
Gothic&Lolita Fantasia
黒薔薇少女地獄
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
衣装大満足!
ほとんど黒だったけど、赤いパンツはいてる人(レースだけだったのかな)がいたりして、きれいだったり、面白かったりで大満足。皆さんお似合い。靴や髪型も決まってた。話は特にあの衣装じゃなければいけないっていうのもあったな。かわいくてたくましい猫には猫耳と猫手はNG?可愛いと思うけどな~

南部高速道路
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
一年に及ぶ高速道路の渋滞の列。幻想のコミュニティーの生活。実に切ない赤堀雅秋さんが印象的で。
恒常化した高速道路の渋滞。
並ぶ車に乗る人々は、いつしか会話し、食料や水を分け合い、数人ごとに小さな村のようなグループに分かれ、共同生活のようなものが始まっていた。
渋滞は、もはや数か月に及び、日が経つとともに人々は絆をより深く結びつつ、ついには1年に及ぼうとしていた…。
いつ解消するかわからない渋滞の車の列。
日常的な渋滞は、いつか非日常的な世界となる。
そのあり得ない状況は、幻想であるかのごとく思える現実の社会。
パンフレットには、レベッカ・ソルニットの「災害ユートピア」(A PARADISE BUILT IN HELL)が紹介されている。
3.11のような大災害後には、地位も性別も年代も越えて、自然と善意の連帯のコミュニティーが生まれ、善意の助け合いの社会、
地獄の中のパラダイスのような「理想的社会」が形成される。
しかし、すべてのユートピアが幻想であるのと同じく、災害ユートピアも例に漏れず、この幻想はやがて打ち砕かれる。
避難所も、仮設住宅も、いずれは解体し、人々は日常生活に戻っていく。
すると災害時にはあれだけ、地位・性別・年代を忘れていたのに、日常に戻ると同時に、その格差も一気に戻ってしまうのだ。
出演者は、皆、車に乗っている人々。
彼らは自然と互いに、乗っている車の車種で呼び合う様になる。
やはり自然に、そのたたづまいに目が行ってしまう真木よう子さんの存在感。
渋滞で並んでいるうちに、居なくなってしまう梅沢昌代さんら、高齢者の哀しさ、はかなさ。
バス運転手の赤堀雅秋さんと少しずつ交流を深めていく、江口のりこさんのスレた何とも言えない独特の雰囲気。
特に、最初は荒れていたのに、徐々にうちとけていった赤堀雅秋さんが、いきなりの展開の中でラストに向けて、
その変化に戸惑い、これまでの現実を見失って行くような様子は、実に実に切なくて、心に残ります。

ええから加減
東宝
シアタークリエ(東京都)
2012/07/01 (日) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
藤山直美さん、高畑敦子さん、サイコーです。笑って泣いて、ノンストップで駆け抜ける。
千秋楽 最高です!
さすが、藤山直美さん、高畑敦子さんです。
凄いです。
終始、笑いっぱなし、そして泣ける、人情喜劇、しかし、古臭くない。
悲しいわけではなくて、誰かが死んだりしたわけでもないのに、泣ける芝居はいい。
漫才シーンではないのに普通の会話が、いつの間にか漫才になってしまう、お二人のシーンはうまい。
自然すぎて演技に見えない。長年のコンビのようです。
藤山さんといえば、松竹の顔。その藤山さんの、東宝直営劇場での初出演と言うことで、
千秋楽最後のあいさつでは自分らのことは置いといて、「とにかくシアタークリエをごひいきに、シアタークリエにまた来てください」と何度も「小屋(劇場)を立てる」挨拶をする、座長としての気遣い。
そして、休憩時間を告げるシーンでも、コネタをはさむ、
何回かのカーテンコールで、舞台からはけるときは、その都度、何かして笑いを取ろうとする、その姿勢に参りました。
ちにみに、加藤義宗さんは、加藤健一さんの御子息。後で知りました。イケメン若手漫才師を好演。
カラテカ矢部さんも、あの個性的な演技を全開。最近有名タイトルの舞台出演が続いています。
三倉佳奈ちゃんは、最近は姉妹別出演。なかなかスムーズに、漫才のボケ演技を自然に演技してます。
逢坂じゅん(レッツゴーじゅん)さんは、相方に先立たれてしまった漫才の師匠を好演、されてます。
洗坂係長さんは、もちネタも披露。最近ミュージカルなどでも活躍されていますね。
田山涼成さん、赤井英和さんは、主演のお二人を立てる役回り。手堅い演技で脇をしっかり支えてます。
先日の「菊次郎とさき」といい、何事も不安定な今の世の中で、「今のセンスで通用する」誰もが安心して楽しめる人情喜劇が、観ていてとっても心地いい、今日この頃です。

紙芝居活劇オペラ『怪人フー・マンチュー』
演劇実験室◎万有引力
座・高円寺1(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

