あんかけフラミンゴ2
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了
満足度★★★
変態たちの百鬼夜行な「純演劇」
視覚的に美しい場面、演劇表現として巧いところ、「あーワカる!」な部分もある一方、それらが有機的に繋がらず散発な印象でもどかしい。まるでいい当たりのヒットはあるのに打線が続かず得点できない、みたいな。
似た題材を扱ったことがある鵺的や角角ストロガのフと無意識的に較べてしまったかも?
流刑の島-ABASHIRI-
平熱43度
萬劇場(東京都)
2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★
近未来設定の骨太なドラマだが…
「ニューヨーク1997」を想起させる近未来設定での骨太なドラマ。
各人物の設定、殺陣の迫力(的確なサンプラーのオペを含む)、終盤で明かされる事実、程よい笑い、エピローグなど客観的に見ればそれぞれ良くできているが、個人的趣味から言えば主要人物の死によって事態が収まる落とし方は好みではない。
あんかけフラミンゴ2
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽みました
頭が空っぽだから難しい事は言えないけれど、箇条書きで
ネタバレBOX
・一番怖いと思ったのは、監禁されたとうさんが舞台の真ん中で転がされながら小さく声をあげているシーン。あれこそ人間じゃない、なにか動物になってしまった様ですごく怖かった。
・役者さんの力に支えられているなと思った。心身削って作り上げられている。カーテンコールのときまで、その表情にどきっとさせられた。
・全てのキャラクターがあまりにも自分勝手過ぎてもはや清々しい。
・時々まざるネタに笑っていいのかわからず、にやにやしながらくちびるを噛み締めた。「強調構文かな?」がしばらく忘れられそうにない。
・二時間近くの長さを感じなかった。すごい。
また次の公演も見に行ってしまうと思う。好きです。
夜光星ディスコルーム
エムキチビート
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
満足度★★★★
面白かったですよ
ここでの評判はあまり良くなかったので、ちょっと心配ではあったんですが、僕は面白かったです。転換の独特さは新鮮だったし、熱い展開には魅せるところがありました。気になったところとして、音響と、笑いのクドさ、物語進行のペースあたりでしょうか。以下
ネタバレBOX
ディスコはどういう意味なのかと思ってましたが、踊れや歌えのワイワイ騒ぎってことだったんですね。ミラーボールと照明の組み合わせがとても綺麗で幻想的でした。音響は曲は好きなんですが本当に煩い。特にオープニングは、初めて耳抑えながら観ました。いくら良いものでも、お客さんのこと考えてないと作品が薄らいでしまいます。これ程の音量なら、せめて事前に説明をして欲しかったです。
開演時に人が交差するシーンは、街並を表すのでは良かったけど、歩き方、姿勢が悪い人が気になりました。転換は作品の中のお気に入りです。時間が逆流したり、視点が変わる演出効果は非常に興味深かったです。役者も動くのが大変そうですが、斬新に感じた。しかしどうしてもクドくなってしまい、テンポが鈍ってしまうのがウィークポイントでしょうか。微妙な下ネタはいらないし、うまい棒はかなり臭ってきました。幽霊として現れる花火師や、偽名で各役が行動していたりと、この辺りで話がややこしく感じてしまう方が多かったのではないのかな。
ラストはそれぞれの想いや戦いの交錯として、自分はやたら感情移入出来ました。桂さんは別の作品でパンツ一丁でいらしたので、そのギャップに違和感が凄まじかった。他にも表現者たちの洗濯場とか、面白い箇所は随所あったので、改善していけば素敵になると思います。
