ピテカントロプス・エレクトス
劇団あはひ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/05/24 (金) ~ 2024/06/02 (日)公演終了
実演鑑賞
どうにもサバンナ八木を連想してしまうなあ。
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
野がも
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2024/06/07 (金) ~ 2024/06/21 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
イプセンの名作が名優揃いの劇団の手にかかって現代的で魅力ある演劇になっている。ややコミカルな味付けの演技の演出が良く、イプセンの狙いどおり「みんな病気かよ」と思わせる。わかりやすく文句なしの面白い公演。
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
本気でドタバタな結婚式でした😅
普通じゃありえない!
と思えるような笑える演出もあって
とても楽しく観劇しました。
ネタバレBOX
カーテンコールで、若いカップルが血だらけなのが気になりました!
控室で何があったのか!?
これだから、両方観たくなるんだなと思いました。
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いやー、いろんな意味でチャレンジングな舞台でした。私は結婚式場の舞台にいましたが、控室で何が起きているのかすごく気になりました。最後に血だらけのカップルがやってきたときには「楽園でいったい何があったんだ…」と思いました。すばらしい舞台でした!
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まだ二日目だし、何を書いてもネタバレまがいになりそうだから、とりあえず中身については書かないことに。とにかく(2劇場の演者移動の邪魔にならぬよう)遅れずに客席について、まず当パンのキャスト表で登場人物たちの関係性などを把握しておくのがオススメ。
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
魔法はひとつじゃありません!〜マジックアワーを探して〜
劇団25、6時間
キーノートシアター(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
若さと熱量が直球で伝わってきて、自分の中で忘れかけていた何かを想い出すことができました。それにしても、女優さんって自由に涙を流して泣けて…演技力の賜物だと思いますが、本当に凄いですね。
その先の凪
チーム・クレセント
ザムザ阿佐谷(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
言葉一つ一つの演技が、重みがあり心に刺さりました!
Dear・異邦人
劇団「楽」
スタジオR(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
少し切ない慕情劇のよう。
説明にある「裏寂れた公園」「全然違う世界を生きている」「消えてしまう」は、女と男のそれぞれの慕情を表しているよう。説明文だけでは無味乾燥の情況も、舞台として役者が体現すると俄然面白くなる。その典型かも知れない。
少しネタバレするが、二人が出会った夜、それから半年後の夜、この二夜に語られる濃密な心情劇。ほとんどを女が喋ることになるが、それでもお互いの切なさ哀しさ、そして淋しさがしっかり伝わる。女は現在を、男は過去を嘆き悲しむ。そこに2人の苦悩の深さ、癒しきれない時間、そんな違いがあることを表す。
前回(旗揚げ)公演も観劇したが、その時は大勢のキャストによる群衆(集)劇だったが、今回は男女2人芝居。どこかで在りそうなシチュエーション、それだけにリアリティが求められるところ。卑小だが 少し気になるところが…。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし)
ネタバレBOX
