲストの役者がいても面白かったかも。
The Heavy User
柿喰う客
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/21 (水)公演終了
満足度★★★
身体表現の雄!
身体表現で表す事の出来る素晴らしさを舞台で体言!
それを実行できる『柿』メンバーには頭が下がる!
キョム!【公演終了しました。ご来場ありがとうございました!!】
悪い芝居
駅前劇場(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★
どういう形で見せたかったのか
うーん無駄なところが多すぎに感じる。そして長いとも感じる。また、どういう形で見せたかったのかわからず。
もっとシンプルに見せた方が面白いと思うのだが。個人的にはちょっと惜しい舞台でした。
女優陣は可愛かったんですけどね(爆)
ヒールのブーツ
オーストラ・マコンドー
JORDI TOKYO(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/19 (水)公演終了
1月17日(月)S
なんだかいい話。
汚れた自分を省みる。
太陽物語
満月動物園
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めての2日連続観劇、ほんまに面白い!!
メルヘンで優しくてハードでした。
「始まります」から、芝居が始まり、暁(諏訪いつみさん)に真っ赤な血が流れる、
台詞でその様子をもう一人の自分があたかも見ている様に、服に、体に、流れる血を、自分が自分を意識が何かと重なって行く様に。
ここのセリフの意味が訳が最後で分かる。
物語が進み場面が変わる、弔、陽、囚、憶、庭、虜、國、律、真、と幕が切り替わって行きます。
ハードな場面、緊張感、残酷な童話、神話の様ですが、歌、アドリブ、ちょっとした笑い、ねた、バレエダンス?、の緩和と再び緊張感、
上手く構成されて作られてました、
疲れない、アッと言う間、2時間が早い。2回観ましたが、また観たい。
面白いお芝居ありがとうございました。
スタンプラリー
化石オートバイ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/09/10 (金) ~ 2010/09/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
職人芸以上の輝き!
これだけ間違いないキャストがそろったら無敵ですよ!
終焉までの時間の逢瀬に僕らは愛をはぐくむ!
世界機械と海の姫
劇団ショウダウン
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了
満足度★★★★
永井さんLOVE!
永井さん、土性さんの名コンビぶりがたまらん!
また踊りが栄えるので、素敵過ぎる。
それにしても永井さんは客演で更に輝く役者さんですー!
晴天長短 -セイテンチャンダン-
May
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/11/19 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
大好きです!
マダン劇、という独特の空間であった!
非情に素敵でパーソナルで、そして家族のような空間!
ああ!
もっとあの空間にまみれたかったぁぁぁぁぁ!!!
メタファンタジア[眠りの森の・・・]Ver.6
楽園王
タイニイアリス(東京都)
2011/01/13 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★
不思議な時空感
濃密な2時間半!
鮎さん目当てで行きました。
いつもよりすごく『お姉さん』な感じが素敵でした♪
ネタバレBOX
時間軸の中をゆらゆら漂うような、
一種独特の、心地よい時空感が気持ちよくてのめりこみました。
そんなに長かったとは感じなかったんだけど、終演したら22時でびっくり。
どうりでお尻が痛かったわけだ、と(笑)
くすっとしたり、考えさせられたり、
自分の意思ではなく思考を引っ張られる感じも心地よくて好きでした。
代表作、と銘打つだけのことはありますね。
幼虫主人の庭
突劇金魚
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
これはもう・・・・アングラポップ!
ポップなのにアングラ。
いや、もうそんなくくりなど必要ない。
そう思えるほどの衝撃的な可愛さを前面に押し出している!
百萬両さん堂々たる演技でしたぁ!
リチャードⅡ 【ご来場ありがとうございました】
演劇集団 砂地
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
良すぎて何も言えない
新年1本目に見た芝居で、これが来るとは!
普段、見ないように触らないように考えないようにしてた事を、目の前に差し出された感じです。
出演者も熱演で、演出も素晴らしかった。
小さな空間が、小さなこの国に見えました。
もう、今年はこれを超える芝居を探すのが楽しみです。見つかるかな?
知り合いという知り合いに、これを見ろと言いたい。というか、言う!
ネタバレBOX
俳優座の田中壮太郎さんのブログに、ここ数年で一番面白い芝居だったと書いてありました。
私も同感です。
考えないようにしてた、砕けてしまうから。
逃げたい、逃げたい・・・
印象的です!
でも、この国にいるんだから他人事じゃないんです、反省します。
非実在少女のるてちゃん
笑の内閣
京都大学吉田寮食堂(京都府)
2010/09/11 (土) ~ 2010/09/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
その烈しさ!
馬鹿馬鹿しいチラシからは思いもよらない社会派!
ほんの半年で一躍時の人となった『笑の内閣』!
その初演をあの!吉田寮!!
まさに芝居アン・ドリーム!
終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。
青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了
満足度★★★★
先生!
がんばれよ!俺もがんばる!
ネタバレBOX
数学の授業は台無しになってしまいましたが、アレはアレでいい授業でした。
終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。
青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)
アトリエ春風舎(東京都)
2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了
満足度★★★
高校生。
高校時代(自分は味わえなかった共学の空気)を思い出せた、懐かしい時間でした。
ネタバレBOX
どなたかも書かれてましたが、受付から誘導からの全部タメ語w
に若干、引く。制服…コスプレ…。
中に入ると、ここが春風舎ということを忘れるほどの教室空間。
細かな舞台美術をいっしょけんめ観ちゃいました。
(うしろのホワイトボードに落書きできて満足)
仕掛けをしながら、役者さんたちが客入れ時から懸命に話しかける。
机の中にも懐かしい教材たちが。
出欠、返事するんだ!?名前ばれるじゃんw
匿名で観劇したい方は、偽名をオススメします。
仕掛けを仕込むのが、さり気なくてGood。
話の展開は、中盤に生産性の無い時間帯があって中だるみ。
しんみりしたシーンでニコニコ観てしまうあたしは
さぞや役者さんたちやりにくかったことでしょう。
全体的に面白かったし、ある程度引き込まれたし楽しかったけど
もう少し緊張感ある空気が一瞬でもあったらもっと面白かった。
リアルは大切だけど、よりリアルに見せるには多少の嘘も必要。
OPまで、構えて腕組んでみてたあたしをほぐしたのは、ブルーハーツでした。リズムに合わせて机叩けたのが快感!