最新の観てきた!クチコミ一覧

121801-121820件 / 190033件中
すべての夜は朝へと向かう

すべての夜は朝へと向かう

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

切り口の角度がもうひと工夫
夜が明けて泣く者がいたほうがけてが深くなりますよ。近景はよく描いてますが遠景で考えると、まだ軽量級ですね。ひいてみればどこかで誰かが笑って、どこかで泣いてるのが日常なんですよ。良い若手で★4つ。初見でした。

鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)

鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2012/12/02 (日) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★

「偽り」の物語
長い作品の中の一場だけが単独で上演されることが多い(とのことです)義太夫狂言の内の4つの場の上演で、一繋がりの作品の割にはそれぞれの場の繋がりが感じられず、まとまりのない印象を受けましたが、各場ごとに見せ場があり楽しめました。

六波羅清盛館の場は30分程度と短く、ウォーミングアップといった感があり、あまり盛り上がりを感じませんでした。
今出川鬼一法眼館菊畑の場は名を偽って奉公している男とその周囲の人々とのコミカルなやりとりで笑わせつつ、最後は3人で見栄を切って終わり、格好良かったです。
檜垣茶屋の場〜大蔵館奥殿の場は、頭の弱い公家の一條大蔵卿が実は平家の陣営を欺く為に阿呆を演じていたという物語で、一條大蔵卿を演じた中村吉右衛門さんの阿呆モードと真面目モードのギャップが見事でした。特に阿呆を演じている時のだらしない表情が素晴らしかったです。

大仕掛けや早替わり、大立ち回りのようなケレンを効かせた演出はほとんどなくて地味な雰囲気がありましたが、役者の演技をじっくりと堪能出来ました。竹本と役者の台詞の受け継ぎが印象に残りました。

上演中に喋ったり、ガサガサと物音を立てる人が多くて観劇に集中しにくい環境だったのが残念でした。

心の病ちゃん

心の病ちゃん

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白くはあったのだが
途中眠気が出たのも事実=ちと平坦だったんだなー
でも主人公めぐる人間関係は、なかなか楽しくできていて結構楽しめました。
う~んイメージは、一味足りない家庭料理みたいな・・・。
(95分)

ネタバレBOX

おかしな関西弁の死神さんがGood!

パチンコと闇金からの借金で生きてる馬鹿で浅知恵な主人公に、
震災で無くなった友人などの幽霊さんが生きる気力を与えに来る話。

死神の話す地獄=基本無限筋トレ=が受けました
生きてるうちが華なのよ。

生きてるうちが華なのよ。

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました(^^)
3団体合同な分、役者さん多くて=ゾンビいっぱいでてきました(^^)。
でも開演時間厳守に終演時間ピッタリ!
(14時開演-7分休憩-16時20分終演)
タイムキーパーさん(でいいのかな)とかしっかり仕事してますネェ
笑えて人情でホラーで(ゾンビ愛で(^^)面白かったー
けっこうイメージ的にエグイ話もありますので万人には勧められませんが、
ゾンビ好きな方には大変お薦めいたします!

ネタバレBOX

開演時の暗転中の音楽は旧「日曜洋画劇場」の音楽です=
映画ファンにはたまらない演出です
(太陽をバックにしたオレンジ色の映像が頭の中に再現されてしまった)
ストーリーも、まんまB級ゾンビホラーコメディです。

ゾンビになりかけの和菓子屋主人や無敵の東京電力足立支店職員!
(ほんとに無敵でかっこ良かった(^^)頼りになるぞ東京電力!)

