
好き好き大好き超愛してる。
オーストラ・マコンドー
TOKYO FM HALL(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★
音響が致命的
切なくてイイ話だし、(原作未読につき推測の域を出ないものの)エレベーション機構を備えたステージや照明効果を駆使したりもして巧く舞台化した感はひしひし伝わって来る。
がしかし、会場の音響特性が音楽向きで不要な残響があり過ぎて台詞が聞き取りにくくストレスが溜まるのが致命的に近いネック。
芝居向けの会場(東京芸術劇場シアターイーストとか)での再演を熱望!

仮想家族
角角ストロガのフ
ザ・ポケット(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

好き好き大好き超愛してる。
オーストラ・マコンドー
TOKYO FM HALL(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
だが不思議に後を引く
原作を全く知らないおじさんには、途中までちんぷんかんぷんでした。観る前にWikipediaでいいからかじっておいたほうが断然いいと思う。主演の役者さんがボソボソしゃべるのでセリフが聞き取りにくいのが残念。またしかしながら、不思議に後を引く。たぶん原作の持つ魅力だと思う。それは伝わった。「佐々木妙子」「ニオモ」は面白かったが、あとがあまりに微妙すぎる。駅前劇場かスズナリでやれば、また違うのではないかと思った。

否定されたくてする質問
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
人物がそれぞれ魅力的
いつもながらの会話の巧さに加えて、今回は登場人物がタイプは違えどそれぞれに魅力的で共感したり尊敬(?)したり。
また、終始微妙にぎくしゃく、もやもやしているあれこれが良い方向に動き始める終盤と最終場の見せ方がとても素敵♪
なお、一部の人物がある人物に「叱られる」場面なぞ、古傷に触れられると言うか、今の自分にも通ずるイタさがあると言うかで、身につまされる(爆)。

高橋ギロチン
劇団鋼鉄村松
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

好き好き大好き超愛してる。
オーストラ・マコンドー
TOKYO FM HALL(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★
劇場に芝居が負けている
はじめてこの劇場で観劇しました。フリースペースなのかな?
生演奏と演技とがあまりまっちしていない気がしました。お互いに邪魔している感じ。原作は読んでいませんが、どこまでが原作を参考にしているのかわかりませんが、こんなに役者を出さなくてもよかったのではないでしょうか?芝居全体が大味に感じました。

ウエディング・ドレス
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2012/11/08 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
半分でも!
仕事が押してしまい、半分しか見られなかったが凄く楽しめた。
おそらく起承転結のちょうど転の部分から観られたのかな?
それが良かったのでしょうが、転結だけでも二転する内容で十分引き込まれたな。
思惑が絡みまくって踊りまくっていたので、決着の付け方が見事。
マジメだからこそ、あのシーンは爆笑だったし、グッと来た。
(前半も想像しながらだったので、結末に思考が及ばなかったってのもあるけど、あれは絶対思いつかないわ。)
笑えるし、あたたかい気もちにさせるバランスの良い作品だと思う。
オススメです。
今日11/10(土)は最初から観て来る。
黒幕と踊らされている者達との演出の違いと、伏線のバラマキ方に注目しようかなっと。

梢をタコと読むなよ
kitt
AI・HALL(兵庫県)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
梢をタコと読むなよ
タイトルの通り、くだらなくて笑える分かりやすい作品です。誰にでも受け入れられる単純明快な面白さ。何も考えずに身を任せて楽しんでください。80分。ここで記されている説明、あらすじは読まずに劇場へ行くことをお勧めします。

プラネタリウム
東京跿ROCK
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2012/11/08 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
表現力
ダンス・パフォーマンスで様々な表現をみせてくれました。
ストーリー性のある芝居が好みなので、ダンスで表現していることは理解できなかったですが、表情豊かに演じる姿に好感を持ちました。
素敵な生唄も沢山聴けました。聴く価値ありです。

