最新の観てきた!クチコミ一覧

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発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

面白いけど
初めての柿喰う客です。とても期待して観劇しました。綺麗な女優さんによるシーザーは、とても楽しめました。けれども、ただそれだけとも言えた。
どこでが発情なのか、なぜ、女優さんでなければいけないのか・・・?
演出は、とてもアイデア豊かで観ていてあきませんでした。
でも・・・

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

DUST SHOOTERS~ダストシューターズ~【金曜マチネ完売しました】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

パワーマイムに期待
お芝居では役者が人を演じる。ときには生物やロボットや概念上の物体だったりもするが、総じて人格を演じる。それがこのお芝居では、あらゆる物事を役者が演技で表現している。「パワーマイム」というらしい。

開演してすぐパワーマイムを見たときには変わった形態模写に見えて思わず笑ってしまったが(失敬)、10分も過ぎた頃にはとめどもなく繰り広げられるパワーマイムにリアリティーを感じて、不思議にも実際の映像が目に浮かんでくるようになった。壁のパントマイムを見て、壁をリアルに感じるように。
たとえば、戦闘機が宇宙空間にワープアウトするシーンであれば、人が腕で輪を作ってそこを別の人間が通るのだが、空間にワープゲートが発生してそこから戦闘機が現れるのが目に浮かんできた。

この「ダストシューターズ」は宇宙が舞台のSFストーリーで、アニメやCGで見慣れたシーンが、すぐ目の前の舞台で人の演技で表現されるのは新しい感覚であった。これに照明やサラウンド音響による演出効果も合わさり、演劇から発展した新しいカテゴリーのステージパフォーマンスだと思った。

ストーリー自体が大味だったり、パワーマイムもまだ未成熟な感じは否めないが、単純に楽しかったし、パワーマイムの可能性と進化に期待し、カプセル兵団の舞台をまた観ようと思う。

若手演出家コンクー2012 最終審査  

若手演出家コンクー2012 最終審査  

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

【サリngROCK(大阪府)の回】観劇
席はいくつか空いていましたが、客の入り具合とは別に突劇金魚(大阪府)『絶対の村上くん』 は色々想像できるとても面白いものでした。

ネタバレBOX

13歳で町の小説賞に優勝した友人に憧れて文豪を目指した村上君が、結局友人の才能に嫉妬したからなのか、あるいは友人宅で飼っていたニワトリが臭かったからなのか、恐らくそのような理由で友人一家を皆殺しにでもしたのでしょう。そして、死刑囚となって独房で暮らしながらも絶対に変わらない目標である小説家を目指し続ける話。

エガちゃんとアンガールズ田中を足して二で割ったような村上君は精神を病んでいるように見えます。時々訪ねてくる友人やニワトリのヘンリーは妄想なのでしょう。そんな彼が死刑になることは無いのかもしれません。もしかしたら絞首台に登ったこと自体が妄想なのかもしれませんね。

色々妄想できる広がりのある話でした。

さて、若手演出家の賞は審査員の方々にお任せするとして、観客賞は総合的に判断してサリngROCKさんに○を付けました。
『ハムレット』

『ハムレット』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

相変わらず挑発的で、そこは好き
劇場空間を活かした演出。観たことのないハムレット。
キラリ☆ふじみでしかできないことにチャレンジする
意欲は素晴らしいと思います。

口語と翻訳そのままの文語の台詞が混ざり合って展開しますが、
効果的であったかどうかは疑問です。その違和感までも含めて
「演劇ってどうよ?」と観客を挑発(もしくは実験)しているかの
ようでした。

以下ネタバレ

ネタバレBOX

フリースペースにランダムに置かれたパイプ椅子に案内されます。
俳優の誘導で劇中に椅子を半円形と通路を挟むスタイルに
並べかえさせ、演技スペースを作ります。役者との距離が近く、
演劇の世界に入り込んだかのような臨場感を味わえました。

大ホールに移動し、さらに始めのスペースに戻されます。
すると、雛壇型の可動式の椅子が出されており、劇場スタイルに
変わっています。舞台だけでなく、客席後方を演技エリアにするなど、
観客の観やすさよりも、空間を重視する演出でした。

