最新の観てきた!クチコミ一覧

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French Toast的、失踪

French Toast的、失踪

劇団appleApple

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく好きでした
バーチャルゲームをしたこともアバターを作ったこともないけど、女子グループの人間関係のいざこざで悩んだこともあんまりないけど、なぜか共感できる瞬間が多くて、今回も楽しかったです。単純に楽しく笑えるところもあり、人間って・・・とか、自分という人間って・・みたいなことを考えさせられたり。
色んな視点でひとつの場面が語られるので、人の心の動きってほんと人それぞれで違くて、おもしろいなあと思いました。appleに出てくる俳優さんたちは、どの人も魅力的に見えて好きになってしまうのですが、中でも恩田さんの間のとり方と世界にぐっと連れて行ってくれる演技はやっぱりさすがだなあ!と思いました。
また観に行きたいです。次作を楽しみに(のんびり)待っています。

紅小僧

紅小僧

劇団桟敷童子

ザ・スズナリ(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

見てきた
前回の 「風撃ち」 に続いて 桟敷童子二回目の観劇。  
正直、 ちょっと期待ハズレでした。  

役者さんたちの熱演はすばらしいのですが、 やはりお芝居の良し悪しは 本で決まるのかな~ってかんじです。 

ただ、 舞台美術は 本当にすばらしいと思います!
オレが知ってるかぎり、 この劇団以上のものは ないですね~

ネタバレBOX

まず、 始まってすぐに 木彫りの物体が登場するのですが、 それは なんと男性器を模したもの…。   気がつくと、 舞台の前方には あちこちに それ が… 。。  
ちょっとショックでした。  そして その時点で、なんかゲンナリしてしまいました。  
その後も  それ は何度も登場するし、 男女の交わりの話が多くて、 なんともなんとも。。。  
 
ここのレビューでは、大手忍さんが 絶賛されてますが、  オレには ? です。。   それほど素晴らしいとは思えませんでした。  ただ今回、 彼女は 上半身裸で登場するシーンがあります。   それには驚きましたし、 覚悟というか、 女優魂みたいなものを感じました。。
でも、冷静に考えると、  あの場面で裸になる必要あったのか? って思っちゃいます。
なんだか  辛口な 評価になっていますが、   舞台美術は  本当に 本当にすばらしく、  あの ラストの 真っ赤な 燃えるような もみじを見れただけでも、  観劇して 良かったと思っています。
メランコリーにさよならを

メランコリーにさよならを

劇団宇宙キャンパス

シアターサンモール(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ド直球!
ひねくれて歪んでしまった自分には恥ずかしいくらいのド直球な青春讃歌の芝居でした。でも嫌いというわけではないです。わかりやすく,最後まで集中でき,最後には心温まるものが残りました。確かに人数はたくさん居過ぎましたが,舞台装置の使い方でしょうね,ごちゃごちゃしている感じもなく,ストーリーがスーっと入ってきました。こんな芝居もたまには良いものです。

余白な僕ら

余白な僕ら

劇団たいしゅう小説家

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

温度差に 苦しむ
観客の大半が ディープなファンであることにすぐ気づく。人気劇団なら当然だが いちげんの客(初見ですが、ひやかしではないです)には なんとも居心地が悪い。終始、まわりの波にのれず ツボにはまれず気まずい思いをしました。好奇心旺盛だからいろんな劇団を観たいと思ってるけど この演目に関しては なんとなく「ファンの集い」的な違和感が拭えなかった。たいしゅう小説家の演目は 3回ほど観ていて いい感じだとは思っていたが、私としてはこの演目は 観なくてもよかった。タイトルは秀逸なだけに悔しい

浦島サミット

浦島サミット

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

若い人が、はまる面白さです。
非常に分かりやすいストーリーと、テンポの良さから、ターゲット層は、若い人向けなんだと感じました。

いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より

パルコ・プロデュース

東急シアターオーブ(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度

ガッカリ
S席以外、完売という事だったので、やむなく2階S席

あの広い会場の殆どがS席でした。
完売の筈のA席・B席に客は殆ど座って居ませんでした。騙された感じがしました。

2階席から、舞台は観えますがオペラグラス必須です。
会場が広いので、2階がこんなに遠いとは思いませんでした。
音楽のコンサートみたいに、モニターを出して欲しいほど見えない。
誰が誰だか観えないので解らない。判断するのは、衣装の色等
これじゃ、舞台を観に来た気がしない。