ケーブルTVに自衛隊に離婚夫婦ETC・・。
ほんと引き出しと役者さん多くて見応えありました。

ちなみに各種案内などもゾンビさんがやってくれます、
ほんとゾンビ好きには嬉しいでしょうねぇ。

劇中曲の提供音楽担当さんもゾンビで出演し、
ゾンビ役ができて嬉しかったそうです(^^)。
愛されてるなぁゾンビって・・・
などと思った舞台であります

ちなみにハンパな7分の休憩中は、
なんと暗転せず役者さん停止パフォーマンスで舞台上で静止してます
なので7分が限界だそうです(^^)
愉しませようとする姿勢も好印象!(^^)!
見渡すかぎりの卑怯者

見渡すかぎりの卑怯者

ジェットラグ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/12/08 (土) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

名作である
遅くなりましたが、個人的には観てきた中ではかなり面白い作品でした。精神病棟という重いジャンル、差別用語連呼で嫌悪感もわきます。好き嫌いはあるかな。諸々考えさせられる内容が詰まっていたと思います。以下

ネタバレBOX

照明の怪しい感じや暗転のスムーズさがとても良かったです。役者さんの一人一人がレベル高く、中盤はダレそうな雰囲気を受けたがよく進めたと思います。統合失調症と解離性人格障害など、心理学の専門用語が出ていて、自分は大学で専攻したこともあるので話は分かった。逆に小難しい話に感じた方も多かったかもしれません。実は患者であった若者が職業療法で働いていたなど、実現は難しそうだけど話としては繋がっていたり、患者の記憶喪失も後々判明したり脚本の面白さがありました。脱ぐ必要があったのか。サービスカット要素にしか思えなかった。
異常だと思う人たちの価値観は果たして健常なのか。これはとても真理をついていて考えさせられます。ニュースや世論、情報操作でAだと思い込んだいたものが実はBであっても、大半の人はAだと信じてやまないような。身の回りにも沢山あると思います。そんな歪んだ世の中の縮図を感じたのは、こういう芝居としては意義深いのではないでしょうか。実際に絵は描いて欲しかったです。ラストの人格が一つになり、「卑怯者」と言うシーンは鳥肌立つほど好きです。面白かった。こういうのを定期的に観たいです。
生きてるうちが華なのよ。

生きてるうちが華なのよ。

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/ 面白かったです! 
歌舞伎の顔見世興行宜しく、「ハグハグ共和国」 「グワィニャオン」 「ジャングルベル・シアター」 の3団体のコラボ。
各団体の役者さんが持ち味を充分に出して、魅せてくれます。
40人以上の役者さんが出る舞台なのに、全員のキャラがしっかりとしていて素晴らしいです。
ただの「ゾンビ系の舞台」ではなく、笑いあり、感動あり、の2時間強の舞台。
中高生の女子、中高生の娘さんがいらっしゃるお父様たちには、特にオススメの舞台です♪
ネタバレを含め、観劇日記をブログに書きました。  

生きてるうちが華なのよ。

生きてるうちが華なのよ。

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

あ~ビックリ!!したぁ~!
場内案内は、ゾンビ姿の役者さんがやっていて、ドキッとしましたが、ゾンビ役に徹し、無言で手振り身振りと視線で、案内する様は、流石でした。

休憩7分含む役2時間20分、休憩の入り方にも笑い、休憩中もニヤニヤしちゃいましたが、役者様、お疲れ様です。

老若男女解り易い笑いと、ホロリとした、良作でした。

ネタバレBOX

キャラ立ても良かったし、役者さんの個性と魅力が、活かしあっていて良かったです。

ライフラインを守ると正義感があるんだけど、おとボケな武田(西村太佑さん)には、かなり笑わされました。

いかにも住職らしい、賛九(竹内俊樹さん)の話し方や物腰、とても良かったです。

自衛隊救護班長(久光真央さん)の、穏和なんだけど、頼りなげな感も、面白かったです。

救護班員の木場(月野原りんさん)の『キリッ』とした空気も、アクションも、キレがあり、かっこ良かったです。

服部真往(坪野谷暁さん)、心に響くことも多かったので、大人の役者さんが、中学生役を演じてらっしゃるのかと思ったら、なんと、中学3年生!!とは思えない、演技力でした。

