
ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★
残念でした。
率直な感想です。
歌詞が聞き取れなくストレスでした。
お客にとって「言葉が届かないことが1番のストレス」です。その事が絶対理解していないことが判明。曲の音量に負けて、歌が殆ど聞き取れませんでした。マイク着けてないから尚更です。因みに最前列で観たのに、この有り様です。
よって、世界には全然入れずに終幕。
先読みも出来てしまったので、ひとつも楽しむことが出来ませんでした。希望も未来も無く、救いの欠片も皆無。
いや、それが狙いだったとしても酷い。
あったとしても伝わらずに残念。
数年前、東京進出した頃に拝見したときの勢いも失速したようで、以前のほうが見応え充分だっただけに残念でならない。今後の期待は、非常に低いでしょう。
加えて言えば「全席自由」が、私には解せない。受付時間から開演まで場内で待たなければならない。
10分も遅れて開演して、正味2時間半以上も拘束されたわけだ。
それであの結果では「楽しかった」とは言い難い。
これでは、エンゲキを観たことない人を誘えないし、エンゲキが流行しないのも分かる。
「ありがとうございました」とカーテンコールもないから、きっと媚びないスタンスなのでしょう。
もう観ない方向です。

下賤の天 ~白浪は蒼天に咲く~
カラスカ
TACCS1179(東京都)
2012/03/28 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました!
初め、難しいお話かと思っていたら、きっちり笑えました。小ネタも交えながら決めるとこは決めていて2時間という長い時間もあっという間でした。他の作品も観たいですね。

いないかもしれない 静ver.
青年団若手自主企画 大池企画
アトリエ春風舎(東京都)
2012/03/26 (月) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
精緻
一見なんでもない会話のようなのに、
その裏にある状況を推測させたり、
「・・こうなんじゃないかな?」
とぼんやり思い描いた像に対して意外な解答を示したり、
ちょっとした違和感がさざ波みたく増幅したり、
雨音から外のいろんな状況を想像させたり、
そういうのが非常に巧みな作家+役者さんたちだなぁ・・と、思った。
1時間で、
ちいさな空間から、これだけ外の世界や過去の情景を空想させるのは
なかなか凄いな、と思ったりしました。

ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
観応え充分
「司法制度の弱点と私刑の是非」「罪と赦し」などによって土台をしっかりさせたストーリーをスプラッタ+心理ホラー+サム・ペキンパー風味で調えて観応え充分。
楽曲については歌の伴奏がピアノだけなので却ってミュージカル度が強くなった感じ?

岡田あがさ リーディング公演「INTIMACY」【閉幕しました】
オーストラ・マコンドー
CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー ランプ3(四ツ谷)(東京都)
2012/03/24 (土) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
豪華二本立て!
本編のあがささんのリーディング&一人芝居最高でした!もうずっとあがささんから目が離せない、惹き付けられる公演でした。アフターイベントの佐藤みゆきさんは、声に表情にと、溢れんばかりの魅力を惜しみ無く出していて、ほんとに素晴らしかった。素敵空間に居られて、とても幸せでした!是非またやって欲しいなぁ☆

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった~♪
過去に何作品も観てきましたが、一番好きかも♪舞台美術もきれいでした。初日を含め5回の観劇でした。千穐楽が終わってから、今でもあのメロディーと歌詞が頭に浮かびます。ステキな作品をありがとうございました!

東雲十六夜【ご来場誠にありがとうございました!!】
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/03/27 (火) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
観て良かった!泣いて笑ってうなずいて・・・
お通家の部屋ひとつだけが舞台で110分。
どう展開するのか?飽きがくるのでは?の心配をよそに
とても感慨深くあっという間の楽しい観劇でした!!
登場人物一人がとても活きていて
お笑い担当の方々も(失礼;) とても上質!
泣いたり笑ったり忙しい、あっという間の90分でした。
女性の立場から観ると、女優陣には共感する部分が多く
普段もやもやと思っていることを大きな声で演じてもらって
なんだかすっきりしたような気分。
ほんと男って子供で弱くて勝手で。。。そして優しくて不器用。
ストーリーは見えていましたが
その分、いろんな事に思いを巡らせながら観劇できました。
時間があったらもう一回観たいお芝居です
今度は夜の部を見てみたいな~

文化系体育会
カトリ企画UR
劇場MOMO(東京都)
2012/03/29 (木) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

