
花園
20歳の国
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
熱いを通りこして暑苦しい
ただでさえダサかっこよくて超熱いのに、箱の狭さで、さらに密度が高くなっていましたね。
私は運動神経切れてて、エネルギーの量もかなり少なかったので、体育系の学校行事は全部サボり。参加したことありません。当然、帰宅部。こういう男同士の濃密な関係は避けて通っていましたが、つきあいきれない、嫌という意識とともに、大きなあこがれがあったことも確かです。今回の作品には、100分間ず〜っと劣等感を刺激されていました。
次作も期待してます。

イキナリスタ☆
劇団ダブルデック
東京アポロシアター(東京都)
2013/01/13 (日) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

罪を喰らう
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
【おすすめ】罪を喰らう
普段どのような作品をされているのか知らずに観ました。具象的な舞台美術が嫌いで、舞台を観たときにはやってしまった、と思いましたが、そんなことはどうでもよくなるほど、ドラマとして面白かったです。舞台が一室に固定されながらも、核心をみせない、語らないことによって、妄想による空間が広がっていきました。廃棄物処理場は何を、罪喰いとはとか、何を象徴しているのか、を言葉で明らかにされてしまうとたちまち陳腐になりますが、匂わすだけで放っておいて行ってしまうことで作品に引きづりこまれて行きました。次回も機会があれば東下りをして拝見したいと思います。おすすめ。

笑って!タナトスくん』(東京・福岡共に全ステージ終了!ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!)
生前葬
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
4人の演技がぶつかり合い化学反応!!
一途な恋愛物語を軸に妄想仮想いろいろな愛と生と死が描かれていて目頭が思わず熱くなってしまう場面もあった。この4人がシリアス感動ものを演じればスゴイことになりそうだが、そこは感動以上の笑いで包んでしまう名演技!!役者の皆さんが素晴らしい。突飛でありえないストーリー展開もテンポがよく気持ちがいい。ダンスシーンも見所。何回か観てもっと深く世界観を味わいたかった!!!福岡のみなさん、おすすめですよ!!!

【無事に終演!有難うございました!】アルバート、はなして
彗星マジック
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
アルバート、はなして
彗星マジック、少人数で芝居を構築した時の広がりが素晴らしいと思います。正直言って史実を追いかけようとするとちょっと遠くてついて行けなくて、家族と家庭教師の5人が作る物語が、実際がどうとかに縛られることなく豊かで面白かった。アルバートとダンテ、素晴らしかったです。

TOPDOG/UNDERDOG
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2012/11/30 (金) ~ 2012/12/28 (金)公演終了
満足度★★
二人の役者の演技から伝わってくるものなし
黒人社会の下層で生きてきた兄弟の逞しさや狡猾さ、図太さといった「色気」が皆無です。それなしでは、この物語は説得力を持たないでしょう。
芝居の出来としては正直☆一つですが、こういう海外戯曲の名作を今後も観たいので、☆二つにしました。

ハーベスト
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/12/11 (火) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
「生業」とは何かを描いた作品
世の多くの立派な仕事人は、こうして自らの「生業」を築き上げてきたのだな・・・、そんなことを観ていて感じました。「仕事」や「労働」について真正面から取り上げた演劇作品は見かけないので、本作はある意味斬新だと思います。

トロイアの女たち
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2012/12/11 (火) ~ 2012/12/20 (木)公演終了
満足度★★
芝居の出来に不満
俳優が相手役の台詞を理解できないため、演技から「表現の一回性」が損なわれてしまったと思いました。役者は相手の台詞を聞いて理解しないと、いい演技ができません。本作品の俳優の芝居は感じるものがなかったです。
それでも戦争によって生の拠り所を奪われる女性の嘆きは2階席まで伝わってきました。戯曲と演出の力だと思います。

【舞台版】絶体絶命都市 ー世界の終わりとボーイミーツガールー
劇団エリザベス
ワーサルシアター(東京都)
2013/01/13 (日) ~ 2013/01/16 (水)公演終了
満足度★★★★
ゲームを知らない状態でも楽しめた
まさにボーイミーツガールな展開はゲームを知らない状態でも楽しめた。結末は若干お約束気味ではあったけど綺麗な科白回しと須山造の熱演にちょっと泣かされた。シンプルな舞台美術も世界観を出していていい。

【無事に終演!有難うございました!】アルバート、はなして
彗星マジック
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
時間を忘れるような
時間の概念がテーマの一つだから、というわけではありませんが、時間を忘れてストーリーに没頭できる素晴らしい舞台でした。
宗教、戦争といった暗い歴史を扱っていると陰鬱な雰囲気になりがちだと思いますが、女神の登場や、時間の遡り、時折挟まれる笑いがとても良いアクセントになって、最後まで飽きることなく楽しめることができました。
また、魅力的な衣装とともに役になり切っていたキャストの方々の熱演も素晴らしかったです。少し泣きそうになったくらい。
ただ、シンプルな舞台美術は、個人的にはもう少し視覚的な美術でも面白かったかなと感じました。
彗星マジックさんは初見だったのですが、今回の作品を観て、もっと別の作品も観てみたいと思いました。気になる劇団がまた一つ増えました。

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】
Bunkamura
シアターBRAVA!(大阪府)
2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★
良い作品だと思うのですが
「百年の秘密」がとても気に入ったので期待していたのですが
今回はあまりワクワクしなくて私の中では淡々と話が進んでいきました。
4時間という大作で
長いとか疲れるということは思わなかったのですが
ただ淡々と話を追うことで終わってしまった感です。
これは多分、好みの問題だと思われます。
蜷川バージョンも観に行く予定なんで
またどう印象が変わるか・・・その部分は楽しみです。

