
チャランポラン・トランポリン
東京演劇アンサンブル
吉祥寺シアター(東京都)
2025/09/03 (水) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
8年は経っているか..東京演劇アンサンブルが在パレスチナのイエス・シアターという劇団の主宰と俳優の二人を招いてディヴァイジングで作った舞台があった。今知る所であるがパレスチナ、特にヨルダン川西岸地区では2000年代以降「分離壁」の建設と検問(移動の自由の制限)、入植者と軍の圧力による恐怖に晒される子どもの日常をケアする一方法として文化運動が生まれたと言う。
思い出せばその舞台はアイデア満載の摩訶不思議な時間で、「芝居」は遊具無しに遊べる道具、また「遊び」が芝居になり得る、との発見をその時したように思う。
現実を捉える視点を「物語」の形で提示する「劇」(ざっくり新劇、あるいはリアリズム演劇)と一線を画したそれは、左脳の検問を無検閲パスして情操に働きかける刺激を孕み(観る側以上に、作り手たちにとって、との印象は大きかったが)、(左脳では)評しがたいものがあった。
今回のパフォーマンスは正にその地平にあるもので、出演陣が身体性の高い若手(選ばれし)5人、ノンバーバル(音韻を制限した発語を含む)表現、そしてトランポリンの活用、といった特徴を別にすれば、上記公演と共通する感覚のものである。
ただし空間を演出する照明・音響(音楽)やストーリー構成などは当然ながら全く別物。本作はサイバー・ゲーム空間のような設えであった。
聞けば、韓国人演出家ジャッキー・チャン氏は脳神経学、発達心理学に通じた学者でもあり、理論に裏付けられた実践を続けている人だという。子供を対象とした上演計画を劇団も考えているらしい。
さて黒が基調の風変わりな衣裳の5人は、(後でパンフを読んだ所では)彼らの主人に対する「影」として登場し、時々主人が表れたりもする。影とは本体とは対照的な人格・性質であり、「無い」ゆえに憧れる対象でもある。その彼らはジャンケンという勝負にこだわり、強くなるための訓練をしていたりするのだが、「影」が主人の足を引っ張らないように(?なのかイマイチよく判っていないが)という理由で訓練に勤しむ。存在の最初からある一つの使命を帯びている条件も、ゲームに似ている。
これは間違いなく何かのメタファーなのであるが「左脳」では理解に到達しない。
そうした彼らの「動き」と、珍妙な「発語」による人物同士のコミュニケーション、ダンスやパフォーマンスで場面が構成されていた。
大きな特徴として、フラットな会場が4エリアに分割され(正方形に×を書いた図形の線の部分が俳優たちの通り道)、そこに置かれた座布団が席である。即ち観客は靴を脱いで地べたに座る。
出入口から見た反対側に、大きなトランポリン+両側にラックが組まれ、一人乗り用の低いトランポリンも客席エリアの周囲に4つ5つ置かれる。観客はパフォーマーたちを見るため360度体や首を動かす羽目になる。
冒頭はダンスそしてマジック、芝居の流れの中でのトランポリンの技披露もあるが、一連のストーリーの流れはどことなく「ある」時間の流れにはなっている。
これだけ文字を並べてもうまく説明が出来ていないのがもどかしいが、更にもう一つ大きな特徴が、凡そ1時間の上演を終えた休憩の後、フォーラムシアターをやるというもの。
フォーラムシアターとはある短い劇の上演の後で、再度その劇を通す時には観客が劇に介入したり、別の設定や行動を指定して俳優にやってもらうという形式を言う。今回はそれなりに長かったパフォーマンスに対し、観客からリクエストされた事に俳優が応えて行く。休憩前に配られた紙に観客が書いて提出したリクエストを俳優が拾い、読み上げながらこれを進めて行く。ここではファシリテーターである三木氏(+ご意見番の太田氏)主導の場となり、俳優は俎板の鯉。それを楽しむ時間でもある。
ストーリーとしては判りづらい内容に対して注文をするのは難しくもあるが、結構な量とバリエーションの富んだリクエストがあり、時間の許す限り次々と挑戦して行く。
ある意味「ぶっ飛んだ」パフォーマンスだが劇団公演として成立していた。このあり方はどのような展開の可能性をも擁しており、今後も楽しみである。

