最新の観てきた!クチコミ一覧

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イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

シアターサンモール(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

宇宙人を考えてみる
高校生向け人権啓蒙活動という感じで少し青臭く軽いタッチでしたが、宇宙人に対して考えることを人間に対しても考えてみようというメッセージ性の高いストーリーでした。

ネタバレBOX

宇宙人に敵対する団体のデモンストレーションですから旗が出てくるのも有りかとは思いますが、いきなり旗を振るのを見ると、何か古臭く、なんだまた革命好きの芝居かあーと思ってしまいます。

しかし、差別の問題を扱っていることが分かり、宇宙人を題材に使うことで自分の素直な本心が見えてくると、考えさせられ、次第に面白くなって行きました。

宇宙人に対してなら差別があって当然という気持ちがある一方で、性格が良さそうな難民と聞くと受け入れなくてはならないとも思い、現に国連としても正式に受け入れているわけで、何より彼女が可愛いのでそう思いました。

彼女が太ったり戻ったりするのは受けました。私たちが例えば馬の顔を見て、一頭一頭がそんなに異なっていると思わないように、宇宙人が地球人の微妙な外観の違いを全く理解できない、気にしないのは面白いのですが、西洋人が日本人と中国人を見分けられないことを考えると、種の近さ遠さで反応が異なるという結構重たいものを感じました。

敵の敵は味方のような、内政に苦しい時の外交問題のような、宇宙人差別問題が騒がしい間は、在日、被差別部落、ゲイなどの差別が表面化しないので楽に暮らせるという四重苦の男の言葉が印象的でした。

愛する宇宙人のために、自分が反宇宙人団体と手を組んだことにして悪者になり、反宇宙人運動を沈静化させた彼はカッコ良かったですが、子孫を増やし、いずれは地球を乗っ取ろうという考えも宇宙人にはありそうですから、やはり油断は禁物、子沢山の裏側も見ておく必要がありますね。

ところで、第八位と聞こえましたが、第八位王位継承者が第一番目の王位継承の権利を持つというのは変でした。高位の人が亡くなったり、新たに生まれたりしてその都度順位は変わるものです。
しあわせの詩

しあわせの詩

One on One

萬劇場(東京都)

2012/10/26 (金) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★

【[♯]バージョン】観劇
本当の満足とは何か、普遍的なテーマでした。

ネタバレBOX

愛する人を思い遣ることの尊さをテーマにしたミュージカル。

心から満足するまで死ぬことのできない不老不死の狐たちの中の一匹桔平が、怪我をした妊娠中の女性に血液を与えたことで、その女性と生まれてきた子供は不老不死と死の条件の影響を受けてしまいます。

女性は生まれてきた赤ん坊の笑顔に心底満足して死んでしまいますが、不死身になった息子健は怪我をしてもすぐに治ってしまうような身体になっています。普通の人間になりたい健の気持ちを汲んで、そして健の幸せが自分の幸せと気づいた桔平は、健の身体を普通の人間の身体に戻し、満足して死んでいくのでした。

女性は曲に乗っていました。桔平は、ハモるときに低音部を歌うのは分かりますが、ソロのときも半音ずれたような歌い方をしていたので心から満足できませんでした。

片足立ちでもう片方の足を持ち上げるなどのダンスは素晴らしかったです。

狐の衣装も良かったですが、尻尾の生え際の上部が一直線に見えるのはいかにも縫いつけた感がありました。あそこは半円状に見えるように工夫してほしいと思いました。
恋愛漫画~バンカラ編~

恋愛漫画~バンカラ編~

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/10/25 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

構成が巧妙
非常に贅沢かつ巧妙なツクリ。
普通このタイプでは劇中劇パートは1種類だけなのに惜し気もなく複数投入し、また、それにより進行中の場がどちらなのか観客をして惑わせるとは!
いや、少なくともσ(^-^)は終盤のある場面を「実はここも…?」と深読み(結果は誤読)したくらいで。
また、劇中作がそれぞれ面白そうなので、機会があれば各編を独立させて欲しかったり…(笑)

COSMOS

COSMOS

空∞羽

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2012/10/26 (金) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

観て良かった
全てが真っ暗でその中でほのかに明るさを感じる兄と妹 それだけに痛々しく 悲しい。 母を演じる 諏訪いつみさん すごいです 童顔な綺麗な顔立ちが物語の雰囲気と合わさってました。 面白いと言っていいのか?分からないです。 すごいお芝居です。観て良かったと思います。

ネタバレBOX

男がひざまついている 手錠 後ろは牢屋 鉄格子 目の回りを赤く塗ったメイク 牢屋の中の人が話す(世間の声を表現)食べている所を観たことが無い。 体にあざ。 栄養失調 笑い声はははは・・・ 家族を殺した 妹も。  男:人間と遮断された僕は自由だ、世の中と遮断された僕は自由だ、 一人で僕は自由だ、

