最新の観てきた!クチコミ一覧

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ーくり返される歩行ー円環の庭

ーくり返される歩行ー円環の庭

舞踏石井組

オメガ東京(東京都)

2025/09/27 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

大駱駝艦さんを数回見たことがあり
いつか山海塾さんも見たいと思って念願の観劇しました
こういうものの良い悪いは基本的に素人には分からないと思う
本当に見て好きか嫌いかそれだけの感想なんだと思います
そして自分の感想と言えばどちらでもないかなって感じでした
全体的には好きな方向性なんですけれど
明らかに1人太目の男性だけが容姿も踊りその全てが場違いなんだと思う
石井さんに直接聞きたい位です
ヘアスタイルもパーマヘアだったし舞踏のイメージとは違った
1人そういう人入れられると、見てる側としては『あそうか』感想になりますね

草創記「金鶏 一番花」

草創記「金鶏 一番花」

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

ネタバレBOX

特に歌舞伎(とその周辺の人々)が強く心に残りました。
ROBOT -遥か彼方のミライの記憶-

ROBOT -遥か彼方のミライの記憶-

劇団たまゆら

シアターブラッツ(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めての観劇でしたが世界観やストーリーがすごく好きで気付いたらのめり込んで楽しんでました!それぞれの役の個性も魅力的で笑ったり!泣いたり!も⁉︎笑 本当に楽しくて素敵な舞台でした!DVD早く欲しいです!

トリプティック

トリプティック

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2025/09/27 (土) ~ 2025/09/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演劇的な舞踊作品を製作して来たカンパニーを最初に観たのは映像であったが、映像でも目を奪われるものがあった。集団での動きが「絵画」のように美しい構図を作ると同時に人間の面白さが醸される。ドア、光、風、そして重力が動きのきっかけとなり、人物たちはそれらに翻弄されている。

今作はその最初の印象に最も近い舞台であり、かつ死の臭いのあった前作よりもディストピア感が濃厚。人間はいよいよ抜き差しならない所に来た、と感覚させた。
トリプティクとは聖画の形式の一つで三つで一作品とする。今作はピーピング・トムの過去作品を三つ並べて構成したものという。
舞台上には正面が長くサイドが短めの室内の壁をやや傾けて据えられ、掃除夫やメイドが出入りするので資産家の家の一室かホテルの一室か、という所。これが三作品の基本形で一つが終ると転換作業に入り、室内の設えが変わる。広い床、壁にへばりついて丸テーブルに椅子(飲食店風)だったり、ベッドだったりがある。そういった具象もあるが見事な身体の動きに目を奪われながらも、それらが現世界のある光景を仄めかし、リフレインが微妙に変化を遂げてドラスティックな展開、の繰り返し、いや積み重ねの果てに人は当初予想もしなかった風景を目の当たりにしている。日常起こるちょっとしたノイズ、バグのような場面が、徐々に、まるで世界を制御する者の悪意により絶望確定の様相へ。ホラーである。だがこれは夢ではなく現実なのだ、と知った時の人間の精神の身体的表われ・・と言語化してみたが、確証があるわけでなく、視覚刺激が脳に過ぎらせる断片的印象の一つだ。
全体に照明は暗め。特に三つ目のパフォーマンスは流れる音もアジア的だが途中激しい雨音により世界に暗雲が垂れ込めた終末世界である(ブレードランナーでも常に雨が降っていた)。動きは暗黒舞踊へのオマージュ。白塗りの悪魔のようなのが突然出て来て驚かせたりする。見れば下半身露出し、芥正彦ばりである。日本の舞踏はヒトの原初への回帰、動物に仮託して「おかしみ」が混じる感じを持つが、ピーピング・トムが作るこの場面は人間の暗黒世界を象徴する。いつしか他のパフォーマーたちは乳白色の衣一枚でもろ肌を晒し、水をたたえた床の上でずぶ濡れになる。自然と隔絶した文明を築いた人間が今や自然に浸食された未来図か。人間が動物化した未来を見るようでもあり。