ラルスコット・ギグの動物園
おぼんろ
Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/20 (土)公演終了
実演鑑賞
初日といったい何が違ったのだろう。舞台は何も違っていなくて、私の心持ちが違ったのか?確かに初日は1階で、今日は2階から見たという違いはあるけれど。カラスも日替わりなので違うわけだが、怖がらないでと言われても(言ってないけど)鸚鵡返しのカラスは怖いかも。

さまよえるオランダ人
東京二期会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
9/13(土)を鑑賞。音楽的には高水準だったと思う。ゼンタ鈴木氏の声・歌唱ともにすばらしいし、エリック、ダーランドもその役に絶妙なふさわしさ。マイクの助けもあるのだろうが、大規模なホールでの上演である以上、やむを得ない面がある。上岡指揮のオーケストラもきびきびした緊張感ある音楽を奏でる。
オペラでは非常にしばしば読み替えの演出が鑑賞の妨げとなるのだが、これはそういう変なのではない。しかし、いろいろ意図がわからない点はある。舞台後景は険しい岩場のような場所で、通常あるような海や船が見えなかった。これほど船や海を強調しない演出は初めて見た。オランダ人はこれまで見た中でもっとも不気味な風体というか、まるで幽霊船の怨霊のよう。ホラーであり、あんなのに惚れ込み救済しようとするゼンタはやはり頭がぶっ飛んでいると確信した(エリック助かった)。糸車のシーンでは、舞台上には糸車はなく女たちは舞台袖から延びたロープを引っ張るのだが、あれではオランダの風車のような巨大な糸車の化け物があることになる。オランダ人の船の乗組員とおぼしきカラフルなハイカーたちはあまりにも場違い。いったいなんでこんな恰好をさせたのだろう。終幕のシーンは、オランダ人とゼンタがめでたく結ばれ救済が成就した、とでも暗示しているのだろうか。

『REAL』
metro
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

nitehi:kedo
こわっぱちゃん家
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

CONSTELLATIONS
劇団スポーツ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
近年注目の劇団を初観劇。久々の早稲田どらま館にて。
serial numberが今後3箇年に亘り2名の女優と組んでのシリーズを始めたと知ったと同時に、こちらの劇団での「シリーズ」立ち上げ、しかも二人芝居、まずは海外戯曲を手掛ける点も共通で甲乙付け難し。双方に食指が動くも一方を選ばざるを得ず厳選なる選考の末こちらを選んだ。
若い俳優の煌めきにハッとする瞬間は芝居の醍醐味。ユニークな作りの本作の「見方」に最初戸惑うが、次第に「多元世界」を芝居に転化した趣向に目と頭が見慣れて来た頃には、「今この生」の多元的な振れ幅(当事者にとっては天と地の差があるに違いないが)に対するある種の達観と、同時にあらゆる可能性への胸騒ぎに見舞われる自分がいる。
舞台では同シチュエーションの様々な可能性が通り過ぎて行くが、入れ替わり立ち替わる場面の中に2つ程、他者(観客)が祝福するに相応しい場面がある。それは「うまく行ったケース」という事になるが、何故かその事で我々が報われている事実があり、何やら示唆深い。
ドラマを体験するとは二度生きる(生き直す)事に他ならず、男女の物語を觀終えた今、それがどの経過、どの結末であろうとそこには「別の可能性」が孕まれている事に変わりはなく、二人の物語の小波、大波が様々な仕方で観客を揺さぶるという事では満たされ度は高いと言えるかも知れない。と同時に、一組の男女の人生を味わった気になっている。時系列的に進む「次の場面」(またその次の場面・・)が二人が辿った凡その経路を示している所はあるので、ざっくり「一つのストーリー」と捉えられなくもない。が、主眼はその展開の仕方の多様さにある。
ただし・・もしかすると異なる展開に見舞われる二人の中に流れる精神というか、魂の交流自体は、表面上の差異にも関わらず「同じ」、即ち、この二人の物語であったと、考えて全く間違いでないと作者は示唆しようとしているのかも知れない。
この男女、ローランとマリアンを三組の男女の俳優が演じるが(組合せも多様)、二人の関係のタイプはその組合せの振り幅も多少あるものの、知的に突出して性格が飛んでる女性の存在に、男性の方が当てられるパターンと見える。男の素朴さ(養蜂家というのもミソ=出来すぎという話も?)に女が惚れ込む面もあるが、頭脳が彼女の仕事の原資であった所へ襲ってくる脳腫瘍という病、人生の起伏の面ではマリアンの感情表現が、それを受けるそれぞれのローランによっても、と言うべきだろうが、三者三様の演者のリアリティがある。「こんなに若い俳優なのに」とは不適切な前提かも知れないが、素朴に、その演技に感服した。

