最新の観てきた!クチコミ一覧

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ラララ

ラララ

PFD

文芸座ル・ピリエ(東京都)

1996/02/22 (木) ~ 1996/02/23 (金)公演終了

満足度★★★★

文芸座ル・ピリエで観ました
※実際の鑑賞日は1996年です。こりっちさんでは2008年以前の鑑賞日は設定できないようになってるので現在出来る一番古い年代にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1996年2月22日。
ル・ピリエという今はないとこでした。内容はやはり、全体通しての話、というよりは散文とか詩をようなイメージ。東京オレンジの対馬さんだし、横山さん監修なので、インプロみたいな感じかと思いましたが、いつもの東京オレンジでの破天荒さ(?)みたいなのはあまりなくて、対馬産の女性的な部分を観た気がしました。この頃の対馬さんはほんときれいだったなぁ。
僕にしてみれば正義

僕にしてみれば正義

箱庭円舞曲

ザ・スズナリ(東京都)

2013/08/30 (金) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

真面目過ぎる
途中、飛び道具が飛び交うシーンはありましたが、良い意味、悪い意味含めて真面目な芝居だなあと言う印象でした。もっとこっちが不快になるくらい、所謂カッコ付きの正しさに踏み込んで欲しかったかなあ。

ネタバレBOX

どいつもこいつも自分なりの「正しさ」を振りかざしておきながら堕落したりと中々の市民っぷりで、良かったです。しかし、このまま正義論の争いになるのかと思ったら、結論めいたことを言う奴が入れ代わり立ち代わりで、それが芝居だから良いんですが、余りに芝居じみてました。

意外に兄の代わりに戦場に行く女の子の方がドラマ性があったと思うし、「正義」とは何ぞやが問えたような気がするのは気のせいか。
ラストも理想郷の崩壊として、正義を突き詰めると「暴力」にたどり着くようなもっともっと意地悪にしても良かったのかなあ。

一つ苦言を。終盤での電気ストーブ演出は暑過ぎて集中できなかったです。
ふと、立ち止まり、語り出す

ふと、立ち止まり、語り出す

So Creative

シアターブラッツ(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

新鮮
四本の一人芝居が交錯する実験的な作品。新鮮ではあるがセリフの本当の相手を想像しながら絡んでいるリアルな別ストーリーの相手を観るので結構忙しい。人物描写で断片切り取りすぎて個々のキャラの深掘りがないのはちょっと不満。

ネタバレBOX

たった10ステージなのにダブルキャストというのはいただけない。明らかに、ダブルキャスト側の出来が足りない。ePと平田裕香がほぼ完璧だったので田中飄かみ過ぎが目立つ。残念。あと川並先輩に恋する平田裕香が想像できんwww


平田裕香が可愛い過ぎる。最後衣装の違和感のなさが驚異的。今日は声が凄く良く出てた。並行していろいろ声の仕事が入っているからか。背中向いている状態からあれだけ透れば文句なし。上手くなってるのが嬉しいファン心理。

最初と最後、薬屋とかユイとか要らない。車椅子の独白などなおさら。あと、今日の気候もあるが、劇中暑過ぎる。更に、案内のメールにもサイトにも受付開始時間が書いてない。制作の配慮が足りないのは残念。
『クドい!』 飯尾 ケニアに行く!

『クドい!』 飯尾 ケニアに行く!

カンコンキンシアター

東京グローブ座(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

超絶クダラナイ
笑ったという一点では、今年イチ

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】

声を出すと気持ちいいの会

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/07/22 (月)公演終了

満足度★★★

志の高さは買い
表現したいことが非常に高いだけに、それが伝わりきらなかった印象です。
外連味のある芝居と良く言いますが、これは外連味だけで出来ている芝居といった感じでした。

ネタバレBOX

実録犯罪ものの切迫感が無く、女性一代叙事詩としては中途半端で乗り切れず、残念でした。
彫り師と女主人公だけか殺人犯と女主人公だけで周りは風景で良かったのではないでしょうか。彫り師の狂気と女性の情念と殺人犯の異常性の喰い合わせが悪過ぎます。観ている最中、感情の持っていきどころに迷ってしまいました。ラストシーンは白眉ですが、何となく「槇原敬之」力に寄る所が大きいかなと思ってしまいました。後、やはり蜘蛛は出てこないとダメでしょう。
あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

女の子
パンフレットに「女の子」の話と書いてました。
本当に、女の子に向けられた話。
あんかけフラミンゴに女の子を可愛く描いて欲しくなんてないと思って観てましたけど、予想通り(?)突き抜けた物語でした。しびれました!

