![Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/241/stage24196_1.jpg)
Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】
演劇レーベルBo″-tanz
d-倉庫(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
カッコいい!
これまたカッコいいストーリーではないですか。2時間の芝居が短く感じるくらい引き込まれてしまいます。その中に友情や汚職,組織犯罪,愛情等々盛りだくさん。ゴスロリバンドもイケてるし,こりゃぁイイっすよ。前作でも思ったんだけど,説明的な長台詞は背景事情を理解させて効果的っうか,役者さんも大変だよね。7つの大罪シリーズも来年には完結させるとのこと。もうこれは追っかけるしかないでしょう。

ノーアート・ノーライフ
ナイロン100℃
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★
ここしばらくと全く変わらないナイロン
ナイロンを観る度に思うが、休憩ありの長丁場にする必要性はあるのだろうか?
くすぐりの笑はところどころにあり飽きることはない。
だが内容は全くと言っていいほどに無く、観劇後何も観た気がしない。
これがここ最近のナイロンで毎回思うことだ。
内容のある芝居だけが芝居じゃない。だが、内容のないものをあんなに長時間休憩まで入れて観るほどの物だろうか?
役者たちもあまり生きているとは言えなかった。
各キャラクターの魅力があまり感じられず、各々の関係性が閉じてしまっている印象を受けた。
ギャグも浅すぎる。
前半の大倉さんの鞄のギャグなど後半にはすっかり忘れ果ててしまっていたし、ひとつのギャグを次のギャグに発展させるという基本をケラさんは忘れてしまったのか、もしかしてそのことすら知らないのでは、と疑ってしまう。

リライト【終了】
東京アシンメトリー舘【閉舘】
NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)
2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了
満足度★★★★
閉館にふさわしい、閉館が惜しまれる公演
共同作家であり夫婦である二人が主人公。
「思出鳥」を基にした劇中劇も予期せぬ展開で、さらにその先に驚きが待っていました。

日本の問題
日本の問題
ザ・ポケット(東京都)
2011/11/27 (日) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
B班
今の日本の現状を、それぞれが描いていて面白かったです。
トークショーも楽しめました。
ただ全体に、3.11の出来事が大きいのかなぁ〜と.....
個人的にはアロッタファジャイナ『日本の終わり』が好みでした。

キネカ メモリア
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★
映画を愛する人たち
星組を見ました。
映画には多くの人が愛着を持ち、映画館にはそんな人たちが集う。そんな映画を愛する人たちの人間模様が描かれていました。
久堂さんの醸し出す雰囲気と、恩田さんのあっけらかんさが良かったです。

午前2時、パンプキン通り
羽生一家玉組
劇場MOMO(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんんとも賑やかで楽しい舞台セット
入った瞬間の舞台の賑やかさに、劇が始まる前から楽しさが湧きおこり、
そう感じたとおりの前半の楽しく賑やかでわくわくする感じから、後半の「えっ!」と驚く展開へ。とてもうまく出来た脚本と同時に前半の現実離れした脚本をリアルに感じてしまわせる役者のうまさに感嘆しました。

リア王
室生春カンパニー 劇団 風の森
新宿シアターモリエール(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
さすがシェイクスピアです
台詞の言い回しとか舞台衣装にちょっと物足りなさを感じつつ、群舞シーンにもう少し動きの切れがあれがパーフェクトなのにと思いつつ、さすがのシェイクスピア劇ですね。最後まで息つかせぬ展開で惹きつけられました。
今回は道化のスカピーノとグロスター家の長男エドガーがの演技が強く印象に残りました。

黄金時代(仮)~【公演終了致しました。皆様、有難うございました。次回作もご期待下さい。】
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2011/11/19 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
心の奥にあるもの
殺人の被疑者である女性三人の実況見分が行われて観客はその立会人となります。殺人を引き起こす人間の深層心理に迫ります。

未亡人の一年
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
よかったです
想像していたようなレツジョーを催すものではなかったですが、未亡人を取り巻く愛憎の人間関係見応えがありました。時間を超えてシンクロさせる手法はセリフ的にも視覚的にも面白い。ところで中田麦平さん実にイイですね。以前に観た芝居でも絶妙な間男ぶりを発揮してましたが、今回も存在感ありました。

法王庁の避妊法【全公演終演致しました!ありがとうございました!!】
ファルスシアター
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
心温まるストーリー
たまごチームの回を観劇。
産婦人科医師であり研究者でもある荻野久作氏が当時解明されていなかった排卵時期の研究結果を婦人科学会に論文を発表するまでの物語。
不妊や多産に悩む女性を助けようとする医師の姿や、誰にも解明できていない事実を見つけ出そうとする研究者の姿が良く表現されていました。