樹海
近畿大学 文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻 34期
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2025/09/12 (金) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

座標と初恋
アオガネの杜
アトリエ春風舎(東京都)
2025/09/12 (金) ~ 2025/09/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
正直、キャンプの道具を買いすぎて金欠でしばらく舞台を観てなくて、本ばかり読んだり親から頂いた株主優待を使って映画ばかり観ていたけれど、しばらくぶりに舞台やを観て、やはり舞台は良いな、とつくづく思った。
それは尿酸値上がりすぎたらしいタニノ氏も一緒のようだった。
何を書いてもネタバレになりそうなので、以下ネタバレに。

樹海
近畿大学 文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻 34期
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2025/09/12 (金) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

オズの魔法使いによろしく
中央大学第二演劇研究会
シアターシャイン(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
可成りストレートに時代を若者視点から描く。背景には時代の闇も、その深さと処置の難しさも透けて見える処がグー。

われわれなりのロマンティック
いいへんじ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
三鷹市芸術文化センター 星のホールが選び、次世代を紹介するNext枠のひとつ。120分。9月7日まで。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/09/post-4ce140.html

第14回名古屋学生演劇祭
第14回名古屋学生演劇祭
うりんこ劇場(愛知県)
2025/09/06 (土) ~ 2025/09/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/08 (月) 15:00
決勝の9月8日15時公演4作品を観せて頂きました。
各々30分程度でしたが、
この日のために情熱を注ぎこんで作られた作品はどれも力作ばかり。
改めてお芝居って色々な表現があるのだと感じました。
これからも若い力でどんどんチャレンジしていってほしいです!!
①な鳴る「音を鳴らす」
芝居というよりは、
アドリブでやってるようなリアルさがあった。
今どきの若者の相も変らぬ日常を
生々しく切り取った情景に心痛める場面も・・・
少女達にこんな思いをさせる大人達は、
もっと本気で考えるべきじゃないんですかね?
②劇団jobless「空のやつ」
生き辛い世の中、その中で模索し続ける若者の心象風景?
ユーミンの『ひこうき雲』を
そのまま体現したような作品でした。
③萌Co.「大草原不可避」
とにかくめっちゃ明るい作品でした。
一人で演じ切る力量が素晴らしかったです!!
④劇団とかげのしっぽ「残光」
全編、『謎かけ』のようで
まるでエッシャーのだまし絵の中で
遊ばれてるかのようでした。

ぼくらのおはなし
東京ノ温度
新宿眼科画廊(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/09/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/01 (月) 15:00
複数の二人芝居の断片を呈示してからそれらを関連付けてゆく形式の「一種のSF系」。
軸となるのは時間ものでしばしば使われる心だけのタイムスリップ(本作では「ココロップ」と呼称)だが、劇中でそれに疑問を呈するとは!(笑)
さらにそれだけでなく従来このテの作品では描かれることがなかった「ココロップされた側」も描いたのが画期的大発明(!)。
実は、主人公がある日突然違う境遇のパラレルワールドに行ってしまうという映画「知らないカノジョ」を観た時に「その主人公に入れ替わられたもう一人はどうなったの?」という疑問を抱いたので「そうそう、そっちも描かなくちゃ!」と膝を叩いた。
似た発想をする方がいらして嬉しい♪

The Breath of Life
serial number(風琴工房改め)
OFF OFFシアター(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/17 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/12 (金) 19:00
詩森ろば(serial number)の新機軸。林田麻里・李千鶴とのユニットの旗揚げだが、女性2人の関係の変化は面白い。131分。
ワイト島にあるテラスハウスに、フランシス(李)が元夫マーティンの愛人だったマデリン(林田)を訪ねる。マーティンは新しい恋人ができてシアトルにいるらしい。最初は敵対的だったマデリンだったが…、みたいな物語。デヴィッド・ヘアー2002年の作品で、日本では2014年に新国立劇場で初演された戯曲だが、女性2人の関係が濃やかに変化する様子が丁寧に描かれて、詩森の演出で女優2人がしっかりと演じた。タイトルは「必要不可欠なもの」という意味があるらしい。
どうでもいいことかも知れないけど、ドアが内開きというのは違和感。