 お兄ちゃん 妹と走る 妹の服は白い質素なかぶっただけの様な衣装 血まみれ、 おりの中の人が出て来て走る 兄と妹は手を取り合って逃げる、走る。 父母による暴力 母:兄に 父が妹に何をしているか判っているだろう。 黒い衣装でダンス欲望を表現している様に見えた。 男(兄)が血まみれのロープ5本を腰に巻き出てくる ロープの先には卒塔婆にくくりつけて、5人の男がそれぞれ兄にロープを巻きつけて行く、縛りあげられ、卒塔婆を背に刺される、逃げ場のない 逃れられない苦しみの様に思える。 ダンスで直接的な表現が無く 綺麗で残酷なダンスが物語を進める。  兄と妹 逃げよう!!私たちを幸せにして下さい。 暖かい家を望む 食事を望む 望む 望む のぞむ。白い衣装のダンサーが踊る 真っ暗な中にほんの少しだけ明るい それが痛々しい。 諏訪いつみさん ダンスの横でポージング 逃げていた時のダンサーの白い衣装が黒に早変わり。 真っ暗な世界へ 娘を病院へ連れて行く母 検査を、 違う病院へ検査を 開胸して調べて下さい 切ってください。 私はちゃんと母をしているのに、何か私が悪いみたい、 妹は背中を気にする何かと取り去ろうと、ひじが気になる何かと取り去ろうと、足が・・・ 耳が・・・ 目が・・・・指が・・・・ 私には戦う力がある?・・・無い・・・くるしい 終わっている 死にたい  高い空を見てた。 母が兄へ性的暴行 ダンスの後ろで体を重ねている母と息子が、見え隠れする。   兄が 静かに歩いている 舞台の後ろから前へ2分くらいかけて舞台の前まで 後ろから舞台の上下を折り返しながら近づく黒い衣装の人 ゆっくり  ゆっくり 兄にとりつく殺意 殺してしまいたい。この手で、 優しさなんて持てない 私はどうしたと言うんです? 神様。。。 ダンス 黒い山を人が作る、登る兄 上には母が首を締めて上へ腕を伸ばし釣り上げる 母の体が 持ち上がり 動かなくなる。 母が受けていた暴力 父も受けていた暴力 お祖父さんお祖母さんも そして同じ匂いのする配偶者を選ぶんだ 血が惹かれあう、わが子を犯し殴る 逃れられないんだよ。 兄と妹は、抱き合う 見つめ合い妹の首に手をかけるが、締め殺せない、妹への思いから。 妹はナイフを兄に渡す。(死に行く事でしか幸せになれない?)ナイフを妹の体に、もう一度 もう一度 何度も 何度も。

全てが真っ暗でその中でほのかに明るさを感じる兄と妹 それだけに痛々しく 悲しい。 母を演じる 諏訪いつみさん すごいです 童顔な綺麗な顔立ちが物語の雰囲気と合わさってました。 面白いと言っていいのか?分からないです。 すごいお芝居です。観て良かったと思います。
ネムノキノシタニ

ネムノキノシタニ

サンハロンシアター

Geki地下Liberty(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ほっこり
奇をてらった部分がなく、ごくごくオーソドックスな創り(いい意味です)。そして本来は深刻であるはずの問題を、日常目線で柔らかに捉えたホンがいい。こういう舞台をみるとホッとする。キャラ設定(年代)も、キャスティングもよかった。若者ばかりでギャアギャア騒ぐ内容が最近多いが、こういうじっくりと、安心して観られる芝居があってもいい、そんな舞台だ。初日だったのでちょっと台詞のギコチない部分もあったが、ご愛嬌。

#1「シャシャ」

#1「シャシャ」

劇団フェスティナレンテ

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2012/10/27 (土) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ公演
ということで!まだまだこれから…という感じでしょうか!? 役者さんのキャラクターはバリエーションに富んでいたので、成長したら楽しみですね!?