坂井道郎(咲野俊介さん)、父の愛と哀愁、とても良かったです。
TST クラシックス

TST クラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

これがTST
「MUKAIYAMA〜」「紅い華のデジャヴュー」両方観劇。
期待どおりの良作でした。

ネタバレBOX

祖父を亡きものにして財産を相続しようとする鍋島一家、そこに送り込まれるオフィス向山の肇と宍倉。殺害計画を実行しつつ、皮肉にも絆が深まる一家。ラストはまさに大ドンデン返し!向山良兼の手腕に感服の「MUKAIYAMA〜」。

粗暴な性格の天豹が、絶世の美女明蘭と出会い心が変化していくが、重い十字架を背負ったうえ明蘭は亡くなり‥。お互い記憶を無くした二人が、時を超えて再会するラストが切なくて素敵な「紅い華のデジャヴュー」。

役者陣も熱演、TSTやっぱり好きです!
すべての夜は朝へと向かう

すべての夜は朝へと向かう

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

うーん
がっつり恋愛回帰。
久々だからでもないんだろうけど、ちょっと強引なところもあり、
近作の中では一段下がるかな。
なんか筆が乗ってない感じだよね。
ウディ・アレンへの道は遠い。

ネタバレBOX

「好きか嫌いかで言ったら、大好き」から
「好きか普通かで言ったら、好き」へ
恋愛の熱が下がった分だけ胸キュンの瞬間が無くなってるね。
ポリグラフ

ポリグラフ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了

満足度★★★★

ゲージツ作品ぽい
舞台上は映像、音楽と身体フル活用、観客は視覚聴覚フル活用、脳の奥が痺れるような刺激的で詩的な舞台のような印象。
断片的に場面が変わっていくが、見る度に感想が違ってくるかも。
役者3人のあのパフォーマンスの動き、体脂肪率を教えてほしい、と思ったりして。
サイモン・マクバーニーの「エレファント・バニッシュ」をすこし思い浮べたり。
約20年前のベルリンの壁があった時代の話、その当時の海外の文化背景を覚えていないとお話についていけない箇所があるかも。約90分。

ネタバレBOX

あらすじはあるけど、確実な結末はないような。いや、あったか。
場所がカナダのフランス語圏のケベックシティ。
舞台オーディションに合格したが、その役柄が実在の事件の殺害女性の役だと知る女優ルーシー。
殺された女性の元恋人、当時被疑者としてポリグラフテストを受けたフランソワ/レストランのウエイター。
フランソワをポリグラフテストした犯罪学者ディヴィッド/東ドイツからやって来た。
その後、3人が出会って物語が展開していくが、奇妙なトライアングルを形成したような物語。
東ドイツのベルリンの壁と、カナダにもあるらしい城壁。その対比。
海外の作品ではおなじみ?ドラッグとか、同性愛描写、SM等々はどんな顔して見てたら良いのか困った。ちゃんと見たけど。
フライヤー写真のような衝撃的な場面もあれば、三者とも全裸で動き回る場面もあるが、照明を駆使して肉体すら舞台美術のような動きを見せ、それがまた滑らかで綺麗だった。
流石にベルリンの壁は分るがカナダの城壁の話題は初めて知ったので、一瞬では理解出来なかったけど、大変見飽きない面白い舞台でした。
巡る

巡る

創造集団S.O.R.A.

こった創作空間(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

恋愛モノ!
まず気持ちよく感情移入ができました。
朗読劇も初体験できたし、観れて良かったです!

ネタバレBOX

単純かもしれませんが、泣いてらっしゃる演技が良かったです。
あと、ビンタが痛そうでしたm(__)m
トラベラー

トラベラー

天才劇団バカバッカ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

後付け
宇宙レベル、地球規模でいうと、日々壮大なトラベルをしているのですね!タイトルの「トラベラー」は後付けの気もしませんが、ラップが流れるお芝居、新鮮でした。バカバッカ版「ロミオとジュリエット」、もっとベタでもよかったですが、楽しかったです。

