最新の観てきた!クチコミ一覧

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風ノート

風ノート

放課後ランナー

ウッディシアター中目黒(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣きました
何かをしようとしている人、何かに迷っている人に、勇気を与えてくれる作品だと思いました。
まだ色々な言葉が頭にリフレインしています。
何回も観たくなる素敵な舞台でした。

IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

綺麗な10年間。

男性だからこそ描ける
女性の10年間でした。

話云々よりも
とにかく見せ方が巧い。

もう一度観たらハマるのだろうか。

すっきりとしたストーリーで
時間と共に落ち着いて行くのもわかる。
しかしながら、女性としては
浅いなあと感じてしまった。

綺麗で好きではあったのだけれど
深みがなかったからか
印象に残ったものもない。

良くも悪くも綺麗な作品でした。

せっかく素敵な女優さん10名が
舞台に立っているのだから
もっとリアルな女性像も観てみたいなあ。

ミュージカル『by the sea』

ミュージカル『by the sea』

公益社団法人日本劇団協議会

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/01/30 (水) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

音楽と時代の空気
 「文化庁委託事業 『平成24年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業』日本の演劇人を育てるプロジェクト」の劇作家部門として催された。創作ミュージカルの老舗、イッツフォーリーズと、新進の劇作家長田育恵のてがみ座のコラボレーションに文学座の俳優などが共演する、という構成。俳優の大半はイッツフォーリーズが占め、演出の坂口阿紀もこの劇団の出身者である。劇団の紹介には「日本の創作ミュージカルの第一人者、作曲家・故いずみたくが、ミュージカルを専門に上演する劇団として、1977年に創立し」たとある。

 創作ミュージカルというジャンルと普通のミュージカルの違いを明確な定義をもって理解していないが、創作という語には「オリジナルの脚本で」という意味合いが込められており、非オリジナルなものとして想定されているのはいわゆる海外からの輸入ミュージカルである。ならば堂々と日本のミュージカル、と名乗れば良いと思うが、そうはいかない理由があるのだろう。門外漢なので率直に指摘するが、今回の作品に関する限り、台本は極めて日本の現代演劇に寄っているのに音楽は極めて海外ミュージカル志向である。この感覚のズレが違和感を引きずった。

 物語は1968年と1990年、近未来の2020年を舞台に進行する。パンフレットのインタビューで長田が語っているように、「60年代の熱を発火点に、ほかの時代も俯瞰していくような仕立て」であるとするならば、68年の熱の描写が生煮えだ。その影響は全体に及ぶ。 

 思いつくだけでもこの年には、1月に国内では東大闘争、成田空港闘争、新宿駅占拠、海外ではベトナム戦争においてテト攻勢が始まったのを皮切りに、北爆停止、キング牧師暗殺、フランス五月革命、中国は文化大革命の真っ最中など時代の転換期であり、誰もが変革を夢見た時代だ。その時代の空気をミュージカルで表現し、かつ3つの時代をつなぐ鍵として重要な歌が作曲されるのだから、音楽の同時代性は極めて重要である。しかし歌の調子やリズムといったものは極めて現代的であり、違和感は否めない。1968年のヒット曲には「帰って来たヨッパライ」や「サウンド・オブ・サイレンス」などがあり、音楽を志して上京する雅臣もギター1本を心の支えとしている。長田の紡ぐセリフには、当時の繊細な若者たちの内なるエネルギーを詩的に表現しているが、こと音楽だけが全くの時代性を無視している。若者が地方の停滞感と都会の躍動感に期待と失望を感じるのは今も昔も変わらないが、当時のそれを現代的な熱で処理するのは誤りだ。演出と音楽に大いに疑問が残る。

