最新の観てきた!クチコミ一覧

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とことん臭い犬のように

とことん臭い犬のように

ロスリスバーガー

新宿眼科画廊(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

脱力系
夫婦愛

ネタバレBOX

5時半に帰れるとは、過労死の心配も無い何て素晴らしい職場なんでしょう、市役所って。

昔、烏が止まっていた木と言う言い方で待ち合わせをしてはいけないと読んだことがあります。烏は飛んでいってしまうのでどの木か分からなくなるからですが、彼の場合は毎日決まった時間にそこにいて、子供の頃から現在に至るまでずっと目立たない存在でしたが、今や目印にまでなるなんて立派なものです。

そして、それを許してくれる奥さんの素晴らしいこと、でもやっぱ私の方を向いてという優しい甘え、何て素晴らしい夫婦愛なのでしょう。

脱力しながら感動しました。もう、待ち合わせ場所にはなりませんが。
Woyzeck/W (ヴォイツェク ダブル)

Woyzeck/W (ヴォイツェク ダブル)

冨士山アネット

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★

Manos.ver.(演劇)観劇
ダンスバージョンを先に観るよりは演劇バージョンを先に観た方が理解できるだろうと思いましたが、ことらもダンスが多くダンスバージョンと言っても過言ではないくらいでした。

ネタバレBOX

こんな殺人見たこと無い、こんな殺人見たこと無い、と繰り返していましたが、口先で言うだけで殺人シーンらしきものは本当に無く、どう同意したら良いものか、と言うか、判断できるわけがありません。

妻の浮気を原因とする夫による刺殺、ナイフで刺した殺人事件が珍しいなんて、もしかしたら200年前は首をはねていたのが当たり前で、むしろ刺した程度で留まっていたことが珍しかったのでしょうかと思われるくらいでした。

実際に起こった事件を題材にした古典なら近松などの方がよっぽどマシのような気がしました。

ダンスと演劇による同時上演は世界初演だということですが、そんなこと言い出したら色んな演目で誰でも世界初演ができますよって話で、こんな都合のいい話聞いたこと無いでした。
ワルキューレ

ワルキューレ

東京二期会

神奈川県民ホール(神奈川県)

2013/09/14 (土) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

解り易いワルキューレ
今回の演出の特徴は場面転換が多いこと。狙いは①人間以外は神なので、周りの情景を変えることにより、自由に移動できるということを見せる。②過去の出来事などをフラッシュバックで見せ、場面転換の間に音楽そのものに語らせる。(特有のライトモチーフを聞かせ、想像させる)
私にとっては、舞台セットも色々見られ、非常に解り易いワルキューレで良かったです。ゲストのワーグナー歌手2人とも良かったです。特にヴォータン役グリア・グリムズレイは声が良く伸びていました。日本人ではフリッカ役の加納さんが印象に残りました。

フォアローゼス

フォアローゼス

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

北野映画のような
ゲキバカとしては初観劇でした。
重低音のベースギターが超かっこよかったです。物語はありがちな探偵ものなんだけど、客を惹きつけるパワーに圧倒されました。

God save the Queen

God save the Queen

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

面白かった
うさぎとタカハ以外は初見。ワワフラミンゴ面白かった、そんなセリフで笑いをとるとはすごいと思った。
全体的には君ら恋するマンスリーデイに書いたのか、と思うくらいすこし生臭かったかな、ごめんなさい。
アフタートークの徳永さんが何回も演劇本の出版を遅らせたとは思えないくらい普通の感じだった。

フォアローゼス

フォアローゼス

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと細部がボヤけてる感じがしたなぁ
でも男くささとか動きとかは楽しめたなぁ

どんぐりさん役の主宰に脚本の上がりの遅さに殺意が芽生える・・、
という主人公のアドリブ台詞が一番印象に残ったなぁ(^^)。

(2時間20分)

カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

メガバックスコレクション

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

勝負に出た再演
私が初めてメガバックスを観た作品です。
とにかく舞台美術の凄さに圧倒されました印象でしたらが、内容も素晴らしかった。
再演の舞台美術は天井の高さと幅に違いがあり、スケールはやや小規模でしたが、出来は文句なしです。
本がいいと役者も活きる。前回よりも這い蹲り、激しく転倒する体力を使う内容だったと思います。

Woyzeck/W (ヴォイツェク ダブル)

Woyzeck/W (ヴォイツェク ダブル)

