今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
心がえぐられた
観るのが途中でしんどくなるほどに。精一杯、観た。
きっとそれぞれの登場人物にどこか自分の要素があって普段うまくバランスをとって生きてるんだけど劇中の人物が醜いまでに本性本音をぶつけあうのでなんだか心臓が痛い。物語を過激にすればいいってわけじゃないんだけどでもそうすることでセリフに説得力が出てリアルさが増していく。
体力はいるんだけど基本的にテンポもよく笑える場面も多いので時間は感じさせず安定して面白かった。
ネタバレBOX
女性の方の脚本演出と考えると妙に納得してしまうというか、出てくる男はダメなやつばっかりでしたね。そして女は男より自分を持ってて強いなと。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
まあビックリ
すっごい提案、宣言でした。
ネタバレBOX
好みの問題だからしょうがありませんが、せめてウォーミングアップ的な群舞だけは止めてほしいと思いました。ウォーミングアップは始まる前に済ませておけよって感じです。
戦争による殺人に反対するため、自国の軍隊が殺した数だけ自殺する組織「散華」、すごい発想です。終いには原爆を落としたため、散華の会員では足りません。全員死んで解散です。なんのこっちゃ、大笑いです。散華の勧誘の仕方とか、幹部が最後の総動員で死ぬまで生き延びていたという不自然さに、新興宗教の臭いがして気色悪かったです。
さて、こうした一連の騒動を受けて総括して、日本の若者が主導して決定した宣言が、武力による解決はしないどころではない、自殺を禁じ、怒りの感情も禁止するというものでした。
憲法改正に活かしてほしいですね。
「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2013/02/23 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
キャラメル味の藤沢周平
藤沢修平とキャラメルボックスって会うのかなとおもっていたが、杞憂だった。
しっかりとキャラメル作品になっていた。
とても暖かい終わり方もうれしかった。
「ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル」
ハイブリットハイジ座
シアター風姿花伝(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
随所に才能を感じた。
ただ、初日らしいドタバタが多数あり、もっともっと面白くなる作品とも感じた。
もう1回観に行って確認したい。
そう思えるだけの魅力を持った作品。
千秋楽に気になってもいう一度観た。
見事に修正されて何段階もレベルアップしていた。
さすがである。
ネタバレBOX
ラストの繰り返される踊りに彼らの本気度がわかる。
お遊びであそこまでは出来ない。
そして単に頑張っているということではなくて、クオリティの高さに感心した。顔の表情も含めた彼らの踊りは天野作品の笑いと哀しさを見事に体現していた。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
好きなんです
装置の美しさ、力強いけれど繊細な群舞の素晴らしい表現力。前回王子で観せて頂いて、どんな変化を遂げるのか楽しみで、今回の公演が待ち遠しくって、その期待を裏切らないオープニング!ありがとうアマヤドリ!!
ネタバレBOX
なんだけど、んんん群舞の饒舌さに比べて会話が薄く感じてしまいました。いや、引っかかる台詞はあるんです、想いが溢れてるんです。でも言葉が多すぎたのか、表現の仕方なのか、私はちょっと緩んじゃった処がありました、2時間半になってるとは思わなかったですけどね。公演中にも日々変わって行くんだろうなと、で、もう1回観に来たいなって思ってしまいました。
まだまだ進化していくであろうアマヤドリを今後も見守って行きたい!そう思わせて下さった舞台でした!
フェアリーテイルアレゴリー
なば缶
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★
学芸会
申し訳ないことに10分ほど遅刻をしてしまった。だが、シナリオ、演技、演出どれも悪い意味でTV的。つまりなっていない。
ネタバレBOX
中盤、核汚染の恐怖をにじませた点、きちんと舞台作品のレベルに持ってゆくのかと考えたが、TVで話題になったネタを下敷きにした駄洒落が多用される地の部分に時折間歇的に鏤められた”泣かせ”が、パッチワークのように展開する。但し、これも、何処かで既に聞いたような科白ばかりだ。
舞台美術ばかりが、金を掛けた豪勢なもので、まるで、其処で起こっていること総てを、嘲笑っているかのようなレベルであった。その意味では、自分達をパロディー化したのであろうか? それが意識的であったら、TV界への批評として面白くもあるが。
秘を以て成立とす
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
さすがです!