観劇のし始め、身体の動きの面白さ、切れ味に魅入りながらも、暗澹とさせる先の見えない光景には忍耐を強いられる。休憩なしの転換時間を挟んだ二作目も心はざわついたまま。この二作目ではベッドのある風景で、「見知らぬ者」が紛れ込んでいる予感、あるいはそこにいる侵入者の存在により不安を掻き立てられる。「ゲッ」と思わされるのが、ベッド上の横たわった女の首のあたりに女の頭があって産声のような奇妙な声を上げている。よく見れば体と繋がっておらず、この世のものでない(映画「The Thing」で侵入者に体を乗っ取られた中年男が見せるあどけない、従っておぞましい顔、あの感じ)。完全ホラーであるが、ベッドを介してマジックのように人が何時の間にか居なくなったり居たりする技を見せていたのでその一環、と思っていたら、後で再び表玄関の暗がりに立つ男がその顔を抱えている。首は動き、口を開けるとあのイヤな声が発するが、目を凝らしても男の背後に女性が立てる余地が無さそうなのである。(あれは声を発する精巧な首人形か、目をくらますマジックか。)
そして十分な休憩を挟んだ三作目については先程書いたが、この三作目にして観る者は落ちる所まで落ちる(という現実を直視する)必要に迫られる人生体験を思い出させられ、没入する事となる。だがそれでも暗い雲に覆われ嵐の吹く世界に閉じ込められた一室で、ヒューマニズムを削がれた人間の様相が、何らかの光明の訪れによって日の光の中に終幕を迎えるのでは、との予感と期待も持つ。事の成行きを見る。そして最後、薄暗い世界に(物理的な)光は差さずに作品は閉じられるのであるが、そこに大きな納得が訪れる。
別役実がある本で演劇(に限らず人が演じる舞台芸術)を見る観客の中に生じる「共振」という概念を説明していた。パフォーマーの動き・演技に観客はいつしか同期し、同時進行の体験をする、といったものだったが、舞踊作品を観る時の感覚は正にそれで、それだけに没入感は計り知れないものがある。無論客観的に現象を眺めている自分はいても、この仮想のディストピアを体感し、怖れ、不安、嫌悪、想定(期待)と裏切りを経験し、やがて人間はもっと自分を裏切る現実に直面するという、その時間に身を任せていた、と終演時に気づく。

八剱版 真田三勇士〜猿と霧と鎌と幸〜

八剱版 真田三勇士〜猿と霧と鎌と幸〜

武双剣舞威衆 八剱

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/09/20 (土) 13:00

十勇士集結前、猿飛佐助・霧隠才蔵・由利鎌之助を家臣とすべく動く真田幸村に徳川方も加えた物語を台詞なしに動作やダンス・殺陣などで描いた2時間余、当日パンフレットの相関図のおかげもあって8割方は理解できたか?幸村の史実に詳しければより理解が深まったか、はたまた山田風太郎的味わいも多いのでそこは無関係か?(笑)
それにしても台詞なしで2時間余をもたせるとは……

座標と初恋

座標と初恋

アオガネの杜

アトリエ春風舎(東京都)

2025/09/12 (金) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/09/13 (土) 18:00

タイムラインにアオガネの杜のアカウントから感想の再投稿が流れて来て、戦争/国家と恋の話って、それぞれがまったく結び付く言葉同士ではないぞと身構えていたが、幕開けで結木千尋さんが、存じ上げてなかったのだけど、どんどん引き入れられる俳優さんだったのだけど、 登場されて、出だしはなんか講義を聞かされている感じだなと思っているうちにどんどんと引き込まれて行き、舞台に意識を集中させ続けた 105分だった。

大上段に構えた話なんだけど、そりゃ国家に戦争、そこに恋を絡ませることに無理があるはずで、でも無理を感じることはさほど無く、構成、展開、照明、位置取り/バランスの塩梅が良くて、そして、安心して身を委ね続けられる 5人の俳優が見事だった。