【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

劇団肋骨蜜柑同好会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/15 (土)公演終了

満足度★★★★

アヒルとお嬢さん
女優さんの方の喋り方が妙に気になっていたが、舞台の終盤になってやっと意味が分かってきた(笑

ネタバレBOX

もともとの話し方がそうなのかもしれないけど、
女優さんが少しきょろきょろしながらやたらと口を少しとんがらせて喋るのが印象的だった。

・・別に不自然という訳ではなく、
それが妙にあっている気もしたので、
観ている間もそんなに気にはなっていなかったんだけど、
この女優さんは実は作家の(現実の部屋の隅に転がっていると思われる)素麺機に浮かんでいるアヒルだからあんなアヒルっぽかったのかな、
と最後にふと思った(笑

この作品、ゴトーの「待つ」をうまくアレンジした二人芝居。
シンプルでよく整理されているなと感じた。
メタ構造を上手く遊んで物語を出たり入ったり(笑

女優がどんどんアヒルっぽくなっていくにつれ(笑
男の振り回される速度も加速する。

やがて女優に連れ出されて観客のお地蔵さんと一緒に自分の世界を俯瞰するところはひとつの見せ場だ。

そういえば最初に問いかけていたのは(まだ名乗ってもいなかった)作家のはずなのに
いつしか逆に作家を揺さぶって、
自分をヒロインにした世界(=作品)を書かせている。

・・あれ、いつの間にどっちがどっちになったんだっけ?(笑

最初は、この男こんなに詰まんなくっちゃ作家になんかなれないだろ。
・・・むしろ女性の方が作家向きなんじゃないの?
と、観客に思わせておくのも作戦のうち。

やがてこのアヒルめいた女優が、男の頭の中で生み出された登場人物(たぶんディーヴァとでもいうべきようなもの
であることが感じられるにつけ、
作家の頭の中に訪れた幸福な瞬間とでもいうべきものに
立ち会ったことに気づかされる(笑

実はこの劇場に向かう途中のバスの中で
中勘助の書簡集を読んでいて、
岩波茂雄にあてた手紙のなかで自分の原稿を移動途中で紛失したことを報告する手紙を見つけた。

バスや電車は、何かと出会うこともあればなくすこともある(笑

自分は一週間ばかり前に京都にぶらっと出かけたとき、
お気に入りの瑠璃光院に向かう途中、
八瀬比叡山口の駅前で見かけた蕎麦屋の軒先を掃くおばあさんと
その店先に一つある外灯の景色を思い浮かべていた。

自分の奥の細道にはこの作品みたいな女優は登場せず、
大抵萎びた感じのおばぁちゃんやおじいちゃん猫なんかしか登場しないなぁ(わざとそんな道ばかり選んでいるというのもあるんだろうけど(笑

冬は寒がりの猫を膝の上に乗っけるのも素敵だけど
木枯らしが吹く中ぶらりと煤けた旅に出かけるもの良いものだな
(それが作家の頭の中であれ

この季節にはなかなか良い趣向のメタだと自分は思う。
『ひとりじゃできねえもん3』追加公演決定!!

『ひとりじゃできねえもん3』追加公演決定!!

おぼんろ

決定しました!公演詳細をご覧ください。(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/15 (土)公演終了

満足度★★★★

いつでもどこでも
やりたい時にやりたいところでやるフットワークの軽さ、いいなあ。今回も巻き込んでもらえて嬉しかったです。駅から遠い会場だと、冬は道が寒くて暗くて怖いけど。

要所要所で強い興味を抱かせる巧みな展開に導かれ、面白いマインドゲームを堪能しました。

RUR

RUR

演劇集団 砂地

上野ストアハウス(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/18 (火)公演終了

観てきた!!
2012/12/13

【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

【緊急再演】つぎとまります【王子小劇場】

劇団肋骨蜜柑同好会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/15 (土)公演終了

満足度★★★

ピーちゃん
面白い。

ネタバレBOX

小説が書けない男(フジタタイセイ)がバスに乗って途中下車。バス停近くで流しそうめんを食べる女(田中渚)に一緒に食べようと誘われる…。

挫折し逃げる男と泰然として「世界は流しそうめん器だ」という女の、噛み合わない話。そうめん器の外にはそうめん器があって、太陽系の外にはさらに宇宙が広がっていて、逃げることに意味はないと。それよりもここにいて不毛に過ごすと。
生み出そうと意味をみつけようともがく男に対して、「不毛を愛する」と言ってのける女のミスマッチ感。それでいて話が崩壊してないから75分惹きつけられる。