「茜色に燃ゆる時」

「茜色に燃ゆる時」

劇団グスタフ

シアターグスタフ(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★

他の劇団の舞台も研究した方が良い
 額田 王は、近江で生まれ皇極天皇に仕えるが、その才と美貌、先進的な思想、聡明によってこの女帝にも頗る気に入られる。その最大の原因は、“大化の改新”で愛人、蘇我入鹿を中大兄皇子と中臣鎌足らに謀殺された皇極の、傷心を慰める彼女の歌の才や立ち居振る舞いに他人を安心させる何かがあった為だろう。(追記後送)

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】

ニコルソンズ

TORII HALL(大阪府)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンスも笑いも愉しめたお芝居♪
ダンスと笑いを盛り込んだエンターテイメントなお芝居♪
ダンスはお洒落で格好いい大人の雰囲気がムンムンします♪
主役のヒロイン役が現役のダンサー&振付師の
Junko☆さん(GALAXXXXY★)なので流石に見応えあります!

色々な個性的なキャラのぶつかり合いの展開で
途中アドリブの様なツッコミなどもありその場の雰囲気に合わせて笑わせてくれる♪
中でも火野蜂三さんは存在感あり過ぎ!
ドラマにも同じ役柄で出演されるそうで楽しみ♪

全体的にちょっと盛り込み過ぎな感じで中だるみもありましたが
馬鹿馬鹿しくも最後はハッピーエンドなニコルソンズワールドを愉しみました!

小説も読んで見ようかなぁ♪
ドラマも早く観たい!

待つわ

待つわ

チタキヨ

西新宿スタジオHAYURU-はゆる-(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

女性らしい心配りに感激して観劇
チタキヨさんの、公演を打つことに対する思いが、さまざまな女性らしい心配りから伝わってきました。本当に『待つわ』という作品に掛けた「待つわ」の精神が随所に感じられました。まず、直筆のメッセージとともに届いたフライヤー。高揚しました。会場に着くと名前入りのチケット(パンフレット的なもの)が用意されていて感激。もうこの時点で充分に気持ちいいのですが…公演も素晴らしかった。会場がマンションの一室のような貸しスタジオ? 公演の内容にピッタリの会場で、制作の勝利。作品は…重病で認知症の金持ち老人と、その3人の息子の妻たちとの話。その設定も、台詞も、行動も、すべてに毒があるのだけれどユーモラスで軽やかで『コワイ』けれど『可笑しい』。語れない心情をリビングのTVに映し出された自分が語るという演出も可笑しくて解りやすくて見事。生と死、介護、夫婦関係、金銭問題、食、そこに、愛人や近親相姦や同姓愛まで織り交ぜた性の問題が盛り込まれた、豪華な作品でした。そして何より、3人の女優さんが素敵でした。フライヤーの出来も素敵で素晴らしく興味を惹かれましたが、演じる3人はそれ以上でした。長男の妻タマエさんは設定通り間違いなくカワイイですし、次男の妻カツコさんの笑顔も負けないかわいさがあり、三男の妻ルイさんの芸術家気質はキリッとした美しい顔立ちでピッタリ。その3人のかみ合っていなそうでかみ合い、かみ合っていそうでかみ合わない思考と台詞が可笑しくて、いつの間にかその世界に取り込まれてしまいました。いやぁ、こんな感覚は初めてです。チタキヨに惚れました。次回公演も必ず観ます。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★

体を張った割には
なるほど11でした。

ネタバレBOX

女の子の話、女の子の日の話、不妊治療を受けている女性の話、そして妹を出産したときに母親を亡くした男性とその恋人の話。登場人物は女性10人と男性1人、合わせてあんかけフラミンゴ11(イレブン)という訳なのでしょう。

