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死ぬまでにしておきたいこと

死ぬまでにしておきたいこと

パセリス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/26 (金) ~ 2013/07/29 (月)公演終了

満足度★★★

笑いを第一にしていたことに不満
それなりに面白い劇の集合であったと思うのですが、私の心の琴線には、どうも
ひっかかることはありませんでした。
見終わったあとで、いつも「これはどうして感動したのか」「なぜ感動しなかったのか」
を考えるのですが、今回は残念ながら後者の思考です。
私の出した結論は「技巧に走っている」ということでした。
おそらく脚本を書いた方は、「いかにお客に、笑ってもらうか、お客に、ほーと言わせるか」
を最優先して考え、考え、考え抜いて書いたのではないかと思います。
それはそれで当然なことですし、そうあってほしいのですが。
しかし、私はテーマである「仕事」について、もっともっと深めていってほしかった。
その中身で、笑いをとってほしかったと思うのです。
心に響くことがなかったのは、「内容」での感動が足りなかったせいだと思ったのでした。
現実の「仕事」は、ますます「やりがいのない」ものとなりつつある昨今です。
過労死、名ばかり店長、派遣社員、契約社員、窓際、ブラック企業・・・
切り込むものはいくらでもあります。

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

一線を超えるか超えぬか・・・
「幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい」観劇。

スタジオ空洞の自由度と役者の演技力、そして演出力が作品の質を相互に高めていて満足の観劇だ。

当日運営スタッフの心配りも好印象。

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい!!!
さゆりの変化が絶妙でおもしろい!
歌あり、ダンスあり、新体操まで!
みんな身体やわらかいなぁ。お芝居の稽古だけでなく、柔軟もがんばったんでしょうね。
藤吉さんが大分大人に見えました。
中島さんも良かったぁ。
にしても、ゲストのやまはき玲さんには驚きでした。
綺麗な方なので、女優さんになって欲しいなぁ。

でんでんむしのからのなか【ご来場ありがとうございました!!】

でんでんむしのからのなか【ご来場ありがとうございました!!】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

萬劇場(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

よかった。
流行だとか空気だとか風が吹くとか集団心理だとか考えなしの選択はどうなのだろうかと危惧されるところを突いた作品だ。

そしてその先をにあるもの、その逆にあるものを問う作品でもある。

アイドルやテレビ番組を通すことでアプローチが身近なものとなり観やすく仕上がっている。

ネタバレBOX

真嶋一歌さんのロックスタイルには惚れる。
『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

キャストが1人代わるだけで異なるオモムキ
本作を観るのは踊れ場の2バージョン、前回の雨天決行に次いで都合4度目。
そして踊れ場の2バージョンとは異なり基本的にはそんなに違わない演出ながら、キャストが1人代わるだけでだいぶオモムキが異なるのが面白い。
今後ともいろんなキャスト、いろんな演出で観てみたい作品であり、将来的には「うそつき祭り」(!)のような企画上演があったらな、などとも思う。

彼らの敵

彼らの敵

ミナモザ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

自由について
正直なところ、ドキュメンタリーと訴えたい(と思われる)箇所の両方に力点があったせいか、若干バラけてしまった気がしないでもない。

それが非常に残念だった気がした。

個人的には、もっと観客の想像力を信じて、はしょれるところは極力はしょって(それは他の多くの演劇にも言えることだけれど
訴えたいところに自然と観客の目を集中させるようにした方が構成としては優れているんではないかと思った。

前日にクローズアップ現代で「はだしのゲン」特集を観たせいか、
似てるな、と思っただけに、
マンガと比べると主人公の成長の途中で終わってしまった感が出てしまっただけに余計に残念。

中田氏や浅倉氏と言った個性的なメンツが脇を固めているのは演劇ならではの強みなだけに、
もう少し伸びしろが欲しかったかも。

ネタバレBOX

日本にはほとんど生の情報が伝わらない、強盗の暗躍するパキスタン南部。

死は免れない軍人の捕虜の心に比べ、
(ひょっとしたら以前強盗団を何人も殺したかもしれない
自分たちの「早稲田」のブランドを守るため、
あるいは「日本人」としての誇りの為、
まだ若いあったことも無い若者に残酷なコトバを投げかける大人たちのいる日本と言う国。

若者が助かったことを喜ぶよりも、
規範に外れたと言って死ねばよかったと人びとが口にする殺伐とした国。

パキスタンに比べ、
河に掛ける橋も、行く船も、
すべてにおいて物資については遥かに恵まれているハズの日本人の心が、
死にゆくパキスタン人に比べ、なんで草木も生えない砂漠のようであるんだろうか?

