ウェストサイド物語
劇団四季
四季劇場 [秋](東京都)
2012/10/31 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★
えっ? これが四季なの???
前に四季を観たのは『キャッツ』。
そのときにはそう感じなかったけど。
ネタバレBOX
驚いた。
最初の15分ぐらいで、「これが3時間くらい続くのか」と思ったら、げっそりしてしまった。
帰りたくなったほど。
台詞が棒読みなのだ。
ひょっとして役者の中にそういう人がいるのか、と思ったが、そうではなかった。そりゃそうだろうと思う。そんな下手な役者が、四季の厳しい競争を駆け抜けて舞台に立てるとは思えないからだ。
具体的にどんな感じだったかと言えば、「あ・い・う・え・え・お・あ・お」という感じの発声練習のスタイルで台詞を言っているのだ。
これは酷い。
感情をまったく入れないで、単に「台詞だったはずの言葉」が口から発せられているだけ。中には巧みにそれなりに感情を入れている役者もいたが、それでも、一音一音をはっきり発音しているので、大昔の児童劇を観ているような感覚ぐらいしかない。
たぶん、大きな会場でも、すべての台詞がきちんと聞き取れるように、という配慮でこうなったのではないかと思うのだが、それにしてもこれは酷すぎ。
『ウェストサイド物語』は、2つの不良少年たちが争い、その間で恋する2人が翻弄されるというもので、若い不良たちの火花が出るような激情と、愛し合う若い2人の激情がほとばしる舞台であるはずなのだが、全部の台詞が棒読みなので、感情が見えてこない。
だから、金髪でオールバックしたおっさんたちが、棒読みしゃべっているだけ。お芝居のシーンは、わざと下手に演じているようにしか見えない。
普通の舞台ならば、たとえおじさんあったとしても、一瞬でアメリカのダウンタウンにいる若者に見えてくるはずなのに・・・。
歌も特別うまいわけでもなく(少しはうまい人もいるにはいたが)、踊りも上手い人はいるが、全体的に見て素晴らしいというほどでもない。
さらにガックリしたのは、カーテンコール。
もう手順どおりに上手で頭を下げて、次は下手で、最後に中央に頭を下げるというだけで、「ありがとう!」な感情が感じられない。ウソでもいいから、全身で観客にありがとうをアピールしてほしい。
ダンスでもするように、振り付けどおりに頭を下げられてもうれしくない。
そんな姿で何度も出てこられても・・・。
本当に酷いモノを観てしまったという印象だ。
四季って全部こんな風なのだめろうか。
『キャッツ』のときには、長台詞があったわけでもなかったので、そう感じなかったのかもしれない。
まだ、観ていない四季の作品はたくさんあるので、これだけで断言できないが、もし全部がこんな感じだったら、四季はとても残念な劇団だと思う。
四季は、中学、高校の舞台鑑賞会のような場としてよく使われているようだが、こんなものを観て、「舞台って面白くないなあ」と思ってしまったら、演劇界の損失である。「もっと面白くて、金額もそう高くない舞台はたくさんあるぞ」と、回りの若い観客に言いたくなってしまった。
組曲虐殺
こまつ座
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/12/07 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても楽しくて、とても悲しい
小林多喜二が主人公の物語。
『組曲虐殺』という恐ろしいタイトル。
あて書きで書かれたという初演と同じメンバーで行われる、奇跡のような再演に出会えて感動。
ネタバレBOX
音楽劇ということだけではなく、人と人とが組み合わさり、小林多喜二という人の曲を奏で、組曲となっていく。
そこでは、多喜二を監視し、捉え、尋問した特高の2人さえも大切な1つの曲である。
だから彼らへの視線も優しい。
小林多喜二の生き方は純粋で真っ直ぐだ。
「代用パンを買うお金をくすねている者がいる」ということだけ。
「絶望するにはいい人が多すぎる」なんて台詞が似合う。
監視する特高の2人も、次第に多喜二に感化されていくほど。
「あとに続く者がいる」ことを信じて、真っ直ぐ歩む小林多喜二の姿を、井上ひさしさんが音楽劇として見事に描いた。
拓銀時代を思い切って省いたことで、シンプルに多喜二が浮かび上がってきた。