子供がほしくて何にでもすがる女性がいて、そんな心情につけ込んで金儲けする女性がいる、でもってその女性もまた子供をほしがっている、複雑な心理状況が良く描かれていました。

男性は母親を死なせた妹を憎み殺害、それでいてロリコン。恋人に対しては、女の子が生まれることを極端に恐れ、妊娠を恐れ、セックスそのものを拒絶していました。

男性は全裸になったり、恋人役も下着姿になったり、妊娠を企てた恋人が精子を入手する手段を実行したり、女の子の日を強調するシーンなどもあったりと体を張った演技が多数見られましたが、さほどドキドキ感はありませんでした。

LINEに集まる女性は切実な者、利用する者、揶揄する者などがいて複雑で良かったのですが、男性に関わるシーンは彼の精神状態が終始変わらないため、結局はチック的愛情表現など同じことの繰り返しばかりになりとても退屈でした。
Stick & uS

Stick & uS

STスポット

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★

振付家/ダンサー
振付家/ダンサーの白神ももこさんと酒井幸菜さんがお互いに振り付けした作品のダブルビルで、自身が踊らなくても作品に振付家の個性がはっきりと出ていたのが印象的でした。

酒井幸菜作品(出演:白神ももこ)
3本の棒が水平に吊されていて、眼鏡&腕カバーを身に付けた冴えない感じのOLに扮した白神さんがそれを数分間動かずに見つめる場面から始まり、日常の様子がダンスとして表現され、後半では箸で器からグラスへ豆を移し替える動作がじっくり描かれた後に豆を撒き散らして踊り、最後は倒れ込んで棒の様になる展開でした(休憩時間中もずっと固まったままでした)。
アフタートークで酒井さんが触れていましたが、安部公房の『棒になった男』の影響が感じられました。感情が伝わって来る様な、滑らかなフォームの振付が美しかったです。

白神ももこ作品(出演:酒井幸菜)
ぴったりとした白い衣装を着た酒井さんが、『リボンの騎士』の音楽や三輪明宏さんの歌に乗せて、様々なサイズの棒と関わりながら踊る作品で、性的な要素がありながらも嫌らしさがなく、朗らかな雰囲気を感じました。
撒き散らされる多量の割り箸の中で、足と棒で床を打つ動きを繰り返す最後の場面に何とも言えない神々しさを感じました。
髪飾りと思わせておいて実はハタキだったり、OL姿のままの白神さんが上手奥でひっそりと佇んでいて次第に酒井さんと関係を持ち始めるといったユーモアがいかにも白神さんらしくて楽しかったです。

両作品とも悪くはなかったのですが、振付家自身が踊った方がもっと作品の魅力が増す様に思えて、もどかしさを感じました。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度★★★

劇団初見
良かったですよ。面白かったかって聞かれれば,考えてしまう内容だったから,素直に面白いとおススメはしないだろうけど,観てみる価値はあるものだと思います。この劇団の作風なんだろうなぁ,前作で評価が分かれていたのも,わかるような気はします。ダメな人はダメかもしれない。自分もちょっと引いてしまった部分もあります。でも,最後まで観ればわかったような気にもなるかも。ちょっと気になる劇団と位置づけ,次回作も観てみたい気がしています。ダンスも良かったです。

保健体育

保健体育

20歳の国

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/03 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

バカバカしいけど、現実だよね♪
飛び込み観劇♪受付の人の対応優しかった♪

同世代のアルアル分かる♪的シーンが散りばめられている♪竜史さんの観察眼ヤバイ♪ タイトル何だよって思ったけど、作品観てなるほどって思った♪意外に深い♪

レオゴンズのマッチュさん、ぬいぐるみの池上さん出てるから気になったけど♪女優陣がすごくキャラ立ってて良かった♪自分も翻弄されたい♪なんつって♪

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

はじめてのあんかけフラミンゴ
初めてあんかけフラミンゴ観た。想像していたのと全然違っていたが集中して最後まで観ることが出来た。最前列の真ん中で観るのがおすすめ。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度★★

