鳥と戦闘機【初日予約満席になりました】
Common days
TORII HALL(大阪府)
2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
海のどこかで戦争が始まる
そんなお話。
戦争が日常の中に横たわっている。
安穏と暮らしながらも、その渦中の中にいる、
律された社会生活を捨て去りたい大人たちのパラダイス。
そのひりひりした何かは僕の指針なのかも知れない。
絶頂マクベス
柿喰う客
AI・HALL(兵庫県)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
絶頂!?
さすがというべきか、
その絶対感は舞台上で確実に存在していた。
しかし、
唯一無二の存在が欠落して、なお前に進む姿が眩しい。
総体的に観れば前作が秀逸。
それでも、
片輪のまま走りきる姿は、やはり美しい。
深谷さんのさすがの貫禄と初々しさに心地良くなる
ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
チヤホヤされたい主人公はわかりやすい
イントロでの「チヤホヤ」など大変判りやすくて面白かった(^^)
細かく突っ込める処は多いものの、
有無を言わせぬ力技とスピードで楽しく観劇できました。
<1時間40分> ほとんど満席でありました
ネタバレBOX
オオツキ動物公園は20数頭の動物を抱える町外れの小さな動物園。
3年前に亡くなった先代園長=アイカワミチヲの後を継いだ息子、
アイカワヨシオのモノローグからスタート!
この息子いつか情熱大陸の取材を受けれるような人物になって、
周りからチヤホヤされたい願望が強いと告白(^^)。
仕事は不真面目で園長室にてドラクエやっていたりしてます・・。
ちなみに先代は事務所の入り口に
「やばんだっていいじゃないか
だってどうぶつなんだもの みちを」とかいう標語やら、
本やらを出していました。
事務のタカギ女史は女性であることを武器にして、
いろいろと飼育員(男性限定)を便利に利用してたりします。
二代目Jrの補佐はキリン担当のハヤシさん。
肉食系の3人組(ライオン担当イガラシ・サル担当ナイトウ・
爬虫類=ヘビ担当ニシキノ)が草食動物代表の象担当のスギモトさんを、
パシリに利用して苛めていますが、2代目は注意が出来ません・・。
そこに地元ケーブルテレビの取材でハラナツミ
(先代の書いた本に感銘を受けて取材企画を無理やり通した)と
カメラマンのオオツキ君がやってきて取材を開始します。
自分の望んでいた情熱大陸だーと喜ぶJrでしたが、
どうやらTVクルーは亡くなった先代の本の内容を絡めた番組を
作りたいらしいと気づき、読んでなかった親父の本を読みながら親父のような対応をしてごまかしてゆきます。
またそこに8日前にJrがネットで知り合ったという、
動物の言葉がわかるという怪しいケニア人ジョモ・タカハシもやってきます。
実はこの男は希少動物の悪徳ブローカーで、
生まれたばかりのホワイトライオンのホワイティー
(担当者命名)を盗もうとします。
カバ担当のドバシ女史
(担当のカバのメス=ヒポポちゃんが亡くなって残されたタモツくんは、
動物園の檻の中で過ごしていて幸福なのか?とか考えて鬱気味・・)
を結婚詐欺で騙して騒ぎを起こさせ、
その隙にライオンを持ち出せたのですが、
謎の(笑)格闘少女に脚をやられて遠くまで逃げられず御用となります。
(その少女チエリちゃんは動物園大好きな迷子でした・・・伏線最初から・・)
その間、2代目の親父のフリがバレそうになるのを、
ハヤシさんの機転で助けられたり。
ついにキレたスギモト君が象で事務所を襲撃しにきたり・・。
Jr担当のヤブイヌ太郎君と花子ちゃんにベビーが誕生したり。
後半は大混戦でした。
なんとか収拾できたと一息入れていたら、
マレーグマと飼育員が入れ替わっていて園内にクマ脱走中!