マスコミの流す歪められた情報に踊らされて生きるひとたちは、
父親が二度と会えない自分の小さな娘に渡す小さなハーモニカ以上のものを
自分たちの子どもたちに手渡していると言えるんだろうか?(不安な社会以外の一体何を?

その国は一見自由でいるように見える。
でも、それすらも、操作された情報の中で皆が踊っているだけであるように見える。

死ぬ危険はなく、栄養も設備も満足のいくものである。
ただ、それは社会の規範にうまく適合している人に対しているだけで
人びとはその規範から外れることを恐怖して萎縮して攻撃しあっているようにも見える。

・・実際には、人々の心はパキスタンに比べ、はるかに不自由だと思う。
抗えない運命を「インシャーラー」と言って受け入れられる心も無いのだから。

ドキュメンタリーの陥りやすい点として、
対象のリアリティに引き込まれすぎて
自分のパッションに上手くたどり着けないということがある。

あと何年かして、
演出家がパキスタンを旅したりなどしてから
この作品を土台として別の作品を作り上げれば、
もっともっと普遍的な作品が作れるんじゃないカナ、と言う気がした。
新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

ウクレレ
面白い。

ネタバレBOX

さゆり(南美櫻)…「団体」が苦手。「自分大革命宣言」するも純子からダメ出しされ、考えを改める。大会でミスするも、ちょっと変化した自分の想いを胸に抱く。
中島(中島可那子)…キャプテン。昔は早口だったけど、人に好かれようと、今はゆっくりとして怒らないようになった。スマイルが素敵。
エレガンス(松浦智美)…エンレガンスな部員。大会前に怪我してしまい、さゆりが代わりに出場する。
美月(西島海未)…いじわるで面倒くさい部員。
加奈恵(榊菜津美)…前向きで気も利く部員。彼氏が浮気してたけど、サッパリしてた。
純子(捺些奈央)…さゆりの親友。さゆりの代わりに団体に出ることになるも、出来の悪い自分にイラつく。
コーチ(藤吉みわ)…格言。
おばちゃん(石倉由紀)…さゆりを色々とサポートしてくれる。
路上シンガー(やまはき玲)…大会でミスったさゆりは、その歌に足をとめる。

題材は好き。自分に自信がないため、人と距離を置きたがるさゆり。そしてそれを乗り越えようとするさゆり。ビシビシ共感できる。
ただ、さゆりの変化とか行動が若干ぎこちない気がする。さゆりにもっとスポットを当てた演出でも良かったかなと。ラストの路上シンガーのシーンは良かったけど(以前とちょっと変わった自分の肯定)。

エレガンスとか加奈恵のキャラはいい。分りやすくて笑える。キャプテン中島の笑顔がいい。路上シンガーが路上シンガーな雰囲気でよかった。いやらしく芝居の中に入ってこないというか。

PVは見ごたえあった。シンプルな作りと、南美櫻の涼しげな表情がとてもいい。
鬼灯町鬼灯通り三丁目

鬼灯町鬼灯通り三丁目

劇団桟敷童子

西新宿成子坂劇場(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

すばらしい!
ホタル組を観賞。役者さんがすばらしい。まったく憎らしいほど良かった。
舞台美術も気になっていたので、やはり作りこまれていてさすがです。
ただ、ホントに狭かった。おなか出てるので、足がきついと苦しくて。。。

HPで紹介できないのが残念!

RIP

RIP

ピースピット

HEP HALL(大阪府)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

クオリティが凄過ぎる!
もうクオリティが凄過ぎる!
濃厚なストーリーに華麗なる役者陣!
そこに美しいパフォーマンス♪
大熊さんの振り付けの動きは私たちの想像では計り知れない♪
この劇中の動きがこのお芝居の厚みを増している様に感じます!

そこに末満さんの演出!音も光も美し過ぎる♪
中でも暗転を使わない光を使っての絶妙なシーン転換!
凄く切り替わりが分かりやすくすんなりと話しが入ってきました♪

役者さんも皆さん力強い!
その中でも新たな一面を観た益山寛司さん(子供鉅人)の熱演には驚き!

ストーリーも色々な創造力を掻き立てられるある種のファンタジー⁈
全てにおいて魅せられぱっなしのお芝居は最後まで圧倒されて只々感動!