ネタバレBOX

幽霊になって出てきた理由付けが今ひとつ弱かったのと、役者さんのテンションの差が気になりました。細かいことにこだわっていくと自然にレベルアップするのではないでしょうか!?
ネムノキノシタニ

ネムノキノシタニ

サンハロンシアター

Geki地下Liberty(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

秋ですねー
石焼芋を食べてホッコリするような、あたたかい話でありました。
お墓の見学ツアー話として観客もツアー客のように巻き込んでの、
楽しめる話になっていました。 -90分-

タカラレ六郎の仇討ち

タカラレ六郎の仇討ち

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/10/27 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

適材適所の配役が楽しい
最初の10分間ぐらいは、まるで面白くなくてどうしようかと思った程でしたが、だんだんと、弾みがついて面白い舞台になりました。

青年座の中でも、安定した実力派揃いの舞台は、適材適所の配役が効を奏して、次第に、客席の反応も温めて行く様子が伝わりました。

ストーリー自体は、如何にも作り話の域を出ないのですが、各役者さんのやや大袈裟な演技に、単純に笑えて、観終わってみれば、なかなかよくできた芝居だという印象が残りました。

久しぶりに、ホームの劇団で拝見した石母田さん、やはりいい役者さんであなあと再認識。

物語の登場人物達のチームワークの良さと、劇団の役者さんのチームワークの良さが二重写しとなり、舞台の醸し出す雰囲気がグッドでした。

青年座が、喜劇も物した感ありの舞台進行でした。

ネタバレBOX

かたき討ちのために、東洋シネマの人達が、一丸となって打つ芝居が、痛快です。

敵役側の東活映画の面々のスタンスも面白い。「ルパン三世」の敵役みたいな、憎めない感があるんですね。

無声映画の人気女優だった滝川寛子と、秘書の水木の関係は、「サンセット・ブールバード」をモチーフにしたパロデイめいた造型で、特に、二人の車の中のシーンは、愉快でした。ただ、逆に、あの作品を知らない人には、あの場面の度々の登場がどう映ったのか、気になるところではあります。

遠藤が、客席に背中を見せる度に、目に入る、ジャンパーの「東洋シネマ」の文字が、さりげなく、彼女達の映画愛を感じさせて、秀逸でした。
愛のゆくえ(仮)

愛のゆくえ(仮)

アンファンテリブル

上野ストアハウス(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

瀧川×前川バージョン
ハードボイルドな作品。
照明が物語るようになかなか2人の状況がはっきりとは見えて来ない。
最後までいい感じでじわじわ引っ張られる展開。
大人の作品でした。

イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

シアターサンモール(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

初日観劇
鴻上作品にしては、チープ。
初日でロビーをうろついていた鴻上さんは、何思う。

TALK LIKE SINGING

TALK LIKE SINGING

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/01/23 (土) ~ 2010/03/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

2年以上前ですが
未だに♪1、2、3、456、78910~
って口ずさんじゃうほど楽しく印象的な
ミュージカルでした。

ぜひDVD化を希望です!!!

女子。

女子。

gojunko

RAFT(東京都)

2012/10/24 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

男子。
としては、見る(感じる)ことのできない、女子。のココロを覗き見させてもらった感じでした。
なんとなもいえない空間(世界)は、不思議な心地よさがありました。

Ob-La-Di,Ob-La-Da

Ob-La-Di,Ob-La-Da

劇団マチダックス

町田市文化施設 和光大学ポプリホール鶴川(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/02 (金)公演終了

満足度★★★★

マッカートニーは来なかったが
楽しい作品でした。
三味線のお師匠さんまで登場した賑やかなステージ。
これからも町田でステキな作品を上演して欲しいです。

チェンジ

チェンジ

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2012/10/23 (火) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

グッときましたね
僻地の医療と人間模様。シリアスさと人情味がうまくブレンドされていて入り込んでしまいました。ちょっと懐かしのお笑いネタもいい。シンプルだけど前後三つにしきった舞台セットは効果的でした。

アンドロイド版『三人姉妹』

アンドロイド版『三人姉妹』

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2012/10/20 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっとトラブル?もあったようだけど・・
自分も最初出たときは『をっ!?』
と思ったけど、すぐ慣れてしまった。

アンドロイドが有りか無しかと言われたら、
別にあっても特に違和感は無かった(登場することに対して)し、
逆に非常に巧く、考えられて使っていたように思う。

ジエン社×アシモフな三人姉妹?

これでもっと人間じみてくれば、人手が足りない地方の劇団なんかにはありがたいんでないかと思ったり。

ネタバレBOX

それにしても風変りな登場人物ばかりだった。

ロボットの方が逆に人間臭く感じるくらいだったけど、
どうもそれが作者たちの狙いなんではないのかと、
最後のほうで思った。

それと、断片的ではあるのだけど、
暗く描かれている未来の社会情勢がなかなか見応えがあるようにも思った。

今現在は、無人のステルス戦闘機など、
戦争の無人化が進みつつあるようにも思われたりもするのだけど、
教師までロボットがやるようになる未来では、
就職先が軍隊くらいしか無いようにも見えた描写は
なかなか面白いとも思ったり。