もってき方がいいですね。いいお芝居です。
ただ、もっと泣きたかったなぁ。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
「正しさ」を巡る群像劇
戦争反対の活動をする人々の物語を通じて、人殺しや幸せといった道徳的なテーマを描いた作品で、単純に戦争反対を訴えるだけではない奥の深さがあって魅力的でした。
自己犠牲的な抗議方法で戦争に反対する「散華」と名乗る集団の成り行きと、その後の時代に学校の授業で彼らの方法論について討論する模様が交互に描かれ、正しさとは一体何に基づくのかを考えさせられる内容でした。
平和を得る為に用いている手段が、平和を脅かす物と概念的に同じであることを、ある有名な文章のパスティーシュによって示すシーンに不思議な情感があって、強く印象に残りました。
「散華」という言葉の選択や、輪廻を思わせる冒頭と最後のシーン等、仏教的世界観を感じました。
興味深い内容でしたが、演出が内容に合っていないと感じることがあり、勿体なく思いました。
衣装や演技スタイルがシリアスな内容に対してファンシー過ぎて、違和感を覚えました。
ひょっとこ乱舞名義時代からの特徴である、ふんだんに盛り込まれた群舞の軽やかなステップや倒れ込むような動きが印象的でしたが、今回はダンスシーンがドラマの流れを停滞させてしまっているように感じられました。
欠けた月をモチーフにした舞台美術が美しかったです。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
今そこにある舞台。
ネタバレに書いてます!
バレてません!
ネタバレBOX
組織は、内側から壊れていく。
『散花』と書き『さんげ』と読む反戦平和団体は、自国の軍隊が他国で人を撃った場合、同じ数のメンバーが自決することを謳っている。そこでいう人には、軍人と非戦闘員の差はない。
発足者はTwitterを使い思想を広め、共鳴する人々が組織を造った。中心となる幹部は、バリバリの元証券マン。この物語は、金融危機以後の世界なのかもしれない。
ある日、反戦平和団体『散花』に、指揮命令を担う一軍人が加入した。動機は、組織から渡された、弟のメッセージであった。国を守る軍人の規範であった その男が、反戦平和組織に没頭することを考え出した。
しかし、弟のメッセージであるはずの文書は、実は組織の幹部による作文でしかない。それなのに、軍人は心を震わせ、軍服を脱いだ。このシーンに戸惑いを受けた観客もいたことだろう。軍人は好戦的ではなく、平和を第一目的とする人種だとは知らないからだ。
元外務省国際情報局長の孫崎淳氏によると、防衛大の過半数の教授は、政治的にはハト派らしい。かつて、防衛大・教授会のトップに、ベストセラー『戦後史の正体』著者であり、普天間飛行場の辺野古移転問題でプレーンとして反対方針を支えた孫崎淳氏が選出されている。
だから、あの心を震わせるシーンは、間違いではない。幻想的な照明、静かに歩む軍人の姿が 重みのある舞台を演出する。
言葉は、誰が記したかを証明できない。大臣クラスの政治家のスピーチは、ほとんどを専門のライターが考える。
言葉は、証明できない。こぼれ落ちた、身体性に人は目を向ける。
『アマヤドリ』は、踊る。役者が独り、語り出すシーンでは、それ以外全員が統率の取れた現代舞踏を繰り広げた。
物語を操っていたのは、先に紹介した元証券マン。「組織は敵がいると、強固になる。だから内側から蝕んでいく」。彼は、組織の破壊を企んでいた。
元証券マンの反戦を訴える言葉にも、熱い心情は感じられない。ビジネスライクといったところか。組織メンバーが集う会議、交わされる言葉は幹部からの一方通行だった。大勢のメンバーもビジネスライクで通していたのだろう。
彼らを動かす操り人形は、グローバル化だと思う。世界を一つと捉えるグローバリゼーション…。「軍隊が銃撃、一般人に被害」と流れるニューステロップが、行為の発端だ。そして、インターネットが世の中へ伝える手段となる。扮装のニュースは操作される国際政治の常識などお構いなしに。
舞台は、『散花』と未来の学校それぞれの二部構成となっている。
未来の教室で、『散花』に関する会議が開かれた。交わされる言葉は多種多様だった。大勢の生徒は、自分の意見を持ち、イキイキとしている。
ずいぶん対象的である。
未来の教室から覗いた過去は、つまり今この時だった。
現実の政治に対するアンチテーゼか、反戦平和組織を経由したグローバリゼーションに対するアンチテーゼか。
ポリティカルな舞台は、劇場を飛び出し、社会へと作用する。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★
月の形
月を見上げて必ずしも綺麗と思うばかりでなく、満月に恐さを感じることも、ふと不安を感じることもあります。
どこかで見た内容だなと思い、ネット上の言葉が多用されているので深みを感じられず、2時間20分が長かったです。
ただ、セットが雰囲気を醸し出していて、とても好みでした。
また役者さん達の群舞の熱量が凄かったです。
ネタバレBOX
「怒りを捨てることで人間らしさを失ってもいい」
これにとても違和感を感じました。
生命が生まれる喜び・奪われる怒り・尽きる哀しみ・育つ楽しみ。
人間が人間らしい、喜怒哀楽揃っている姿を自分は望んでいるので、舞台でもそういった傾向にある内容の方が好きです。
本当に主観的な感想になりますが、脚本家自身の怒りが舞台上では正しさに変わってたように思います。
今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
駅前劇場(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
満足度★★★★
すごい、面白かったです!