若手演出家コンクー2012 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
【日澤雄介(東京都)の回】観劇
超満員。椅子席の客までずらされて、おしりのカーブと背もたれのカーブの変なところに座らされて、もう少し長かったら腰の筋を違えるところでした、プンプン。
さて、この人気は企画全体としての人気なのか、それとも 『熱狂』・『あの記憶の記録』に続く劇団チョコレートケーキの『親愛なる我が総統』だからこそのものなのか、私としては週末に答が出るのでそれまでのお楽しみということにしておきます。
ネタバレBOX
ヒトラーが台頭してきた頃の『熱狂』、アウシュビッツ強制収容所の初代所長ヘースの予審の取り調べの様子を描いた本作『親愛なる我が総統』、そして、アウシュビッツで働かされたユダヤ人兄弟が過去の記憶を思い出す『あの記憶の記録』、これら三部作全てを一番最初に観ることのできた者の一人として大変嬉しく思いました。
ヘースにとってヒトラーは雲の上の存在で、心酔し切っていました。ヒトラーから直接指示を受けたわけではありませんが、ヘースは総統の意志を慮ってガス室を作り大量殺戮を行い、ヒトラーも暗黙の内に了承していました。ヒトラーにも人道的戦争犯罪の責任があるとするこの構図、日本ではどうだったのかと重く突き付けられました。
大量殺戮は間違っていたと認めたヘースですが、アウシュビッツで働いていたユダヤ人が自分の妻の死体を見ても淡々と仕事する無感情な反応を覚えていたことから、ユダヤ人は劣った民族だと今も考え続けていて、総統と同じくドイツ人優位思想に変わりはありませんでした。それが、極限状態になれば人間は皆そうなることを教えられると彼は混乱してしまいます。
そう諭すポーランド人たちも、ドイツの支配からソ連による支配へと変化していくことに抗うことなく順応していく様が、同士という言葉が自然に使えるようになることで上手く表現されていました。
狂気のまま死ぬのも幸せだったのかもしれません。悪魔ではない人間ですから、一応人間としての正しいことを改めて教え込まれ、理解し、それ故苦しみ、そして絞首刑に処せられる…、已むを得ないことですが、正義の裁判も残酷なものです。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
統率
劇場に入って、ステージの美しさに目を奪われた。廃木を連ねた無言存在
のオブジェ。ステージ3分の2くらいに広がった白い輪。期待度はここでしっかり上がったのだか・・・昔こういうタイプ、よく観たよねという感じで・・・統率の取れた動きは美しいが、個々が没個性に感じられて、どうにも合わなかった。
虚言の城の王子
空想組曲
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★
空気
一番前だったので、セット効果が今ひとつ感じられず、少し広すぎるような気がした。主役の加藤君の周りだけ空気が変わっていたように感じた。主と脇の空気の違いが上手く出ていたと思う。
浅草紅團 ASAKUSA RED GANG
劇団ドガドガプラス
シアターX(東京都)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/25 (月)公演終了
満足度★★★★
華やかし頃の浅草
女性が中心のキャスト、華やかでした。ストーリーの中に違和感なくダンスシーンも盛り込まれていてよかったです!ただ、もう少し観たかった気もしました。途中、休憩が入ったので、その時に変化を付ける意味でも
多少のセットチェンジがあってもよかったのではないでしょうか!?
空気正常
殿様ランチ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
満足度★★★★
初演との違いは?
