
春日桜想
劇団六風館
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2025/03/02 (日) ~ 2025/03/03 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初回観劇。
親友の自殺原因を調べに、ある家を訪れた2人は襲われ…
三人三様の家族との関わり、受験の悩み等が軽やかに描かれ、後半、親友が抱える孤独が浮き彫りに…
ハラハラドキドキの展開、楽しい💕
高校生らしいやり取りも愉しい😁
六風館さんらしい公演、面白かった🥰

「スイートホーム」/「千に晴れて」
制作「山口ちはる」プロデュース
本多劇場(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

『末原拓馬奇譚庫-其之弐-』
末原拓馬
Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/12/17 (水) 19:00
1月の末原拓馬奇譚庫に引き続き、其之弐も参加しました。
短編をオムニバス形式で上演していく形。
Twitterでちょいちょい上演作品を紹介していた中に、1月に上演したお話もあったのですが、演者さんによってこんなにも空気が変わるんだなと見てて楽しかったです

『Dive』/『海ではないから』
公益社団法人日本劇団協議会
舞台芸術学院(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何を観るか十の中から二つ厳選するべく直前まで迷った週末。一つは決め、残る一つ、既に予約不可になった芝居を外したりで残った二つからこちらを選んだ。「日本の劇」戯曲賞は大きな賞とは言いつつ大賞に至らなかった「佳作」のリーディング、どんなものか期待は抑えめに観劇した。初の舞台芸術学院。来期から「学校」ではなくなるとの事。渡辺えり子(当時)、モダンスイマーズ創立メンバーの顔が浮かぶ。全て不景気に手を打てなかった政治のせい、という気がしてくる。
さて文学座座員を中心としたキャストでの「海ではないから」の演出は五戸女史。上演時間二時間、流石リーディングである事を忘れさせ没入させた。解説にはロシア人の母と日本人の父の間に生まれた青年セルゲイ、その恋人、母の再婚相手とその娘、などとあり、今なぜ「ロシア」か、何か実在の人物のモデルがあるのかと訝ったが、正にウ露戦争でのロシアバッシングを背景として書かれた芝居である事が見えて来る。不知の作者で来歴も知らないが思いの外骨太な作品で、見応え聴き応えある台詞に胸を掴まれた。役者も配置もピッタシであった。

養生
ゆうめい
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ゆうめいの舞台に共通するのが、自分の感覚では、破壊と安定がある絶妙なバランスを保っている事。
実も蓋も無いような爆発場面が首の皮一枚で繋がって物語内にとどまる。ヘタをすればコケかねないその瞬間は想像するに役者にとっても大きな負荷があり、劇的の度合いがこれに掛かっている。作者の特徴がそこにあるとすれば、やはりカタストロフ志向、状況がシビアであるほど醜い横顔を晒すが、それでも尚人間讃歌を唄えるか、と問う。そう規定してしまうとまたその逆をやられそうであるが...大人しくお行儀の良い生き方を獲得して体制内化した(しがちな)大人の安定志向を揺さぶるこれは一つの角度であり、破壊衝動の発露に共鳴している自分がいる(登場人物らは出世や安定を望む者達だが隘路にハマりキレる、そのキレが降参であり敗走でありながら社会の中の何かを道連れにして結果復讐しているのだ)。
本作のスズナリでの初演を思い出してそんな考えを巡らしたが、一回り大きな空間(KAAT)での上演にも十分耐える作品であったと、まずそれを思った。記憶はあやふやだが所々台詞を書き改めた感じも受ける。以前より見え方が明確になり、その分皮肉や破壊の力も増したように思うが、作品自体は変わらず、深夜作業のエキスが迸る「あの気分」が充満し、この描写が絵画同様に模写の快楽に誘う。雑談の中で人間批評をする彼らが当事者性の土俵に立たされる滑稽さは絶えず繰り返される笑いの快楽も勿論。
芝居は語り手の橋本(本橋龍)の卒製(卒論ならぬ美大の卒業製作)紹介に始まり、脚立を組み合わせた巨大オブジェと養生テープで作られた床と壁という大きな「作品」が、そのまま深夜の装飾作業の現場となり、学生バイト時代の相棒(丙次)と共に卒業後の採用となる期間と、相変わらず同じ仕事をやっているが何らかの変化を経た十年後の二人が描かれる。+1名(黒澤多生)は学生バイト時代ではうるさい上司(先輩)、十年後はその人によく似た後輩として登場する。語り手は橋本だが、三人芝居の各人の芝居上の比重は同等、最後に絵に描いたような(奇想天外な)それぞれの破局が訪れ、撤去作業がままならず「詰んだ」ラストを迎える。
美大系とは言え作業自体は第三次産業の悲哀と、ガテン系の無味乾燥さが漂う。イベント会場の装飾は一見デザイン系のカテゴリーでもやる事は決まった図を拵える作業。このチョイスがまた良い。(というより作者の実体験かも知れない)
私の生き方これで良いのか、という自問はいつも世俗的な意味(ここで燻っていて良いのか)と、理念的意味(世俗的成功から程遠いのならせめて人に社会に歴史に貢献できているのか)を内包し、反発し合う。錆びた刃物のようにざらついて痛く、疼く。理想とは程遠い仕事に甘んじている時、仕事は無味乾燥な味で復讐するかのように神経を苛み、復讐して来る。賢く妥協するか、愚かでも勝負するかの葛藤は、強弱はあれど資本主義社会なら万人が潜る葛藤だろう。