これはもう何というか・・・・・一種の開き直りさえ感じる舞台でした。物語の構成は緻密だけれど、台詞が良く出来ていてぐいぐい惹きつけられる。笑わせられる。そして持っていかれちゃいました、根元宋子ワールドに。特別な舞台美術やおしゃれな演出があるわけではないけれど、そんなものは無くても力のあるお芝居は出来るんだな~と目が覚める思いでした。俳優さんたちの演技もハイテンションを保ちつつ押し付けがましさが無く、すんなりと楽しめた。設定がありえない云々を言う人も居ますが (もう、こういうのいや~。小姑根性丸出し) お芝居だもの、いいじゃないか!というばっさり感が小気味いい。
ネタバレBOX
うう、星5個をつけたいところですが、私の中で星5個は良く出来たお芝居+芸術性。なので、勝手な個人ルールで申し訳ないのですが、涙を飲んで星4個ということでごめんなさい。
若手演出家コンクー2012 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
2日目
出だしでアレレ??一瞬戸惑ったけれど、ぐいぐいとラストに引き込まれていました。テンポも良く、タンゴがいい。プーチンの衣装が良かった。面白かった。鈴木アツト 劇団印象-indian elephant- 「青鬼」 作:鈴木アツト。他の作品も観てみたくなりました。
『むかいだ』
皿小鉢
RAFT(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/07 (木)公演終了
満足度★★★
嘔吐
「ああ、ついに自分も吐く時が来たか!!」っていいセリフだと思う。
ネタバレBOX
関西弁の女が歯医者へ行って女医から矯正(100万円)を勧められる。浮気してた父と部屋で会うが、父は携帯を残して失踪する。その携帯に浮気相手と思われる女(歯医者の女医)から電話が入り、わけわからんことを言われる…。
50分位の一人芝居。女と女医と父を演ずる。なぜか父は一輪車に乗ってた。ナレーションなシーンだからいいんだけど。
女医の携帯シーンと、その後の女の携帯シーンは面白かった。あと、女が女医に噛み付くのとか、いい展開と思った。そのあとのスカイプオチはよくわからんかった。オチというか、プロローグだったのか(噛み付きがオチか)。
話も演技も、良くも悪くも落ち着いていたなという印象。いい方に「崩れた」ものが見たくなった。
虚言の城の王子
空想組曲
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
丁寧に。
丁寧に作られた舞台だと感じました。まだ公演中なので、一応、ネタバレで。
ネタバレBOX
ダークファンタジー、との事でしたが最後に残ったのは温かな気持ちと希望でした。すり鉢状の奥行と高低のある劇場なので、舞台美術もそれを活かした美しいものでした。特に始まる前に階段の隙間から漏れる光がとても素敵でした。衣装もシンプルながらも現実と虚構を上手く現しているセンスの良いものでした。ストーリー的には、登場人物達の想いは、誰しもどこかで感じた事のある感情に触れるのでは無いかと思います。ただ、個人的には感情移入出来る人物が居なかった為に、役や演技に心を揺さぶられる感動よりも、素晴らしい舞台に出会ったと云う感動の方が大きかったです。主役・脇役を問わず技量のある役者さん達がキチンと脚本・演出を理解して丁寧に演じていたのが素晴らしかったと思います。
DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
10年。
10年前に拝見しているのですが、その歳月はすっかり私の記憶を洗い流して「面白かった」と云う感覚しか覚えていなかったので新鮮な気持ちで楽しめました。やはり演出面での進化が一番感じられました。最初のシーンでの音響の使い方は、まさに「飛び出す演劇」を体感出来ます。ストーリー的にも難しい事は考えずに、圧倒的な世界観とパワーを感じられる作品で楽しかったです。欲を言えば役者さんの技量にバラつきがあった事と、時折挟まれる懐かしの漫画ネタのギャグがマニアック過ぎるので、もう少し一般的にも通るネタだったらな…と思うのですが、それはもうカプセル兵団では無いのかも知れない。(笑)主演の長沢美樹さんの格好良い美しさと台詞の通りの良さは流石でした!
