横浜ダンスコレクションEX コンペティションⅠ 作品部門
横浜赤レンガ倉庫1号館
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2013/02/09 (土) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★
2日目を鑑賞
上演時間100分、休憩あり、満席。観るのが2回目ではあるが、中村作品が気に入った。ただ、外国人には伝わりにくいだろう。やはり2回目だが、入手作品も面白い。一部の小さい表現が、最後列まで届いただろうか。
IN HER TWENTIES 2013
TOKYO PLAYERS COLLECTION
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
「女子」だなあ
会話がとても女子っぽくて、「あるある」と頷きつつニヤニヤしながら観劇している自分がいました。20歳の自分でも楽しめたので20代を過ごし終えた人ならなおさら楽しめるのではないでしょうか。
とても良かったので、会場で販売していた台本も買ってしまいました。
ぜひぜひ!足を運んでほしい公演です。
いのちのちQ
Q
さくらWORKS<関内>(神奈川県)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★
音声
上演時間80分。Qは繰り返し見るうちに病み付きになってくる。外国語のオペラのように、音楽のように声が届いてくる。
あなたは闇の訪問者?
演劇部隊Chatter Gang
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
予測を裏切ったストーリー
いい出来でした。あの世とこの世、移植問題。移植による性格の変化聞いたことがあるが、視覚の残像があるって発想はおもしろい。全体的にうまくまとまり、予想外の展開もよかった。人間信じられないね。
男を手玉にとる方法
劇団BDP
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/01/17 (木) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
手玉にとられないように
手玉にとられないように観てきました。
ネタバレBOX
地球よりも高度な文明を持ち恋愛が不要になった星から来た宇宙人が、複雑な恋愛感情を持つ地球人を観察に来ているという設定。ロープウェイに閉じ込められた3人の女性の会話を興味深く聞いています。
脚本は良く考えられていたと思います。
女性3人が三者三様の恋愛観とその恋愛観に至る背景を笑いと涙を交えて語り、観客を引きつけていました。
また豊富な伏線で男が同一人物であることを想像させ、やはりと思わせるうらで、一番不幸と思われる妻が実は不倫をしていたという最後のオチにはやられました。
結局男を手玉にとっているつもりの女が手玉に取られていて、一番不幸に見えた女が実は男を手玉にとっていました。
3人の女優は、それぞれの個性が生きていたと思います。
ひろえの一途さは良く表現されていました。なおみの強さやまきの生真面目さはオチとのギャップにとても有効でした。
気になった点ですが、他の方も書かれていましたが途中休憩はない方が緊張感が続いていいですね。
女性3人のその後を語る続編もあれば面白そうです。
君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★★
現実と小説世界のダブルキャスト!
過去作品を観ても丁寧で素敵な舞台を作っている印象をもっていたが今回もいい作品でした。また今回も笑いのセンスはイマイチですが、動物シリーズはよかったかな!?
観劇前に当日パンフを見て気づいたが、チラシ写真の5人の役名が作品タイトルに含まれている。
月島ブルース
Something TWO
アドリブ小劇場(東京都)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
人生はブルースだ
8つのストーリー、どれにも「ブルース」を感じました!
物悲しさと笑いのバランスが絶妙でした!!