 もう一つの違和感は実在する二つの時代と、架空の近未来の間の整合性である。架空の街相浦(あいのうら)は2020年には高潮によって被害を受け、単線ローカル線の線路が水没し新しい港湾の設計が必要となっている。2013年に生きる私たちにとって、高潮の被害は明らかに震災の津波を連想させる。ただし演出の坂口は父の実家である能登半島の内浦を連想していたと語っているし、西に沈む夕日の方角に「あしか」に見える岬がある設定だから、高潮は西から襲ってきたことになり、相浦は太平洋側とは考えにくい。だが、この時点で私を含め観客は相浦の位置を自然と東日本のどこかに想定しがちだ。しかし衝撃的な単語が飛び出す。岬の番人を自負する「サキ爺」は海の向こうの理想郷として「ニライカナイ」と言う。「ニライカナイ」とは奄美、沖縄地方で信仰されている楽土のことで、その他の地方ではこの単語を用いない。サキ爺の戯言だったとしても唐突過ぎて混乱を生じ、笑いには還元されなかった。単線の鉄道が走っている時点で沖縄地方でないことは明確であり、観客がそれぞれおぼろげながら構築していた相浦のリアリティは不信感に変わる。さらにこれは音響の問題点だが、単線ローカル鉄道は非電化区間であることがほとんどで、「電車」ではない。コンプレッサーの音や走り去る車両の音が軽快な都市部の鉄道の音であるなど、演出上の「芝居のうそ」のつき方が不器用な面が多々見受けられた。近未来という大きな「うそ」をつく以上、丁寧な裏付けが必要だ。


IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

切ない!
とても素敵な時間でした。

ネタバレBOX

20歳の時の夢は卒業後留学したりして最終的にはトランペットの演奏家としてオーケストラに入ること、叶えることができなかった29歳が20歳に謝っていましたが、人生は思い通りに行かないことばかりということは分かっていて、謝る必要なんか無いのにやっぱり謝ってしまいます。切ないです。

ただ、学生時代に優秀で留学までした人がオーケストラ入りを諦め、目立たなかった人がオーケストラに入ったという話を聞くと、じゃあもし自分も続けていたら夢が叶っていたかもしれないと思って後悔してしまいます。分かります。

20歳の彼女と29歳の彼女がインタビューに答える形式でした。20歳の彼女は未来の夢を語り、29歳の彼女は21歳から28歳までの自分を引き連れての存在で、当時を思い出しながら語りました。

21歳から28歳までの全員が、29歳の彼女が学生時代に付き合っていた彼氏に会いに行くか気にするところが面白かったです。過去には戻れても未来には行けないタイプのタイムマシーンのようでした。

アフタートークで、この何となくロマンが成就するかもしれないという風な雰囲気は男目線による願望だという話がありましたが、確かにと思いつつ、胸キュンでこれはこれで良かったです。

20歳の夢と29歳の現実。しかし、29歳は30代以降のスタート地点です。29歳の彼女にはもっと夢を語ってほしかったと思います。20代の女優さんたちだけでディスカッションすると結局は29歳が最終地点になり、反省会になってしまうのでしょうか。稽古場に30代の人も入れてディスカッションしていたらまた違っていたのかもしれませんね。

ところで、女優さんさんたちは20歳から29歳の順に、上手から下手に半楕円形に座っていました。ほとんどの劇場の座席は下手側から1、2、3…と番号が付けられてれています。横書き自体左から右に書きます。やはり遡るというイメージがあるのでしょうか。もし並び方が逆だとどう印象が異なるのかなと考えながら観ていました。
君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

しなやかな、シーンのつながり
単純な物語の構成ではないのに、
それらが観る側に渡されると
本当になめらかでしなやかにひとつの世界に束ねられていく。

終わってみれば作り手の語り口に
深く取り込まれておりました。
ひとつずつの表現のベタさと深さのさじ加減も、
その重ね方も、とてもしたたか。
秀作だと思います。

ネタバレBOX

冒頭の時間、回顧の時間と、紡がれる物語の世界、
それらの編み上げ方が魔法のよう。
本当にしなやかに繋がって、
実はそれなりに入り組んだ構成であるはずが、
観る側を迷子にさせることがまったくない。

ひとつずつのシーンの質感には
飛びぬけて強い印象はないのですが、
それらが重なると
次第に物語の輪郭が生まれ、
場に描かれたものが、繫がりとなり、表裏となり、広がりとなって
一つずつのシーンとは異なる色を帯びながら、
想いやそれらを抱いた時間の肌触りへと
編み上がっていく。

入れ子になった物語に織り込まれた寓意には
その語り口だからこそ描きうる空気があって、
でも、観る側がやがて魅かれていくのは
それらが満たすものから更に形作られる
語られない想いの輪郭。

3つの世界の風景が
流れた時間に抱かれ続けたひとつの想いの風景に束ねられるラストに
ゆっくりと、でもとても深く浸潤されて。

役者たちも、ロールに幾つもの深さを与え、
シーンの繋ぎ方や美術も良く作りこまれていて。
美術・証明にも力があって、
場の転換も実にスムーズで
個々の空気が切れずに重なっていくし、
天井に浮かぶ空の風景にも目を奪われて。
時間を忘れて見入り、終わってみれば
舞台上の時間にすっかりと取り込まれておりました。