これを観たあとでは、小林多喜二像が大きく変わりそう。
小林多喜二を演じた井上芳雄さんがいい。歌もとてもいい。
そして、現実の世界をつなぐ、姉役の高畑淳子さんもいい。特高の2人もいいし、とにかくみんないいのだ。
作曲した小曽根真さんのピアノの生演奏もいい。ピアノだけというのがいい感じなのだ。
小曽根真さんの曲は、井上さんの言葉をうまく伝えてくれる。
「カタカタまわる 胸の映写機」の歌が染みる。
井上芳雄さんの歌い方がもの凄く良く、本当に染みる。
誰の胸の中にも忘れ得ぬ場面(シーン)があるのだ。
それにつけても、『組曲虐殺』とは恐ろしいタイトルだ。
そして、フライヤーがとてもいい。
登場人物全員が笑顔で押しくらまんじゅうをしている写真。
そして、小林多喜二がどんな拷問を受けて、どんな死体になって戻ってきたのかが淡々と文章で綴られている。
これはもの凄く辛い。
そして、このフライヤーが、この作品を見事に表しているのだ。
すなわち、「とても楽しくて、とても悲しい」物語であることを。
劇場のロビーでは、「代用パン」と称した高級(笑)アンパンが売られていたが、本当の代用パンを食べたかったな。結局これも買ったけど。美味しかった。
こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了
満足度★★★★
脚本と演出のうまさを感じた
ただし、笑いのツボが違いすぎて笑えるところは少なかったけど。
作・演の吹原幸太さんは、役者の身体・肉体が好きなんだろう。
・・・いや、そういう意味じゃなくて(笑)。
ネタバレBOX
作・演の吹原幸太さんさんは、役者の生の肉体と生の声が好きなのではないかと思う。
もちろん、演出している人たちはそういうところがあるから演劇に携わっているのだろうと思うが、吹原幸太さんには特にそれを感じる。
つまり、自分の劇団以外ではできないことを、やってみたいという欲求があるのではないだろうか。役者の肉体と声を強く押し出すということをだ。
自分の劇団と信頼している劇団員だから、アクセルを思いっきり踏み込めるということではないか。
突然奇声というか大声を張り上げたり、ボンテージや亀甲縛りで、身体を縛り上げ、醜い(失礼・笑)肉体を誇示させる。
シモネタ系な言葉をわざと言わせてみたりと、Sっぽいように思えるが、実のところ小学生や幼稚園児たちがそうして面白がるように、屈託なくそれを行う。
したがって、シモネタ系な台詞だったりしても下品にはならないところに踏みとどまっている。そういう塩梅はきちんと理解していて、台詞を書いたり演出をしているという姿が見えてくる。
こんなこと書いてしまうと身も蓋もないのかもしれないけれど、そういう一線が守られているから、こんなにキャラクターを出し過ぎて、話を広げていっても、きちんと終わることができるのだと思う。
濃いキャラが満載なのだが、それをフューチャーしたり脇にしたりする演出うまさと、それをわきまえていて、変に悪目立ちしない役者もいいということなのだ。
これだけそつなくうまくまとめられるのであれば、今回のストーリーでは父と子の話で、子が父をどう許すのかというところが焦点だったと思うので、父のエピソードをもう少し膨らませるとか何かで、「やっぱり自分も父と同じだった(癖に関して)」というだけではない、説得力のあるラストを導き出せたのではないかと思う。そこがもの足りないと言えばもの足りない。
ポップンマッシュルームチキン野郎は、やりたいことがハッキリとしてい、いつも着地点が情緒が伴い、その振り幅で楽しませてくれる。
しかし、毎回、そのラストに到達するのが、ややジャンプ力が必要すぎるので、できればもう少し手前から、女装、じゃなくて助走シーンが欲しいと思うのだ。
そうすれば最強になるのではないかと思う。
個人的なことなのだが、笑いのポイントは違うようで、あんまり笑えなかった。
笑ったのは、カレーのくだりぐらいかも。
それにしても、吹原幸太さんのお父(母)さん役は見事だった。どこかにいそうなおかまのおじさんだった。
朱雀家の滅亡
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/09/20 (火) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