特に、との区別は出来ないけど、瀬戸ゆりかさんは、実年齢(は存じ上げてはないですが)の倍はあろう、そして大きな役回りを、無理を感じさせず演じ切っておられ、伊藤拓さんは、主宰/作/演出の中村馨さんが、アフタートークで質問させていただいた、生活感を纏わせることが出来る俳優として、その通り居られた。いや、稲川悟史さんも素晴らしかったし、小林史明さんは、二役を演じておられ、二役目が最初に演じておられた方とは思えず、でも出演者は5人だからと、同一人物だと、少し客席が明るくなるタイミングで当日パンフレットで確認したぐらい、雰囲気が違っていました。

アオガネの杜『座標と初恋』とても良かったです。

『天守物語 〜夢の浮橋〜』

『天守物語 〜夢の浮橋〜』

虹色ぱんだ

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

妖艶な雰囲気が良かったです

門番の秋

門番の秋

劇団ノックステージ

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

絶妙な「間」が面白かったです!

暗闇の中で、光を聴きに。

暗闇の中で、光を聴きに。

劇団「次回作」

京都市呉竹文化センター(京都府)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/27 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

京都教育大学系
失明に徐々になっていく女性を中心に、話は進む
同じ内容物は何度か…
学生演劇としては合格🈴点

演劇キャノンボール2

演劇キャノンボール2

自由バンド

怪獣シアター(兵庫県)

2025/09/27 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

学生のノリでいい感じ
作 演は30歳以上もいるが、2日でここまで出来るのは凄い
来年も是非
個人的には2連覇と感じていたが…

有毒少年【劇団TheTimelessLetter】

有毒少年【劇団TheTimelessLetter】

劇団The Timeless Letter

ABCホール (大阪府)

2025/09/25 (木) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

既成戯曲
舞台美術には定評がある劇団で、今回も素晴らしい
但し、10周年としては少し物足りない内容
オリジナルが個人的には好きですが…
また10周年企画あるようなんで、次回に期待

パスタをゆでれば誰かが来る

パスタをゆでれば誰かが来る

劇団サービス

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2025/09/27 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

立命館大学系
起承転結が無く、暗転が多いので…
あるある話
4〜5のプロットがあり、最後に上手くまとめるパターン
旗揚げだから良しと
次回も期待してます😊

父と暮せば

父と暮せば

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い。
戯曲の力もあるが、演奏舞台らしい演出と演技がすばらしい。見応え十分。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は板敷、中央に出捌け口。上手に押し入れ襖 傍に卓袱台、机や行李など。下手は波トタンの壁際に薬缶や食器などが並ぶ棚。中央の柱には、8時15分を指したまま止まっている柱時計。シンプルな造作だが、戦後のあばら家と思えば納得できる。登場人物は父と娘の2人。

物語は、戦後3年経った夏の広島が舞台。美津江は「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」と固い決意。原爆で多くの愛する者を失った美津江は、1人だけ生き残った負い目を持っている。いわゆるサバイバーズ・ギルト。最近 勤めている図書館に通ってくる青年に好意を抱くが、恋のトキめきからも身を引こうとする。 そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」として現れるのが父・竹造。実はもはやこの世の人ではない。死者と生者、父と娘それぞれの抱える思いが交錯しながら紡がれていく日々、今を生きる人たちが観ておきたい物語。

父・竹造(浅井星太郎サン)と娘・美津江(池田純美サン)の自然体な演技に驚く。全編 広島弁、第二の故郷が広島であり、聞き慣れた広島弁に違和感は感じられなかった。それだけ方言指導と演技が確かということ。浅井さんは父親役ということで体形を変えたのだろうか。人格的には滋味溢れる雰囲気を醸し出していた。池田さんは遠くの一点を見つめるような目、そこに意志の強さを感じる。2人の演技に「柔和」と「剛直」といった反対の心情をみるようだ。この剛柔ある会話がお互いの思い、夫々 それを押し付けることが出来ない もどかしさ。その表現し難い感情が滲み出ていた。

