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ゴジラ

ゴジラ

雀組ホエールズ

千本桜ホール(東京都)

2012/12/18 (火) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ご観劇ありがとうございました
主宰の佐藤雀です。
無事に初日から千秋楽まで9公演駆け抜けることができました。
お客様がいて初めて「演劇」として成立するこの世界、
役者たちは存分に「演劇」を楽しむことができたと思います。
これもひとえにお客様のリアクションあってのことだと思っています。
ありがとうございました。

ネタバレBOX

今回まず悩んだのが、ゴジラと人間たちとの目線です。
当然、はじめは人間たちは小さいし、ゴジラは大きいという目線から
はじめなければならないだろうと思っていましたが、
徹頭徹尾それでは演劇として意味がない。
そこで考えたのが「気持ち」というか「心の距離感」という目線です。
大きいゴジラも慣れれば、目線を気にしなくなるのではないか。
身長の高い友達と話すときにいちいち目線の高さを気にしないのと同じ。
そこでやよいは登場からゴジラと対等の目線にしました。
出会いの回想で、やよいが最初高かった目線を戻したとき、
ゴジラとの距離感が縮まったんだという表現をしたのもその理由です。

二つ目の悩みどころはゴジラの叫びをSEにするか生声にするか、です。
結果ほとんどの箇所はSEにしたんですが、一箇所だけ、ゴジラが
嬉しくて思わず火を吹くところだけは生声にしました。

モスラ登場での玉子の使い方は「雀組」のオリジナルです。
また、モスラが割烹着のおっさんなのも。
結果、わかりにくかったと思いますが、あのタマゴがウェディングケーキに。
はじめ電話台に使っていた台は、モスラの家ではオーブンだったんです。
わかんないと思いますが。。。

やよいのキャラに関してはいろいろお叱りも覚悟であの形にしました。
大橋さんの台本にあるたった一行の短いト書きがヒントなのです。
台本のまま読むと、やよいは天使なのかなと考えていたのですが、
いや、天使になりたいと思っている、ある種人間臭さ丸出しの女の子では、
と考えていくうちに、モスラの家では好き放題なやよいを作りました。
花よ蝶よと育てられたやよいは、そのことに反発していたのではないかと。
正解が何なのかは分かりませんが、
雀組のやよいはあの形でよかったのではないかと思っています。

最後にこの「ゴジラ」とはなんなのか?
これは本当に皆さんに委ねるべきだと思います。
ゴジラは原発?原爆?地球?天変地異?恨み?愛?悲しみ?
いろんな考え方があると思います。
ただゴジラ自身はゴジラ自身に生まれたくて生まれたわけではない。
そんなゴジラの話をきちんと聞く耳が大切なのだと思います。
そして僕たちはゴジラの存在を知ることが大事なのだと思います。

世の中上手くいかないことばかりです。
自分の不幸を嘆く前に、他の人の痛みに耳を傾けること。
そういうことがテーマだったようにも思います。
True True True

True True True

DACTparty

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヤバしっっ!!
いや~圧巻のステージでした!!ストリートやってる者としてメッチャ嬉しかったっす!!東京でも風営法のことは問題になってて、それに触れてくれたことが嬉しかったっす!!永井兄さんもっと観たかったっすわ~!!ラストの踊りさすがっすね!!!!またやってください。ていうか東京でやってくださいよ!!絶対火が付きますよ。待ってます!!!!!!!ありがとーございました!!!!!!!!!
DACTpartyサイコーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

花ト囮 Misty Mansion

花ト囮 Misty Mansion

DAZZLE

あうるすぽっと(東京都)

2012/04/11 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

マイ・アワード。
こちらに登録する前に観た舞台ですが、私の中では間違いなく
最も衝撃を受けて、煌めいていた作品。
再演での演出の変更により、一切の妥協のない完璧な美しさと
儚さを湛えた圧倒的な作品となっていました。

ラストシーン。赤い花びらが舞う中での和傘を使った圧巻の群舞。
あの空間・時間・感動を共有できた事を、私は一生の宝物にします。

ダンスカンパニーなので、演劇好きさんの中ではまだご存知ない方も
多いと思われるのが本当に残念です。

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

素敵な時間
初めての観劇です。たくさんの工夫が、心のこもった演技が私には素敵なプレゼントでした。

SANTA×CROSS2012

SANTA×CROSS2012

劇団SE・TSU・NA

HEP HALL(大阪府)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

大人も子供も愉しめるXmas♪
4人のサンタと3匹のトナカイが出て来るのですが
衣装が可愛く細かい所までこだわっています♪
特に電話⁈までこだわってるのは初めて見たような‼
女優さんはサンタの格好が良く似合っていて可愛いかった♪
ミッキーとサンタは嫌いな人が居ないくらいなので観てるだけで癒されます(^^)