冨士山アネット

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★

ダンスver. 鑑賞
原作を知らずに観ると物語は分からないとは思いますが、様々なアイディアが盛り込まれていて、物語性抜きでも楽しめる作品でした。

湖と月を象徴する、一部が赤くなった青いスクリーンが舞台奥に吊され、劇中で出てくる小道具は左右と奥の壁に沿って肩の高さ辺りに吊されている中でパフォーマンスが展開しました。
ヴォイツェクがマリーを殺害するシーンをリアルには描かず、その前のシーンで周囲の男達に刃物を持たせることによって、社会環境のせいで悲劇が起こった様に見せていたのが印象的でした。その後ヴォイツェクも死に、湖の中でマリーと手を繋ぐ姿をシルエットで見せるのがロマンテイックでした。

スタイリッシュに見せようとしているのに、パフォーマンスの精度が追い付いていなくて、意図していない野暮ったさが出てしまっている様に感じられました。ダンサーに身体を隅々までコントロールしている感覚があまり見えて来なくて残念でした。ライブ映像や影絵、様々な小物を用いた演出は創造的で興味深かったのですが、取り扱いがバタバタしていてせわしない印象が強かったです。
叫んだり、外国語風に出鱈目な言葉を喋ったりする箇所がありましたが、せっかくダンス版と演劇版を分けて作っているので、ダンス版では声による表現は用いない方が良いと思いました。

ESME

ESME

CATHOUSE THEATER

TORII HALL(大阪府)

2013/09/15 (日) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

Goooodd
いやいや!おもしろかった!
テンポもいいし、キレもいい!
一人一人が存在感があって、とてもキュートでナイスでした。
不覚にも、おっちゃん泣いちゃいました。

良いモノ作ってくれて ありがとう!!!

次回作も必ずやってほしい!!
DVDもほしいなぁー!

ScarTissueⅢ

ScarTissueⅢ

南阿豆

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/09/14 (土) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

ケロイドとひまわり
上演時間70分。ひまわりの大きな絵が飾ってあるが、華々しいわけではなく悲哀が漂い、しかもこれから花が咲くような印象。舞踏小劇場閉館公演以来だが、花が似合う人だ。

家庭的 1.2.3

家庭的 1.2.3

Baobab

d-倉庫(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

贅沢な顔ぶれ
上演時間85分。ソリストの集団のような顔ぶれでの群舞は見応えがあった。作品がしっかり作りこんであった。

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★


面白い。

ネタバレBOX

宮崎県の漁村に、半魚人のような怪物が海からやってきて、農作物を荒らしている。殺処分しろと主張する村人らを前に、国から派遣された職員らは共存を考える。しかし、それも空しく殺処分へ方向転換することになり、調査員の七生(北川義彦)は、血まみれになりながら怪物を殺し続ける。田舎の暗部が写し出された矢先、怪物が世界各地に出現するようになる。言い伝え通り村人らは次々に魚となってゆき、神楽の舞手・花(藤原薫)は赤ちゃんの絵を七生へ託す…。

110分。色々削ったろうなと思うけど、登場人物全員が動いてて存在してっていい描き方だった。
田舎っぽい特殊な閉鎖空間と排他的思想、差別意識…おぞましい感情を派手にせず描き、思わず引き込まれる。草野妻(鈴木理保)の手段を選ばないトコとか、先代会長の妻・日出子(峯岸のり子)のおだやかそうなツラしてえげつないトコとか。特に日出子は花の母の件(村の金持ち出し)も分ってたと思うが花に悪びれもしないとか、いいキャラ造形だと思う。根拠とかあいまいなところから、思い込み凄まじい行動力を見せる怖さを垣間見た。殺処分派の根拠より結果優先なトコとか。

舞台は田舎だけど、会社とか教室とか狭い空間で起こりうる、人間の暗黒面の描き方が上手かった。何も起こってないけど恐怖心とか自尊心から結果を決めてかかる(観察・検討をすっとばして)という。

人が魚になるって結末もいい(神話のくだりとか研究所の話はもうちょい尺とってもいいけど)。話だけきけば幻想的だけど、現実はそら恐ろしい。
神が下した天罰というべきか。世界のサイクルというのか。伝説を知ってて神に近い存在だった?花はなにを思って魚になったのか。そんな中、最後まで諦めない七生が希望の星というのか。人間は存在し続けられるのか。それとも赤ちゃんの絵を新たな地球の生物が眺めているのか。
神話的な終末が美しくもあり、厭世的でもある。
カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

メガバックスコレクション

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

またしても圧倒されました
初演に続いて2度目の観劇ですが、またしても圧倒されました。やっぱり優れた作品は何度観ても良いですね。

プロタゴニスト

プロタゴニスト

ハグハグ共和国

テアトルBONBON(東京都)

2013/09/11 (水) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめましたけど・・・
個々のエピソードは面白いのに(特に終末的SFの話は実にいい)、全体としての繋がりがいまひとつわからなかったです。理解力不足なのかな。しかし、りんさんの老けメークには驚愕!