大変だーで 幕です。
先代の死亡で何となく継いだ園長仕事が、
先代の書いた本に感化されたTV番組作成に来たクルーの情熱に感化され。
親父の仕事をトレースすることで充実感にひたり、
だんだんと自覚&成長する主人公2代目園長。
アクのある飼育員達と共にドタバタ進むストーリー。
いままで読んだことの無かった親父の本を、
要所要所で読んで仕事=インタビューなどを片付けていき。
最後は自分に当てた父のメッセージを読むことで感動的に〆てました。
スピード感も以前のバスの作品よりもありましたー。
マレーグマの担当が首にドウラン塗っていて「あれっ?」と思っていたら、
熊の毛皮表現でしたのね(^^)。
映画「チョコレートファイター」やら漫画「うしおととら」やら、
ゲーム「メタルギアソリッド」やら小ネタ台詞が笑えました。
女としてチヤホヤされないと気がすまない事務の高木女史の、
いってしまったドレス姿&園長の的確な「着替えて!」台詞も、
タイミングが絶妙でありました(^^)。
中央にいた小学校低学年くらいの男の子は、
リアルに話がややも停滞すると飽きて話はじめたりしてましたが。
後半の伏線回収スピードUPした話になると舞台に集中しいていましたねー。
(わかりやすいバロメーターでありました)
でもホワイトライオン生まれていたら、
もっと報道メディアとか多く来そうな感じですけどねー。
普通に子ライオンの誕生でよかったかな?
肉食獣担当と草食獣担当でのいがみ合いや、
園長の「サルは雑食!」突っ込みも楽しかったー。
舞台セットやDQの音楽やら、
出ないと思っていた動物=象の出現の演出も楽しかったです。
細かいところのリアリティは無視してシチュエーションを楽しむ作品でした
大麦入りのチキンスープ/ぼくはエルサレムのことを話しているのだ。
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2012/09/06 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
現代世界史の勉強になりました
「大麦入りのチキンスープ」を観ました。
たかだか数十年前のロンドンが舞台ですが、あまりにも現代を支配している価値観・モノの考え方と隔たりがあります。20世紀がいかに激動の時代だったかを想起させる作品です。
戯曲には興味を惹かれる一方、社会主義イデオロギーを体感していない世代にとっては、この芝居を実感を伴って受け止めることは難しい気がしました。
いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を)
MU
BAR COREDO(東京都)
2012/10/01 (月) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
「ヘロペ」
.comet <ドットコメット>
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
気楽に
スカッとする笑いではなかったですが、気楽に楽しませてもらいました。登場人物に根本的な悪人が居なかったのが要因なのでしょうね!?
いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を)
MU
BAR COREDO(東京都)
2012/10/01 (月) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★
思春期
微妙な時期のメンタリティーを舞台という形で現前させたことを評価したい。このような形で表現できる所に演劇という表現媒体の特徴もある。教師サイドの反応も愉快だ。
ことほぐ
intro
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/09/29 (土) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★
貧乏妊婦さん達の悲喜劇でした
貧乏な妊婦3人がアパート201号室にて繰り広げる人生劇場。
強かさや甘え、打算や許容などいろいろ綯交ぜにしながら。
前向きな姿勢が評価できる舞台でありました。
<90分>
ネタバレBOX
舞台入り口と奥の前後席で中央が舞台上となりますが、
ローマの円形劇場みたいで面白い。
(大きなセットとしては電信柱とブランコくらい)
(ちらほら空席あり、全体で30人ほどの観客でした。)
バツイチで不倫で妊娠して、認知もされていない201号室家主の愛子。
いろんな男と遊び歩き、妊娠告げたら全員逃げてしまったエリコ。
エリコの姉で旦那の暴力から逃げてきたサトミ。
アパートの隣の部屋の住人で、
無職で楽しみが自分より貧乏で惨めな隣の3人妊婦の話だけという杉田君。
妊婦達は米があるが(電気も大丈夫)水道が止められてご飯が食べれず、
杉田君に水を貰ったりして話は進む。
場所は北海道で、お盆の盆踊りのある1日の話です。
お腹の空いたエリコが屋台の焼き鳥を盗んできます、
盗みはいかんと同室の二人に叱られますが反省が薄いエリコ。
そこへ愛子の兄英一がハワイの新婚旅行から、
お土産もって部屋に来ますが。
ゲイであり祝福されたカップルではありません。
そして焼き鳥200円分盗まれたとエリコの後をつけてきた、
エリコのバイト先の上司、山下が来ますが。
サトミの機転を利かせた攻撃(エロ系でした)で敗退、
追加の焼き鳥まで注文したりします・・。
またサトミの暴力=DV夫がアパートを突き止めて乗り込んできます。
いろいろな葛藤の末、サトミは離婚を決断し実家に戻ることを決意。
エリコにも身の振り方を考えるように促し、
皆で盆の踊りに興じて終幕です。
働く意思が強くとも無職となっている杉田や、
水道が止められてるので、水汲みに行く事を決意するエリコ。
食事3回とするところとか、実際に炊飯器でご飯炊いて。
白米だけを食べる貧乏なシーンはオカシ味と面白味がありました。
でもなぁ、実際米よりも麦の方がはるかに安いし。
たかが公園とかでの水汲みをプライドが邪魔するようでは、
愛子の貧乏も甘いなぁと感じたねぇ。
試食コーナーで食いつなぎ、
足りない分はペットフードでも購入するとか。
底辺さが薄かったのが残念でした。
(日に2食にしてペットフードで過ごした事あります=実話、
味が薄いので寿司コーナーのパック醤油などで味足してました。)
パンフにはありましたが、
北海道の盆踊りについて東京公演では劇内で言及しても良かったのでは?
