ボン・ヴォヤージュ 公演情報 アカネジレンマ「ボン・ヴォヤージュ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    てっちゃん
    男性3人芝居で、寝台特急あかつきが廃止になる日に起こった、少し情熱的な思い出、みたいな話。1時間。

    ネタバレBOX

    登場人物は、健全で爽やかな鉄道マニア主人公(撮り鉄)、紛い物の松茸を売る会社のサラリーマン、ネズミ講の仕事をしてるけど意中の人と結婚することを選ぼうとする、主人公幼なじみ。

    野心家の幼なじみは、結婚のために当選宝くじを盗む算段を立て、主人公と山分けする約束をします。サラリーマンも実は幼なじみの彼女の兄で、計画を知ってる様子。それぞれちょっと裏取引や腹に一物ある感じで、とぼけあったり意気投合したりします。

    サラリーマンも幼なじみも、完全な悪人ではなく情けなさを抱えた描写で、人生観について語ったり、あかつきとの思い出を語ったりするのが挟まっているので、田舎設定と相まって、のどかな感じです。主人公があかつきや友人に対して、純粋な、ぶれない思いやりがあって、後味が悪くありませんでした。
    さっぱりした気分になれました。

    アフターパンフレットに、あかつき号の停車駅が路線図になっていて、ワクワクしました。結構行ったことある地名が登場して嬉しかったりも。
    鉄道マニアの分類の説明は、ジャンルがあまりにたくさん有りすぎて笑えました。撮り鉄と乗り鉄と時刻表鉄だけ覚えました。

    COREDOのbarの机と椅子を悠々と独占して部屋中央を眺めるは思ったよりずっと快適でした。ついでにホームページで公演開始時間が分かりにくかったのは、勿体無いと思いました。ここCOREDOは立地的にも、通りすがりで分からないので、広報がんばった方が良いと思います。

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    2013/02/04 12:47

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