最新の観てきた!クチコミ一覧

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ギフト オア アライブ ~ふれあい夏祭り~

ギフト オア アライブ ~ふれあい夏祭り~

シベリア少女鉄道

吉祥寺シアター(東京都)

2025/07/11 (金) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度

「女性の○○シーンを面白おかしく描いてるシーンがあります」の注意事項なかったのでこの舞台を観ることになってしまった。最悪。当事者じゃない自分でも不愉快。シベ少、より面白いこと、より過激なことを求めて倫理観を忘れてるところがあると思う。
配信ないからといってやりすぎ。このシーンをやめようとする人の声が出なかったことが残念。実際、このシーンはなくても問題ない(本筋とは関係ない)シーンだった。
こんな舞台に真面目になりすぎという意見もあると思うけど、ちょっと考えすぎなくらいがちょうどいいぜ、と思った。

WHO CARES

WHO CARES

ヨーロッパ企画

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2025/07/18 (金) ~ 2025/07/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

良い展開だった

グロリアストラベル

グロリアストラベル

桃尻犬

浅草九劇(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★

・最後ファンタジーになっちゃった
・ほんとに地獄の釜を開けるんかい

きみは一生だれかのバーター

きみは一生だれかのバーター

浅草九劇

浅草九劇(東京都)

2025/07/31 (木) ~ 2025/08/11 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★

サブカルの固有名詞がたくさん出てきた。

 ゆうがい地球ワンダーツアー

ゆうがい地球ワンダーツアー

南極

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2025/09/04 (木) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ面白かった!キャパも大きくなってできることも増えて楽しいことばっかり!今回もなんとか生で観れて良かった!今1番好きな劇団!本当にラブ、愛してる。

いつかアイツに会いに行く

いつかアイツに会いに行く

ニッポン放送

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ちょいとおバカな話ですが、なかなかに元気づけられる楽しい舞台ですね。歌にダンスと、これはミュージカル?

シャガ

シャガ

SHEDDING

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団初見。ミステリー風の時代劇ファンタジー、入り込んでしまいますね。大いに楽しめました。

幸せになるために

幸せになるために

“STRAYDOG”

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチーム観劇。日航機墜落事故に取材した作品、当時の事を思い出しながら、ぐっと引き込まれました。エピソードの殆どは見聞きしていましたが、改めて舞台化された作品を観ると、大いに感銘を受けますね。

ジャンク・チャック・ハック

ジャンク・チャック・ハック

劇団身体ゲンゴロウ

千本桜ホール(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これは実にいい。リアルとファンタジーがいい塩梅にブレンドされて、引き込まれます。夢を追い続けるのも大変だな。最後の仕掛けもおっときました。

223番のはなし 東京公演

223番のはなし 東京公演

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

う~ん、これはお見事。ライトSF的な不思議な世界感ですが、シリアスな問題も内在してますね。なかなかに考えさせられます。

ながいみじか〜い

ながいみじか〜い

キルハトッテ

王子スタジオ1(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

キルハトッテの短編集、実にイイですね。かなりシュールなのですが、妙にリアルな感覚が好きです。

夏の嘘×2

夏の嘘×2

ここ風

「劇」小劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いかにもここ風らしい舞台ですね。故人への想い、個人的な体験も相まって、入り込んでしまいました。

ピンクの教室に父の影

ピンクの教室に父の影

友池創作プロジェクト

小劇場B1(東京都)

2025/10/15 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ピンクの教室に父の影を見てきた。
想像を超えた展開と笑いありの素晴らしい作品だった。
現役高校生が高校生役で出ていたが、演技も自然で感心した。今後の活躍が楽しみである。
出演者全員が素晴らしい演技力で、タイムスリップの世界に惹き込まれ、あっという間の時間だった。また次の作品が楽しみである。

ひとのこ

ひとのこ

関西演劇集団 Z system

ウイングフィールド(大阪府)

2025/10/16 (木) ~ 2025/10/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりのZsystem 良かった
父親の気持ちがわかる(私も自由人なんで)
でも、最後にはここなんでしょう
私も最後はどうするかな・・・

『ストーリーズ』-短編物語選集-2025

『ストーリーズ』-短編物語選集-2025

楽園王

GALLERY LIPP(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/10/11 (土) 12:15