君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★
優しい
ストーリーに、優しい音楽で癒されるような舞台でした。が、淡々とし過ぎていて盛り上がりに欠ける気がしました。また、笑わせようとする部分が、私は面白いと感じませんでした。全体的な優しい感じは素敵でしたが、ちょっと物足りなさを感じました。
Late Chocolate
7contents
上野ストアハウス(東京都)
2013/02/06 (水) ~ 2013/02/13 (水)公演終了
満足度★★★★
2回観て良かった
・・・・お芝居とはナマモノ。
Late Chocolate チーム・ミルクの舞台を観たのだが、昨日のチーム・ビターとは別物の仕上がりだった。
単に役者のテンションの違いなのか、経験値がついて進化したのか、理由は言及できないが、内容は同じはずなのに面白くなっている。
いや、同じ事は昨年ボータンツ「スロウス」でも言えた。1度目よりも千秋楽に観に行った舞台のほうが面白かった。完成度が高くなっていた。
映画とは違う、お芝居の面白さがここにあると認識。
繊細で丁寧なのか、荒削りだけどパワフルなのか、役者のカラーとテンションが芝居全体を左右してしまう・・・。面白いじゃないですか。
良かったです。Late Chocolate。
フレネミーがころんだ
熱帯
駅前劇場(東京都)
2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了
満足度★★★
よく出来た小品な感じを受けました
人間関係とキャラのつくりと演じられ方が上手だった、
また舞台美術が綺麗でしたわ(^^)。
なんか盛り上がると良かった気がするが、
作品のコンセプトとしては、これがベストだったんだろうなぁと思った。
時間も1時間20分だったし(開演時間は遅れたね)。
こーゆーつくりができるのなら、
そこそこ長時間の喜怒哀楽の振幅の大きい作品もみたいかな?
って思いました。
桜
温泉ドラゴン
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵
牛水さんの素敵さに感激した。ここ最近の彼女の出演作ではトップ。作品に?な部分があり消化不良で残念だった。
バイオハザードカフェで朝食を
(株)エクセリング
俳優座劇場(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっとおバカで、ちょっとユーモラス・・な通りでした
タイトル通りにホントにバイオハザードでした
巨大企業アンブレラ社の”Tウィルス”による
ゾンビ製造で世界的パンデミックな中でのサバイバルな話。
う~ん、いまいちだったかなぁ・・・。
少年漫画というより、も少し幼年齢向けな話になってしまっていた。
せっかくの外人さん配役もあったのに、
生かしきれてない気がしましたです。
<1時間50分>
さて閑話休題。
ハンダラさま、それだけでなく。
なんか金属ボディ持ったらしき方が、
キイキイ・カチャカチャと金属音も生じさせてましたって!
まったく、観劇前にちゃんと油さしてこいってーの!!
(雑音も私語も含めて音を出すなって、マナーだよマナー。)
ネタバレBOX
座った席の列はCoRich観劇上位陣がそろっていたような気がします・・・。
さて、話はゾンビ化しながらも人間としての意思を保った連中が。
そういったメンバー集めてるリーダー中心にして廃ビルの7階にあるカフェ「バイオハザード」にて自家発電などしながら、ゾンビ狩りの人間側からとアンデッド側からも隠れて生き延びる様子がユルユルと描かれていくのです(^^)。
メンバーは主人公のコジョウ=ジョーに、凄腕ハッカーのファルコン(マガジンの協力かな(^^)。ツインテールのアイドルはミクちゃんですが、髪の毛の色は青系ではありません。その他いろいろいますが、パンダの着ぐるみ=パンちゃん(協力はダ・カーポ?かな)が結構笑えた。(最後の役者紹介まで被り物は取らなかったし)
なんだかんだとあって、
最後は人間に戻れるワクチンできて、人に戻れてよかったねとナレーション・・。
せめて「ワクチンの効果は僕らで実証された。(~うんぬんと入れて)このことで蔓延したTウィルスの脅威も徐々に弱まり世界からアンデットが消える日もそう遠くないだろう。」ぐらいのナレーションの方がちょっと高年齢向けな気がしませんか?