CONSTELLATIONS
劇団スポーツ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
元々は2人芝居らしいのですが、それを3人1役で男女それぞれ。
組み合わせも変わるので、バリエーション豊かに、ゆらぎながら舞台上に表現されます。
一人の役者が演じ分けるのでは無く、複数の役者が入れ替わり立ち代わり。
パートナーが変わることで芝居が変わるのも面白かった。
量子論(不確定性原理)が割とモチーフ的になっていて、そのあたりとの親和性もあってアリなやり方だと思った。
素舞台に、パイプ椅子が6脚のみ。
照明も色を付け足すようなことはせず。
役者を信じて役者を見せてくれるなって。
素敵な役者ばかりで。
なんてことは無い男女の話なんですけど、不思議と見入りました。

「白月帖」
演劇集団あんちぽっぷ
シアター風姿花伝(東京都)
2025/09/10 (水) ~ 2025/09/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
風姿花伝で、こんなにアクションある舞台は初めて観たかも。
総勢25人(数え間違えてたら御免なさい)、全員入り乱れるシーンもあったりする。
こういう異界で演者は華やかな衣装で……系の芝居が最近、やや足が遠のいてるのですが。
選んで良かった。面白かった。
ちゃんと世界観が作り上げられていて、そこに生きる人々(神様、キョンシーも含む)の思いが立ち上がってる。
外面(そとづら)だけ飾り立てられてない、ちゃんとした異世界のファンタジーがあったと思う。
殭屍人(キョンシー)と作り手の黒導師で、それぞれ関わり合いの違いがあるところとかも良かった。
130分は長めだけど、キャラの個性がよく、テンポがとても良くて長くは感じなかった。
後半がスケール大きくなってやや荒く感じたけど、そのぶん勢いあったな。

『REAL』
metro
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/12 (金) 14:00
宮沢賢治とニーチェのテキストを使って濃密でアングラテイスト。他に代わるものがないタイプの芝居。113分。
旗揚げからずっと観てるユニットで、天願大介の作・演出が光る。昔ながらの質屋の帳場に、三姉妹の次女・愛枝(まなえ,サヘル・ローズ)がいるところに垣乃花(渡邊りょう)が来て、長女の日枝(にちえ,月船さらら)はいないかと問うのだが、いないと答えたところにドイル君(マメ山田)がやってきて質草を出そうとするけど急いで帰り、やがて日枝は空(キャットウォーク)から現われ、三女の智枝(ともえ,犬宮理紗)は寝ている…、みたいに物語を追うことができなくもないが、そこが本意ではないだろう。宮沢賢治やニーチェのテキストをふんだんに使い、最後は『三人姉妹』的な終わり方。開演から聞こえる轟音がキモ。感性を刺激される芝居だった。

『コラソンはデイドリームちう*(中)』
コラソンのあんよ企画
APOCシアター(東京都)
2025/09/12 (金) ~ 2025/09/15 (月)公演終了

関ケ原BOOGIE☆WOOGIE~小早川の場合~
山川プロダクション
萬劇場(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
旗揚げ公演にしては入れないお客さんもいた回があるとか
小早川秋秀を主役にしたというだけでも変わっているが、コメディタッチである程度史実に沿いながら新解釈を展開
キーワードは「友情」かな
主演の田口臣はじめキャストの表情も良かった
彼は後半甲冑姿になったが、初めはパジャマ姿
まあ秀秋のおこちゃま振りを上手く表現したとも言える
本物の小早川一族の末裔と書いてあったが本当かな
「鷹」は自由人でいいな
実は秀秋の本心という謎解きもあったが・・・
石田三成の誠仁、ちょっと最近見ていない沖野晃司くんに似てなかなかカッコ良かった

関ケ原BOOGIE☆WOOGIE~小早川の場合~
山川プロダクション
萬劇場(東京都)
2025/09/11 (木) ~ 2025/09/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。最高です。関ケ原の戦いは登場人物が多く、そして人間関係も複雑ですが、今日の舞台はそのあたりが非常にクリアーに描かれていてバッチシでした。脚本家さんが描く小早川秀秋像も非常にクリアーでした。何もかもすばらしかったです。衣装も非常に凝っていて「衣装にかなり金かけてるな…」と思いました^^ すてきな時間をありがとうございましたm(_ _)m あ、そうそう、山手線が人身事故で遅延していて舞台終わってから駅で1時間ほど油売ってました^^