美津江は、自分が幸せになることを諦めている、いや拒否している。一方、竹造は死をも乗り越え未来という希望を望んでいる。それは 自分を別の形(孫)として生まれ変わらせてほしいと。父から娘へ、その幸せと同時に親子、人と人の繋がりがしっかりと伝わる。
その情感を Key&Vo 佐々木多幸詩さんとGt 松岡信二さんの生演奏が支える。ちなみに佐々木さん、口をマイクに近づけ歌っていたが、音(声)が漏れ広がらないための工夫ー近接効果を利用していたような。アクシデントか? 自分の勘違いだろうか。
次回公演も楽しみにしております。
ワンマイク ONE MIC

ワンマイク ONE MIC

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回も面白かったです。結構臭い部分も多いし、オチが読める部分もあるけどそれでも笑っちゃうし、泣けてしまう。2時間飽きずに楽しめるエンタメ。

ネタバレBOX

最後普通に録音してるからそうなのかなぁと思ったけどやっぱり、という感じでした。
米津玄師みたいな人と監督のキャラクターも良いですね。
Toll the Bell

Toll the Bell

明治大学ミュージカル研究会

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/09/28 (日) 18:00

大学生がミュージカル?「結構ハードル高いだろうなぁ」と思いながらも、自分自身が90年代にニューヨーク一人旅をした経験、ブロードウェイで見た初めての本場のミュージカルの体験、そしてその当時のサラリーマンの自分と今の大学生たちの姿を重ね合わせたくて、急遽、観劇を決めた。

予想通り、私以外はすべて大学生、観客は半分以上が女子大生と思われた。そんな中でまさに青春真っ只中の大学生たちが、見事なミュージカルを行って、観客を感動させてくれた。

個人的には、スターティングオベーションものです。素晴らしかった‼️ブラボー❗️
そして、受付から終演して出口まで、心地良い接客と対応も好印象。後輩たちは優秀です。自信を持って、人生の後半戦に臨んでください。応援しています‼️
君たちの人生の中で、忘れられない思い出になる事は間違いないでしょう。
1984年卒業の明大OBより。

草創記「金鶏 一番花」

草創記「金鶏 一番花」

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【満月】:金原賢三役:藤原祐規/ 坂東天鼓役:宮原奨伍

2回目。
沢山の角材に混じって沢山のブラウン管TVが潜んでいる。

作品的に大好物というわけではないのだが、もう一回観たいと思わせる中毒性。今観終わったばかりなのに。作家は頭の中で思い付いたアイディアの実現の難易度が高ければ高い程興奮するタイプなのだろう。作家と観客との想像力の知恵比べ。これは戦いだ。作家がここまで頭の中身全部ぶっ込んで勝負してるのに観てる方も負けてはいられない。覚悟して観る。後に伝説になると思う。金払えばこれが観れることに感謝すべき。

金子侑加さんには何かしら賞を捧げないとまずい。『二番花』でふっくらしていたのも、今回の役の為の振り幅だろう。本当に何か憑いているんじゃないか?

ネタバレBOX

影絵の汽車。
遊び仲間の松井愛民(あみん)さんが可愛かった。
佐渡玄太役の藤尾勘太郎氏は要所要所で大活躍、物語の緒を締める。天下無双のとっちゃん坊や。
アコーディオン、島田大翼氏の美声。

北沢洋氏演ずる坂東天五郎がカッコイイんだよね。彼を主人公に観たかった。歪んでらあ。末代までお狐様と付き合う覚悟。「狐〜!当てやがったな!息子を頼んだ!」
弟子の坂東文七(小林大介氏)との遣り取りもカッコイイ。「ここからは生き死にですよ。」
小林大介氏はスマトラの鬼伍長、大蔵大和役も兼ねる。彼こそ二番花で内田靖子さんが演じた大蔵ハナの兄。