ゆるくしてよいとこと、リアル重視なとこがアンバランスでしたかな。
『宇宙をskipする時間』×『てのひらに眠るプラネタリウム』
シアターキューブリック
ザ・ポケット(東京都)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
てのひらに眠る…
てのひらに眠るプラネタリウム初日を観ました。
一時間の中で凝縮されたメッセージ。観劇中はとても面白く楽しいそして懐かしさを感じました。誰でも経験したことがある想い…帰りに自分のてのひらに眠っていたものがきっと見つかります。
ワクラバノユメ
メッテルニッヒ
萬劇場(東京都)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★
上演時間2時間超えの大作
でしたが、返ってアラが見えてしまった気がします。
脚本は工夫が凝らされていましたが、凝り過ぎな感があります。まずは、劇団の力量に合わせて、簡略な作品を作り込んで行った方が良いように思いました。
ネタバレBOX
脚本の力だけではなく、総合的に舞台を作り上げて欲しいです。謎を幾重にも巡らせたいのは分かりますが、残念ながら演技が追いついていないように思いました。凝った作りにすれば上演時間が伸びてしまいますが、長時間、観客の興味を引きつけ続けるのは大変なことだと思います。
貴劇団の場合は、演技に課題が多いように思いました。本作に関しては、坂本龍馬絡みのエピソードが良かったので、夢魔や死神の話とは別で見たい気がします。観客の反応も、龍馬の正体が明かされた場面が最高だったと思います。
ただ、伊東が龍馬を切る場面では、明らかに三樹三郎の暴走が原因なのに、急に伊東が逆上したのに違和感がありました。それまでの冷静なキャラとは差が大きすぎな気がします。序盤から、シスコンの伏線があれば、すんなり納得出来たと思います。
演技は、上手な役者さんと下手な役者さんの差が大きく、バランスが悪かったと思います。本作では、主役クラスに魅了が乏しく脇が魅力的だったので、キャスティングミスもあると思います。
文はビジュアルで勝負するタイプではないのに、そこに触れないのが残念でした。女優さんなので酷だとは思いますが、芸人のNon Styleの井上に感じるのと類似の反感がありました。ルックスで勝負する世界にいるのであれば、本人も周囲もイジられる覚悟を持って欲しいです。
主役に反感を感じる舞台は、見る方も辛いです。伊東は台詞が聞き取れない場面が多々ありました。力が入ると噛むので、結果として大事な台詞が聞き取れませんでした。途中、大道具の障子がひっかかって閉まらなくなりましたが、昔は良くあることだと思います。大の男が直せず、半開きの障子の前で密談するのは違和感がありました。アドリブで切り抜けて欲しかったです。
佐那子は、演技は良かったのですが、立ち回りが踊りみたいでした。重心を下げて、動きの中の止めをしっかりすると良くなる気がします。輪違屋、勝、才谷は良かったです。ただ、梅枝は実力があるために、少し浮いて見えました。沖田は咳き込む演技が嘘っぽかったです。登場から、実は体が弱いんですアピールがあると良かったと思います。魔子は、終盤の長い場面では重々しく見えますが、序盤から一言、二言で存在感や重い感じを出すのは、見た目からも難しいと思います。台詞も棒読みに近い感じがありました。
夢子は健闘しましたが、獏助、獏雄は演技が悪く目立ちしました。少ない出番でアピールしたい気持ちは分かりますが、無駄な動きや違和感のある動きで舞台の空気を壊していたように思います。場の雰囲気を感じたり、主要な役を立てることも必要だと思います。
ダンスは、迫力はありましたが、練習不足が目立ちました。曲数を減らして、踊れるキャストに絞り込んだ方が良いと思います。特にAKBは口パクで踊っているのに、歌って踊る本家より下手な人が多く、新年会の出し物レベルでした。また、女の子向けの振りなので、センターは女性の方が良いと思います。他の曲も振りが入っていない人が多く、残念でした。踊るなら、最低でも振りは入れてほしいです。
大道具で障子が引っ掛かった後のフォローは、タイミングも完璧でした。立ち回りで時々音響がずれたのは残念です。
開場前、外は寒いし、ロビーは狭いので、もう少し早く階段に並ばせてくれた方が助かります。トランプの整理券は可愛くて良かったです。