戯曲が声になって舞台上に響く美しさ
新国立劇場にハズレなし、の印象。
約3時間。1人の長いモノローグや2人芝居のところはダレそうなものの、それが一切ない。
ネタバレBOX
「朱雀」は夏の季語だ。そして、「南」を表している。
その朱雀の名の家が、夏の盛りに燃え尽きて、雪降る冬の年の暮れに滅亡していくという美しい物語。
「西日」に照らされる朱雀家。
リビングのテーブルが、「家」の象徴。
そして、弁天様を頭上に戴く朱雀家は、「日本」そのものと言っていいだろう。
女性(母性)との葛藤がある。
死に行くことへの理由が必要。
死(滅亡)の美学。
戯曲が声になって舞台上に響く美しさ、沈黙、静寂の美しさを堪能した。
登場人物が内包し、背負い、象徴している業が、台詞によって重くぶつかり合う。三島由紀夫ってなんてカッコいい戯曲を書くんだろう。
國村 隼さんの背筋を伸ばした姿。近藤芳正さんの戦後の姿。どちらもうまい。
木村了さんって、こんな役者だったのか、とびっくり。気になるところはあるけれど、軍人の立ち姿になっていた。
構成・イプセン―Composition/Ibsen
shelf
atelier SENTIO(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
アトリエ・センティオという場
虚構と現実の狭間で。
ネタバレBOX
アトリエ・センティオという場は、shelf との関係がとてもいい。
shelf はここで観るのが一番好きだ。
今回の舞台は、タイトルどおりイプセンを再構成した内容だ。
軸になるのはイプセンの『幽霊』。
このイプセンの『幽霊』をどう動かすのか、あるいはどう動かさないのかが、最大の興味だった。
三橋麻子さんたちが、濃厚でこってりとしたイプセンの登場人物を演じるところに、川渕優子さんたちが楽々と演劇空間(虚構)と現実(アトリエ・センティオの舞台の上)を行き来する。
行き来するたびに、三橋麻子さんたちが体現し、放つ世界が虚構に見えてくる。
戯曲を上演する、ということにおいて、それを見せてしまう強さがある。
さらに言えば、川渕優子さんたちも当然のこと、戯曲の中にあり、「虚構」であるのだ。
この奇妙な関係が、舞台の上だけでなく、舞台のある会場にも広がっていたのだ。
それは、アトリエ・センティオという会場にある。
時折流れる水道管を通る水の音、壁一枚隔てて聞こえる東武東上線の走る音。
それらは、「実際」そこにある「現実」なはずなのだが、「見えない」ことでどこか虚構めいている。
イプセンの演劇、その場を俯瞰する役者、そらにそれを観る観客、そして、それらがいるセンティオ、そして東上線の気配に代表される外の世界との関係性。
今回の舞台はそれが活きていたように思えた。
絶対的な生活音・社会音との対比・関係性が絶えず観客の脳裏に響くということで。
今回は、衣装に託す「俗」さと「気配」の妙があった。
それが台詞の割り振りにも活かされていた。
この巧みさは、読み込んだ者のみが使える絶対的な自信ではないかとも。
また、音だけでなく、タバコの臭い、ロウソクの炎(&匂い)、オイルライターの匂いをも演出されているようにも感じた。
ただ、個人的な好みとしてラストは『幽霊』のままのほうがカッコいいと思う。
『幽霊』のラスト台詞は、俳句のような情景と余韻を残すから。
霊感少女ヒドミ
ハイバイ
アトリエ春風舎(東京都)
2012/11/06 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱハイバイは面白い
他人のことなんてな〜んにもわからないということ。
映像とナマの役者をクロスさせ方がもの凄い。
リアルと作り物。確かにすべて作り物なんだけど。
奇妙なストーリーと奇妙な人間関係
わずか60分なのに結構刺さる。
ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。
マームとジプシー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/09/07 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
結局、最期にみんなが帰るところは皆同じではないか
ダイジェストが走馬燈か。
母の記憶はないのだろうか?