【PROGRAM2】
岸田國士の二人芝居と長堀主宰の三人芝居・二人芝居という短編3本の構成。
1編目は岸田作品と知って観たこともあろうが(花占い的部分もそうか?)クラシカルな感覚と楽園王ではお馴染みの句読点ずらしに起因する(なのか?)モダンな雰囲気が融合/同居して独特な面白さ。
2編目は関係が壊れてしまった男女を取り持とうとする「第三者」はもしかして……などと推察したりもしたがおそらく誤読。(笑)
3編目は胡蝶之夢+入れ子構造で、そのどちらも好きな身にとって「鴨が葱を背負ってきた」あるいは「盆と正月が一緒に来た」な感覚で、もうタマラン!(嬉)

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/10/07 (火) ~ 2025/10/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第一幕90分休憩15分第二幕75分。

チェーホフの『三人姉妹』をだぶらせる人が多いと思う。立ち昇る諦念は『ワーニャ伯父さん』や『桜の園』にも。人生を蹂躙される不合理を運命だ宿命だと無理矢理受け入れ生きていかざるを得ない。無力なんだ、人間は。でもそれだって気持ち次第だろう。気持ちの持ちようで何とか生きていける。それはどんな気持ちなのか?一体どんな?

飛行機が近くを飛ぶ度に轟音と振動、桜の花が音を立てて散ってゆく。ピンクの雨がスラムのトタン屋根を染め上げる。少年はそれが好きで好きで堪らなかった。明るかった少年は日本人ばかりの私立中学校に入れられ差別と虐めで失語症を患う。登校拒否で日がな屋根の上に登り自分の世界に浸った。こんな町は大嫌いだ!こんな連中は大嫌いだ!自分の出自を呪うように汚らしいゴミの町を睨みつける。そんな町を一瞬にして桜吹雪が塗り替えてくれる。

1969年春、大阪国際空港に近い伊丹市中村地区、国有地を不法占拠して暮らす在日韓国人の集落。太平洋戦争で左腕を失くした隻腕の男、金龍吉〈キム・ヨンギル〉(イ・ヨンソク氏)の営む「焼肉ドラゴン」。妻(コ・スヒさん)、右足の悪い長女(智順〈ちすん〉さん)、次女(村川絵梨さん)、クラブで働く三女(チョン・スヨンさん)、中学生の長男(北野秀気氏)。
常連客の太った陽気な櫻井章喜(あきよし)氏、アコーディオン奏者の朴勝哲(パク・シュンチョル)氏、韓国太鼓(チャング)奏者の崔在哲(チェ・ジェチョル)氏。櫻井章喜氏の親戚であるキム・ムンシク氏が時折顔を出す。彼はリヤカーにドラム缶二つ載せて5km離れた豊中まで豚の餌としてうどんの茹で汁を貰い受ける仕事をしている。
次女の婚約者、千葉哲也氏、大学出だが仕事が続かず遊んでばかりいる。
三女の働くクラブ支配人、石原由宇氏。かっぽれが持ちネタで多才な男。歌手を夢見る三女は彼に夢中。
砂利をトラックで運搬して羽振りのいい韓国人、パク・スヨン氏は舞の海似。

1970年に大阪万博が開催される為、都市開発の名のもとに朝鮮部落の解体が強制執行、1971年までの物語。

お父さん=アボジ、パパ=アッパ。
お母さん=オモニ、ママ=オンマ。

「これが私の宿命なのか···。」といつも嘆いているコ・スヒさん。
「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる。」と自分に言い聞かせるように呟くイ・ヨンソク氏。
「帰るところはない。日本で生きていくしかないんや。」

キャスティングが神懸かっている。当て書きとしか思えない。この中で暴れ回る千葉哲也氏は日本代表の貫禄。
必見。

ネタバレBOX

開演20分前から舞台上で宴会が始まっている。チョン・スヨンさんが日本の歌を熱唱。巧い!集落に一つしかない共同水道で智順さんが食器を、松永玲子さん扮する婆さん(何と彼女は三役!)がホルモンを洗う。松永玲子さんは聴こえて来る歌に合わせてノリノリに踊る。