悪霊-下女の恋

悪霊-下女の恋

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2013/08/29 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

盛り沢山な笑いと毒
人間のダークな面を喜劇的に描いた作品で、4人の役者の素晴らしい演技が本多劇場の広いステージと2時間以上の上演時間を満たしていました。

関西でお笑いコンビを組んでいる幼馴染み2人の片方が結婚することになり、そのすぐ後に母が亡くなることによって家族のねじれた関係が明らかになって行く物語で、一軒家の庭先でテンポ良く展開して引き込まれました。どのキャラクターも可愛いらしい一面と恐ろしい一面を持ち合わせていて、笑いと毒がバランス良く描かれていました。

関西弁で喋る4人の演技が濃密で、台詞回しや間の取り方が魅力的なだけでなく、高い所に上ったり妙な歩き方をしたりと身体能力を活かした身軽な動きも素晴らしかったです。
初演、再演、今回と同じ役を演じ続けている広岡由里子さんのはっちゃけた演技が見事でチャーミングでした。

(おそらく)テレビや芸能人にまつわるネタが多くて、その辺りの話題に疎いので、周りが笑っているのに面白さが分からない所が多かったのが残念でした。固有名詞に乗っかった笑い(あと、下ネタもかなり多かったです)よりも、シチュエーションによって起こるおかしみをもっと見せて欲しかったです。

「花野」「紙風船」

「花野」「紙風船」

85000企画

ゆうど(東京都)

2013/09/10 (火) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

よかったです
縁側のある古い木造家屋とちょっと荒れた庭園を使っての芝居。奇をてらわないナチュラルな演出・演技は好印象。ギターの生演奏も効果的。私が観た回は夕暮れ時で、とっても雰囲気よかったです。まだまだ暑い中でしたが、扇風機と自然風が心地よく、、麦茶や冷えピタ、虫除けスプレー、ムヒなどのサービスが提供され嬉しかったです。

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

参りました
初演に続いて2度目の観劇ですが、その衝撃度は薄れていない。濃厚な世界にまたまた入り込んでしまいました。

とことん臭い犬のように

とことん臭い犬のように

ロスリスバーガー

新宿眼科画廊(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

芝居の場合、必ずしも「奇抜さ」が記憶に残るわけではない
最初、一階のギャラリーの方に入ってしまってびびる。
新宿眼科画廊なんて凄い名前だ。

ネタバレBOX

正直、芝居の全体的なレベルは高くなかったと思います。
笑いが起きる場面ではないだろうところで客席から笑いが起こったり。
恐らく、「知り合いが芝居をしているのがおかしくて笑う」という雰囲気だったので、それはよろしくはない。
ちゃんと笑うべきところで笑わせる様になって欲しい。



ただ観に来た甲斐はあった。
最後、ナイスコンプレックスの大久保悠依さん(目当てでした)が全て持って行った。
あんなお嫁さん欲しいな。。と。
と言うことは、出番少ない中できっちり人物を見せてくれている。


奇抜な奴は記憶に残って、普通の奴から忘れられていく。
と言うような事を話の中でもありましたが。
無理に奇抜なことを演じていた(と見えてしまう)役が多かったけど、本当に記憶に残るのはさして奇抜なことをしたわけではないこちらだなと。


もしかしてそれは結構計算通りだったりするのだろうか。
ならば少しやられた気もしてくる。
終わり方、好きでした。
花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

抑え目な演技で観者を異界へと誘う、

個人的には、「ザ・フォーリナー」観劇以来の澤口 渉サンの存在感が今回もいいですね。
途中、情感溢れるシーンを紡いでゆくのかと思いきや本筋に戻したり、学生演劇の持つ浮遊感をそのままに実力の有る俳優陣で固めて仕上げた舞台みたいな・・・

~サヨウナラ、それから~

~サヨウナラ、それから~

Micro To Macro

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2013/09/15 (日) ~ 2013/09/15 (日)公演終了

愛の物語
トリコロールさんの歌を元に石井テル子さんが脚本を書いて、お芝居にしていて、トリコロールのお2人もお芝居に初チャレンジ。動きがかわいくて思わず笑顔に。芝居、ライブ、それぞれ1時間ずつの舞台。とっても楽しくて、どしゃぶりの雨にめげず、行って良かったです。

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