カフェ・ビアンカ
兎団
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
無題211
やわらぎホールは3回目、先日の日曜、初めて中に入りました。なので会場の座席配置などは学習済み。12:20受付(斉藤さんご本人が受付にいらっしゃいました)、12:40開場~12:53'前説'~13:06開演~15:16終演。照明器具のトラブルで開場が少し遅れました。舞台中央、白い枠。上手、デスクと椅子。
下手、テーブルとお酒。YouTube版をみました、「がざびぃ」だったんですね。今回とはずいぶん広さが違います。その分奥行き、横幅を上手く使ってお話の世界を創りあげていたと思います。絵はよく観に行ってました(やや過去形)。でも画家の名前はほとんど知らず、もちろん絵のタイトルも。※風景画では、コローが好き。なので、アルトン=モームという画家がホントにいるのかと思って観ていました(創作上の画家ですよね?)。美術品泥棒のはなしも現実によくあること、贋作とかも。なので、とても親しみを感じながらの観劇。すみません後で追記します。

幕末紅蜀葵
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
ZTON会心の一太刀
ZTONでこんなに震えたの初めて。疾走感、フラッシュバック、役者そしてストーリー、凄かった。パフォーマンスを使った劇団では関西小劇場で、今一番良いかも。それだけに、悪い癖、必然性のない受け狙いがいくつか出てしまったのは残念。犬とか大阪弁とかうんことか。笑いでは舞台と客席は一つになれない。あんなのなくても、というよりもせっかくのリズムを壊してマイナスになった。せっかくの作品なのに。。いつも思うのですが、ああいうのがなくても戦える劇団なのに。もっと戦える。戦ってほしい。

未亡人の一年
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

妖怪レストラン 3P(スリーピー)
THE 黒帯
テアトルBONBON(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/05 (月)公演終了
満足度★★★★
説明は頑張っていた
ケド
説明不足を感じた。
話の内容ではなく、物語の設定の方です。
シリーズモノと言うことで、「知ってますよね」的な作りが目立った。
初見(我も)な人に優しく、冒頭にダイジェストやるとか。
配慮が必要ではと感じました。
説明はいろいろしてるし、サービス旺盛なんですけど。
毎回新規に見る観客のこと考慮して欲しかったかな。
前の席の中学生くらいの男の子も声上げて笑っていたけど(我も)、
上記配慮があれば、もっと笑えたろうにと感じたデス。
![Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/241/stage24196_1.jpg)
Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】
演劇レーベルBo″-tanz
d-倉庫(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/05 (月)公演終了

往復書簡
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2012/03/12 (月) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
読むことではきっと味わえない感覚
とてもしたたかにつくられた物語で
原作を読むだけでも
がっつり満たされるとは思う。
でも、このリーディングに接した感覚を
得るのは難しいかなとも思うのです。
空間を満たす空気は
それほどに観る側を
物語に閉じ込めてくれる。
豊かで繊細な時間に深く浸されたことでした。

未亡人の一年
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
重なり膨らむ
作り手らしい
不思議な感覚を持った作品なのですが、
そのメソッドが生み出す俯瞰が
生きる質感をしなやかに浮かび上がらせていく。
劇団名のごとく現わされるシンクロに
しっかりと捉われてしまいました。

あゆみ TOUR
ままごと
森下スタジオ(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
音楽的・ダンス的
ある女性が生まれて死ぬまでを、短いエピソードを次々に連ねるスピード感溢れる演出で描き、あっという間の75分でした。
8人の役者達は役が固定されていないくて、しかもシーン毎に役が替わるのではなく、数歩歩いただけで入れ替わることも度々あるという目まぐるしさでしたが、物語自体は人生において誰でも経験する様な日常的なエピソードばかりなので、話について行けなくなってしまうことはなく、分かり易く整理して演出されていました。
複雑な台詞や動きのコンビネーションがとても高い精度で行われていて、音楽的・ダンス的要素を強く感じさせながら芝居から浮かずに上手く融合していたのが素晴らしかったです。音響効果がほんのわずかにしか用いられず、絶えず移動しながら台詞を言う役者の声の立体感が引き立っていました。赤い靴が本や電話など様々な物に見立てられて用いられていたのも楽しかったです。床にチョークで引かれるラインに沿ってライティングエリアが展開する照明が美しかったです。
シンプルかつ斬新な手法を用いながらも小難しい雰囲気にならず、ユーモアを散りばめてエンターテインメント性とアート性が高いレベルで両立した傑作だと思います。

幕末紅蜀葵
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
志
新政府軍と旧政府軍による争い。どちらの言い分もわかるし、どちらかというと日本人は『しきたり』重んじる傾向にあり新しい事にどうしても臆病になる。勝海舟や徳川葵の人生ってんなだったのかなぁと思わなくもなかったり。ストーリーは楽しかった意外な展開にもなっていたし。殺陣も個人的には好き。ステラさんの紅にかなり心奪われました♪かっこよかった☆

ノーアート・ノーライフ
ナイロン100℃
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
テンポがいい
オープニングや幕間の映像はナイロンならでは。
ぼけキャラだらけで、大倉さんのつっこみキャラが絶妙でした。