休憩時間にはロビーにて朴勝哲(パク・シュンチョル)氏と崔在哲(チェ・ジェチョル)氏の演奏会。帽子に括りつけられた白く長い紐をぐるぐる回転させながらチャングを叩く妙技。拍手喝采。

演劇をチェサ(韓国の亡くなった先祖を祭る儀式、全ての子孫が命日に集まり用意した御馳走で冥福を祈る)に準えた作者の鄭義信(チョン・ウィシン)氏。まるで目の前に死者がいるかのようにもてなしていく祭祀。無数の無縁仏、無数の流離う人々に贈る一夜だけのチェサ。観客はチェサに集う親族であり、チェサに祀られる無縁仏でもある。(パンフレットの内田洋一氏の文章は必読)。

今回は自分の体調面に問題があって、完全に作品を味わえたとは言えず。12月の凱旋公演のチケットを買った。
鄭義信氏「今回(12月)の中劇場公演をもって『焼肉ドラゴン』はラストステージとなります。」
観ざるを得ないだろう。

※ラストシーンは吉田拓郎の『唇をかみしめて』みたいな気分。

理屈で愛など手にできるもんならば
この身を賭けても 全てを捨てても
幸せになってやる
人が泣くんよね 人が泣くんよね
選ぶも選ばれんも 風に任したんよ
リーディングセッション『蠅取り紙ー山田家の5人兄妹』

リーディングセッション『蠅取り紙ー山田家の5人兄妹』

OVER40S

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/10/18 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 over40’sの 顔見世公演である。出し物は「蠅取り紙」飯島 早苗さん、鈴木 裕美さん作。開演前とリーディンング中の効果音はアコーデオンの生演奏が入る。尺は途中休憩を10分挟み2時間10分。華4つ☆

ネタバレBOX

 物語は山田家の5人兄弟を中心としたホームドラマ。未だ蝿取り紙が使われていた昭和30年代頃の話も思い出話として出てくるからそれから兄弟が大人に成る頃迄の話と考えてよかろう。因みに蝿取り紙とはガムテープ程の幅の赤茶色の紙の両面に粘着剤を塗って蠅を捕る為に使われた紙。鮮魚等を扱う店頭では上から吊るし巻き芯を錘として用いた。未だ日本は貧しく1$は固定制で360円。令和の現在より総てが荒々しく活気に満ちており都内の祭りでも喧嘩神輿の風習が残り時折死者が出た。然し近所付き合いは盛んで子供たちは近所の道や広っぱで缶蹴りやビー玉、メンコ、ベーゴマからかくれんぼ、鬼ごっこ、縄跳び、だるまさんが転んだ、ままごと、戦争ごっこ、けん玉、相撲、野球、木登りなど何でもやって遊んだ、今より遥かに自由でゆるやか、大らかな時代であった。無論、時々子供同士の喧嘩はあったが、大人が止めに入ると、「子供の喧嘩に大人が口だすんじゃねえ!」と啖呵を切る子供さえ居た。世の中は今よりずっと暮らし易かった。下町の長屋では、朝布団を質屋に入れて働きに出る親も多かったが、味噌や醤油、マッチが切れれば近所の部屋の何処に何があるかは子供が知っていたから親は自分の所に無い物を借りに行って賄いをし合うそんな融通が利くことが当たり前の、少なくとも精神的には相見互いの時代の了解が根底にあった時代の話である。
 今思えば、人々の人生は現在より遥かに人間的で充実していたのではあるまいか。現在のように何でもかんでも禁止、それが如何に不合理であっても意図的に作られたトレンドであってもそれが時代のトレンドであれば、それに逆らったり敢えて無視したり、対抗・対向したりすれば否定的で無責任な匿名の非難、悪罵が殺到するという現象は無かった。
 これに反し現代資本主義がスタグフレーションやリーマンの詐欺的手法の失敗以降更なる利潤優先を推し進めてきた結果、我が国でも人々の発言は二極化し片や非難しようのない毒にも薬にもならぬ用心深い表現に、片や非難している対象の内実で何が問題とされているか考えることさえせず唯嫌いだとか、己の狭い了見に合致せぬというだけでダメージを与えようとする意志と匿名で投稿するのであれば意味の無い自己顕示欲? を満足させる為だけにSNS等ネット上の表現方法を用いて叩く、寒いだけの時代を更に推進するだけの緩やかな自滅に加担する者達の群れに自らを進んで没入させる思考停止した人々の何と御し難い趨勢であることか! 
 より遥かに精神的に健全であるが故に暮らし易い、安寧な時代であった。そんな時代を描いた作品である。出演した皆さんの活舌も良く、間合いの取り方も上手い。初めての海外両行に出た父母だったが、ハワイへ向かう航空機内で不調を訴えていた母は到着して病院へ直行、入院する羽目に陥ったが原因は盲腸、オペは成功したが麻酔から醒めない。この状態で母は子供たちの集まっている自分の家へ帰還してしまった。子供たちはびっくり、実は母の生霊らしいということは推測できるものの、目覚めなければ大変なことになる。観劇中、生霊について自分はWミーニングで捉えながら拝見(拝聴)していた。つまり今作の母の生霊と源氏物語の六条御息所の生霊とを同時に思い浮かべつつ拝見(拝聴)していた訳だ。タイプが正反対の生霊なので実に得難い体験をさせて頂いた。と同時に良質なホームドラマを堪能させて頂いた。
プンティラ旦那と下男のマッティ