役者さんは皆さん自然に演じて、心温まるホッコリした話しなので
観ているこちらも優しい気持ちになれます(^^)♪
好きな劇団のスクエア山本さんもいい味出してたなぁ♪

ラストはどうせなら雪を降らして
前回出てきた⁈  憧れのサンタ・グランパさんを出て欲しかったなぁ~♪
そこがちょっと物足りなく感じたかな…

大人も子供も笑顔になる様なXmasの夜に相応しいお芝居でした♪

七人のオカマ

七人のオカマ

昭和芸能舎

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/12/18 (火) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

概ね良好だが珠に疵アリ
複数の母子の絆を軸に性同一性障害をも絡めたメインのストーリーはイイが、沖縄の駐留米軍兵士による少女暴行を添え物的な扱いにしたのは残念。
いろいろ難しいとは思うがいつかきちんとした形で取り上げて欲しいと思う。
一方、ショー場面の楽しさや笑いの組み込み方などは毎度ながら巧み。
ただ、シリアスとコミカルのギャップが大きいので人によっては難色を示すかも?

ルルドの奇跡

ルルドの奇跡

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

不思議な幸福感
平たく言えば、嘘つき、ペテン師よばわりされてもしかたない少女とその少女の周りで奇跡だと騒ぐ人々の話(平たすぎか)で、どうしてこんなにも幸せな気分になれるのか自分でも不思議。当時ベルナデットの周りにいた人々はきっともっと幸せな気分になったのだろうと思う。はかなげながら透き通るような歌声と容姿の知念里奈は、この役はまさにはまり役。神父・医師・貴婦人たちも実力のある人たちが揃い、コーラスもいつもながら素晴らしい、一級品の作品になった。

埋める日

埋める日

スポンジ

OFF OFFシアター(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

葬式の一日
古びたセットが素晴らしい。そして音。

ネタバレBOX

序盤は暗転の間の時間経過が掴みにくかったです。結構時間が経ってから仕出し弁当が届いたように感じたので、暗転せずに繋いでもらった方が良い場面もあったように思います。

また、完全暗転の間に客席下手で悲鳴が上がったのが気になりました。観客側の問題であれば仕方ないのですが、暗転の時間が長めで不安になりました。テレビの砂嵐位の薄明かりがあった方が嬉しいです。あと、白鳥がスリッパを履いていなかったのが気になりました。

3姉妹は、それぞれのキャラがしっかりしていて良かったです。序盤、美紀がタバコを扱うシーンで手が震えていて、ふてぶてしいように見えても緊張が伝わってきて、好感がもてました。雅代は、洋平との緊張感のある場面が良かったです。

佐野、梶原は真面目な様子が良く出ていました。田所も緊迫した様子が良かったです。ケンヂもいい加減な感じが良かったです。挨拶だけしっかりしているのも笑えました。雨宮はいい味を出しているのですが、間が長すぎる気もします。終盤でお年寄りの役とはいえ、テンポが崩れた気がしました。

小学校跡の箱も気になりますし、後日談を見たい気持ちになりました。また、タバコに関する配慮がきちんとされており、好感がもてました。

諸々、小さいことは気になりましたが全体的に好みの舞台でした。
チェインソング

チェインソング

文月堂

駅前劇場(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろくて、とてもしたたか
冒頭の雰囲気に、
まさかこんな展開が訪れるとも、
こんな結末が導かれるとも全く想像できず(褒め言葉)。

ほんと、面白かった。
そこには、インパクトだけの外連とはことなる、
強かで、自由な表現の踏み出しや
はっちゃけかたがあって、
余韻の残る突き抜け感に圧倒されました。

また、初日ということで、作品がさらに研がれていく
予感もありました。

ネタバレBOX

冒頭のシーンがいまや死語かもしれない「劇画」の
ひとこまを観る様で・・・。
で、そこを入り口として、舞台に物語られるものは
どこか、紛い物というか、
恣意的な薄っぺらさに染められていて。
前半は、その舞台の空気に捉えられ、
舞台に見入ってしまう。

で、そのインパクトに浸っているうちに、
役者達が様々に物語を動かし始めます。
文芸部に加えてコーラス部やラクビー部の顛末、
先生たちの関係に
転向してきた生徒のほどけ方と、
いくつもの顛末が、互いに重なり合い、
学校での時間を編み上げていく。