先行予約でチケットを取らないと、劇場に行って得られる迫力も無い様です

ストーリー、演出、いつも通り、読み通り

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

ひとこと言わせて
ネタばれにつき BOXをご覧下さい

ネタバレBOX

まず 「片鱗」というタイトルの付け方が憎いです。黒い舞台に、さらに黒光りして拡がる水の質感、音 昔観たガジラの世界にも似て、何より手塚さんの存在そのものが 黒、ノアール。

終盤 「呪い」って言葉が出てきましたが あの言葉は 敢えて使わないほうがよかったって思います。言葉にしちゃったら、あ、呪いなのねで片付けられてしまって せっかくいいタイトルつけたのに興醒め。重箱の隅をつつく感じでごめんなさい。でも一番言いたいことです。
さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!
役者さん達がすごい楽しそうでした。

ネタバレBOX

空気が薄い人だからこそこういう場面に立ち会えるんだなと思いました。
ギャラクティカ・めんどくさい。

ギャラクティカ・めんどくさい。

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

笑いの時間~
かなり笑いましたぁ☆
面白かった!テンポも良いし引き込まれました。
ギャグセン高い!!!!!
衣装も良かったなぁ♡♡♡

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-

Dreamユニット・アンサンブル

Cafe Slow Osaka(大阪府)

2013/11/01 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

よかったです
有名な作品らしいのですが、初めて観劇しました。
役者さん一人一人の表情がとてもよかったです!
楽しませていただきました。

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

十七戦地(2026年1月31日に解散)

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了

20130915
(^・ェ・^)はいけんしました!

紅小僧

紅小僧

劇団桟敷童子

ザ・スズナリ(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

でくでく
客入れ時はまったく舞台が見えず始まってビックリ!!!へぇ~~ひょえ~~!!面白かった。生きる!って大変なことなんだ。で、どこが現実で何が真実なのかなんてどーでも良くなった。楽しい。

French Toast的、失踪

French Toast的、失踪

劇団appleApple

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

来てよかった!
私は演劇を観に行ったことがなく、楽しみにしてました。
私でも、始まってすぐ、自然に入りこんでました。
題材が若く、わかりやすかったです。
スピーディなセリフとそれに付いていくあいづち。
流れる感じで好きでした。
また観にいきたいと思いました。



さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★

喜劇は難しいのだ
 リーフレットの説明文を読んだ時点でシナリオの出来には察しがついた。

ネタバレBOX

 申し訳ないが、喜劇を書く力は無い。先ず、現実とそれを観察した上で舞台化するハードルを甘く観ている。結果、今作には、太い筋が通っていない。つまり非論理が介在している。その非論理をメタレベルで笑い飛ばす構造化も為されておらず、これは作家の怠慢でなければ才能のはき違えだろう。喜劇は、悲劇に比べて遥かに難しいジャンルである。悲劇は、或る程度の才能がれば、誰でも書けるが、喜劇はそうではない。
 重複する点もあるが、以下、強調しておく。喜劇のコンセプトに対し、内容が矛盾しているシナリオで、その点を笑い飛ばす契機も盛り込まれていない。シナリオライターは、論理的に書くべきである。論理で徹底できないなら、作演が同一人物なのは良くない。作家の不備を指摘できる演出家を別に立てるべきであった。
 また、作演担当者は、喜劇の要諦を理解していないようにも思う。それは、箍を外すことにある。箍を外す為には、外される側の世界が過不足なくキチンと構成されている必要がある。舞台美術でそれを表現したつもりかも知れないが、物として物理的に存在しているだけで、物を通して語らせるレベルには達していないし、そうしようとの配慮も見られなかった。本質を掴み取れないなら、このジャンルには不向きである。個々の役者の中では、鮫沢役、女将さん役、大手スーパーの社員役が気に入った。何れにせよ、不備を補うことを余儀なくされたのは、役者陣である。役者陣に助けられた舞台であった。
 キーになる鮫沢の“死んだふり”は、1回目で? と思わせ、2回目で疑わせ、3回目で死んだふりの出来る特異体質を想定しなければ成り立たない、という医学的にはあり得ない想像をせざるをえなくさせるのだが、その鮫沢のエピソードを明らかにする大事なシーンで、唯一の友人であり、後、大手スーパーの社員になって、鮫沢の働くスーパー売却に関わっている人物の思い遣りを拒否した後の表情は頂けない。それは、如何ともし難い歪に過ぎないからである。これは、喜劇的手法には禁じ手であろう。何故なら歪は人生の深淵を映し出してしまうからである。使うならメタ化が必要だが、その論理構築力も無く、恐らくは、その必要性に気付いてもいないことが、シナリオを台無しにしている。契約書のシーンでもオリジナルは2部作成し、割印をして各々の当事者が1部づつ持つのは、当たり前過ぎることなのだが、この辺りもネグレクトして、その向こう側にフォローがない。重層化が足りないので、喜劇では無く、中途半端な作り物になってしまったのである。重々、考察されたし。以上のような理由から、星は、シナリオ・演出は1.5、役者の演技が大分助けてくれたので総合で3にした。
 批判してばかりではなく、褒めるべき点では、さめザわのザの、、が4つ振ってあって、鮫の鰓部分を表現するなど、細かい笑いに関してであった。このような笑いは確かに隋所にあったのである。但し、本質を捉える力が弱い点に関してはくどくど述べた通り。んひゃ~~~~!