と感じました。
追伸 やはり手袋は「はく」のですかねぇ
小さなエール
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2012/10/02 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★
すごかった!
とにかく圧倒されました。
一人一人の演技がとても上手で、世界に引き込まれてしまいました。
照明を使わないとは?と疑問に思いましたが、それもそれで雰囲気が出ていてよかったです。
また話が面白く内容が濃かったなと思います。
次回作があったら絶対に見に行きたいです!!
いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を)
MU
BAR COREDO(東京都)
2012/10/01 (月) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★
濃かった・・・かな。
MU初見。
村上さん目当てで行きました。
★は、2に近い3。
ネタバレBOX
上演時間約70分だったけれど、もっと長い時間に感じました。
・・・というのは、なんだろう、やっぱり内容が濃かったからなのか。
でも、つまらなかったわけでは全然ないけれど、
すごく面白かったかというとそこまででもなく・・・
時間が、小気味よく流れるシーンと、ダレる(と感じる)シーンに、
かなりの差があるように感じました。
特定のキャラクター(役者さん)に対して、やたら笑いが起きていたけれど、
そこは私は全然笑えなかったです。(むしろちょっと気持ち悪かった(スミマセン))
ボクの四谷怪談
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/09/17 (月) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★
う~ん
内容はわかるけど、ミュージカルという感じではなかったかなあと思います。。芝居と歌で別々なものなイメージをうけました。
蜷川さん演出は初めて拝見させていただきましたが、所々すごいなあと思う部分があり、ほかの作品もみたいなと思いました。
出演者が豪華で期待が大きかったせいか、なにか物足りないなと思ってしまう部分があり残念でした。
くんちゃん
ブルーノプロデュース
atelier SENTIO(東京都)
2012/09/28 (金) ~ 2012/10/02 (火)公演終了
満足度★★★
斬新な客いじり?
急な坂のスカラシップに選出されたとのことで、観劇。なかなかに興味深く拝見させていただきました。
俳優の記憶を手がかりに作品を構成していく、ドキュメンタリー演劇の第5弾。アフタートークまでを拝聴し、感じたことを。
ネタバレBOX
(おそらくテーマを与えて)俳優のこれまでの人生の記憶をいくつも聞き、それをツールに/つなぎ合わせることで作品として昇華させていく構造。話しかけても沈黙する観客に勝手に名前を与えて、または「愛している!」と告白をして、そこに物語の展開を見ていく点などは、不思議な斬新さを感じ、引き込まれました。
ただ、客に話しかけ、さらに無反応というある種の「拒否」を示す、わたしを含めた客たちを話の登場人物に仕立て上げる、その一点突破の客いじり(と断言をすれば語弊があるのですが)以外にも観客と共有の波紋を広げていく方法はたくさんあるはず。それはオーソドックスとも言える「観客に話しかける」というなんでもない方法の中にも。他者の記憶を観客とコミュニケートするやりかた/方法論の深化がこれからのこのカンパニーの取り組むべき未来なのかもしれません。
また上述とも繋がってきますが、アフタートークで「俳優の舞台への立ち方には言及しない」との旨が演出家の方からありましたが、どうにもそのばらつく俳優の立ち方が序盤から気になってしまいました。このような作品において、観客とどのようにコミュニケートを取るのかは重要なファクターだと思いますが、そこを演出せずとも、単純な俳優と観客のコミュニケートだとしても、本当の意味でそれができていた俳優は意外と少なかったようにもわたしは感じます。