フライヤーに、初演の不評が書かれてあり、コリッチをみたら、なるほど不評が多
く、打って変わって今回は皆さん絶賛されてるので、はたしてかなり改訂されたのかどうかが、気になります。アフタートークの日に拝見できたらよかったのだけれど。
殿様ランチらしい会話の面白さがあり、配役もよく、不思議な世界が描かれ、なかなか個性的な作品で楽しめました。
ネタバレBOX
板垣さんの笑いは、「間」が板垣さんの「間」になっているのが特徴的。自然に吹き出してしまう。
二人の「犬少女」は、村の独特な雰囲気を表現するものかもしれないが、主軸の
話とは別のストーリーで、主要人物ともあまり絡まないのが物足りなかった。
細かいところでは、水蒸気の防護服を着て入るのに、素足にサンダル履きというのは首をかしげる。
小笠原佳秀さんが最初、気付かないほど、扮装もしゃべりかたもいつもとまったく違う雰囲気だった。
どこか原発作業員を連想してしまうのは時節柄だろうか。
、
あんかけフラミンゴ2
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了
満足度★
チラシは
チラシは良かった。あとは、そっとしておきましょう。
あんかけフラミンゴ2
あんかけフラミンゴ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了
満足度★
酷かった。
激しくすればいいってことではない。観ていて不快だし圧倒的な主観を押し付けすぎ。これを良しとする感性を疑う。蜷川幸雄もガッカリだぜ。
虚言の城の王子
空想組曲
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
空気正常
殿様ランチ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
残された、二つ。
詳しくは、ネタバレへ。(ほとんどバレてません)
ネタバレBOX
鉱山採掘場は、原子力発電所に似ている。
そこで働く者と地域の者が肉体、精神を犠牲にする代わりに経済的な富を得る。
誰しも、現実から逃げ出したいが、イカダを造り、大海原へ航海することはしない。
後方には、人々と都市の消費者とを分け隔てる城壁の役割を果たす、森が拡がっている。
『空気正常』、その舞台となる地は、日本なのか。それとも、遠い外国の話しなのか。
怪しいスーツに身をこなした男女が地元の管理者なる人物に名乗った、保健省なる役所は この国には存在しない。
つまり、外国の話だということだろう。
その地では、青年が採掘場で身を滅ぼしながら削った石を、土産品として販売するらしい。夜になると、輝く。緑色を放つ それは、まるで蛍のコピーである。
蛍は、緑色の光を尻から放ってしばらくし、役目を終える。悲しい賛歌といってよい。
都市の消費者に売られる土産品も、結局は、青年の血と汗の結晶である。悲しい賛歌とはいかないが、恋人のため、コレクションのため、手を伸ばす までに至る過程は、悲しい。
数年前、野良犬を母に持つ2人の少女が発見された。
吠える、生肉を喰いちぎる、噛み付く。
しかし、年齢が上の少女は人間として大人になった後、故郷の森へ帰ってしまう。地球の反対側の故郷を訪ねるより、長い距離に感じる。
彼女は、大海原へ泳ごうとはせず、母の待つ森に帰った。正確には、試みた。
炭鉱で犠牲を強いられ、都市との経済的なネットワークで生活する かの地。
森へ帰る 、彼女の その行為は、今、
炭鉱を埋めてしまい、都市との経済的な繋がりなど破壊すべきだというメッセージなのか。
ひるがえって考える。
原発事故で、この国の歴史上、初めて 大規模な人の空白地帯が生まれた。
拡がる大海原には汚染水を流した。
車で、徒歩で、逃れた住民に残されているのは、支配者としての都市か、野良犬に育てられた少女か、いずれか一つしかない。後者は、言うまでもなく森である。
ちなみに舞台では、保健省を名乗っていた、怪しげな男女の思惑通りことが運ぶ。
次は、また別の青年が現れるということか。
ただし、血と汗の量は格段に減少しそうではあるが。
フェアリーテイルアレゴリー
なば缶
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
書きたくなかったのだけど
もう当人達に見られたとしてもしょうがないものとして書きます。
他の劇団の公演についても批評してるのだから、そうじゃないとアンフェアですよね。
「話はちゃんと終わらせろ!」
ファンにしろ客にしろ、舞台を見に来た人にこんな絶望をあたえるな!
客をなめるな!