地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】

地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】

ぬいぐるみハンター

小劇場 楽園(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

会話劇もイケルのね!
まだ3作品しか観ませんが、池亀さんの世界観が私に合っているのかポップでファンシー、ダンスや音楽はカッコいい、キャッチーな笑いと爽やかな感動?…とにかく可愛いらしい劇団て印象のぬいぐるみハンター。
でも今回は…雰囲気ぜんぜん違ってました。

一人の天才と部活仲間たちの過去から未来、40年間の物語。

2005年、某大学のワンダーフォーゲル 部の部室。伝統である4年に一度のエベレスト登山へ向かおうとする部員たち…。
間抜けな理由で中止になると、浮いたお金で起業しようと天才児大学生カンベちゃんが提案。大学生が部活の仲間とIT企業を設立し運営して行く40年間のお話の中での青春群像が中心。辞めたり揉めたり喧嘩したり。口説いたり、付き合ったり、奪ったり、乗り換えたり、別れたり。

2045年、年老いたみんなから元天才児カンベ社長へのバイバイ。

小さな空間で簡素な舞台美術。映像も、派手な歌やダンスも無し。群唱もあるとても演劇的な会話劇。こうゆう感じもいけるのね…伸びしろあるなぁ、この劇団。そして滑舌が日本一?悪い俳優(チョココロネ→チョココドネ)いのまー部長がカッコいい♪舌足らずなのにカッコいいてどーゆーこと?荒川良々さんのように滑舌の悪さを味わいにして頑張って貰いましょう。客演無し、新人含めてオール劇団員。チケットも¥2500。大学生高校生は¥1500/¥500と安いのも凄く良い。拙さや荒らさ、この価格で文句は言いません。この6倍以上で眠くてお尻痛い舞台、挙げたらきりがないですもの。CP的に大満足です。

『タガタリススムの、的、な。』

『タガタリススムの、的、な。』

舞台芸術集団 地下空港

ギャラリーSite(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題905(13-334)ー2回目
19:30の回(曇)。今夜は入口に「受付19:00」の貼り紙あり、時間少し前、中で整列、19:00受付、台本を購入し会場へ。注射し、前回とは違う右サイド(長方形の長辺)、撮影用のカメラが入っていました。左側は演奏者他のブース、座ってみると「増殖島」もこの近くでした(そういえば自分で「椅子」を作りましたね)。当日券はキャンセル待ちだったようで、四方のベンチシート以外に椅子席も出ていました。

19:31前説(95分)、演奏が始まり〜21:18終演。

2回目ですが、やっぱり面白いのです、むちゃくちゃ面白い。ちょっとSF、主人公たちの逃避行と困難に立ち向かう勇気、思いがけない運命…これって、昔、SFを読み始めた頃、盛んに(繰り返し)読んでいたジュヴィナイルSFと同じテイスト…何回もみたくなるはずです。主役のお二人、磯村さん(初めて)、田代さん(3作目)、がまさにはまり役。通常、会場は動きませんが、役者さんは目の前を疾走、格闘、「中」と「外」の切り替えなどスピード感に満ち、場内が隅々まで物語で満ちていました。終演後、主宰の伊藤さんにご挨拶した時、それこそ全身全霊を込めて創っているとおっしゃっていました。それでもすぐにまた次回作をお願いしたくなるのです。

ネタバレBOX

仕掛けを全部オープンにし、それを「形」としてみせてくれます。暗転せず、主人公たちの状況にあわせ空間は色を変え(明かりと暗がり)、ちょっとした小道具、グラス、覆面、ハンドル…が場面の「らしさ」を深め、響くコーラス、Live感十分な生放送(中継)…どれもが冴えているのでした。
レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

大好きな作品!
映画でもみて、何回か見てきた作品!
今年もやっとみに行けました!