また、文字としてセリフを与えている部分と、俳優に「このような内容で」と緩い形で委ねている部分の差異ははっきりと感じ取れました。それがいいことなのかどうなのか、この1作では判断しかねますが、少なくとも本作に関してはその境界がはっきりと見て取れたことはムラを覚え、マイナスに働いたように感じました。
しかし、そういったばらつきやムラも若さゆえな気もして、それが現段階での良さでもあるとおもいます。これからこのカンパニーがどのように成長していくのか、その点に関して興味深く、これからも注目していきたいと感じることができました。
いつも心だけが追いつかない(終演御礼。ご感想お待ちしています。ワンダーランド・10月期クロスレービュー対象公演なのでぜひご投稿を)
MU
BAR COREDO(東京都)
2012/10/01 (月) ~ 2012/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★
出前を待って
けっこうさっぱり味。好み。
ネタバレBOX
離婚調停中の美術教師・安田(村上航)に、生徒の岬(小園茉奈)が処女を捨てたいと迫る。岬がなんとなく付き合っている柔道特待生の岡山田(岡山誠)とはそいう雰囲気になれない、別れたい、けど関係をなくしたくない…って理論で処女でなくなれば上手く別れられるかなと目論んだとのこと。それとは別件で、岬の体育着が盗まれるという相談も受ける安田だったが…。
思春期の不定形な心を持つ岬と、離婚の寂しさから女装に走り、さらに岬の体操服を着用し続ける安田の、見ようによってはハートウォーミングな話。
盗品を隠して安田の注意をひこうとする生徒(茂木(杉木隆幸)の推測)とか相談カードっていかにもな材料でいじめの存在をチラつかせるなど、60分ちょいの中に色々なモノが入ってて楽しめる。
あと、岡山田の、いかにも柔道特待生ですって風貌が面白い。あの実直な行動力とか、茂木に入れ知恵されたHのハードルとか。うまい。
中盤の、岬と安田の噛み合わない独白シーンが好き。最終盤の安田が体操着のことを告げ、岬が後ろを見ずに「写メ撮って個展をするよう脅す」ってとこも好き。
恋愛ともちょっと違う、近い存在に寄りかかろうとする、けどやっぱり自分を中心に持ってきちゃう、そんな二人の奇妙な距離感と立ち位置が面白い。そして、そんな二人を結ぶのが、岬をモデルにした一枚の絵画。二人の心の焦点みたいなものかなと。
安田の個展を希望する岬の言葉で、安田の心に安心が生まれたんじゃないかなと思った。変化球だけど、やっぱりハートウォーミングな話なんだと思った。
ことほぐ
intro
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/09/29 (土) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
自分で立つ
「生きさせろ」と世間に向かって迫るような熱い前向きなメッセージ、その腹のくくり方、その力強さはどっしりとして美しい。今の境遇は誰のせいでもない、自分のせいだと思わされる風潮はずっとずっとあるけれど。そうは言っても生きていかないといけないし、誰に文句言っていいかわからない。こうでなくてはいけない現実なんて決まってないし、でもうまくいかないことばかりだけど。世の中の押し付ける希望に抗いながら、自分の心に立つ生き方を必死に求める登場人物たちに勇気付けられました。
ズーキーパーズ ★第24回 池袋演劇祭「優秀賞」受賞作品★
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
誰でも楽しめるコメディ!
良い意味でとてもわかりやすく、肩肘はれずに観られるコメディでした!主役の俳優さんの熱演が印象的です。逆に脇を固める俳優陣がチョット役を膨らませきれずにキャラクター性だけで終わっちゃったなぁ…という気がしてチョット残念でした。
白虎隊風雲録 コダマ!(CM大会最優秀賞受賞!)
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/09/26 (水) ~ 2012/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
アイディアは面白かった!