それにつきます。
ネタバレBOX
なば缶1缶目はまともな舞台でした。
たしか10何年ぶりに観た舞台だったのかも知れません、それなりにおもしろく、それなりに涙もあり、というものでした。
自分はそれからいろいろ舞台を観に行くようになったので、その期待すべき舞台の2公演目、という事で過剰ではないにしろ、期待していました。
そして結局がっかりさせられた流れを順を追って書きます。
1.学芸会のような始まり(え!まさか今回は十分準備する時間がなかったのか?と心配になりました。)
2.場面転換してまともな舞台風景(1.は演出の一種だったのか、と少し安心と「そういう部分でかなり狙ってきてるのか」と上手さすら感じました。勘違いだったみたいですが・・・)
3.小ネタを盛んに織り交ぜて笑いを取り続ける(こういった形で笑いを取りながらメインストーリーを流すのかな?と思ってました)。また、声優さん(女性声優)のキャッキャウフフな会話に周りのファン層はかなり喜んでいました。自分もファンではありましたが、「まず舞台としてのストーリーを追いたい」と思っていたので冷静に観てましたが・・・
4.メインのストーリーにいくつかの伏線的要素が入ってきて、だんだんと舞台らしくなってきました。(よし、ここから先どう持って行ってどう終わるのか、と空想をふくらませながら観ていました。)
で、
5.いよいよ伏線の回収に入って、「物語はエンディングへ向かうのか?」と思った所でいきなり全員出てきて踊り始める、しかもドタバタしてる。この時はまだ「”練習中”などの演出なのかな?」と思ってました、がそのまま終了、演者「ありがとうございましたー」で閉幕
伏線も何も回収されず、物語すらまともに終わってません。
(多分ですが、時間配分を間違って劇場借りてる時間内に終幕できないと気づいてあわてて閉めたのだと思います。)
舞台始まり前に配られたアンケートに「今後も必ず観に行く!」と◎をしていた自分ですが、もう唖然として何もいう気も起きず、そのまま劇場を後にしました。チケット計3枚も買いました。明日も観に行く予定でした。明日はもしかしたらちゃんと舞台を終幕まで持って行ってくれるのかも知れません。でも、いくら初日とはいえ、「これを楽しみに観に来た人」達に対して、一番やっちゃいけない事をやったと思います。
こんなの舞台じゃありません、単に声優好きなファンを集めたいだけならもっと簡単な話にして、声の部分で十分楽しませればそれでよかったと思います。それをわざわざこういうお話で舞台にしようと思ったのなら、ちゃんと終わらせてください。
ほんとの所、脚本家が逃げたとか何かあるのかも知れませんが、2度と観に行く気は起きませんし、今まで応援してた各声優の皆様についても、しばらく声も聞きたくないと思います。
「これをやっちゃ、おしまいだろ」という事を見事にしてしまった、と思います。
残念すぎます。
今まで観てきた声優さんの舞台は、ちゃんと「役者」「舞台」としても成り立っていたものだったので、声優さん=役者さんとしてもやれる、と考えていましたが今回の舞台でその認識も改める気になりました。演技がどうこうではないのでしょうが、こんな形で終わらせる(また、それをよしとしてしまう)というのはちょっと・・・
虚言の城の王子
空想組曲
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵でした。
吉祥寺シアターの黒の舞台、階段、通路を生かし、白い本(鏡っぽい)が天井から複数吊り下げられているのが、浮かんで見える舞台美術が、シンプルながら、幻想的でとても良かったです。
ネタバレBOX
執事、メイドなど、メルヘンを感じさせる衣装がワクワクを掻き立て、ストーリーの決着をどうするのかと引き込み、役者さん方のやる気が気持ちの良い舞台でした。
途中途中、物語世界の王子やメイド達が入ってくるので、どうしてもファンタジーへの期待を捨てきれないで見てしまうのですが、現実の中でもがくための話です。演技や音楽も意外に落ち着いた雰囲気でした。
図書館で彼女との出会いを果たした主人公が、事故に遭って目覚めない彼女のために、今の自分達の現状も織り込んだ「おはなし」を書いていく筋で、おはなしの中に、おはなしを書いている自分も登場していて、というループ性もありました。
配役表がなくて、役名に自信が無いので、「彼女」とか乱用で紛らわしくてすみません。劇中では皆さん名前有ります。
サイドストーリーの、ダメ男な彼氏に絶望する女子大生のカップルが、よく有りそうで上手で興味深かったのですが、ミチルという捨て子の健気さが、一番ウルッときました。ですます調なのがまた…!