今までに観たことのないハムレットでしたが、
二度の移動で集中が途切れ、物語が入ってきませんでした。
舞姫

舞姫

メイシアタープロデュース

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

結構ドタバタ。
原作も知らぬまま観ました、割とドタバタ感があったのでついて行けないところもありましたが、他の公演で拝見する役者さんもいたので楽しかったです、いつもとは違う役どころだったりしたので、意外な一面⁉って感じでした♪

秘を以て成立とす

秘を以て成立とす

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

圧倒的存在感
KAKUTAの芝居は下北で行われた番外公演に続き2回目。下北よりおおきな劇場でセットも左右に分かれ、左右のセットで同時に進行するお芝居。左右両方に役者がでるので、どっちに集中すればよいか最初は気になったのですが、後半は役者さんの存在感ある芝居にただただ圧倒されるばかり。特に藤本喜久子さん、吉見一豊さんの終盤のやり取りには涙するところでした。個人的には佐賀野雅和さんのちゃらい雰囲気の中にも人間味がある芝居も良かったです。
でも、やっぱりもう少し狭い場所のほうが集中がきれないかもしれない。
あと、おおえだ かおりさんが出ていなかったのが若干残念。

今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

めんどくさい
とても面白かったです。
どこにでもいそうな面倒くさい人が集まると、
とんでもなく面倒くさくて、どうしようもなくて、

どうなるかと思ったけど、
みんな「今、出来る、精一杯。」で、
次に進めそうな気がして、すっきりしました。

カウラの班長会議

カウラの班長会議

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

必見の舞台
 いつ観ても質の高い、社会性の強い作品を観せてくれる燐光群だが、長い間あたためていたこともあって、この作品は抜群。必見の舞台だ。

ネタバレBOX

 オーストラリアに実在した捕虜収容所で暴動が起きた。以下後送
ハットと呼ばれた捕虜収容用建物と同じサイズで作られた舞台は、完全では無い。実寸取りしているので、劇場のサイズが間に合わないのだ。そこで、シナリオを工夫し、収容者達の定員オーバーに起因する問題の結果、火鉢に収容者用の寝具が掛かって、半分は燃えたという設定にしてある。但し、詰め込まれた人間の窮屈な状態を視覚化する為には、矢張り実寸を選んだのは正解だと言えよう。
 ここに、卒制で映画を作る女子学生達が、やってくる。彼女たちのアプローチはユニークだ。先ず、誰がどんな役割をこなすのか最終的に決まっていない。そこで当然、宙ぶらりんの彼女たちは、迷い、自ずと様々な可能性を自ら考えるのだ。そのような過程を経て漸く決定した役割分担の後、指導教授は、各々の学生が、カウラに収容されていた、其々の兵士に自らを仮託し、各々の兵士の日常を想像力を用いて具体的に再構成することを求める。
 登場人物は、この女学生らと教授連、それに、1945年8月5日、オーストラリア、カウラの捕虜収容所で実際に起きた史上最大規模の捕虜反乱事件に参加した兵士達である。双方が、女学生たちの映画製作過程に於いて、その日常をどのように過ごし、何故、多くの犠牲者が出ることを知りながら無謀な行動を起こしたのかを事件として知られる史実以外の部分で肉付けし観客の前に提示して見せた。
 この作品で描かれたのは、日本の特質である。つまり、2013年3月時点にこの国で実際に起きていることと、1945年8月5日に至る僅かな間にオーストラリア、カウラのハット内で起こった日本人グループの捕虜収容所脱出事件とを巧みに交差させることで見えてくるこの国とこの国の民の意識に関する詳細な演劇レポートなのである。
 ちょっと振り返ってみれば、直ぐ気付くことであるが、日本は、私小説の伝統を含め、身の回りの細々とした生活や其処に生起する出来事を作家の個人的な資質というフィルターを通したということで特殊化し、どちらかと言えば家の内側、塀の内側の美意識、愛憎を職人芸の粋を尽くして描くことには長けるが、時代の中でヒトがどう生き、何をどのように選択し、その結果どのような責任を負うことになるか? それが社会の一員としてどのような意義を持ち、意見の異なる他者や他の社会集団とどのような関係を取り結ぶかについての展望も、見通しの不可欠なことや生き抜く為の技術も弱いように思われる。
 その点、坂手 洋二の作品は、常に時代、社会とのコンフリクトの中で生まれ、作品自体が、各々の事象を描くに必要とされる形式を求めて生々流転しているように見える。坂手自身、自分が遅筆であることを表明しているが、その理由はこういう所にあるだろう。同時に彼の作品はどれを取っても、その質に於いて高いのもこういった理由に因るのだと思い至る。
作品のまとめ
 さて、「カウラの班長会議」は、実際に起こった暴動事件を扱い乍ら、現代日本の抱える基本的な日本人の在り様を抉り出した作品である。中国、北朝鮮、韓国の脅威を煽りたてるマスコミと付和雷同して追随する日本国民、福島第一原発人災事故を既に終わったこととして忘れ去ろうとしている大手マスコミと報道されないのをいいことに、真相を追求しようともしない日本人。更に隠蔽と嘘によって、事実、真実を覆い隠しとおせると勘違いしている無能な政治屋、官僚、司法、マスメディア、御用学者等々。こ奴らの齎す結果に気付いていながら、波風の立つことを嫌い、事実に覆いを掛けて素知らぬ振りを決め込む日本人。どんなことをしても、また、誰が、責任ある地位に就いても変わらないと諦め、愚にもつかぬ弁明をダラダラ垂れ流す、諦めの良い見栄坊の日本人。このような日本人の変わらない在り様を、海外に生きた日本人グループを通して抉った。見事な作品である。
黄昏の笑顔

