最新の観てきた!クチコミ一覧

130021-130040件 / 189818件中
首無し乙女は万事快調と笑ふ!

首無し乙女は万事快調と笑ふ!

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

「チョコ柿の種」的味わい?
毎度お馴染みのおバカでナンセンスな笑いで戦争の悲劇性や愚かさをコーティングした異色作あるいは意欲作。
そのギャップの大きさは賛否両論かも知れないが、個人的には支持…というか、独特の味わいは他に類を見ず印象的。
また、オープニングシーンの毒のあることと言ったら!(大好き)
しかし殿様ランチやMUの女優にそんなコトまで演らせますか!?(笑) いや、それはまだしも、真っ当な道を歩んでいた若者をこの世界に引きずり込んでしまうとは何と罪作りな!(爆)

ネタバレBOX

とはいえ前説から伏線をはっておいての初心者ネタもお見事!(更爆)
ところでタイトルのアタマの部分、逆じゃね?(笑)
パパ、アイ ラブ ユー!

パパ、アイ ラブ ユー!

タクトプレイ・プロジェクト

駅前劇場(東京都)

2012/05/06 (日) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

役者陣が魅力的!面白かった!
個人的には、良い時間を過ごせた!
なかなか笑えて楽しめた。
上演時間2時間。

ネタバレBOX

<公演の印象>
・役者陣が魅力的!
主役級の役者陣のスキルが高く、公演料から考えてお得感があった。
・面白かったがコメディーとしては、ちょっと長い。くどい感じがした。
・舞台セットがなかなか良かった。写真で撮りたかったな(笑)。

<あらすじ>
出世のかかった、名誉ある公演を約1時間後に控えた医師のもとに、
19年前に不倫した看護婦が現れる。
彼女は19年前、唐突に医師の前から姿を消したのだが、実は身ごもっていたのだ。
18歳を迎えた息子の誕生日に、父親の存在を話したところ、息子が父親に会いたいと、母親の看護婦と医師のいる病院へやってきたのだ。

そこからは、周りにかつての不倫がばれないよう嘘を繰り返し、ドタバタ劇がはじまる!
嘘も方便?紆余曲折の末、同僚の医師が看護婦と結婚し、息子と一緒に暮らす流れになる。幸せな感じが漂い、なかなか良い感じになるのだが、実はこの同僚医師は、19年前に医師の奥さんと不倫していたというオチ。

トニーと呼んで

トニーと呼んで

Baobab

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★

トニーとは・・・?
直近でたすいちを観劇したが、その振付は演者のスキルに合わせるために必然的にレベルを下げたのだろうと今回スキルが上がったダンサーに対する振付でそう思った。当たり前のことだが踊れる人がいて振付は活きる。最後の方でひとりひとり何か喋っていたことが音楽でほとんど掻き消されていたが、それは聞こえなくても問題のないことだったのだろうか?個人的には聞き取りたかった。全体的に中途半端にセリフが入ったという印象があるし、発声と舞踊がせめぎあっていた。セリフをまったく入れないかもう少し多く(理解しやすく)して舞踊を減らした方が良かったと思う。ダンス公演を評価するのは難しい。退屈しなかった度合いかな。

WARRIOR~唄い続ける侍ロマン

WARRIOR~唄い続ける侍ロマン

TEAM NACS

はつかいち文化ホール・さくらぴあ(広島県)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

夢中で観ました
2階だし・・・とか思っていました。
だけど、迫力あって、全体が観回せる感じで、良かったです。
歴史の流れは決まっているので、どうその流れに沿っていくのか?みたいなワクワク感がありました。
観客の皆さんが各地から、廿日市に来られて嬉しかったです。
そして、いのうえ歌舞伎が観たくもなったのでした。