詠み芝居「雨月物語」
NPO法人 演劇倶楽部『座』
シアターサンモール(東京都)
2012/03/28 (水) ~ 2012/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★
聞いてわかるということ
読んでわかるのとは別の味わいがあった。ちょうど方言で語られる民話が最初は全然わからないのに聞いているうちにじわじわ理解できてくるような感じ。素晴らしい日本語を堪能した。できればさらなる理解のために文楽みたいに台本を見ながら聞きたい。(場内暗いので無理)

ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろい。
初見です。エグさを笑いにもっていく感じ、良いです。ミュージカルにしたことでヘビーさがなくなり、かなり楽しんで観れました。

ヒューマンエラー(再演)
643ノゲッツー
OFF OFFシアター(東京都)
2012/03/27 (火) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
よくできている
好き嫌いがハッキリ分かれると思います。話の序盤に入り込めないとキツイかも。なぜ照明を使わないのはなるほどという感じ。舞台の使い方も絶妙。役者が素晴らしい。良い役者を集めています。個人的にはかなり好きです。引き込まれました。欲を言えば、終盤もう少しコンパクトにできたら良かったかな。

盗聴少年
山田ジャパン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/03/26 (月) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★
うーん
残念ながら私には合わなかったというか、あまり面白いと感じられませんでした。
ところどころ笑えるところはありましたが、ストーリー自体が散漫な感じ。オチはあれでよかったのでしょうか?
せっかくキャラの立った役者さんがいて、面白そうなシチュエーションなのに。
消化不良な感じで終わりました。
もっと面白くできそうなのに、という残念さだけが残りました。
個人的に、いとうあさこさんを目の前で見られたのがよかったです。

うみの音が見える日
スパイラル
スパイラルホール(東京都)
2012/03/27 (火) ~ 2012/03/28 (水)公演終了

Vector(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場HOPE(東京都)
2012/03/24 (土) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了しました!ありがとうございました!
TOKYOハンバーグ
ワーサルシアター(東京都)
2012/03/27 (火) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

83days
劇団天才ホテル
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/03/23 (金) ~ 2012/03/26 (月)公演終了

ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
怖いけど面白い
さすがに正視出来ない刺激的な箇所もありますが、そこは自己責任でなんとか乗切りました。
怖いのになぜか微妙に笑い、歌唱力は抜きにしたノリのいい音楽、なんというか、お馬鹿ダーク系ホラーファンタジーといった感じ。
それでもちゃんと舞台劇として成立していたのが興味深かったです。

東雲十六夜【ご来場誠にありがとうございました!!】
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/03/27 (火) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

Vector(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場HOPE(東京都)
2012/03/24 (土) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

満ちる
MODE
座・高円寺1(東京都)
2012/03/22 (木) ~ 2012/03/31 (土)公演終了
満足度★★★
父と娘
お互い素直になれず距離を置いてしまう父と娘の姿がしっとりと描かれた作品で、とてもベタな泣ける演出にすることも出来そうなところをそうせずに、クールな質感が所々に感じられました。
かつて奇才と呼ばれていた年老いた映画監督が久々に映画を撮っていたところにトラブルが発生して中断し、小説家であり映画監督としての活動も開始した娘が脚本を書き換えるために、とある島の寂れた民宿に呼び出されることから始まる物語で、お互い我の強い父と娘の相入れない様子や、それぞれ満ちたりなさを抱えている周囲の人達の様子が淡々とした調子で描かれていました。
舞台全面は用いず、中央に1段上がった民宿の食堂のセットがあり、舞台手前には窓を表す巨大なフレームが吊り下げられた美術が、民宿の素朴さを感じさせつつ洗練された趣きもあって良かったです。
手前に窓がある設定にすることによって、全員が正面を向いているという小津映画的な人物配置を違和感なく見せていたのが巧みだと思いました。
映写機がフィルムを送る音が客席背後から聞こえ、吊り下げられたフレームが映画のスクリーンに見立てられる冒頭が素敵でしたが、棒読み的な台詞回しだったりオーバーな大声や動きだったりと、役者間・役者内での演技のテイストが一貫していなくて、もどかしく感じられ、なかなか作品の世界観に浸れませんでした。
終盤のすまけいさん演じる父と山田キヌヲさん演じる娘の対話のシーンは言葉に表さない感情が表情や会話の間から伝わってきて、素晴らしかったです。すまけいさんは台詞が聞き取りにくい箇所はありましたが、役と本人が重なって見え、圧倒的な存在感がありました。
役者達が喋ったり動いたりしているシーンよりも、むしろ誰も話さずに静かにしている時や、わざと見せる演出になっていた転換が絵として美しく、印象に残りました。