初本公演観劇
鬼フェスで拝見していたのと、キャストが魅力的だったので本公演に一歩踏み出してみました。…全部ネタバレになってしまいますが、あえて言うなれば…自由席の意味がないくらい、見切れ席がたくさんありました。これからご観劇の方は中央をオススメします。下手はじだったのですが、全く見えないシーンが多々…ストレスでした。途中で声だけでなんとかついていこうと思いました。
内容は…想像している内容から遥かにかけ離れてました…
こうゆう感じは想像して無かったです。面白かった!と手放しに言えない感覚。題材が題材なだけに、脚本の粗がすごく気になった。ネット上での知識だけなんだろうなっていう。10人の女優さんを使い切れてない感が否めません。出演者半分で一人ずつ濃厚なものが観たかった

作品、演出の若さが、いい意味でも、悪い意味でも浮き彫りに出てました。とはいえ、今後が気になる劇団のひとつです。

ネタバレBOX

後ほどまた追記しますが…


とにかく、とにかく。
役者さん達の熱演に支えられた作品だなと感じました。

台本上で、提示されていない余白を埋めて
その役の密度を役者がおぎなっているという感じ。

メインであろう、あかり、いっちゃん、妹。

このストーリーに全ての登場人物がリンクしている構造なんだろうけど
それにしても、メイン以外のストーリーが顛末が悲しいくらいに描かれてなかった。
女性に見てもらいたいとユーストで主宰さんが、言ってましたが…
???
女性でアラサーに近い私は、不妊治療していたグループのストーリーに心が動いていたのに、最終的にモブのような効果で登場していて、謎でした。

個人的に役者さんでとても輝いてたのが、
内海さん、大森さん、笹木さん、酒井さん、

特に内海さんと大森さんの演じる川瀬と橋本のシーンは
演劇としてシーンとして安心して見れました。
若い出演者がたくさんいる中、安定した芝居を求めてしまうもんなんだな。
ちゃんと舞台と作品に存在しているというのはこうゆうことなんだろうな、というの冒頭で余白を埋めている俳優さんというのもこの2人が特にそう。騙される女、騙す女。電話のシーンとお金を渡すシーンでは鳥肌が立ちました。

内海詩野さん。初めて拝見する女優さんでした。貫禄があって、舞台冒頭のシーンから釘付けでした。人の隙間にぐいぐいと入り込んで行く姿は思わず息を飲みました。前半の悪担当ですかね。その悪が姉に寄って突き落とされるシーンでは女ならではの色気すら感じました。当てがきなんですかね、この出演者陣の中で川瀬を演じられるのは内海さんだけだろうと思わせてくれました。相手役をたてるのが本当に上手な方でした。

大森茉利子さん。何度か拝見したことがありますが、毎回違った顔を見せてくれます。メインをはる華と実力がありながら、作品の横軸をちゃんと支えています。今回確信したのは、誰かを演じるというよりは、ご自身の中で捏ねくり回して役を生きている役者さんなのかなと。とても感情が素直で、素直過ぎて心にグサグサ届きます。嘘の感情に誰もお金は払いたくないですから。指先まで血が通った芝居。
『なんでもしたよ!』というシーンでは、橋本の今までの想いが溢れ出て気付いたら涙が溢れてました。シーンがとびとびの作品の中、背負っているドラマがちゃんとある役者さんで、舞台劇の良さを改めて教えてくれました。


笹木皓太さん。若いですね。いい意味で。演技力はもちろん、身体能力と声。どれも同世代の男優さんの中でズバ抜けていると思います。これからが本当に楽しみな俳優さんです。歪んでいてまっすぐなあかりへのたっぷりな愛情はとてもとても切なかったです。作品の中で、お互いの愛の証について悩むもがく『いっちゃんとあかり』でも、作品中で2人はお互いのどこが好きというのは描かれていません。わたしが見落としていただけなのかな…でも、それが無くても伝わるあかりちゃんへの愛。そして、愛さずにはいられないいっちゃん。笹木さん以外では、この説得力は持ち得なかったと思わせてくれます。『笑ってんだよ、バカ!』最後の最後にやられました。