ネタバレBOX

家康が影武者・・・という設定、歴史に詳しくない私ですが、楽しめました。
殺陣のシーンはカッコ良かった。
いのうえ歌舞伎の髑髏シリーズとかゲキ×シネでしか観たことなかったので、ナマって新鮮!!と感動です。
階段を登ったり下りたり、運動量もかなりのものだったと思います。
休憩なしの公演で、セリフがいっぱいあったし、みんな若いなっ。

カーテンコールでの、メンバーひとりずつのコメントがまた楽しかった。
大泉さんの雨男の話、東京公演ではどうなるのか、梅雨時期なので気になります。
安田さんのお酒のツマミのカレイ・・・。ちゃんと名前覚えて貰えたかな?
闇言

闇言

JACROW

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/05/08 (火) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

観たい!
もう一度。(芝居をもう一度観たいと思うことはあまりないのだが・・・)。恐らく作者同士が何か相通ずるものがあったからこそ出来たこの企画は、4編ではなく1編の作品としても通用する。(冒頭で「闇言」と言った直前のセリフが聞こえなかった。知ってる人がいたらお教え下さい。)前回観た時とはまるで印象が違う宍戸は、文字通り満身創痍で実は憑依したかのごとき江ばらの犬っぷりさに乗じて本当に狂ったのかと案ずるほどの怪演。終演後、ヨーグルトの匂いががいい意味で後味の悪さを増長していた。同じ再企画請う。LeDeco初めてだったが、他のフロアの物音(しかもそれも芝居)がガンガン聞こえるこの会場を使用することに疑問を感じた。特に今回の演目は暗転の時など外野の音が一切聞こえない方がより効果的だったろうし・・。恐らくそこにいるすべての人に聞こえたであろう寝息を立てて眠る客に憤懣やるかたなし。眠るなら来るな。両者とも客はもとより役者にも悪影響を及ぼすはずで、折角のいい芝居がそんなことで損なわれるのは口惜しい。

ハラナイ荘の人々

ハラナイ荘の人々

ちからわざ

ザ・スズナリ(東京都)

2012/05/09 (水) ~ 2012/05/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

再演希望
生まれて初めて、リピート突発当日券目当てに並びました。
見れて良かったです。
千秋楽カテコで佐藤さんが、再演あるかもしれないので、ネタバレしないで下さいっておっしゃってました。
でも、いいたいなあ、あのシーン。

go-on ~からだの森をゆく~

go-on ~からだの森をゆく~

京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター

京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

go-on
一線級のダンサーと京都造形大学の学生を使った京都造形大学准教授伊藤キム氏によるプロジェクト。大学の中で繰り広げられるからだの森。大学とはからだの森の中をさまようことだと思います。教育と実践、そして一般の観客との関係。教育の場として理想的なプロジェクト。もし今、大学進学を考えるなら、造形大を選んだことでしょう。

ミッション

ミッション

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

紛れもなきイキウメワールド
前作『太陽』はSF的な設定でありつつ幸福論的な内容であったが、本作ではSFあるいは怪異譚の要素は無きに等しく、内容は思想・哲学、考えようによっては宗教にさえ近い?
が、静かな語り口で展開されるドラマはイキウメそのもの、な感じ。
その意味で、前川さんの作風は一貫していてブレないと言えよう。…と言うか、過去のSFテイストやホラー風味が強かった作品も、主題は同じだったことに気付く。
演出も従来と掛け離れることはなく、紛れもなきイキウメワールドを堪能。
120分。

マームと誰かさん・ひとりめ 大谷能生さん(音楽家)とジプシー

マームと誰かさん・ひとりめ 大谷能生さん(音楽家)とジプシー

マームとジプシー

SNAC(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

亡霊
最初は大谷さんとコラボする理由がわからなかったですが、どんどんと話が進んで行くごとにその理由というものが明確になり見ていて何かを思い起こさせるような気分になりました。アフタートークで藤田さんが青柳さんについて話しており、青柳さんの声からマームとジプシーの今を考えた時にこの作品は必然的だったのかなとも思いました勉強になりました。
勉強になりました。ありがとうございます。