家=母のイメージなのだけど。
きっと帰れる。
当パンが、窓があって家の形の、小さな封筒に入っているのがとてもカワイイ。
音楽劇「ファンファーレ」
音楽劇「ファンファーレ」
シアタートラム(東京都)
2012/09/28 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了
満足度★★★
なんか、もの足りない
柴幸男さん、三浦康嗣さん、白神ももこさんの3人のコラボによる音楽劇ということで期待した。
しかし、内容は、想像の範囲を超えることはなかった。
ネタバレBOX
柴幸男さん、三浦康嗣さん、白神ももこさんの3人のコラボによる音楽劇ということで期待した。
しかし、内容は、想像の範囲を超えることはなかった。
「普通」の印象。
なぜこうなったのだろうか?
演劇、音楽、ダンスという3つのパートに舞台そのものも分かれていたようで、それぞれは素晴らしいと思うのだが、その融合が感じられなかった。
主人公のファーレも3人の女優が演じるのだけど、「ダンス系」「お芝居系」「歌系」の3つのパートに分かれていたようで、なんだかもの足りない。
それぞれの得意の分野を受け持つのはいいんだけれど、それだったら、最初から3人が出て同一人物を演じていたほうがしっくりしたように思えるのだ。
ストーリーもなんか普通な印象。
歌がうまいファーレがまた歌う自分を取り戻していくのだけど、単に歌がうまい人は途中歌を諦めていたとしても、やっぱりうまかった、というだけで、成長のようものはないし、きっかけとか、気づきとかあるわけではない。
もちろん、成長物語を期待していたわけではなく、ファーレが(また)歌い出す一瞬だけをこの舞台にしたら面白かったのではないか、なんて素人ながらに思ってしまった。
確かに普通に観れば、普通に面白いとは思うのだが、柴幸男さんならば、もっと予想を超える面白さになったのではないか、という想いが残る。
曲はいいし、生演奏も楽しい。歌もうまいし、セットの雰囲気もいい。
だけど、もの凄くもの足りない感じだった。
この作品は、それぞれの上演地域でのmixが今回のポイントの1つということだが、それを一般の観客が簡単には体験できないので(その上演場所に行かなくては体験できないので)、その良さがわからないのがさらに残念。
エッグ
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/09/05 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了
満足度★★★
スポーツとナショナリズム
豪華な役者陣。
だけどきれいにまとまりすぎて勢いが感じられなかったかな。
ネタバレBOX
寺山修司の遺作原稿らしきものから物語はスタートする。
のだが、もうひとつ寺山修司さ、がほしかった。
国民(大衆)が待っているスーパースターの存在。
時間を遡り、丸太等のキーワードから、満州の731部隊を彷彿とさせる場所へ。
スポーツの隠れ蓑、スポーツとナショナリズム。
オリンピックとナショナリズム。
エッグというスポーツから、スポーツの熱気と戦争への熱狂を炙り出す。
椎名林檎さんの曲はいいし、深津絵里さんの歌もいいのだが、なんとなくスピードが削がれる感じ。
野田秀樹さんらしい言葉の遊びや羅列、そして勢いがイマイチ感じられなかったのが残念。
『Losers’ Carn!val』
Ravenous Rats
Geki地下Liberty(東京都)
2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
思ったよりは面白かった
旗揚げ公演&初日と言うことで、緊張感からか前半少しギクシャクしてたように感じたが(映像の場面の苦笑ミスもあったが)、中盤以降は持ち直し物語の世界観を表現出来てたと感じました。
物語については、わりかしよく聞くパターンでしたが、なかなかには面白いとは感じました。また、後半の展開はゲームを見てる感じでした。
敵ボスが封印されている状態なので(ラストは封印の世界での戦いはありますが)、ボスと同等(セカンドボス)の敵キャラが欲しかったかなあとか、少しパワーバランスが悪いとかは感じました。(と言ってもセカンドボスはクイーンと呼ばれているキャラのような感じだったので、バトルの順番悪いと言うことかな)
後、なんか続きが書けそうな展開だなあと思ってたら案の定ありそうな終わり方でした(笑)
思ったよりは面白かったです。
15みうっちMade
Mrs.fictions
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了
満足度★★★
悪くは無かったが
後半は面白かったな。どの話もわりと淡々とすすむ感じを受けたが、特に前半はさらに淡々かも(一部ギリギリじゃねえ?な感じはあったが)。
順序は後半のどれか1本が前半にあったら印象が変わってきたたかも?