ピースピットのお芝居はフライヤーから舞台の魅せ方まで
全てがワンランク上のハイクオリティ♪

宇宙人、来たる【終演、ご来場ありがとうございました!】

宇宙人、来たる【終演、ご来場ありがとうございました!】

劇団前方公演墳

駅前劇場(東京都)

2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

なんて壮大なストーリーぽいんだ!!
ニートや引きこもり達が宇宙船に乗り込み宇宙人と遭遇。

人間も宇宙人もクセのある連中ばかりでおもしろい。
内容はドタバタなのに、コミュ二ケーション苦手な人間達が一歩引いてる分、必要以上に騒々しくならずにストーリーが展開していくのが観やすくてよかった。

うっかりして3Dメガネを手にとらなかったのは残念でならない(笑)

「Short Sweet Story 夏の特別編」

「Short Sweet Story 夏の特別編」

ガールズミュージアム

シアターサンモール(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★

アイドルたくさん
3本のショートオムニバス作品で、出演者の演技レベルはまだまだでしょうか。これから上手くなっていくのかな・・

開場25分押しに関しては、出演者の女の子だけではなく、その時に会場にいる主催・運営の責任者がお詫びしなければならない程の事だと思う。

ワレモノ語

ワレモノ語

イサオ会

明石スタジオ(東京都)

2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと自分には合いませんでした。
なにかを詰め込みすぎていたような気がしますし、なにかが足りないような気もしました。

あの殺陣とかはやっぱり必要なんでしょうか。
そしてあの袴とかも。

なんだかよくわかりませんでした。

劇中で『小劇場の芝居なんて90分が限界だよな、100分もやられたらクソだぜ』的なセリフを吐いていらっしゃって、ああ、よくわかってるんだな、これなら安心できるな、と思っていたら事前の100分ですアナウンスにも関わらず110分程やられてかなり辛かったです。

正直あまり意味がわからなかったせいでしょうね。
ちょっと眠くなりました。

ネタバレBOX

あの意味のないひとり芝居のようなしゃべくり・・・不要ですよね、恐らく。

まちがいなくもっとすっきりできる作品だと思いました。
Re:一万個

Re:一万個

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかったです。
なんならもっとエロくしてもらっても構わないんですけど、それはまぁ個人的な見解です。

6番シードの椎名さんが良かったです。
基本的な好きな役者さんなんで目で追ってしまいました。

それにしても結婚した後の女性ってああいう葛藤を持つものなのでしょうか。
ちょっとそこに違和感を感じました。

全体的には良くできていて楽しめました、とても。

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

キャラクター造形と新体操の演技がイイ
終わり方がやや弱いことに加えて初日のせいか場面の繋がりがギクシャクしている気がしないでもないのが惜しいが、あの狭いスペースで新体操の演技を見せられては文句は言えまい。
それどころか「いかにもいそう」から思いきり戯画化したものまで登場人物がそれぞれ個性的に描き分けられており、そのキャラクター造形と主人公さゆりに向ける想いも見どころ。
自らの経験をベースにしているという藤吉戯曲、次の題材は何、そしていつ?

ネタバレBOX

欲を言えば、やはり大会で敗れたとはいえ、他の面々がそれをどう捉え、さゆりに対してどんな態度をとったかも見せて欲しかったなぁ。
キカヌクスリ

キカヌクスリ

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2013/07/27 (土) ~ 2013/08/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

山村さん 武田さん
今も演劇鑑賞を続けているきっかけを作ってくれたのが、イナダ組「アイドルを探せ」の山村さんの演技でした。そして、札幌演劇シーズン2013冬「ライナス」で初めて武田さんを見て、引き込まれてしまいました。皆さん、まず観に行きましょう。絶対、損はありません。

うちに来るって本気ですか?

うちに来るって本気ですか?

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと
懐かしい感じのする兄弟姉妹の間違いの喜劇?みたいな。 とても面白かったです! セットもとても凝っていました。 ただ、ちょっと役者の方々の演技?が噛み合ってないかなと思うところがあったのが残念だったかな。。 スイマセン。。 あと、設定やノリが謎なところもあったり。 ま、深いこと考えずただただ笑って楽しめるコメディでした!


カルデッド

カルデッド

JACROW

OFF OFFシアター(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了

満足度★★★

うーん
自殺という重いテーマでしたが、やや弱いか。もっとガツンと来て欲しかったです。私としては、物足りないという印象が残りました。

YOU DACT for IT!