多少違和感があったことも列挙しておきます。
・王子様のベストのサイズが合ってなくて、よくシャツがはみ出てしまうこと。
・主人公の彼女が、主人公の言葉に憎まれ口ばかりで、なんだか可愛げがなく、なぜ主人公がそこまで尽くしているのか恋人のみぞ知る、と感じた点。
・「彼女の弟」が、主人公に当たるシーンは、普通だったら、家族側は「他人なのにこんなに尽くしてくれて、そんなの悪いよ!申し訳ないよ!」という心理、キレ方になるのでは。
主人公の尽くしに「余計だ。邪魔だ」は逆じゃないかなと感じた点
・主人公がキレて、大学生カップルの刃傷沙汰を続けさせたり、ミチルの飛び降りを手伝った時に、「幸せになりたかったんだろ?ほーら、幸せにしてやるよ!はい、幸せ!」という台詞だったが、結局刃傷も飛び降りも「逃げ」で城と同類なので、違和感。
「続けさせてやるよ!」とかの方が良かったのでは。
・彼方はまぁ自己中というか、今時だと個人的に思ったのですが、状況的には彼方の兄が絶望してもおかしくないなと感じていました。
彼方が城が見えるけど入れない時点で、先に兄が入ったら彼方ビックリするなぁと一瞬期待しました。でも兄は踏ん張ったようで、エールを送りたい。
・「幸せはお話しの中だけ」「ご都合主義は起こらない」と連発するたび、お芝居に浸りかけてた心がちょっと現実に引き戻されて切なくなる(これはテーマ的に仕様がない違和感)
絶望があるからこそ、幸せがある。幸せがあるから、絶望が来る。ストレートなメッセージは優しかったです。
客席は、女性ファンが多く、とても静かに見守っている感じでした。
司書さん(スカート似合う)が、どんどん綺麗に見えてきたのが印象的です。
とても真っ直ぐなお芝居が、落ち着いて心に届く、トータルバランスの良い公演でした。
スマイル
劇団超ダッシ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/03/02 (土) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
千秋楽を観劇。
シナリオ・演出・演技、どれもとてもストレート(直球)な印象を受けました。個人的にはもっと変化球や緩急が欲しかったです。次回に期待します。
月の剥がれる
アマヤドリ
座・高円寺1(東京都)
2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
アマヤドリ
夢中になりました(・ω・o)!
久しぶりの群舞も^^
なにかをつづけていくっていうことは大変なことです。
舞台とてもきれい!
モーリス・ベジャール・バレエ団 Aプロ
公益財団法人日本舞台芸術振興会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/05 (火)公演終了
満足度★★★
ライト
「シンコペ」良かった。
ネタバレBOX
「ディオニソス組曲」
男性のダンスシーンは確かに力強くて目を引く。熱くなるパワフルなダンスだった。掛け声もいい。中盤の静かなところで眠くなった。なにげに最初のギリシャ人(マルコ・メレンダ)のソロがいい。
「シンコペ」
電灯の傘を被ったエリザベット・ロスと、引きこもりチックなガブリエル・アレナス・ルイーズの妙なステージから始まって、次々に奇妙なシーンが展開する。40分程度の作品だったけども、ワクワクし続けて観ていられた。
カテリーナ・シャルキナのかわいいダンスが魅力的。
舞台通して、コミカルでユーモラスでいてかっこいいフリと衣装に目を奪われた。照明もキレイ。音楽もいい。
エリザベット・ロスが(頭の)照明を点けたり消したりする際の、紐を引くマイムが好き。とても気に入った。
「ボレロ」
メロディ(エリザベット・ロス)よりもリズムに目が行く。MBLはパワフルなオーラがあった。赤い円卓と整列した赤い椅子が美しい。
秘を以て成立とす
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
ゆがんだ屋根
劇場に入って、まずゆがんだ屋根が気になって。
照明に魅入って
お話に入って
ゆがんだ屋根と指紋だらけの窓ガラスが
ああ、人間ってこんなもんなんだけど
重いんだよなあと。
気がついたらボロボロと泣いていました。
思いっきり楽しみました。
鑑賞後は1時間半スタバで休憩が必要になりました。ぞっこんです。
秘を以て成立とす
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
秘をもって成立してた
違和感を覚えながら観ていたが‥なるほど、タイトル通り。
今までのKAKUTAと違う作風だと思うんですが、さすがです!
これ1回観るのと、2回観るのでは全く違いますね。絶対2回以上は観るべき作品!!