黄昏の笑顔

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

“誰そ彼”の笑顔
 流石に良くできたシナリオだ。だるま座の質の高さは今日も健在!

ネタバレBOX

  ヒューマノイド研究が秘密裏に行われている孤島。現在、上層部から与えられているミッションは、限りなく人間に近いヒューマノイドの作成だ。そこで、研究チームは試作機AMを完成するが、ソフトの調整不足から暴走したAMは、マザーコンピューターの攻撃を受け、2度目のラボ破戒を招いてしまった。所長は、非常呼集を掛け、研究者及びAMを呼び出し、現在AMに装備されている、小火器、ミサイル、低周波音波砲、デビルイヤー、デビルアイ、超高速残像生成措置、飛行能力、水面歩行能力、超軽量・高強度の躯体等々の軍事的能力を廃し、人間に近いヒューマノイドに作り変えるよう命ずる。
若手演出家コンクー2012 最終審査  

若手演出家コンクー2012 最終審査  

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

突劇金魚 「絶対の村上くん」
物語は物語としてよくまとまっていた。しかし物語としてではなく、上演される芝居としてみると、物足りなさを感じた。このわかりやすい物語から、はみだす部分がもっとあってもよかったのでは。

ネタバレBOX

たとえば、書くのをやめてしまう男は、ゲイバーみたいな笑いをとる方向に走らず、会社勤めしているけどうまく行かないとか、役職の話とか、結婚したとか、子供が出来たとか、もっと実人生での出来事がたくさんあるはず。

書き続けて気が狂う男についても、どんな小説を書いているのか(あるいは書いていないのか)、漠然としていて、はっきりとしたイメージを掴むことができなかった。
「体験したものを書け」と鶏さんに言われて、何かを一生懸命に体験しているみたいだったけど、具体的にはなんなのかわからなかった。
イメージが広がらなかった。

最初に忘れていったノートを、もう一人が覗き見する場面がある。それが次にどう繋がっていくのかなあと思って観てたら、なんにも繋がって行かなかった。ぼくが何か見落としたんだろうか。
虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

千秋楽観劇!良かった☆彡嬉しい★★★★★
『遠ざかるネバーランド』 の時もそうだっ た…あの時はお母さんへの想いで… 「ほさかよう」さんに心を覗かれていたか のように、今回の作品も私の今の気持ちに 入り込んできました。観れて良かった!本当に良かったよ☆彡(。・・)(。・・。)ウルウル感動…

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

全てが洗練されていた。
この劇団にしかできないスタイルで、完成度が高い作品を楽しませてもらった。まず会場に入るやシンプルながら存在感のある素敵な舞台美術が目に入る。舞台に引かれたラインにすらセンスを感じた。

この劇団はスタイリッシュな役者の動きと想像力を掻き立てる詩的なセリフが売りだが、テーマ性もあり、それらの調和が見事である。

当日パンフレットから受け付け会場整理に至るまで気が配られており総合的な劇団力にも高い評価をしたい。

ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

ト音【終演。たくさんのご来場ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

二度目の鑑賞
リピーター割引で二度目の鑑賞、最終日前ということで更にレベルが上がっていたような。前回より一列だけ前でしたがこちらの余裕からか表情や細かい演技を楽しめました。やっぱりいい舞台でした!