厳しいことを書きましたが、面白い場面もありました。今後の健闘を祈ります。
バイオハザードカフェで朝食を
(株)エクセリング
俳優座劇場(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
TEAM HAZARD 版を観劇
最後に誰か殺されてお涙頂戴で終わちゃうこともなく、裏切りもなく、意外にほのぼのしたところがあるのが良かったです。
気楽に楽しむのが良い感じです。
現実だったとしたらファルコンの負担が余りに大きすぎますね…ファルコンの有能っぷりはあまりに凄かったです。
ネタバレBOX
子供も来ていて、長老がスケベなところ以外は子供も恐がらず平気です。
バイオハザードの世界観の説明、昭明と音楽に期待が高まりました。
Tウィルスへの感染が拡大し、人間は死ななくなったがアンデッド(ゾンビ)と化し、記憶と理性を失ってしまう。その為生き残った人間はゾンビと見るや銃撃して身を守っている。
主人公は、体はアンデッド化したのに人間としての意識があるハンテッドであり、アンデッドと人間両方に襲われる存在。だがある日ハンテッドが集まり暮らしている「バイオハザードカフェ」に歓迎される。いつ誰がゾンビ化するかという不安の中、皆で無事ワクチンを開発することができるのか!?ついでに主人公の過去は一体?という大筋でした。
リーダーの中路さんはとてもリーダーらしく、仕事ぶりが論理的で優しくて素敵でした。タナカの韋駄天さんは、お笑い芸人を目指してる役で、小柄な体つきでぴょんぴょん跳ね回っていて元気があって良かったです。
スチールがカメラ小僧で常に皆の写真を撮っているので、もしもスパイとか記録係とかだったら嫌だなぁと思っていたけど、大丈夫でほっとしました。ミク役の佐久弥さんの歌がとても綺麗でした。ファルコンは、天才的ハッカーで機械工学にも精通していて、薬学の科学配列もわかって、本当に万能な学生で熱かったです。洋画でスイーパー役で出てくるような、アリスとカルロスのコンビもかっこ良かったです。
人語を介するパンダが出てくる意味が全く分からなかったけど、よく見張りを交代してくれる良いやつでした。パンダもハンデットなのでしょうか、信号機を確かめる云々の話をしていた時、パンダについてモヤモヤしました。
長老がアンデッド化したのは、主人公が心残りを取り除いたからだよなぁと思うと切なかったです。その調子で、父を失ったリーダー、再会を知ったマタニティ、ワクチンの謎を解いた先生とファルコンが、ほっとしたあまりアンデッド化するんじゃないかと心配しましたが、ハッピーエンドで良かったです。
モンテヴェルディ作曲歌劇「ポッペアの戴冠」
びわ湖ホール声楽アンサンブル
紀尾井ホール(東京都)
2013/02/09 (土) ~ 2013/02/09 (土)公演終了
満足度★★★★★
劇内容は昼メロだよねー
リュートの生演奏と、珍しい古めのオルガンが目新しく。
オペラは声量・質ともに聞きごたえ十分でありました。
休憩入れて3時間20分・・・ながいー
(でも観客の質は高く、雑音出す人数は少なかった。)
(帰った人はチラホラいましたがね(^^)
フレネミーがころんだ
熱帯
駅前劇場(東京都)
2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了
満足度★★★★
それぞれの
キャラにみんな妙にリアリティがあって面白かったです! 日本社会?女社会?の縮図を垣間見たような気がしました。笑。 ただ、もうちょっと全体的なストーリーみたいなものがあるともっと完成度が高くなるかなという気もしました。。スイマセン。。
くじらのおなか
ぬいぐるみハンター
荻窪小劇場(東京都)
2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
神戸さんのマシンガントークと歌唱力は素晴らしい。
オリジナルメンバーだけの舞台もいいもんですね。
満足しました。次回も楽しみにしています。
ソラオの世界
キティエンターテインメント
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
サイコーだった!!
若いパワーに元気をもらった。
実はあんまり期待してなかった作品だったが、
単純に楽しかった!
役者って大変だな。観とくべし!!