絆の遊園地
もんもちプロジェクト
かめありリリオホール(東京都)
2013/03/02 (土) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ファンタジーな雰囲気が溢れてた
歌もダンスも生演奏も手作り感のあるファンタジーな雰囲気が溢れていて良かったです。ただ、音が大きくて歌や台詞が聞こえづらい場面があったり、場面転換の無音と暗闇の「間」など、気になる点もありましたが(ストーリー上の気になった点はネタバレに書きます)まだまだ良くなる要素があるとして次に期待したいです。
ネタバレBOX
・お世話になってる幼なじみの母親が誘拐されてるのに「俺には関係ない!」って言うヒドい主人公
・何に乗って父親を助けに飛んでいったのか、いまいち分からなかった
サージェント・ロック
ピストンズ
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2013/02/21 (木) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
なぜか心ひかれた
出演者の友人に誘われて見に行きました。
期待いっぱいで行ったわけではないんですが、なんとなんと、面白かったです。
個性的な役者さんいっぱい。
ちょっと難解だけど、ギリギリ成立しているストーリー。
チラシのセンユ良し。
小道具の銃器の扱いも適切。って、これはどうでもいいですね。
初日とあって、多少どたばた感もありましたが、見に行ってよかったと思う芝居でした。
次回作も、縁があったら見たいです。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
何度も味わいたい
キャストさんの人数が多くその分見たいけど見きれない部分もあったのでまた観たいと思わされる作品でした。
期待して行ったのですが、それをはるかに超えるスケールの物語でうれしい誤算でした。テーマについて自分の意見はこうだなぁと参加しながら観ていました。
終演後のポストトークまで堪能しました。せっかく解釈のヒントをいただいたので、感じるだけでなく考えてみたいと思います。
人物関係図が関連フライヤーの置き場にあることを知らずに観てしまったのですが家に帰って復習したいと思います。
愛して紅
劇団†勇壮淑女
ザ・ポケット(東京都)
2013/02/26 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
太田善也に乾杯!
これは劇画調エンタテインメント演劇の秀作だ。私の観た太田作品の中ではピカイチだった。
ネタバレBOX
とにかく観ていて飽きない。「チーム紅」と「武流怒愚」の対立、百恵率いる黒魔術団(?)の登場、麻衣子、逸美、かずえの行方、麻衣子の母、芽衣子(梶芽衣子を意識したか?)の隠れた素顔等、最後まで飽きさせない展開であった。場のつなげ方が巧く、その配分も絶妙で、所々に笑いを散りばめてもコメディに傾きすぎない点も評価できる。また、「いま、義理と人情は女がやっております」的な啖呵を切るシーンが多く思わず「カッコいい」と声を掛けたくなる。特に、以前から精力的に外部出演を続けている青年座の椿真由美さん演じる芽衣子、シビレました。チーム紅 明菜役の江間直子さんの眼力も素敵でした。「チーム紅」、「武流怒愚」それぞれの分裂と再生を描いた件は強引ではあるがこの作品自体が劇画チックなものであるからこれはご愛嬌というものだ。それよりも芽衣子と麻衣子の母娘の愛情を中心に据えてみると、この作品が太田氏が当日パンフの中でいう“芝居を作る上で一番大切なのは愛であり、この芝居にもたくさん愛を込めました。”という一節にも頷ける。観劇後の私はこの純和風劇画調エンタテインメント芝居に出会えた幸せで高揚感に包まれた。散歩道楽ファンとしては嬉しい限りである。次回、本公演に期待したい。おっと、忘れていた。これは劇団「勇壮淑女」の公演なのだ。主宰の相原さんは事情により出演されなかったが、彼女はじめ劇団のスタッフの皆さんはこれだけの女優陣を集め、この公演の幕開けまでに大変なご苦労をされたことと思う。感謝します。次回作も観てみたいです。
夜光星ディスコルーム
エムキチビート
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった。
お客を楽しませることに重きを置く、まさにエンターテイメントな舞台。