で、終演時にはたっぷりみたされつつ、
この舞台、まだ延びしろを感じる。
個々ののシーンの密度などには
さらに熟するような余白も感じる。
たとえば、差し込まれる俳句などにしても、
もう少し、
観る側の印象を受けとる強さがあってもよいかも。

このお芝居が、更にどう育っていくか、とても興味があるのですが・・。
時間がなく、千秋楽あたりを観に行くことができないのが
とても残念に思えたことでした。
ウェルズロード12番地

ウェルズロード12番地

公益社団法人日本劇団協議会

青年座劇場(東京都)

2013/01/25 (金) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

気になっていた
演出家さんを拝見できたことは良かったと思いました。

ネタバレBOX

ロンドンという街が特殊であれば、以下は全て自分の誤解かもしれません。ご容赦ください。

現地人の国際感情に翻弄される様や、現地フリーペーパー編集長がある種限定的な権力を持つ点、配偶者ビザで暮らす者のスタンス、辺りが実体験と比較しても非常にリアルだった。万人規模の邦人が暮らす海外エリアはどこか似るのかもしれない。

その逆、違和感を感じる点も。例えば海外の日本料理店は大きく分けて2つあるはずで、邦人駐在員向けか否かだ。劇中の設定だと料理人は(日本をドロップアウトした)日本人であり、そうなると価格設定は間違いなく駐在員価格(寿司だと銀座価格程度かなあ)となる。そうであれば駐在員か同等以上の客層でないとマッチングしない。

ところが定職に就いているかも怪しい邦人グループが毎日のように入り浸っていたのだ。こうした連中は場末に流れるのが自然で、比較的駐在層とは交わりを持たない。つまりこの部分はリアルを踏み外してでも一幕物にすることと引き換えに突っ込まれた要素に感じて、ここがどうしてもしっくりこなかった。

最終的にはバレてしまうにせよ、日本人社会は狭く悪い噂などあっという間に広まってしまうので、そもそも経歴詐称する邦人という存在が現実離れしているとも強く感じた。
フレネミーがころんだ

フレネミーがころんだ

熱帯

駅前劇場(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

観察力
 Frenemyという米語は実際に存在すると作・演出の黒川 麻衣さんは、リーフレットに書いているが、手元にある英和辞書では見付からなかった。仮に作家の造語であるとすれば、良い感覚だ。実際、劇中で、各キャラが立っている点、シナリオの良さ、演技の上手さに加えてキャスティングの良さも光る。この辺り、現代日本に蔓延る歪みを活写して見事である。作家の観察力の冴えを感じる。
実際、自分の生活の中で、ここに登場するようなキャラクターを見た観客は多いのではあるまいか。まるで等身大の鏡を見せられているような感覚を惹き起こす迄に練られたシナリオである。場転、間の取り方も良い。

ネタバレBOX

 惜しむらくは、ラストシーンを情況の変化によって落語的な落ちにするのではなく、登場人物達が、その行為の必然的結果として衝撃的な結末を迎えるとした方が、劇的効果は高まろう。まあ、そうなると、作家の意図とかけ離れた作品になってしまうかも知れないが。何れにせよ、この観察力、これから先が楽しみである。
IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

日本の病
In her twenties 2013
 10人の女優が20歳から29歳になる迄の女の人生を描く、という作品だ。然し、根本的な所で疑問を持った。こういう内容なら演劇にする必要はないのではないか? という疑問である。無論、一人の人生にもドラマは存在する。然し、上演で、社会との関係よりは、二人称の関係が殆ど総てを占める時、自分等の世代には、没社会的と映るのも事実である。其処には葛藤というより、ただ、気分が移ろうだけの、いわば湿度・温度、光量などが総て管理され、自ら積極的にことに当たらずとも生きていける「社会」の中で夢を夢見ているような閉鎖的世界を感じるのである。間違っても、誰も死なず、怪我をすることさえもない。唯一の懸念は何時、何処ででも“暖簾に腕押し”という不如意から抜け出せないという漠然としたアンニュイだけだろう。そのような世界を舞台化するにあたって、殆ど、無作為に観えるようにキャスティングだけで処理したものを演劇とは呼べまい。
 ただ、これが、現代日本の実相であれば、酷く、この国は病んでいる。その病の重さに気付かぬまま。