ひとつずつのロールの色合いが
強かに作られ変化していきます。
物語の展開には、素敵に無茶な部分もあって、
常にどこか薄っぺらい感じが残されて。
だけど、その中で、
役者達のお芝居がしっかりと作りこまれていて、
キャラたちの色の移ろいが
戯画的な肌触りを残しつつ物語を進め、
それぞれの想いのベクトルや深さや振れ幅が
歩みとなり、時に重なり、
伝わってくる。

表層にこそ、平板で戯画的なテイストが作られているけれど、
その内には丁寧に作り込まれた
いくつもの物語の流れや、その束ねや、
伏線が仕掛けられていて。
さらには、学生時代の思いや熱の
なにか青臭く、あからさまで、不器用な
ちょっとそのままには受け取れないような
ロールたちの感覚に内包された気恥ずかしさが、
物語のぶっ飛び方や舞台のトーンにすっと消えて、
観客は内に描かれ仕込まれた、
自らのそのころの感覚を
抵抗感なくまるっとそのままに受け取れてしまう。
終盤に醸しだされる、熱や高揚も、
結末に生まれる快哉ともいえる感覚も、
歪んだり、醒めたり、斜に構えることなく
そのままに共振できてしまう。

随所に紡ぎ込まれたウイットと、役者達が描き出す
キャラクターたちの色と
その先にある、作り手の描き出す、
「受け止め踏み出す」ことの質感や感触が
そのデフォルメされた舞台の空気の中に
鮮やかに広がり、膨らみ、映えて。
ほんと、したたかな舞台だと思う。

終演時には、作品に重なり合った、
自らの学生時代の感覚がいくつも、
よみがえっておりました。

初日ということで、シーンのつなぎや
役者達の踏み出し方の細微な間合いのようなものには
かすかな不安定さを感じたりもしましたが、
むしろ、そのことが、以降に公演を重ねるなかでの、
作品のさらなる醸成につながる予感もあって。

この劇団、しばらく観続けていますが、
ひとつのやり方に定まることなく、
毎回、いろんな手法で観る側を楽しませてくれて。
そのチャレンジ感と、
それを単なる思い付きにとどめない
作劇やキャスティングされた役者達のスキル、
さらにはベクトル豊かな表現の引き出しの広げ方にわくわくする。

こういう作品を見せられると、
さらに次もみたいなぁと思ってしまうのです。
ハーベスト

ハーベスト

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/12/11 (火) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★

なかなかでした。
最初は重たい雰囲気でしたが、休憩を挟んで後半になると笑いを誘う場面が多くて面白かったです。思わず笑ってしまいました。舞台セットも素敵です。
ただ、話の内容がすこし難しかった気がしました…(汗)歴史的な流れを掴んでいないと難しいのかもしれないです…。

トーラスギフト

トーラスギフト

SORAism company

d-倉庫(東京都)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

2度3度
終盤の一気に展開が二転三転したところは予測の範疇を超えていて脱帽でした。ラストも季節柄っぽくうまくまとめていて良かったです。展開上いくつか気になる点もありましたがとても面白かったです。

ネタバレBOX

やはり、なにもせずに叶う願いにはそれなりの対価が必要なのですかね!?
全事経験恋歌(ゼンジ.ケイケン.エレジー)

全事経験恋歌(ゼンジ.ケイケン.エレジー)

アジア舞台芸術祭制作オフィス

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/12/01 (土) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

もの凄い質量で現在から過去、虚構から事実までを疾走する
日本語、台湾語が塊になって観客へ降り注ぐ。
なんと! これが無料の公演とは!

ネタバレBOX

過去、現在、そして少しの未来(平成の後)の軸がある。そこに、演劇、本の中という2つの
虚構と、演劇をする人たちが演劇をする、演劇に出る人たちのこと、という事実という軸があり、さらに、演劇の空間内と外という軸もある。細かく言えば、演劇空間には本の中と外という区分まであり、それに肉体で演じる芝居と映像で見せる芝居、映像表現そのものという軸までもある。

このいくつもの軸を役者が、観客の視線を道連れにしながら、走り回る。役者は3人。3人がそれぞれの空間にいて、それぞれの場所に走り込むのだ。

もの凄い情報量である。

しかも、台詞は日本語と台湾語、少しの英語も混じり、当然台湾語はわからないので、字幕という言語も加わる。

1930年代の台湾が舞台の中心。それは日本統治時代の台湾であり、本の中の出来事である。この本自体のオリジナルがあるのかどうかは不明だが、本のストーリー自体が幻想的だ。
日本人の妻と人形遣いの話なのだが、鯉がキーワードとなっている。
池の中の鯉になぞらえる妻のこと。きれいだけど、それだけ。
食べられる鯉と食べられない鯉。きれいな鯉は食べられない。
人は池の外からきれいな鯉を見ているだけ。