女は自分を女優であるといい、ここが舞台だという。メタユーモアとも言えるし、実際地蔵を相手にした自称・舞台ともとれる。逆に、バケツを被り顔半分を隠す男。見て欲しいと欲する男に対して、見られていることを勝手に意識する女。
この男女の組み合わせが絶妙と思う。そして舞台は哲学な空気と世俗っぽい人生観でいつの間にか満たされる。

ラストは巡回バスで東京に戻ったということなのか。夢オチのようにも見えるけど。男がバス停の話を小説にする舞台化するって言って、バスに乗ったとこで終わっても綺麗だったかな。

田中渚は表情がとても美人だった。そしてアヒルのようなひよこがクルクル回る姿がとてもかわいかった。
『ガラクタとペガスス』

『ガラクタとペガスス』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ワーサルシアター(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

モノを大事に。
最初から最後までテンションはずっと高かったのだけど、
もうちょっと起伏が欲しかったかも。
モノを大事にしようという話で、主旨は好きでした。

ネタバレBOX

現代人はモノを大事にするという風潮が薄い。昭和に比べたら断然薄い。
アナログからデジタル時代になって、新しいものを求めるのが当然になった。
だから、デジタル世代の人々には、この話、共感しづらいかもしれないと思った。
若い人は鳩時計すら見たことない人もいる。招き猫に縁起を感じる人も少ないし、
星座早見表もいまやケータイアプリという寂しい時代。
家族の思い出にどれだけ参加できるか?がこの作品のキモなのだけど
その導入部分がちょっと薄かったように思う。
となると、「他人んちの事情」を最後まで眺めているだけになりがちで、
入り込めた人とそうでなかった人の評価が大きく別れる作品だと思います。
眠れない羊

眠れない羊

ライズ・プロデュース

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

想像より
話に引き込まれた。笑ってしまうところもあったが、内容は個人的には重いなと感じた。言葉というのは大切。素直になるというのは大切。憎まれ口を叩きながらほんとうは感謝しているのにそれが素直に言えない。誤解を受けたままであるように見えて、実は一人一人考えて受け止めていたということ。ある執事だけ除いて。ただ彼も気づいていないだけかもしれない。全員が『主人』に依存していたということに。そうでなければ皆、その場にいないはず。それがいたのだから心の何処かで、依存してこそ自分の存在価値を確認していたのではないかと。時間があればもう一度観たかった作品。それでも一回でも観れた事に感謝したい。そして吉田さんのプロデューサーとしての腕はしっかりしたものだと。小野さんの演技は自然体すぎて観ていて入り込んでしまった。巻島さんの演技は本公演では見れない格好良さが際だっていた。素敵な時間をありがとうございましたm(_ _)m

すべての夜は朝へと向かう

すべての夜は朝へと向かう

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★

好み
劇団競泳水着は初めて観たけど良いリアルさだった。
いろいろと私好み。
ただ物語としてはちょっと盛り上がりに欠けるかなぁ。
後半は楽しかった。

マペットのクリスマスキャロル

マペットのクリスマスキャロル

巴プロデュース

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

すご~~く楽しかった!
クリスマスキャロルをマペットで表現するとこんな可愛らしい舞台になるんですね。始終、ニコニコしながら観ていました。それでいて、終盤にはやはり泣けました。セサミストリートに登場するような人形の数々。そして表情豊かに操る俳優達。とっても好みの舞台でした。次回も観たいと思います。

このページのQRコードです。

拡大