舞台美術は 裏寂れた公園…中央の半岩壁に蔦が垂れ下がり、その前に腰掛が2つあるだけ。周りは暗幕。気になったのは、突然 男がタップダンスを踊るシーン。普通の公園であれば、地面は土か草だと思う(落書きのようなものが描かれているからコンクリート?)が、ここでは靴で踏み鳴らすことが出来る。女も いち早くタップダンスと言い当てているが、本来なら飛び跳ねているだけの姿であろう。そこが不自然だ。逆に舞台だからこそ 不自然さを自然に思わせるマジックか。
物語は見知らぬ女(山本真菜美サン)と男(倉田 楽サン)が ひょんなことから出会い、それぞれの身の上話をする、そんな取り留めのないもの。お互いに接点があるわけでもなく淡々と紡がれる。
女は付き合っていた男と別れ、仕事もうまくいかず、やけ酒を飲んでいた。男は この公園で寝泊まりしているホームレス。男は喋れないため、女が身振り手振りを交え意思を確かめる。この喋れないという設定が妙。ほとんどが女による自他の台詞、そのモノローグでありダイアローグ、この力演が見どころの1つ。
先のタップダンスは、どんな映画が好きかという話題の中で披露(ジェスチャー)された「雨に唄えば」(サイレントからトーキーへ移る時代の映画という選定が良い)のワンシーンであろうことは、容易に想像がつく。
さて、女は1年だけ特別支援学校で勤務したことがあり、その時に手話を覚えた。そして 何とか男に手話が出来るようにと…。
半年後に再会、その間に 状況の変化があった。女は元カレと再び付き合いだし、仕事も順調。男は独学で手話を覚え、女を驚かせる。女は男に訊ねた…どうして喋れないのか、ホームレスなのか?この2つの質問に男は答える。妻とドライブしている時、対向車線を越えてきた車を避けようとしたのか否か。妻の浮気を疑っており、自分に正直なハンドル操作をしたのか覚えていない。その結果、事故を起こし妻は死に、自分は大怪我を負って喋れなくなる。そして妻との想い出が多い家に居ることも出来ず…。
前半(出会った時)は女の、後半(再会時)は男の、それぞれの身の上話で、交わる話題はない。その意味ではモノローグを観ているよう。街の片隅にある寂れた公園、見知らぬ男女が愚痴る話を通して 慰め合い 明日を頑張る、そんな切なさが滲み出た作品。この公園も取り壊し、もう会うこともない2人、それでも季節は巡るというラストシーンが好かった。
次回公演も楽しみにしております。
オッケイ
川久保一人暮らし
OFF・OFFシアター(東京都)
2024/06/07 (金) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久々にこのタイプの舞台を観た気がする。
複雑だけど単純で、1日経ったらまた観たいと思った。
面白かったなぁ。
全公演完売かぁ・・・スゴイな!
ネタバレBOX
アトム兄弟の登場シーンは爆笑!
鑑賞中はあまり笑わないのですが、
以降の場面でチョイチョイ声を出して笑いました!
十字路
ミズタニ会議
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初見のユニット。分かりやすいSFチックなコメディ・サスペンスの連作短編集。(5分押し)100分。
『ドッペルゲンガー』『腹話術』『引っ越し』『十字路』の4つの20分前後の短編を、『十字路』の話題を広げる感じでまとめる20分。別の話だと思ってた4つが関わる構成は、よくあるものだけれど面白い。展開はものすごく分かりやすいが、ギャグがちょっとチープなのは惜しい。「ウェルメイド」とはこういうことか、と思う。
十字路
ミズタニ会議
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
やっっぱりミズタニ会議面白いですね
ぜひ見てほしい
魔法はひとつじゃありません!〜マジックアワーを探して〜
劇団25、6時間
キーノートシアター(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
夢と現実の狭間で苦悩する女性の青春奮闘記。
表層的にはポップな描き方で、その内容は 多くの人が共感するもの。キーワードは「魔法」と「マジックアワー」、その抽象的で曖昧模糊とした感じ---不安 心情が物語の肝。