ネタバレBOX

ある音を聴いて、過去に遡ることってない?という台詞がこの作品を物語っていると思います。スピーカーから聞こえる自分の声を聴いて絶望するという誰しもが経験したことを提示し、そのスピーカーから流れる過去の自分の声との会話もマームとジプシーのリフレインによりどんどんブラッシュアップしていき、音と過去・記憶を大谷能生さんの音楽によって蟻地獄の様にどんどんと吸い込まれて行くような感覚にもなりました。ヴァルター・ベンヤミンの複製技術時代の芸術で語られるアウラというものにも言及している様にも思えました。
トレモロブリュレ

トレモロブリュレ

ノアノオモチャバコ

小劇場 楽園(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★★

民間伝承にまつわる現代の綺譚、に見せておき…(謎)
過去に観た2作は少なからず抽象的な部分があり紗幕を隔てたような印象だったのに対して本作は非常にワカり易い。
また、諸星大二郎作品に通ずるような民間伝承にまつわる現代の綺譚とその落とし所(あるいはコトの真相)は好み。
それにしても舞台美術の手のこんだことといったら…。

ソンナウソをつく人たち

ソンナウソをつく人たち

10デシリットル

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんは魅力的♪
前回公演同様に役者さんは個性的で
ナチュラルな演技で話に惹きつけられます♪

話が少し分かりにくく、あまり驚きはありませんでした
それと淡々とした展開だったので少し疲れました^^;

詳細はカンセイの法則に記載!

 ソンナウソをつく人たち

ソンナウソをつく人たち

カンセイの法則

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

思考回路がフル稼働!
全体的に静かに淡々とした雰囲気で話が進みます
それは空調の変化や物音が気になるぐらい⁈
この雰囲気では観てる方は役者さんの演技だけに集中します
初日だったので役者さんも緊張していて固い部分もありましたが
みなさん個性的で落ち着いた演技で魅せてくれます♪

タイトル通り、次から次へと出て来る人がみんな怪しく何か秘密を持っている様な雰囲気が漂うので
ストーリーの次の展開がどうなるか引き込まれます!

そして、後半の謎解きに期待が高まるのですがそんな驚きのある感じでもなく、ラストは少し意味深な終わり方…
私にはあまり魅力に感じず…終始、同じテンポで重たい展開だったので観終わって疲労感…(^^;;

後、気になったのが話の中で色々な人の名前が出てくるのですが
観てる方は登場人物の特徴のある人以外の名前はあまり覚えれない…
私だけ⁈
だから頭を巡らせながら思考回路がフル稼働…(^^;;

思いは願いのうそとなり

思いは願いのうそとなり

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/15 (火)公演終了

満足度★★★

観た。
劇団初見。
分かりやすくてテンポも良くて、笑いあり涙ありで観る人を選ばない作品。
ラストも説得力があって感動的。

とどめの愛

とどめの愛

今夜はパーティー

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/05/09 (水) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

結構好き
劇団初見。
ゆるーい世界観の芝居だが、3つの物語が繋がっているのが良い。
ラストのあっけないところも好き。

宇宙Remix   (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

宇宙Remix (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★★

あぶねー
両隣の人がいじられた(汗)
「愛・王子博」以来2度目の犬と串だが、相変わらず次から次へとネタが溢れ出て全く飽きさせない。
若くてエネルギッシュな舞台に圧倒されて、元気を貰った。

パパ、アイ ラブ ユー!

パパ、アイ ラブ ユー!