ジョジョでいうスタンド(?)的な「コダマ」達の戦いというのは非常にワクワクしやすい設定!…だったんですが、う~ん、今一歩ドキドキしきれなかったなぁ…。男役を女性がやっちゃいけないとは思いませんが、そこに「女性がやる意味」がないとやっぱりもったいないと思うんですよね。そういうキャスティングもドキドキしきれなかった原因かなと思います。イケメン若手俳優を多く抱えてらっしゃる事務所とかに持っていったら面白い事になるのでは、と思いました。活き活き演じてくれそうだし、ファンの子も喜びそう!あとは主人公の男の子の「成長」がもっと伝わると良かったかなぁ。
リリィ
劇団競泳水着
元・立誠小学校(京都府)
2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
シンプルだけど印象深い
キャストの方々がとても魅力的で、シンプルなストーリーを丁寧に創っている点に好感を持ちました。淡くて不安定な感覚をじわじわと呼び起こす感じ。ふと、岩井俊二監督の「四月物語」」という映画を思い出しました。立誠小の教室という上演場所も、ストーリーの雰囲気に合っていて良かったです。初見の劇団さんでしたが、ぜひ別の舞台も観てみたいです。
田舎の侍 【8日(月祝)14時の回、当日券ご用意してあります!】
劇団鹿殺し
HEP HALL(大阪府)
2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
また別の世界も観てみたい
何と言うか、観終わってスッキリしました!大音量でハイテンションなロックにチャンバラという要素から、失礼ながら、最初はテンションだけで突っ切るタイプの舞台なのかな?と思ってたのですが、ストーリーが予想以上にしっかりしてる点が印象深かったです。鹿殺しは初見だったのですが、今度は時代劇以外の世界も体感してみたいです。
中野坂上の変
小西耕一 ひとり芝居
RAFT(東京都)
2012/09/27 (木) ~ 2012/10/02 (火)公演終了
満足度★★★
一人は大変
大変失礼だが、この一人芝居を見ながら、落語(家)ってすごいな~などと余計なことを考えてしまった。一人で何人もを衣装も小道具もほとんどなく演じる落語。しかも落語家が落語をやると風景というか景色が見えるのである。今回の短編5本。景色まで見えたのはあまりなかった。私は「脚」がおもしろかった。
鳥山ふさ子とベネディクトたち
ナカゴー
Brick-one(東京都)
2012/09/30 (日) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
台風ぐらいではびくともしない面白さ
凄かったなぁ・・・。
やりたい部分だけを骨格をボンと置くように
観る側に印象付けた前半の短編もインパクトがありましたが、
圧巻は後半の濃いなかでの揺らぎやグラデーション。
台風が迫る中での公演でしたが、
そんなこと頭からすっ飛んで・・・。
がっつりと見させていただきました。
ネタバレBOX
前半の短編は、
ちょっと良い子は見ちゃ駄目的な印象もあるのですが、
それよりも、「愛する人の死」が導いた
登場人物のふわっとした強い狂気に息を呑む。
3人芝居の二人の踏み出し方が堂々とあからさまで、
そこに絡む鳥山さんの距離感と踏み越える感じが
いろんな意味で絶妙・・・。
ある意味構造はとてもシンプルなのなのですが、
それだけに剥ぎだされてくる想いのずれが、
あまりにも露骨で、だからこそ観る側を引かせながら、引き込んで行く。
笑えなかったですが、じゃあつまらなかったかというと
ちゃんと最後までその顛末を見せきる力が役者達にあって。
まあ、衝撃的でした。
後半の作品は役者達のパワーが
さらに持久力をもってみる側を巻き込んでいきます。
超人というところからして、
物語の構造を薄っぺらくするのに十分なのですが、
そのうすっぺらさを逆手にとるように、
役者達のかぶき方やパワーの掛け方が際立っていく。
最初は大丈夫かなと思う物語の構造が、
役者達の力技で見事にその姿を反転させ
立体感をかもし出し、観る側をその狂気に引き込んで行く。
舞台を狂気に埋め尽くさず、
ロールをちゃんとおいて、
狂気をノイズに埋もれさせることなく、
場の膨らみとともに見せるところも旨いなぁとおもう・・・。
終わってみれば、キャラクターのひとつずつも
役者のひとりひとりも
実に魅力的。
見終わってかなりばてたのですが、
そこまでに観客を集中させる力を持った舞台でありました。