・・そうだよな、SFじゃないけど、
なんでもロボットが出来るようになったら、
戦争までロボットに任せたてたら
いつ寝首をかかれるか分からないから、
最後に人間に残された仕事の聖域は戦争だけなのかもしれないな、
とも、ふと思ったり。

ロボットはお互いを壊し合わず、
人間だけが、人口調整のためとか金持ちの娯楽のため、
洗脳され、憎しみ合わされて、お互いに殺し合う未来・・・とか?
ネムノキノシタニ

ネムノキノシタニ

サンハロンシアター

Geki地下Liberty(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いいですねぇ。
素敵な本でした。役者さんの幅があり、それぞれの家庭の事情もよく表現されていました。とても良かったデス。

トロイラスとクレシダ

トロイラスとクレシダ

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/10/24 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしいお芝居には違いないが
お芝居自体が微妙な台本
シェークスピアの中でも問題劇と言われるだけあって
落ちがなく、妙なところで終わるので
消化しづらいところがある。
それでも役者さんの動きは素晴らしく
特にカラスで演じられるギリシャ側がかっこ良くて
萌える

しかししかし、最後が終わったかどうかわからなくて
ええ!?今終わったのってなってしまった
戯曲自体が尻切れとんぼかんがあるから
最後は音楽等も使って
もうすこし最後雰囲気がでなかったもんだろうか

もう一つは、所作
山の手はある動作を解体してしまって
別の動作で表現するという手法をとる事が多いのだが
今回はハグやキスはそのまま表現された
またクレシダがトロイラスにもらった袖をギリシャのひとにあげちゃうとかも
ホントに袖だったり、ホントにあげたりしていたので
むしろ意外に感じた
これはテーマの人間っていうのは情欲(セックス)を情動として
動くしかたのない生き物というところ
ある意味直接あらわしていたのか
何かすっきりしないところがあった。
ちょっとシェークスピア読んでみようかな・・・

しあわせの詩

しあわせの詩

One on One

萬劇場(東京都)

2012/10/26 (金) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★

満たされる心
チケットプレゼントにて鑑賞。岡村さやかの声がいい。

ネタバレBOX

痛みを感じない?雑誌記者の健(上野聖太)が彼女(岡村さやか)とともに、健の生まれ故郷に取材に行く。そこの森には不死の狐が住んでいて、健の母(千田阿紗子)と知り合いだったという。心からの願いを叶えることで旅立てるという狐を取材のネタにできると喜ぶ健だったが、謎のめまいに襲われる…。

健の不痛特性は、昔母が瀕死におちいり、狐の桔平(内藤大希)から血を分けられて一命をとりとめたことが原因と分かり、健の苦悩と桔平の苦悩が描かれる。母としての健の幸せを願う気持ちは、自分の心からの願いでもあると気づき、健の特性を消し去り旅立つ桔平。
シンプルながらも、程よく凝った設定と展開で、親しみやすい作品。ミュージカルはあまり馴染みないけど、なかなか楽しめた。

母の想いもそうだけど、狐・カエデ(萩野恵理)の森の外を見てみたいという、タブーを破ってでも成したい純粋な願いが胸を打つ。ここのダンスの表情も良かった。
桔平は、母の命を救い、健の命を救い、健の人生と今後生まれるかもしれない子のことも救ったということになるのか。自分のことでなく、他人のことで願いを遂げ旅立つところがグっとくる。

ただ、桔平が母や健へ示す情の深さはなぜだろうかなと感じた。一応、母は桔平を差別しなかったみたいなこと言ってた気がしたけど。
ちなみに、健の特性は精神的な痛みも感じないってことなのか。ここらへん、伏線的にもうワンエピソードあっても良かった。

舞台セットはしっかり作ってあった。ステージ奥の月が浮かび上がるのとか、とても綺麗だった。また、球状ランプを使用した演出や振りも良かった。座り演技はやや見にくい。
そのゆびにぎって

そのゆびにぎって

Pityman

ひつじ座(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★

「会話見本市」的だが難もアリ
いわば「会話の見本市」でああ言えばこう言う、な台詞のやりとりや特徴的な表現が楽しい。
がしかし個々の場が有機的に繋がったりせず羅列終わり単調なのが残念。
一方、照明は素晴らしく、ある場面での下からのアオリのアイデアは秀逸(一見の価値アリ!)だし、最後に各場のあかりをメドレーのように見せるのもイイ。

イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

シアターサンモール(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度

久々に拝見しましたが
ちょっと差別を扱うには、テイストが軽すぎると思いました。面白おかしくするのは構いませんが、扱われている人のことを考えるとあーは作らないと思います。深みをもっと求めていただきたいです。

ネタバレBOX

特にスタッフワークの悪さが目立った。何だか同じ感じの連続でわざと飽きるように作っているのではないかとすら感じました。

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