上演前から 上手にある窓でお出迎えしてくれるモノが重要なキーになっている。卑小だが、少し気になることも…。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし) 【Aチーム】
ネタバレBOX
舞台美術は 後景に白地の幕、所々に色彩インクの汚れ。上手に本棚、「星の王子さま」「ぐりとぐら」などの本が並ぶ。下手は 箱馬に支えられた衝立状ドア。シンプルな作りであるが、全体的に明るく ファンタジーといった雰囲気を漂わせている。オープニングダンスも良かった。
上手の側壁に小さい装飾窓があり、カエルのパペットがお出迎え。このパペット、劇中ではカエルとウシが登場し、重要な役割を果たす。ただパペットの動きが 窓枠の内側のようであり、後列の客が窓中を観ることが出来たのか気になる。
物語は、絵本作家になりたい 佐藤まほ19歳、あと10日で20歳になる。出版社に原稿を持ち込むがなかなか採用(出版)されない。もう1人、画家になりたい 空野夢子24歳、こちらも25歳迄 あとわずか。この2人の夢追いだが、なかなか夢が叶いそうもない。夢子が悲嘆し自殺しようとしたところを まほ が助け、夫々の状況と心情を話し合う。偶然にも2人は同じアパートの上・下階の住人。まほ の部屋にはカエル、夢子の部屋にはウシが居る。カエルとウシは2人が描いた絵から飛び出し実在化…というファンタジー。2人の夢が叶えば絵の中へ逆戻りという悲哀を抱えている。
ちなみに、昔 漫画「ど根性ガエル」で、主人公のシャツにカエルが張り付いたが、本作はその逆のようで、洒落っ気ある発想だ。
2人はそれぞれ20歳、25歳迄に夢が叶わなければ諦める、という約束を交わす。この期限は重荷になり自由な発想の足枷になる。夢か現実(生活)か という選択に、これが大人になることなの。その悩める心情を周りの人々を絡め描く。夢を諦めることは、現実に向き合うこと?何かの理由 もしくは誰かのせいにして夢を諦める言い訳がほしい。既に亡くなった夢子の母の言葉…自分(夢子)が選んだ道を信じている、が心に響く。そして 人生も作品も経験・体験を積むことが大切、実に含蓄ある言葉。
また「魔法はひとつじゃありません」は、まほが描く絵本の魔法アイテムのことだが、「生き方はひとつじゃありません」という 比喩にもなっているのか。
舞台技術は、優しいピアノの音色、照明の諧調が情景と心情を効果的に表している。また 後景が白い幕(まほ の衣裳も白地に汚れ)であることから、マジックアワーを映し出したら 一層の余韻付けが出来たかも。
次回公演も楽しみにしております。
白き山
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
斎藤茂吉役の緒方晋氏が絶賛に値する名演。脇を固めるチョコレートケーキの面々らが余裕の好演で支える。ストーリーもじんわり伝わる暖かみがあり、今日は良い芝居を観たという気持ちでうれしくなる。
十字路
ミズタニ会議
インディペンデントシアターOji(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
受付の向こうにあったあれはあそこで使うためだったのね!「劇」小劇場のあんなところがあーなって、そんなところからハケるとは・・・。え?それじゃ今頃控え室は無人なの?どーしてそうなったの?のカーテンコール(カーテンはありませんが)。気になります。やっぱり控え室も見に行かないと。そしてできたら間にある通りからも、式場と控え室の人の動きを見たいかも(笑)
当パンのキャスト表を見ておくといいかなと思います。
白き山
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日拝見しました。緩みなく、淀みなく、淡々と物語が進行していく感じがうまいなーと、もう芸術の極みに達している感じがしました。勇気いただきました。
ネタバレBOX
背景は、これは山なの?でも山というより波に見えるけど、、、山をどうしてこんなふうに描いてんのかなーと思ってたら、ああ、そういうことかーと最後にわかって納得。でも途中は違和感あって、なんだろうこれはと考えながら観ることに。
波というより、津波。むむ、これは「戦争という時代の波に押しつぶされそうになる」という状況を暗示しているのか?とも一瞬思ったけど、考えすぎですか?