タクトプレイ・プロジェクト

駅前劇場(東京都)

2012/05/06 (日) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

見せ場も多く、良くできた台本
会場に入ると、季節外れのクリスマスソングが流れ、
舞台上にはクリスマスツリーも。
う~ん、やっぱり今の時期には合わないな、せめて秋から冬の間にやってほしいのに、と思った。

ところが、いざ公演が始まると、なにしろ面白い!
前にも他公演で書いたことがあるが、

外国の台本って、1つは洗練されていて、それと、
話が緊密にできていることが多いように思う。
(もちろん、洗練されていなくて、かつ緊密でなくても
素晴らしい作品はいくらでもあるのだが)


「若気の至り」の発覚を避けようと、嘘に嘘を塗り重ねていく、
しかし、他の人物が登場して、嘘がばれそうになると、
さらなる嘘でごまかしていく…。
まあ、それだけと言ってしまえば、簡単だが、
あまりにおかしくて、笑い疲れるくらいであった。
(「緊密」の話の余談だが、三谷幸喜の「君となら」などは、
ただ嘘が塗り重ねられていくばかりでなく、
ついた嘘が別の意味で事実と符合するなど、一層緊密かもしれない)

そんなわけで、観終わった後は、何とも言えない爽快感!
冒頭の季節はずれの違和感もどこかに吹き飛んでしまった。
(でも、年末に観たら、さらに相乗効果もあったかも?)

GO Yamamoto photograph exhibition "rough, bundle, light..." パフォーマンス公演

GO Yamamoto photograph exhibition "rough, bundle, light..." パフォーマンス公演

大橋可也&ダンサーズ

BAR 70 MANTAS(東京都)

2012/05/13 (日) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

極小空間にて
渋谷の外れの地下にある小さなバーで開催されている、故・大野一雄や大橋可也&ダンサーズ等の舞台写真を撮っている山本剛さんの展示に合わせてのパフォーマンスで、30分弱と短いながらも濃厚な作品でした。

バーカウンターと写真の展示されている背後の壁の間の幅4mx奥行き1m程度の狭いスペースに客十数名と花柄のワンピースを来た女性ダンサー3人がいる状態で、ダンサーはほとんど壁に張り付いて左右に移動しながら小さく細やかに踊り、鬱屈した感情とエロスを感じました。
後半、バーカウンター横の身長程度の高さの収納スペースに3人が入り窮屈そうにしているのが、心理的圧迫を空間との関係で表現していて印象的でした。その後、ダンサー達は店のドアから外に出て、地上に続く階段で踊り、その姿をビデオカメラで撮って収納スペースの奥の壁にプロジェクターで投影し、目の前で踊っていたダンサー達が虚構の存在であったかのような不思議な印象が残りました。自分達が撮られた写真の前で踊る姿がまた撮られているという入れ子状の関係が興味深かったです。

ソプラノサックスを直接吹かずにエフェクターやマイク、スピーカーと組み合わせてハウリング制御装置として用いた舩橋陽さんの演奏も緊張感があって良かったです。

ドン・カルロス

ドン・カルロス

SKY SOART ψ WINGS

d-倉庫(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★

楽日
二回目なので理解できるが…
セリフをうたってしまっている上に
噛まなかった役者がいなかったぐらいに詰まり気味。
初めて観た人には伝わらない芝居になっていました。
初日の方が良かったです。
ディテールやセリフに詰め切れていない不揃い感が際立って…
具体的に、高貴な立場の王様や王妃が自ら扉を開くのは奇異だし、
かしこまった言い方と現代的なユルい言葉の差異が極端だったり etc.
観客は、舞台の世界観を捉えられず迷子に…
最後まで舞台の空気に浸れないので、
感情移入も出来ず、笑いのタイミングも外しがち。
ストーリーや構成などアプローチが良いだけに残念。

首無し乙女は万事快調と笑ふ!

首無し乙女は万事快調と笑ふ!

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

ティム・バートン的世界観
ダークでポップで、笑いと涙が詰まった独特の世界観を持つ傑作でした。
現在進行系で、こういう劇団と付き合える喜びは何物にも代え難い。

いつも以上の落差に、賛否両論あるんだろうけど、私としては断然オススメです。

厨

演劇企画集団LondonPANDA

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

初日拝見
おつかれさまでした。ありがとうございました。

このページのQRコードです。

拡大