このストーリーに、日本人の女性が入り込む。人形遣いの人形として。
人形なのに、全体が見えているという視点があるのだ。

さらに、日本人女性を演じる役者の祖父が台湾からやってきたということで、そのお墓を台湾の俳優たちと探しに行くというストーリーも並行する。

台湾と日本の関係が、激しいパフォーマンスと、矢内原美邦さんらしい熱のある台詞回しの中で、静かに語られる。

本の中とは言え、1930年代の台湾という設定であるとすると、真っ先に浮かぶのが、「霧社事件」。日本と台湾との間に深く暗い影を落とした事件があった。
そういう歴史的事実を含め考えると、さらに深くなりそうな物語だ。

ミクニヤナイハラプロジェクト『五人姉妹』のときは、短時間の作品をさらにブラッシュアップした作品を見せてくれたので、これも新たに再構築して、再演してほしいと思う。
『THE BEE』English Version ワールドツアー

『THE BEE』English Version ワールドツアー

東京芸術劇場

水天宮ピット・大スタジオ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

野田秀樹ってスゲーなって思っちゃう
筒井康隆らしい、過激さが日常となっていくストーリーを、役者のうまさで見せた。

ネタバレBOX

とにかく役者がウマイ!
そして痛い!

尾藤イサオが歌う「剣の舞」に歌詞を付けた曲がいつまでも耳に残る。
「剣の舞」という曲名から、ブラックなジョークを感じる。

主人公の名「井戸」は、フロイトの言うところの「イド」なんだろうなあ。

筒井康隆らしい過剰なストーリー、その過剰さ、過激さが「日常」になっていく怖さ、それを役者のうまさで見せた。
否定されたくてする質問

否定されたくてする質問

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

とてもいい感じの会話劇
人と人との距離感を感じる。

その距離感をうまくつかめない人々が舞台の上に。
近くても遠すぎてもあまり良くない。

それを程良い距離にしようと懸命に生きる人々だ。

久保貫太郎さん、もの凄くいい。

ロープ

ロープ

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2006/12/05 (火) ~ 2007/01/31 (水)公演終了

いまさらの投稿ですが
覚書程度に。賛否両論のあった公演だったようだけど、私の心には響いた。後半部分、戦争の場面では息もできぬほどに恐ろしかった。宮沢りえを久しぶりに観た気がしたが、危うさが魅力的だと思った。この後数年、野田地図には通い詰めることになるけれど、思い返してみると、この作品が一番印象的だったように思う。

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/12/09 (日) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろと
思うところはあるのだけれど、やっぱり面白かったし、悔しいけれど、パンフレットまで買ってしまった。蜷川版も観に行く。行かないでいられるものか。しかし、その前にもう一度、ケラ版も観たいのだけれど、日程的におそらくは無理。悔しい。

ルルドの奇跡

ルルドの奇跡

ミュージカル座

THEATRE1010(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

もう
素晴らしかったです。
知念里奈さんの歌声を聴けただけでも観る価値ありって感じです。
それに主役級の役者ばかりで大満足です。
クリスマスに素敵な思い出になりました。
ありがとうございます。

ポリグラフ

ポリグラフ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了

満足度★★★★

過剰な設定
良くも悪くも、設定は過剰。ゲイのジャンキーに感情移入をしろと言われれば困ってしまうけれど、それらの設定がこの作品にとってすべてうまく作用しているのは言うまでもない。それにしても、吹越さんの演出は見事。残念ながら好みの芝居ではなかったものの、性格のち密さと、思い切りの良さを感じた。ルパージュは・・・すごいですね。

スライダージャック

スライダージャック

Big Bang BeerHall Band

千本桜ホール(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

なんかとっても
前情報なく観劇したのですが、
ちょっぴりファンシーでした。
キャラクターが濃かったです。
舞台を観たって感じさせる舞台でした。

チェインソング

チェインソング

文月堂

駅前劇場(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

文科系クラブ
地味な文科系のクラブが熱く立ち上がった。出演者が多いが、それぞれのキャラが立っていて、とてもわかりやすかった。


駅前劇場であったが、満員で補助いすが出されていた。

ネタバレBOX

時代が昭和の香り。スケ番が長いスカートをはいたり、落ちこぼれの不良少年が(ヤンキーとは少し違う)着ていたチョーラン(学生服の不良版)など今の高校生で着ているのを観たことがない。

出てくる先生も、校長と教頭、熱血先生と冷めた先生の対比も、
まさに王道を行くシナリオだった。
途中はさまれるコーラスやダンスも息が合っていてよろしかった。

三谷さんは演出家としても素晴らしいが、役者としての意外性にも驚かされた。
楽しい芝居であった。

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