サロメvsヨカナーン【CoRichグランプリ受賞後第一作!】
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/02/01 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
秀逸なコンセプトミュージカルの域へ
初日を観て、ほぼ衝動的に4日ソワレを予約再見。
描き出すものも、その表現も、
従前の舞台からさらに踏み出して・・・。
より高いクオリティでの舞台にどっぷり嵌りました。
ネタバレBOX
劇場に入ると、
あめが舞台全体に降りてくるようなイメージがあって、
座席につくと、燦然と輝くミラーボールに目を奪われる。
冒頭からぐいぐいと舞台の世界に取り込まれる。
闇がほどけるなか、
現われる男たちの風貌と「ざっ」っという歌詞とダンスのキレが、
戯画の如くに雨の風景を舞台に描き、
その中に一人ずつやってくる女性を際立たせ、
男女の風景を一つずつくっきりと浮かびあがせていきます。
男たちが酒場から眺める外の風景、
雨のイメージをしなやかに纏い、
なおかつ埋もれない個性たちから、
紡ぎ出される男女の刹那。
それは、出会いの風景だったり、
待ち合わせの風景だったり・・・。
異なる色で描かれる風情が、
その夜の風景として編み上がっていく。
王であるタクシー運転手を絡めて、
「サロメ」の構造を作りつつ、
カップル毎に、
ひとつずつの物語が、
シーンに組みあがっていく。
子供をかかえた夫婦の風情にも、
少々金遣いの荒い女性の不倫の風景にも、
純情男と世慣れた女性の出会いにも、
大人の恋にも、刹那の交歓にも、破滅型の愛にも、
それを支える見せ場がしっかりと準備されていて。
ボーリング場での、純情な男と心優しくビッチな女性のシーンなど
実に秀逸。、
二人のズレのおかしさが、
風景として描かれるボーリングを楽しむ人々の音のない嬌声や、
ボールが転がりピンが弾ける姿にシンクロして
照らし出されていく。
ゲームに惹き込まれていく男女の高揚と
どこかチープで、薄っぺらくて、手さぐりの
男女の想いが、
ボーリング場の光景の中から紡ぎだれて。
バックに描き出されるボールやピンの動きには
思わず目を奪われるような美しさがあって、
男女の現実をすっと包み隠し、
でも、その重なりは、ボーリング場の風情のごとく、
ゲームが終われば、すっと寂寥感に変わる。
他のシーンにも、男女それぞれの思いが、
歌やダンスや、様々な表現に、
さまざまな色を放ち、舞台を染め満たしていく。
そこにはワイルドなというか、
ワイルドがサロメの中に描きだした
男女の、そして生と性と死の様相が
様々に織り上げられていて。
後半のナンバーで語られる、
人生のダイジェスト、
9回のぞろ目を通過する中に描かれる、
出会い別れたサロメとヨカナーンと称する男女の姿に人生を俯瞰し、
過ぎていく人生の節目や、
やがて訪れる死への影のなかに、
積み重ねられた、
互いを想い、魅かれ、時には憎しみ、交わり、時には交わらず、
愛し合う刹那が、ひとつに束ねられて。
歌やダンスや、身体の表現があるから
描きうるニュアンスがあって、
「ワイルド」な世界にインスパイアされた
刹那ごとの表現が、
メリハリと遊び心を持った振付や、ダンサーの力量や、
どこかあからさまでキャッチーなナンバーとその歌唱のクオリティや、
ストレートプレイで培われた演技力に輝き、
一つずつの刹那にテンションと密度を作り、そのニュアンスを担保し
観る側をしっかりと閉じ込めていく。
よしんば、それが寂しく、切なく、あるいは下世話で、
生々しく、時には不道徳なものであったとしても、
ミュージカルの態や、舞台に紡ぎ出された研がれた表現たちが、
観る側をしなやかに男女のつながりに溢れた
ワイルドな街の風景に閉じ込めて、
原典が内包した普遍へと浸しこんでいくのです
観終わって、上質なconcept musicalを楽しんだ時の如くに
ふくよかに満たされて。
妙ージカルの、「妙」がひとつの独創的な表現形式として
和製コンセプトミュージカルへと歩みを進めた瞬間に
立ち会えたようにも思う。
小学生にはお勧めできない
大人の舞台ではあるけれど、
ミュージカルの豊かさと、生と性と死の感触とありように
どっぷり観る側を浸しこむ力をもった、
出色の舞台でありました。