妖しく光る水ヨーヨーを突いた狐面の子供達、そこらここらにぼうっと浮かび上がる。
「狐の提灯、ぼうっ」との唄声がこだまする。
森の奥深く坂東天鼓(宮原奨伍氏)は夢遊病者のように歩き続ける。夜空に浮かぶ巨大な満月。

高熱に浮かされ、生死の境を彷徨う金原賢三少年(今村美歩さん)。母(藤吉久美子さん)はどうにか助けてあげたくておろおろする。そこに深夜の闇を切り裂くような一番鶏の高らかな鳴き声。飼っている鶏のサチ(中野亜美さん)だ。「お前を応援しているんだよ。頑張れって応援してくれてるんだよ。」その声に導かれて少年は回復し命拾いする。サチはずっと少年を見守り続ける。

悪戯好きの捻くれた狐(金子侑加さん)は坂東天五郎(北沢洋氏)の家に貰われる。魔性の技で三流歌舞伎役者に稽古を付けてやる。その6歳の息子が生死の境を彷徨う病。狐に命乞いをする天五郎。救ける代わりにその子を寄こせと要求。苦渋の決断を迫られる天五郎。

日本中皆、狐に憑かれたように戦争に邁進していく。どうにも人が変わってしまったかのように。

歴史には残らない狐と鶏の戦い。誰も知らず誰も信じない話。でもそれは本当のこと。

見立て
箸 色鉛筆
お茶碗 折紙
レンゲ 金魚すくいのポイ
歌舞伎の筋書 凧 
米 おはじき
お茶 重ね独楽
スコップ 虫取り網
けん玉もあった。
ナタは羽子板の形状。

「私はこれ程美しいものを見たことがございません。」
金子侑加さんはタイBL(ボーイズラブ)をこよなく愛するYガール(腐女子)なだけに台詞が真に迫る。タイ製作のBLドラマは高品質で世界的に人気となっている。

「ままならん、どうにもままならん。」
後頭部に上下逆に狐面を付けた金子侑加さん、頭を下げると狐になる。四つん這いで裏声の狐と久連子益次郎を同時にこなす。

昭和21年3月16日に起きた十二代目片岡仁左衛門一家殺害事件がモデル。薪割り用のマサカリで親子3人と使用人、子守りの5人が早朝午前6時頃殺された。座付作者見習いとして住み込んでいた飯田利明が逮捕される。減刑を狙って「食の恨みだ」と供述したが、その後金目的であったと獄中から遺族に詫び状を送った。無期懲役の判決を受けたが1960年代に恩赦で釈放されたらしい。

※自分が先行予約した時には【彗星】と【満月】の区分けはまだなかったと思う。こうなると【彗星】観たかった!

※佐藤弘樹氏は顔の系統がBreakingDownのSATORUっぽい。
ひのないところに

ひのないところに

青春事情

駅前劇場(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

消防署の火災が起こらない時の日常を描いた作品だが、やることが多くて大変そうだが笑ってしまった。
観たらジョアを飲みたくなる(多分)

勿忘草

勿忘草

シレネ

キーノートシアター(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

セリフの無いダンス公演、見事ですね。事前にあらすじ読んでいたこともあって、概ねストーリーは理解できました。照明や音響もよくて、大いに楽しめました。

門番の秋

門番の秋

劇団ノックステージ

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

何でも言っちゃって何でも聞いちゃう、根掘り葉掘りの田舎の会話劇のようですね。フツーの事を言っているのに、妙にシュールで不条理劇を観ているみたい。ビール片手に楽しめました。

ワンマイク ONE MIC

ワンマイク ONE MIC

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かなり無理めでありえねー内容なのですが、サクサクと話は進んで、飽きが来ませんね。最後は大団円で、大感激。お見事。

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