Knight of the Peach
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっと長いかな
正道、邪道となっているが、どっちも邪道ぽかったと感じた(笑)。
確かに、邪道の後半はいろいろヤバかったのでこちらが邪道といわれればそうかもしれないが。
後、話の流れ・内容から言って両方ともちょっと長すぎると感じたが、面白くは感じた。
ワイルド王子と看板娘
Theatre劇団子
北池袋 新生館シアター(東京都)
2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
コメディは弱いが
コメディ部分がちょっと弱いかなと感じたが、なかなかには面白かった。
が、後半の見せ方、電球が切れてる話の流れからは暗闇で話が進んでいくのは理解できるが個人的にはダメだろうと思った(まあ、役者もあれはあれで大変だろうが)。
後、場転の歌はなかなかにウザかった(笑)
カゼマチ
ゲンパビ
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
悪くは無いのだが
設定は悪くないのだが、物語は設定を半分ぐらいしか生かしきれてない感じを受けた。
暴走してからは面白かったが、前半がちょっと内向き過ぎたか(もっと暴走に至る表現があった方がよかったか?)。
結局、人々に刻まれた傷は消えない的でいいのかな。
「ワーニャおじさん」「かもめ」「三人姉妹」「櫻の園」
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2012/12/24 (月) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★
よかった
とてもよかった。すごく新鮮でした。みなさん、演技がうまくて、引き込まれてしまいました。
ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ
劇団☆新感線
東急シアターオーブ(東京都)
2012/12/19 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
満足度★★★
ひさびさの生・新感線
新宿コマ以来の新感線。
きゃーあんたにゃ痺れた!
というのがなく、自分の中では盛り上がらなかった。
初雪の味
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鎌倉編
作品とは別なことですが、ここ数年、青☆組 という集団が創る作品が観たくて、この正月、やっと叶いました。
F/T12イェリネク三作連続上演 『レヒニッツ』 (皆殺しの天使)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/11/09 (金) ~ 2012/11/10 (土)公演終了
満足度★★★★★
今更だけど・・
観てきました。
なかなか感想を書くのは難しいです。まだまだ勉強中・・ちなみに最前列でした。
幻想音楽劇『ジャンヌダルク-聖なる穢れ-』
東方守護-EAST GUARDIAN-
SPACE107(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/29 (土)公演終了
満足度★★★★
壮観
女性だけのキャストにあのいでたち!観たことはないのですが、宝塚を想像してしまいました。そういった意味では、また別の演目も観てみたいと思いました。以前、大きい劇場で「ジャンヌダルク」を観たのですが、それよりはストーリー(ラストへのくだりなど)が分かり易くてよかったです!
ALICE in Wonderland
STUDIO D2
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/01/05 (土) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★★★★
お話し知らないと”チト”ですかな
知る人は知っている(^^)
”不思議の国のアリス”の物語をダンスなどで表現した無言劇、
結構楽しめましたー。
盛りだくさんな出演者の多彩さも良かったと思います。
昼の回観劇(自由席) ー1時間20分ー
ネタバレBOX
空手チャンピオンのフルコンタクト演舞は、
直に聞こえる打突音がリアルで凄かったー。
主人公は男だったり少女になったり、お花がバトンタッチしたりと。
なかなか面白く表現していた。
水色のベストがバトンのように主人公に手渡されていく・・。
今舞台に登場したイケメンな白ウサギさんになら、
女の子はついていってしまうのではないでしょうかねぇ(^^)。