『モジョ ミキボー』再演

『モジョ ミキボー』再演

モジョミキボー上演委員会

OFF OFFシアター(東京都)

2013/01/30 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

解説付き当日パンフあります
前回にはなかった北アイルランドに関する解説ありました。
出演者2人なのに、合計19役を映像込みで入れ替わり、時には対等、時には対峙と早替わり。だけど、全て別人に見えてしまう素晴らしさ。
かなり重い題材なのに、生き生きとした子供の目線で見る抗争とそこで生きる事の可笑しさと哀しさと無常さに惹き込まれる。

狭い劇場ここまで使うか、っていう位、使っているので前方席で見る場合、映像は一部見えづらい箇所もあり。但し、ある場面で前列ならではの汗被りは堪能出来ますw。

コンチェルト ご来場ありがとうございました♪

コンチェルト ご来場ありがとうございました♪

ミュージカル座

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度

内輪感
ミュージカル座初見でした。
正直、評価はとても低いです。

とにかく物語が薄っぺらで役者の芝居が空々しい。
自分のターンで得意満面に歌い上げるのが居た堪れない。
歌は上手くても声量が不安なひとも・・・ミュージカルには詳しく
ないけれどあのキャパでヘッドセットマイクって普通なの…?
キャスト表を見ると良い舞台に立たれている方もいるのにまるで
魅力的でなかった。脚本、演出の責は重い。

なんだか客席含めて内輪の馴れ合いのような雰囲気。
とてもプロとは思えない公演。
小劇団の悪い例を見てしまったな、という感想です。

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

株式会社Ask

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

結構感動・・・
3部作だったんですね。。酒だけでなく、涙腺も弱くなり~@@
舞台を演じるかたの心意気を感じました。。

東京コンバット2013

東京コンバット2013

ハム・トンクス

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

敵は誰だ
9年ぶり、4回めの再演らしい。
2004年版の公演を見ていたが、前作は廃校の一室が舞台だったような気がする。キャスト名と物語の細部は一部変更しているけど、設定はほぼ同じ。
沈黙と緊張の間がやや多く感じられ、もう少し短く変化あっても良かった気も。
敵か味方か、不信感と疑惑と不安が増す緊迫した中での銃撃シーンは迫力あり、照明とモヤのかけ具合が上手い具合に緊張感を増幅させて見えた。
千葉の軍曹さんがやかましいけど面白おじさん。でもそばにいて欲しくはないw。
最後の場面まで誰がどうなるのか予想を覆す展開ばかり。約145分。

IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

分身とも違う
20代ってほんとうに波瀾な年代ですよね。過去としてみたからあるあるな感じで観劇後色々思い出して一人笑いしたけど、同年代またはもっと若い人たちはどう見るのかな??ラストが好きだな。

フレネミーがころんだ

フレネミーがころんだ

熱帯

駅前劇場(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

1時間20分
上演時間が短くあっさりしてましたが、もうひとひねりあっても良かったかなと思いました。
こういう人いるいるという人達のテンポの良い会話と、エネミー役の人の表情が楽しかったです。
ブラックコメディを期待してましたがシチュエーションコメディで、でも好きです。

ネタバレBOX

フレネミーという造語に興味を持ったので、身近な友達がエネミーに見える話を期待してたのですが、フレンドはフレンド、エネミーはエネミーのままだったのが物足りなかったです。

オーナーの彼女がもっとエネミーになっても良かったし、vs朝霧さんの構造で泥沼化したのも見たかったです。
IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

プロフィール
面白い。

ネタバレBOX

演劇的要素の面白さが味わえる、シンプルなつくりがいい。

ヴァイオリンをやってる音大生から院生になって、彼(ショータ)にふられて院生もやめて、出版会社に勤め、取引先の男と不倫し、年下の部下と恋愛し、病気になり…夢破れ失恋し、仕事を頑張り、離婚や愛犬の死に直面しってぎっしり詰まった、女の10年。
20歳過ぎるとあっという間って皆言うし、主観的にはその通りだけど、やっぱり10年って結構あるなと。それって人生的にもそうで。→こう見てる(進んでいる)人生を↑こっち側から眺めることが必要になるのかななんて思った。