弟は父親や兄と話すとき、ほんとにあんな話し方したんだろうかと、そこもちょっと違和感が。どくとるマンボウは、中学のときぐらいかな、読んでた記憶があって(狐狸庵閑話とともに)、懐かしく。そのどくとるマンボウと弟のイメージがつながらないなーとは思いましたけど、まあ、そりゃそうかもれません。
客席は年配の人が多かった印象ですが、物語のテーマ的にも、そういう人たち向けで合っている感じでしたかね。勇気をもらった人、多いんじゃないかなーと。
「ああ、坐っちゃった」とか細かいギャグが散りばめられてていい感じ。
べつのほしにいくまえに
趣向
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2024/05/23 (木) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「結婚とケアを巡る会話劇」
問い直しを巡る議論が続きながらもなかなか進展が見られない日本の結婚制度について、新たな視点を設けた秀作である。
ネタバレBOX
横浜市西区にある市民施設の会議室では、現在の結婚制度に馴染めない面々が集い「べつの星」という意見交換会を催している。主催者で地方新聞の記者・編集者のコーデリア(梅村綾子)のもとには専業主夫でゲイのボトム(海老根理)や、書店員で同性の友人との結婚を望んでいるヘレナ(大川翔子)、政治家秘書のロビングッドフェロー(和田華子)ら常連が顔を揃える。ゲストで妻のヒポリタ(KAKAZU)とともに参加している与党政治家のテセウス(箱田暁史)は、現在議会で審議中の恋愛や性愛関係に縛られない「互助・共助のための結婚制度」について説明し、参加者から喝采を浴びる。もうひとりのゲストである大学生のジュリエット(松村ひらり)は、祖母を介護したいがためにこの制度を使い祖母と結婚したいと皆に打ち明ける。
この会合から1年後、明日には「互助・共助のための結婚制度」が施行されるという晩になり、横浜の街で「べつの星」の参加者たちが再び集うことになる。ヘレナは友人のハーミア(渡邉とかげ)がステディの恋人であるライサンダー(かとうしんご)とも結婚すると言い出したことに腹を立て、家を飛び出してしまう。じつはゲイであるテセウスが男と会いにベッドを抜け出したことに意気消沈しているヒポリタは、ジュリエットの祖母で街を千鳥足で徘徊するロミオ(村松えり)と邂逅を果たす。ロミオを心配するジュリエットは弁護士で政治家のティターニア(小林春世)を呼び出す。じつは妖精であるロビングッドフェローの導きでコーデリアは自宅に皆を招き入れ、緊急で「べつの星」の会合を開く。果たして皆は明日、無事に結婚式を挙げることができるのか……
エリザベス・ブレイクの『最小の結婚』に触発されたという本作は、現行の結婚制度への対抗としてきわめて興味深い創作である。シェイクスピアの『夏の夜の夢』の設定を借り明日は結婚式という一晩の珍事が、軽妙な会話劇として仕上がっていた。結婚や家族、友人関係やパートナーシップのあり方などさまざまな価値観を持つ登場人物たちを一堂に会したことも面白かったが、コーデリアの同性の恋人であるオフィーリア(納葉)の元恋人が「お笑い芸人のハムレット」で、このハムレットやローゼンクランツとともにトリオを組んでいたもののホームレスになったギルデンスターン(多賀名啓太)もまたコーデリアやオフィーリアの家族になるなど、サブストーリーの設定がいちいちおかしい。
周囲にソファが数台配置された一杯飾りながら、主舞台の周りを囲むようにしてべつの動線が組まれていたため、舞台がじつに広々と見えた。舞台奥にある外広場に繋がる入口から俳優が出入りしたり、窓から外の様子が見えるように工夫したなど空間設計がうまい。夜のトーンが印象に残る丁寧な照明変化も本作の魅力といえるだろう。俳優も皆健闘しており、コーデリアを演じた梅村綾子の柔軟さ、ティターニアの秘書でじつは妖精である豆の花を演じた前原麻希の達者さが印象に残っている。
しかし私には「互助・共助のための結婚制度」とはなにかが最後までよくわからなかった。ブレイクは「最小結婚」をケア関係をお互いに承認し支援する権利で成り立つと定義しているが、そのコンセプトを日本に援用し現在の結婚制度に馴染めない人たちを包摂する制度を構築したといわれても、あまりに雑駁すぎるのではないだろうか。同性婚や夫婦別姓の議論よりも先行してこうした制度が衆院を通過する日本は、現在よりもよほどリベラルであることは疑いえない。そうなると「べつの星」に集う人々の存在根拠がそもそも成立しなくなるのではないか。会話劇として秀逸なだけ、観劇中に湧いた数々の疑問が回収されないままなかば強引に円満解決していく展開を歯がゆいと感じた。