ネタバレBOX

初回見た時は最初のHR終わりのネタ出しの際に「お願いします!」がずれてしまいました。これは本来終わりまで持って行って部員が増えた時に初めて説明が入る違和感です。そらいままでは一人二役だったから揃えるルールでも問題ないでしょ、っていう。そして初めてせーのって言う。今回は直っていたのでやはり間違いとわかりました。そんな危ういレベルの演出が散りばめられてます。演者さんも大変ですね、これからも頑張ってください。
edit

edit

shelf

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

shelf[edit]観ました
 昨年5月、東京・atelier SENTIOでの初演を観ました。輝く白い空間に下りてくる神託という、オーラ的なイメージで受け止めた…。

 今回の名古屋・七ツ寺共同スタジオ版は、それとは対照的な漆黒の空間。
 空間を仕切る照明の効果もあってか、輪郭がくっきりとして物質的な感じ。
 与えられる神託ではなく、本棚の本を次々繰っている読み手が、自身から何かを引き出しているかのよう。次々想起されていく場面。
 そして最初に手にした言葉をまた読み直す。自分を読み返すように。

 繊細な照明や音響で、感覚が鋭敏に。灯りから外れた中を移動する人影や、どこかで不意にする物音にも、何かを見出したくなる。
 

 事前に、1月の名古屋WSで、テキストを使った稽古をサワリだけ体験しました。名古屋入り初日の稽古も、6時間見学しました(今回shelf初参加の、名古屋の女優陣が苦戦していた様子も見てます)。

 shelfは今後、名古屋での活動も増えると思われます。
 集中力はかなりいるし、評価も分かれるかもしれませんが、この地域ではあまり見られない未知の世界を、ぜひ多くの人に体験してほしいです。

「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/02/23 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほぼ前説+2つの60分作品
作品の時代的には、谺返し→鬼の爪だけど、自分が見た日は鬼の爪→谺返しの順。原作小説の世界観が見事に一時間弱の舞台作に収まっていた。
華美なセットはないけど、役者の上手さにより、登場人物の繊細な心の動きや殺陣で見ている側の想像力を深く刺激していたと思う。
二作品、異なる役で出ていた役者陣も善人、悪人の切り替えが見事。
どちらも良い舞台だった。

ネタバレBOX

隠し剣鬼の爪
道場主から秘剣を伝授されている主人公、片桐。
御前試合で敗者にしてしまったかつての仲間、狭間。
上役を斬って山奥に幽閉されるもそこで人質を取り立てこもる。片桐と対決したいが為の行動に驚き悩むも対決を決意する。
片桐家の女中・さえとの微笑ましく見える光景や、知己の恩師友人との関係、狭間の妻の夫へのけなげな思慕が美しい。
性悪武士への秘剣場面の見せ方も見事だった。

盲目剣谺返し
お毒味役の武士・三村、毒にあたり盲目となるも、妻の加世や下男の爺や徳平に支えられながら立ち直ろうとする。ある時、妻の行動に不信感を覚えた三村が徳平を遣い行動を探らせると、自分の権力を嵩に妻を良いように扱っている上士の存在を知る。
復讐心より武士としての誇り、口に出さず胸に秘めたまま妻への想いを抱いているような雰囲気を醸し出していた大内さんが役柄に合っていた。その妻、加世さんの内面からの綺麗さが伝わり、物語に合った清楚な和風美女で素敵だった。
静の主人公夫婦と対比するかの様な、山崎夫婦(特に妻)の登場場面は舞台に花が開く様に明るい。上手いわ、笑えるわで、流石の貫禄。
それに肩を並べる位良かったのが爺や徳平。主人の言動や行動にオロオロ心配したり、爺やの仕草の一挙手一投足がどこか可愛くもあった。
上士島村のヒールっぷりも迫力あり。
最後の決闘場面、動きの限られた舞台上での殺陣は、自分の座席から姿が見切れて見えてしまい、ドリフだったら「三村さーん、うしろうしろー!」って声が聞かれるような見切れ方は致し方なかったけど。
最後の場面まで気が抜けなかったが、素敵な幕切れにまたホロッとさせられる。
最近では、言葉遣いや所作や衣装等、ちゃんとした時代劇に接する機会が少なくなり淋しいが、この二作品は幅広い年代に受け入れやすい作品ではないかな、と思う。