酒井桃子さん
鬼フェスで拝見して、可愛らしい女優さんだなぁと思っていた矢先の今回の役。衝撃でした。独白から伝わる人としての嫌悪感。悪でした。まさに。あかりへの愛情。妹への愛情。ゆがんでいることすら、正当化してしまう。
細い身体からは想像できない程の熱量が最後尾の私までバシバシ響きました。作品での自分の役割と作品が表現したいであろう繊細な部分まで体現してくれる女優さん。いつかメインでのお芝居も拝見したいです。

何日か経ったら、
また思い起こすことがあるであろう作品かなと思うので、また追記します。

レオンゴンゲキレンメズの万博

レオンゴンゲキレンメズの万博

日本演劇連盟

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2013/10/12 (土) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
おもしろかった。普通、コントは脱力であっさり系だが、全力でねばる系のコントでおもしろかった。特に映画シリ-ズがよかった。

Clash Point

Clash Point

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
元恋人のすさまじいけんか。迫力あってとてもよかった。演技、うまかったですね、

乱痴気10『ウイルス・ミス』『仮面サイバーV3』

乱痴気10『ウイルス・ミス』『仮面サイバーV3』

乱痴気STARTER

シアターシャイン(東京都)

2013/10/07 (月) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★


着眼点は面白いが、肝心の芝居は少々拙い。

台詞やアクションが雑。二本立て故の稽古不足だろうか。
幕しかない舞台もチープな感じを増徴してしまう。

高校の文化祭でやってたら絶賛されそう。
だが、大人が有料でやるのなら、もう少し洗練されたモノがあってほしかった。

ネタバレBOX

基本パロディなので、元ネタを知らない場合は容赦なく置いていかれる。
周りは笑ってるのに、意味が全く分からない事もしばしば。
ちょっと客を選ぶ舞台なのかもしれない。
ゴーストライター

ゴーストライター

ラズカルズ

上野ストアハウス(東京都)

2013/10/10 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

思い込みは程々に!
ラヴホテルの一室が舞台のワンシチュエーション。壁面には十字架が描かれたモザイク画ある。手の込んだ立派な舞台セットである。
常々思っているのだが、やっぱりある程度の舞台セットがあると観る側は嬉しい。
幼馴染の思い込みの強さが犯罪を起こしてしまう。一人は自分が売れなくなったのは脚本が悪かったと思っていること。
もう一人は女性に縁のなかった男が画像で観た女(朋子役藤真 美穂)に対して妄想が肥大化し好きになってしまうが、実は彼女は大ウソつきのとんでもない食わせモノだった。
この二人の拘わりと絡みがよく表現できていたと思います。
そして舞台に合わせた音楽も効果的で良かったです。
ただし、監禁時の拷問水攻めはちょっと長いかな。印象付けたいのは解りますが。

迷中の学舎

迷中の学舎

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/10/09 (水) ~ 2013/10/13 (日)公演終了

満足度★★

売りがイマイチ
”ネガティブコメディ”と”インプロ”を売りにしているようだが、どちらも面白みに欠ける。

特にインプロは単純に作品の質を下げてるように見受けられる。他の回では盛り上がってるのかもしれないが、自分の見た回はかなりひどかった。
毎回確実に面白い事ができるのならともかく、その技術が無いのにやらないでほしい。
世界観への集中は壊されるし、登場人物は役から逸脱するし。役者が素でうろたえてる姿を見させられても、知りあいならともかく、笑えない。

ネガティブコメディも、「暗い話だけど笑える事もする」ってだけで、ネガティブとコメディは同居してない。ブラックジョークとかみたいに、ネガティブな要素をそのまま笑いに出来るとかなら価値はあるのだろうが。

ネタバレBOX

登場人物が多すぎて、把握しづらい。特に女学生たちは個性に欠けたので誰がだれやら。

伝説の先輩はコメディの要素を担ってるんだろうが、ストーリーと無関係過ぎて必要性を感じなかった。いない方がスッキリ観れたと思う。

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