ぬけがら
“STRAYDOG”
劇場MOMO(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

東京ノート
青年団
東京都美術館 講堂ロビー(東京都)
2012/07/15 (日) ~ 2012/07/25 (水)公演終了
満足度★★★★
初「東京ノート」
実際にフェルメールの絵画が展示されている東京都美術館のロビーが会場で、まるで物語に中にいるような錯覚が面白かった。

ドラマティック
カラスカ
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
謎の生物
ベタな展開を押し通し、笑いを呼ぶ舞台でした。コテコテやベタキャラも面白いですね。ですがいつか訪れる死や、正直であることについても含まれてて、深いお話でもあると思います。

千に砕け散る空の星
ゴーチ・ブラザーズ
シアタートラム(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/30 (月)公演終了
満足度★★★
観た
設定と見た目が違ったり、年齢が良く分からなかったりで自分には面白さが分からず、感情移入できなかった。
髪を洗うシーンが印象的。

少女教育
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

保母、処女
ホントに、月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

職業◉寺山修司(1935〜1983/1983〜2012)
重力/Note
STスポット(神奈川県)
2012/07/20 (金) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

【シアターグリーン学生芸術祭vol.6】に捧げる演劇儀式 (ご来場ありがとうございました!!!!!)
宗教劇団ピャー! !
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり宗教か(?)
こちらの劇団、いつも開演してしばらくは、あーなんでまた観に来ちゃったんだろ、と後悔するのですが(笑)、終演後はやっぱり観にいって良かったと思う・・・これってまさに宗教? 美大の劇団らしく、衣装のデザインがとても素敵でした。最後には潔いくらい無残にぐちゃぐちゃになっていましたが。。後半は、若い役者さんたちの生きざまのドキュメンタリーのよう。 本音の吐露も、どこか可笑しくて哀しくて。 いずれにしろ、ここまで強烈、過激で評価の分かれるお芝居も珍しいのではないでしょうか。公演は終わりましたが、役者さんたちはこれからの日常を頑張って生きていって欲しいと思いました。

小鳥遊さん、29歳、レズビアン
Island
遊空間がざびぃ(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
切ないラブストーリー
ってところでしょうか。
好き過ぎてうまくいかない感じがどうしようもなく最近の自分に重なってしまいぐったりしてしまいました。
あんなに大泣きできれば自分も楽になれるんでしょうかね。そして次の恋に向かって新たな一歩を踏み出せるんでしょうかね。
って、どうでもいいことを書いてしまいました。
リアルな感じと切なさを煽る脚本がとてもよかったです。

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】
サイバー∴サイコロジック
駅前劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった。
題材が題材だから、重い話なのかと思ったら、
いい感じにふざけてて、なかなか楽しめました。
こういう漫画チックな作品は、受け付ける場合とそうでない場合が
自分の中で分かれるのだけど、これは嫌いじゃないです。
なんかやりたいことを整理しないままぶちまけてる感じが、気に入ったのかも(皮肉じゃないです。逆に、きっちり整理されてお行儀良すぎる作品のほうが好かんです)。
それはそうと、パンフに、
「これがナンセンス・ミステリーです」ってあったけど、
ナンセンスはともかく、ミステリーの要素はどこにあったんだろ?

ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい!
これは好き!
よくわからないまま、圧倒された。
不気味だったし、バカバカしかったし、切なかったし、楽しかった。
感情を揺り動かすものがたくさん詰まっていた。
また観たいと思える劇団。

さんさんロード
劇団C2
萬劇場(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

さんさんロード
劇団C2
萬劇場(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

いつか見た男達~ジェネシス~
劇団500歳の会
本多劇場(東京都)
2012/07/28 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了
満足度★★★
50歳の男女優が、今、熱く演じる!
「××の子」と蔑まされた少年たちのグループは、転校生のマドンナを迎えて、
芝居「どん底」を上演することになったが彼女が妊娠したことで解散。
30年後-
彼らのもとに同じ手紙が届き、日光のある旅館を訪問することになったが、
そこには、マドンナとその子がいた…。
50歳の俳優たちが10人揃って、ドタバタと、全力で必死に演技する。
これまで積み上げたものは全て投げ捨てて、自分をさらけ出し、ゼロから稽古して積み上げる原点に返る。
中でも、渡辺いっけい さんのテンションは終始上がりっぱなしで、スゴイ!
いまにも血管が切れるのではないかと心配してしまう程の熱気。
テレビドラマや他作品では見れない、いっけい さんが観れた!

ドラマティック
カラスカ
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2012/07/27 (金) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵な茶番劇
いやあ、笑いすぎて咳き込んでしまった。
観客をグイグイ引き込む展開もさることながらキャラが強い強い。
あと、曲の流し方がいちいちズルイ。