オペラ「メデア」
日生劇場
日生劇場(東京都)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
静の歌手と動のダンサー
様々な表現形式で描かれているメデア(メディア)の悲劇をオペラ化した作品で、音楽的には晦渋ながらも物語としてはストレートに描いていて、意外と取っ付き易かったです。
浅く水が張られた上のせり付きの楕円型平面のステージをメインに、可動式のステージや櫓も用いたダイナミックなセットの中、6人の歌手と6人のダンサーによって演じられました。
白い仮面を付けたダンサー達がメデアの心境を表すように踊っていたのは説明的過ぎるように思われて、振付自体にも魅力を感じられず、残念でした。照明が真っ赤になり、セットが沈んでいく子殺しの場面も演出が過剰で、逆に冗談っぽく感じてしまいました。
ピットには弦楽器だけが入り、ステージ上の下手に木管楽器と打楽器、上手に金管楽器と打楽器という特殊な配置となっていました。客席を潰せばピット内に全員収まるのでしょうが、この作品では合唱を用いていないので、奏者達をコロスに見立ててギリシャ劇らしさを演出する意図が感じられて興味深かったです。
ギスギスした暴力的な響きが多用され、美しい旋律も躍動的なリズムもない音楽でしたが、物語に則したドラマ性があり、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスから繋がる伝統性を感じました。何度も現れる2度下降音形が復讐が始まる辺りからは2度上昇音形に反転して現れるのが印象的でした。
メデアを演じた飯田みち代さんは感情に沿って歌声を使い分けていて、出ずっぱりなのに最後までパワーダウンせずに歌いきっていて素晴らしかったです。オーケストラは前半はしっくりこない感じがしましたが、後半は無調音楽ならではの緊張感と色気があって楽しめました。

amapose
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
しもきた空間リバティ(東京都)
2012/11/08 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

わたしはここにいる
アンティークス
OFF OFFシアター(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

キメラガール アンセム/120日間将棋
The end of company ジエン社
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
完成形が見えてきたような・・
題名が舞台の内容をよく表している気がした(ジエン社にしては珍しく
演技は完成に近づいているみたいだ。
まだ未完成という訳ではなく、
劇団員を固定して何回か繰り返せば、
現在の地点のように、
自在にリズムを操れる域に近づくかもしれないという意味で。
ただ、こちらの方がずっとポップカルチャー寄りだと思う(キメラガールという題名があらわすように
将棋のルールを知らないなら、確認しておいた方が良いと思う。

ひーるべる
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
これまた良かった
ソワレ観劇。出来上がり素晴らしいです。
これをもう少し小さい劇場で見れたら、もっと迫力があったんだろうな、、などと思ってしまいましたが。

イントレランスの祭
サードステージ
シアターサンモール(東京都)
2012/10/30 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

否定されたくてする質問
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

上海異人娼館〜china doll〜
Project Nyx
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★
パラパラと短編捲り
毬谷友子さんが一人秀いでておりました。よろよろしていた吉田日出子さんが唄いだしたとたん、会場が一体化し迫力満点で驚き。猫足風呂に裸の女と従者が二人、脇毛を剃り剃りの毛皮のマリー序章やバルトークの中国の不思議な役人など、なんだかテラヤマワールド短編集をパラパラ捲った味わいがありました。

リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!!
演劇ソリッドアトラクションLINX’S
上野ストアハウス(東京都)
2012/10/24 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

スタンス
梅棒
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/10/17 (水) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
エンタメダンス!!
役者さん達(ダンサーさん達?)がもう踊りが大好き!!ってことが伝わってきて、ラストはなんだかじーんと来てしまいました。内容は、15ミニッツの短編と他の短編集なのかなあと見ていたら、びっくらする仕掛けもあり、大人も子どもも楽しめる舞台になっていました。

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了
満足度★★★★
笑ってホロリ
初PMC。よく下北で掛かってましたが、その時は行けず。OPからどど~っと笑いの渦へ巻き込まれ。じゃがいもさんとにんじんさんが好きでした!中盤二人芝居のゆっくり状態。作の吹原さんは役者もされるんですね。大柄なママがよく似合ってました。映像やラジオの脚本もされているそうで、笑いとうるうるのバランスが上手いなあ~と思って観ていました。ただ、お母さんが、、、っていうのはどうかなあと。それでは息子がお父さんを許せなくなるんじゃないかなあと思ったり。基本、良い人ばかりが出るハナシ。それが全然嫌味じゃなかった。役者さん達も達者だし、次回公演も観に行きたいと思わせてくれました。