真春日へ
Kermit Office
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2013/01/12 (土) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

花園
20歳の国
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

キリンの8割、わたしの2割
ATLAS
TORII HALL(大阪府)
2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
人を好きになることの素敵さ
動物園という空間をうまく活かしたストーリーだなぁと思いました。個性的な登場人物たちの自然な会話展開も面白かった。個人的には獣医さんの優しさと、女性飼育員さんの叫びのような告白がとても印象的でした。
人を好きになることに理由なんか要らない、なんて言うと胡散臭く聞こえがちですが、素直にそう思わせてくれる素敵な舞台でした。

ゴリラと最終バス
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
今回は
家族の愛が印象的でした。前作のキャラクターや以前の作品を彷彿させるシーン、いつものように疾走感溢れる走る場面も劇場にあったアレンジで、ひと味ランクアップしたように感じました。

「音楽と、恋するダンス」 ‐荒川洋作曲『ダフニスとクロエ』全曲初演‐
miwaakiko
神楽坂セッションハウス(東京都)
2013/01/13 (日) ~ 2013/01/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題588(13-013)
19:00の回(曇)。早く着いたので外で待っていると中へ入れてくださる。今夜はそれほど寒くはないといっても中の暖かさはありがたい。18:27受付、18:30開場。下手にピアノ、パーカッション。座席は前列に桟敷、後ろにパイプ椅子。3部構成、ピアノ、パーカッション、フルートの演奏とダンス、詩。19:02三輪さんの挨拶、19:07暗転~19:25~19:34、休憩、19:44~20:33終演。プロジェクト大山は「キャッチマイビーム(2011/8)」からみていて3作。で三輪さんの公演にきました。3作は舞台との距離がありましたが本作は目の前...んーーー凄いですね。
もともと「大山」をみたのはチラシの衣装が「キケロ星人ジョー」に似ていたから、という不埒なものですが、今夜は、3つの演目で変化をつけていました。
第1部「マトルズダンス」を聴いていながらEL&P「TARKUS」で演ってくれたらなぁ、などと考えていました。余談ですがネットをみていたら「'The title refers to a dance performed by a group of fanatics in one of Frank Herbert’s Dune books」とありました。「デューン砂の惑星(カバー、挿絵は石ノ森さん)」とその続編たちは、作者が亡くなった後の新作は別として、文庫を揃えていながら通読したことがないという困りものです。花びらを背負ったスピードと切れ味の舞台、黒い衣装と帽子と黒いピアノ、純朴さとミノムシの衣に似た色合いの衣裳とフルート...。
物語がガイドとなって演じられるとはいえ、聴こえてくるもの見えている舞から受ける刺激に、想像力は一生懸命反応しようとします。その緊張感と想像力を遥に超えた刺激に満ちた時間でした。

ゴリラと最終バス
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
可愛い家族です。
いやあ、豪華な出演陣で馬鹿みたいな登場人物多数。
アノ、マイクロビルディング社も登場
嘘みたいな怒涛の1日が一気に押し寄せて来ます。
片桐さんの役者として役として両方での奮闘が凄い印象的です。
正月から幸せなエンディングの舞台が見れるのが◎

フ揃イナ哀シミノ旋律タチ
劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】
pit北/区域(東京都)
2013/01/11 (金) ~ 2013/01/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題587(12-012)
12:00の回(雨...大雪)。11:30受付、開場。受付横から下へ(これで2回目)。赤い絨毯が敷かれ、矢印に従い座席へ。入り口を正面にみる位置、楽団のスペース隣に座ります。床はフェルメールの絵のような市松模様、ここは婦人服を扱うお店&仕事場のようです。上手にはレンガ模様の商品棚、そこの窓にはカモメが描かれ、下手には深紅の光沢のある生地で囲まれた半円形のフィッティングルーム、小さな黒いテーブルと椅子。楽器はいろいろ、オルガン(だと思う)、5弦ベース(FUJIGEN)&アンプ、アコーディオン、縦笛、コーン、タンバリン、太鼓、シンバル...音がでる小さなものでいっぱい。すぐ隣りにいるのでセリフが聴こえないこともありましたが、生演奏は大好きで、わざわざそこに座ったので。「かもめ」は1回みたことがあるだけ、「少女地獄」は未読なのでほとんどわかってないまま、こちらは初めてです。12:06前説(1時間45分)、12:12奏者が着席、チューニング~14:03終演。外に出ると、雪が積もり...京浜東北線は止まっていて家に着いたのが18:00。

【舞台版】絶体絶命都市 ー世界の終わりとボーイミーツガールー
劇団エリザベス
ワーサルシアター(東京都)
2013/01/13 (日) ~ 2013/01/16 (水)公演終了
満足度★★★
☆チーム
原作というかゲームをしらないからかもしれないが、話が見えづらかった。
かつ、ちょっと話としては、メッセージが弱い気がした。
ただ、役者さんの芝居はとても魅力的で、それを追いかけているだけで楽しめる。結構「遊び」をいっぱい入れているのがいい。

罪を喰らう
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2013/01/10 (木) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
しきたり
えらくリアリティのあるセットで、お話の流れもある意味飄飄と進んでいく。
話としては、もっと細かく描いてくれてもいいかな、と思った。
間が(狙いとしてあるのはわかったが)、もったいなく、その分深くお話を進めてもらえるともっとよかったかも。
とはいえ、しきたりとしての罪喰人の設定は面白い。しきたりのやりかたもなかなか。