プンティラ旦那と下男のマッティ

MODE

座・高円寺1(東京都)

2025/10/17 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前作の『さようなら、シュルツ先生』が100点満点で100点でした。ほんとすばらしかったというか度肝抜かれました。ということで、『さようなら、シュルツ先生』と比べると今作は80点ぐらいかな…と。でも、80点は5段階評価で5なので★5つです(私はデフォルトで★5つですが←クリエイターの苦労を痛いほどわかっているので)。今作は、ある意味、昨今のマッチングアプリに通じるものがあったかなと… いろいろ条件クリアーしないとパートナー候補に選ばれないとか… なにはともあれ、今回も前回同様、ちょっとお色気ありで観劇玄人向けの舞台で大満足でした^^

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

劇団ミュ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

マイクなしの生歌・生演奏で、役者さんたちのエネルギーを直に感じられて、最高でした✨

おなじみのジャンヌダルクの話が「王様目線」で描かれていて新鮮でした!
殺陣やダンスも迫力満点でカッコよかったです。
それぞれのキャラクターの想いが交差する様に胸が締め付けられました…。

面白かったです!!

西に黄色のラプソディ

西に黄色のラプソディ

フライングシアター自由劇場

吉祥寺シアター(東京都)

2025/10/20 (月) ~ 2025/10/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

フライングシアター自由劇場『西に黄色のラプソディ』を観劇

アイルランドの劇作家・J.M.シングの喜劇を串田和美が潤色している。

あらすじ:
 父親を殺した青年クリスティは、小さな田舎町の居酒屋に逃げ込む。酔客たちは嘘か真か?と青年の戯言を聞きながらも好意を頂き、村内に受け入れてしまう。許嫁がいるペギーンまでもが青年に惚れてしまい、クリスティは人気者だ。
だが殺しはずの父親が現れるや否や、クリスティは窮地に追い込まれてまう…。

感想:
 喜劇という形をとっているからか、おもしろおかしく鑑賞していけるが、観客自身も村人たちと同じように青年に疑念を抱き始めると、悍ましい人間の本性と集団心理によって、村人たちの理性が崩壊していく様が見えてくる。
クリスティの父親殺しに歓喜の声を上げ、ヒーローと崇めえる村人たちと青年に恋に落ちるペギーン。「脱力コメディーかい?」と思わせる毎回の串田節は、いとも簡単に物語に没入させてくれるが、そこから待ち受ける壮絶さは言葉には出来ないほどだ。演劇を鑑賞していると登場人物に同化してしまう瞬間が多々あるが、その入り口はかなり危険だ。
清水邦夫と蜷川幸雄『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』を思い出さずにはいられないが、やはり串田作品『白い病気』が真っ先に浮かんでくる。その作品の時もそうだったが、戯曲が書かれた時代と場所が違えども、政治も社会も人間も過去の出来事を顧みず、今に至っていると憤慨している演出家・串田和美の怒りが見えてくる。
既に何度も再演しているようだが、今回は最終地点にたどり着いたと確信してしまうほど完成度の高さを感じられる。
伝説の女優・銀粉蝶が出演しているは忘れてはいけない。
 
 お勧め。

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