YOU DACT for IT!

DACTparty

コベントガーデン(大阪府)

2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

変幻自在のパフォーマー
会場がBAR。ステージもない店内はお客さんが普段の営業中そのままに飲んで、食べて、喋っている。「本当に会場はここであっているのか?」と不安になる。しかし演目が始まるとその会場を選んだ理由がわかった。Twitterにも書いていたように舞台では出せない雰囲気が出ている。会場中がDACTpartyのパフォーマンスに酔いながら、みんなで笑い、みんなで音楽にのり、それぞれがツッコむ。
終演後に永井さんとお話が出来た。人見知りな私が自然と声をかけられたのはDACTpartyのパフォーマンスを見た後だからだと思います。不思議です。永井さんはとても腰が低く、フレンドリーで、優しい方でした。お疲れの中長々と立ち話していただきありがとうございました。作品に関してお話しできて嬉しかったです。
前回公演はステージ上の世界に浸りながら楽しみましたが、今回の公演は私たちも一体となり一緒に楽しみませていただきました。次はまた舞台でしょうか?どんな形にしろ楽しみにしております。

ネタバレBOX

「BITTER」•••クラブで踊り続けている伝説的なダンサー2人と1人の若手ダンサー。地下世界独特の闇と快楽を表現されていたが、若手ダンサーが何を喋っているのかわからなかったり、結果どうなったのかがわからないのはストレスだった。受け手の自由とは別に、その切っ掛けを与えられなかったストレス。もっと観せ方があったのではないだろうか。

「HALF TIME」•••「BITTER」と「LI LI LI LIFE」間の休憩時間を敢えて観せ物にするシュールなコント。役とかは無くぬる〜っと始まっていき、笑いの力で徐々に加速していく。掃除道具を使って発する音が音楽となって踊り出す。それが人を巻き込み拡大していく様が滑稽だった。ダンスは「BITTER」と同じようなダンスだったのが少し残念でした。しかしラストにシュールな世界から現実に戻る瞬間は会場全体が思わず笑う。ストリートパフォーマンスの様な作品だったように思いました。

「LI LI LI LIFE」•••永井さんの一人喋りから始まるが、これはもう作品の中なのか?とチョット困惑。しかしこの困惑は、「LI LI LI LIFE」の手のひらで転がされていたのだと後々わかる。「HALF TIME」のシュールさを少し残した状態から徐々に解り易い物語が始まっていく。芝居とダンスで一つの物語が進行するが、芝居や言葉でしか出せない表現や雰囲気と、ダンスだからこそ表せる面白さや格好良さ、両方に必然性があることはDACTpartyの魅力なように思います。しかしこの作品はダンスに個人差が明確に出ていた。揃うことで良くなるものではない作品とは思うが、そういう瞬間が幾つかあって気持ち良かっただけに、もっと求める自分がいました。ただ、もう一度観たい!
雲の影

雲の影

スポンジ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

いつも感じること
今回も男二人の顔の表情がいいですね。

ネタバレBOX

子役崩れの野村のいい加減さが表情に良く表れていました。

轢き逃げしてしまって服役した遠藤の、無かったことにならないかなぁ、時間が巻き戻ったらいいのにと考えるという言葉に、あっこれだ、過失致死を起こした人間の本音はこれだと思いました。

新興宗教による爆弾事件に関与した男をかくまって生活費を稼いでいた女性については、遠藤が自己の服役を隠していたことが明らかになる上で必要なアイテムだったとは思いますが、そして、なるほどテレビ取材のときは寝てしまったと言い訳するなど伏線の妙にフムフムと思ったりもしましたが、あのエピソードを強引に挿入した感は残りました。

野村と遠藤の本音が出た喧嘩、そして喧嘩別れのときの表情も素晴らしかったです。また戻ってきた野村ですが、ユニフォームを着て今度こそ整体師としてやるを気を出したのならいいのですが、最後の舞台挨拶のときには服装が戻っていてちょっと心配です。
Weekly1【溺れる金魚】

Weekly1【溺れる金魚】

アヴァンセ プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

デリケートな世の中
ふと発した無意識な人の言葉に人生を大きく変えた事件、そして変わってしまった事件を取り扱っている。
そんなデリケートな世の中で生きる私たちへの警鐘であろう。
話としてはサスペンス好きには見逃せない迫力満点臨場感あふれる作品でした。
役者さんたちの演技も素晴らしかったです。私的にはお宮の松(たけし軍団)が特に好みです。

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