ATで話に出た、女性な演出でも見てみたい。確かに、男が求める女性な作品にも見えたし。キレイというか。

失恋したり怒ったりした斉藤麻衣子(24歳)のメリハリな演技が良かった。土屋麻悠子(28歳)の声がいい。

終盤のメール読み上げは、BGMのせいか聞き取りにくかった。
天廻物

天廻物

血沸肉踊隊

シアター711(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

あっけなかった
俳優はみなさん面白かったです。
もうちょっと観たかったです。
次回もまた観たいです。

ネタバレBOX

終わって外に出た時、時計を見たら八時半くらい。七時半に開演したと思うから、上演時間は一時間か。時間的にも短かったんだな。
でもそれ以上にあっけなく終わった印象。
まだまだこれから。ゴタゴタ、すったもんだが続くんだよね。
そう思ってたら、いつのまにか役者の皆さんがす~っと素の顔に戻って、舞台前面に整列して挨拶を始めてました。
なぬ~って。もう終わりか!
わたくし、びっくらしました。
あれで終わっちゃうのか~。

冒頭で眠れない女王(?)と眠りたい家来が登場して、なんだかんだやり取り。
本編というような部分では、主婦とかたつむり(人型)のやり取りがおっぱじまる。
その後、女王が登場することはなし。
でもあれだけ印象強く登場したんだから、最後にもう一度くらい登場して「ああ、ぐっすり寝た」ぐらい言ってくれてもよかったのでは。
そうすれば、「あ、もう終わりか。ふむふむ。ま、ちょっと物足りないけど、いいか」ぐらいには思えたかと。

最後には、大家さんもかたつむりで登場していたから、登場人物は、主婦を除いてすべてかたつむりってことなんですよね?
眠れない主婦が、一晩のうちに観た夢。でも実はぐっすり眠れていて、朝さわやかに起きて味噌汁作ってる。
そんな感じのお話ってことですよね?

クラリネットとアコーディオンの生演奏、面白かったです。アコーディオンの人は、キャラクター的にも可笑しかった。
最初にあくびして牢屋に入れられてた人も可笑しかった。
それからそれから。セミヌードで、後ろ向きで踊っていた人も印象的でした。
(でも、あれ、なんで踊ってたんだろう?踊りたかったから?)

舞台のセットが抽象的なもので、渦巻きをデザインしたものでした。

気になったのは、舞台のセットに俳優がぶつかって、セットが揺れてたこと。
舞台のセットって、ある世界観を表現するためにあるものですよね。
つくりものだし、単なる板かもしれない。でも、その場所を別の世界に見せるためにあるわけですよね。
でも俳優がぶつかって、ゆらゆら揺れたりすると、「ああ、単なる板か」としか見えなくなる。
もったいない。
俳優は演技の途中であんなに簡単にセットにぶつかって欲しくないです。
壁にもたれかかって泣く、みたいなときでも、実際にはもたれかからずに泣いて欲しい。

ゴメンナサイ。
いろいろ我が儘書きましたが、俳優はみなさん面白かったです。
次回もまた観たいです。
ではでは~
サロメvsヨカナーン【CoRichグランプリ受賞後第一作!】

サロメvsヨカナーン【CoRichグランプリ受賞後第一作!】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/01 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

チュッパチャップス
グランプリ受賞劇団という事で期待して見に行ったのですが、期待外れとしか言いようがないです。
BGMが疲れた体に心地よかったです。
セットのチュッパチャップスと小物の傘は可愛かった。

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

株式会社Ask

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

アイツはいなくなっちゃったけど
義理人情に厚く心が温まる作品で、途中から涙が止まりませんでした。音楽もとても素敵でした。劇中に出てくる「光雫」という日本酒が、実際に物販で売っていたのでちょっと飲んでみたくなりました。

天廻物

天廻物

血沸肉踊隊

シアター711(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

天廻物
初見でしたが、内容は想像してたより、面白かった。

ただ、劇場の構造なのか、とにかく足音がうるさかった。
一番後ろの席で観ましたが、おそらくトイレと楽屋につながる通路を誰かが通ると、すごく客席まで足音が響きます。

上手側の扉が舞台中で開くと、ちょうど非常ランプが目に入りまぶしい。
扉を閉めると「カチッ」という音がして、上演中に遅れてきた人を何人か入れていましたが、だいぶその音や光に気分がそれました。
見切れも激しく、上手で着替えている人が見えました。

IN HER TWENTIES 2013

IN HER TWENTIES 2013

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

心地よくあられが顔に当たる
かのように・・・等身大のアラサー女性の人生遍歴をテンポよく軽快に綴った佳作。
私の両隣の女性は共感することも多いのでしょう、時折泣いていました。
当方もエンディングでは涙がこぼれました。

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