ゴツプロ!Presents / ブロッケンver.3 『さよなら挽歌』
ゴツプロ!
新宿シアタートップス(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

舞台「ノンレムの窓」
日本テレビ
IMM THEATER(東京都)
2025/12/07 (日) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

ゴツプロ!Presents / ブロッケンver.3 『さよなら挽歌』
ゴツプロ!
新宿シアタートップス(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

月
TinT!
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ゼロ戦にまつわる史実からインスピレーションを働かせて市井の個人の逸話のような味わい深い物語を創作しており、歴史の陰に埋もれた個々人の生や思いを見ているようで興味深い。小さい劇場ゆえにそういう雰囲気がますます伝わる。一方、ゼロ戦をあえてアメリカ側から描くことで、当時の日米の人命に対する意識の違いが強く対比されている。よくこんな材料を見つけてきて一つの演劇作品として構成できるものだと感心する。

イキル(タ)アカシ
はらぺこペンギン!
新宿眼科画廊(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/20 (土) 16:00
A『日還り帰宅券とカリスマ案内人』を観劇。
可笑しさに包まれた素敵な話をありがとうございました。
役者さんの演技に引き込まれた。

『青の鳥 レテの森』『レテの霧 蒼の檻』
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

LAST SONG
演劇軍団ユニットCongrazie
Therter Cafe 信天翁(大阪府)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
感想遅くなりました。夢を追いかける教訓みたいな、アドバイスみたいなものをいただいた感じですね。楽しくお芝居をやられてる感じ良かったですね

to R mansion 新作公演『あらしのよるに』
新開地アートひろば
新開地アートひろば(兵庫県)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
土曜日夜の回拝見しました。アフタートークも聞きましたが、そこにあった話通り思ったのとは違いましたが良くできていて面白かったです。お子さんも楽しそうだったので、すごいと思います。夏に拝見して今回も、見せていただきましたが、会場を巻き込んで楽しくしようとする感じ良いですね。また、次回も期待ですね。ABCホールでも公演なさるとのこと。応援してます❗

Wish of Witch
RTC project
ABCホール (大阪府)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想とても遅くなりました。超大作で時間的に長いかなと思いましたが、そんなことはなくとても面白かったです。皆さんが元気にそして楽しそうに演じていて、殺陣も良かったです。楽しい時間を過ごせました。

そのマンションは海底に建っていた
マシュマロテント
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
近未来の世界で繰り広げられるコントありミュージカルありシリアスあり感動ありの劇中登場する鍋で言うと正に寄せ鍋のような美味しいとこ取り演劇でした🍲🎵更に叙述トリックの手法で観客を良い意味で翻弄する素晴らしい作品でした🎶
どこか「クズリの目から」を彷彿させるな☆と思ってたら当パンでの作・演出武田操美さんのごあいさつを読んで納得しました☆僕も両親は他界してますがそれぞれの別れにドラマがありました☆武田さんらが創造する作品に元気もらって今があります🎵改めてありがとうございますm(_ _)m

そのマンションは海底に建っていた
マシュマロテント
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
笑った、泣いた、思い出した、そして、考えてさせられた。
家族とは?生きるのとは?
自分自身のことを思い出して、号泣しかけました。
お芝居観られてありがとうございます🤟