上演前にほぼ前説として、和装でビシっと決めた西川浩幸さんと劇団員の方が登壇していた。西川さんが観客の前で舞台に立つ事が特効薬となるのなら、こちらも頑張ってその薬になりたいと思う。でも、あまり無理はしないでほしいが。
虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

相変わらずの構成力に感心します
ほさかさんお得意の二重構造も、いつもより、分り易く、その分、テーマがダイレクトに胸を打ちました。

所々、ベタ過ぎると感じる部分もありましたが、観終えてみれば、やはりあのテイストで、正解だったのではと思えます。

役者さんの力量に、アンバランスも感じたものの、後半良くなったので、結果オーライ感。

ネタバレBOX

最初の、皆瀬と萩野が、図書館で同じ本を手に取るまでのシーン、少しだけ、長過ぎるように感じました。

あの芝居のバランス計算をすると、あの場面が、どうも配分が悪い印象を受けました。もう少し、早く、二人が出会う方が、もっと後の余韻を強めるように思います。

いつも、ほさか作品は、ダークファンタジーという謳い文句で表現されますが、私には、まるでダークには感じられない清涼剤的ファンタジーです。

あまり言葉を出さなかったかなたが、皆瀬の書いた物語を朗読し始めるあたりから、涙が持続して流れました。

かなたとそなたの兄弟関係が一番切なかったかな?兄のそなたは、共依存症になっていて、弟よりもむしろ異常性が垣間見られるのですね。その兄を、何に絶望しているのかわからないことに絶望していた弟のかなたが、引っ張るように家路に誘う様子が、胸に沁みました。

王子の演技にはちょっとへこまされた渡辺さんも、貴臣の演技の方は共感して観られました。たぶん、まだ空想組曲風な演劇手法の加減を体得していらっしゃらないのでしょうと思います。資質はある方だと思うので、またどこかで拝見できることを楽しみにしています。

皆瀬役の加藤さんの終盤の演技、大好きでした。

彼女に依存して勝手ばかりしていた高遠が、萩野の病室に研修医として姿を現すのは、ちょっとやり過ぎな感じもしましたが、許容範囲ではありました。

とにかく、二重構造の芝居の、観客への情報提供の順路や配分が、まるで、設計図のような緻密な構成で、この職人芸には、また今回も脱帽させられました。

何だか、とっても好みのラストシーンでした。
虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもよかった。
とてもよかった。
決して優しいわけじゃないけれど。
涙が出ました。
でも、哀しいばかりではない。

空想組曲、また公演があったら観たいと思った。

ダーク・フィッシュ

ダーク・フィッシュ

移動する羊

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
非日常の世界にはまりました。なかなかよかったです。

『うぶな雲は空で迷う』

『うぶな雲は空で迷う』

MONO

ABCホール (大阪府)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

安定した面白さでした。
安定した面白さでした。
MONOの役者さん、良いですねぇ。

人工vs自然

人工vs自然

日本パフォーマンス/アート研究所

Vacant(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

基礎編
応用編は無理だったけど、基礎編だけでもとても見応えがあった。

演出と言う面を考えてみても、
ライブ中に電話がかかってきて作業を中断して話をしたり、
いろんなアクシデントや遊びがあって
パフォーマンスとしても十分楽しめました。

台詞を喋る役者が出ていなくても十分に舞台作品として成立しているところが面白い(笑

やっぱりvacantは面白そうなものに目を付けるのが上手いなぁ・・。

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