ハナイトナデシコ Vol.15
ハナイトナデシコ
ギャラリーサイズ(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ハナイトナデシコ久しぶりの観劇。『キャッチライト』は視覚障害者と画家との交流劇。以前に視覚障害者の美術鑑賞について記事を読んだことがあるけど、具体的にはこういう説明になるんですかね。いずれにせよ言語化は大事ですね。『愛のあーる記憶2』は喫茶店での不思議な体験記。自分も亡き家人に逢いたいものです。『遠隔操作は未知の味』はなかなかに笑えるコメディ。3作品とも楽しめました。

今さら綻ばれても
江古田ぐるぐる
アルネ543(東京都)
2025/12/11 (木) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/12 (金) 14:00
100年ぶりに雪が降った町で有力者が金を使って作らせた大きな雪だるまが壊されたことで人々に広がる波紋。
実力者に酷い仕打ちを受けた男が行ったとされるがそれは冤罪で……な展開から事実を明らかにすると別の人物が傷つくと予想される時にあなたはどうしますか?と問われているようであれこれ考えながら観る。
が、シリアス一辺倒ではなく、微妙に噛み合わない会話などで程よく緊張感を緩和するのがイイ。
また、例えばあることを伝えに行こうとする場の次が伝えたことによりどうなったかを見せる場であるなど、省略のしかたが絶妙。
こんな良作がたった6ステージなんてもったいない。

怪物の家
日本映画大学 身体表現・俳優コース
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
面白い、超満席。舞台と通常の客席との間にミニ椅子、さらに その前に座布団席。そして何故か大物芸能人も観劇していた。
説明にもあるが 笑いを交えた風刺劇。現代の政治を 或る政治家一家の跡目争いに絡めて描いているが、物語も面白いが、その舞台美術の造り込みが見事。この劇場で ここまで造り込んで、さらに変形させるという驚き。政界では「怪物」と呼ばれる大物政治家(88歳)が梗塞で緊急入院。留守の間に孫たちが跡目(地盤)争いをして立候補を画策。大物政治家の息子は自死し、その子供(孫)3人が虎視眈々と…。と言っても全員が政治家志望ではないようだが、その腹の内は分からない。
物語は どす黒くなりそうな設定だが、今 政治ネタを巧く取り 入れ分かり易い。偶然であろうか、高市総理(発言)を彷彿とさせるような場面などは、その現実と相まって迫力がある。もっとも右翼・左翼・中道といった分かり易い色分け(主張)が、その人物の性格や立場として描かれているが…。
(上演時間1時間20分 休憩なし)

舞台「1995117546」
シーエイティプロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/27 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/20 (土) 13:00
座席1階
タイトルは、30年前の阪神大震災の発生日・時刻だ。この名の通り、舞台は作・演出のウォーリー木下の体験を創造性の高い舞台作品として昇華させるという試みになっている。あの地震を目撃した日本国民なら、友人・知人の体験談やあるいは本人・家族の被災体験などでそれぞれの物語が強烈に胸に息づいているはずだ。本作はこうした個人的な体験を映し出すかのような異例の取り組みともいえる。
開演前の舞台は、いかにも震災直後のがれきの山という舞台美術になっている。ここで、震災に直面した人たちの複数の物語が進行する。特に、字幕などの映像表現も交えた演出はとてもビジュアル的で分かりやすい。特に、地震前後の時間経緯、あるいは震災の何年か前の人間関係などとても立体的に表現されているのが新鮮な感じがする。
あの時、倒壊した建物の下敷きになり、時間経緯で助からなかった人たちは多い。そうした立場に置かれた人や、通りがかった人たちの行動など、当時を少しながらも知る身としては「そんな人間物語もあっただろうな」と容易に想像できる。架空の物語なのだがリアリティーを持って迫ってくるのはきっと、演出の妙もあるだろうが、6000人余の犠牲者が出た大震災に影響を受けた命一つ一つに注がれた作家の視線があるからだと思う。
強烈な光を用いた発災時の表現には若干の違和感があるが(地震はまだ暗い時刻に起きたというイメージがあるので)、それは受け取り方の問題かも。それよりも締めくくりに使われた言葉が心に残る。客席は30年前の震災を知らないか、覚えていない世代も多くいて、そういう人たちが阪神大震災をどのように受け継いだのか、とても興味深い。