何回見てもやっぱりいい作品。演出も新しくなり、本当に泣いて感動して楽しめました。さすがです。
もういっかいみにいきたいな・・・

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

ジンと来た
新演出になってからの初観。ジャン・バルジャン/吉原光夫、ジャベール/川口竜也。

ネタバレBOX

新演出のせいなのか、それとも筋を追っかけることもなくなり、ツボを心得てきたせいなのか理由は分かりませんが、燭台を受け取るシーンでいきなりジンと来ました。

ラストもね。

以前のものについてもそんなに観たわけではありませんから、演出面でどう変わったのか詳しくは分かりませんが、地下の下水道シーンや、ジャベールが川に飛び込むシーンなどで映像が効果的に使われていたと思います。

記憶違いかもしれませんが、これまではバリケードの向こう側の悲惨な状況を見せつけられたという印象がありましたが、今回はありませんでした。また、「さあ、お行き。」など、曲に乗せずに普通にしゃべったり、一言発したりするシーンが今回は散見されました。私の中ではレミゼの台詞は全て曲に乗って歌うものという固定観念がありましたので、その点では残念でした。

それにしても、ジャン・バルジャンを二人で切り盛りする状態になっていたとは全く知りませんでした。キム・ジュンヒョンさんも4月や5月頃に日本と韓国でミュージカルを掛け持ちしていたんじゃそりゃ疲れますよね。その後、いつどうなって消えたのかは知りませんが、福井晶一さんと吉原光夫さんは本当にご苦労様でした。

マリウスの原田優一さんは大正時代のやさ男風、コゼットの青山郁代さんには可憐さが無く、二人は岸田國士作品に出てくる夫婦という感じで華がありませんでした。エポニーヌの綿引さやかさんは良かったです。エポニーヌは死んでも帽子をかぶっているんですね。

全体を通して感動しました。
French Toast的、失踪

French Toast的、失踪

劇団appleApple

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

完成度
千野さんが出演されているので見てきました。

台詞がさらさら流れる様に進み、
聞きやすく見やすいのですが、役者の素っぽい演技ももっと見たいかなと僕は思ってしまう…。
しかし演出が密にされているので、最後まで楽しく見れました。

吉例顔見世大歌舞伎

吉例顔見世大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

満足度★★★★

夜の部
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
    同   二つ玉の場 
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
七段目 祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場

ネタバレBOX

十一段目以外は、ご存じの通り「おかる、勘平」関係(笑)が中心のストーリー。
わかっていても泣けるし、六段目などでは「それは定九郎の仕業だよ」と言いたくなってしまう。
……観客にはお歳を召した方も大勢いらして、つい「ダメだよそれは」なんて、独り言を発してしまう方もいたりする。その気持ちわかる(笑)。

勘平役の菊五郎さんがとても良かった。
「六段目 与市兵衛内勘平腹切の場」で、自分がやってしまったことへの悔やみが、痛いほど滲み出ていた。
おかるとの件でしくじって、今度は資金の捻出でしくしってしまったのだ。
武士としての面目を忘れてしまった自分が許せない、という無念さ。
切腹の潔さ。
とにかく、ぐっときた。
もう、この段だけでも大満足。

今回の演目は、どの場でも脇役がいい味を出していた。
自分の良さをすっと全面に出して、くきりと見せるうまさを感じた。
声の通りの悪い役者さんもいたのだが……。


大星由良之助役の吉右衛門さんは、「七段目 祇園一力茶屋の場」での、ラストでくぐっと締める場面はさすがだと思ったが、お疲れだったのか、迫力にはやや欠けたところもあった。

「七段目 祇園一力茶屋の場」では、「あまちゃん」も「倍返し」も飛び出してきて、それがいかにも歌舞伎っぽくて大笑い(笑)。

そして、何度も忠臣蔵を観てきたけど、実は「十一段目」つまり討ち入りは初めて観たような気がする(忘れてるのでなければ・笑)。

十一段目は、20分弱ととても短いのにもかかわらず、セットや衣装が大変だから、なかなか上演されないのでは、と思っている。
しかし、今回は理由があっての上演だと思う。

それは12月の演目を見てわかった。
なんと! 12月の演目は11月の演目とまったく同じなのだ!
昼の部も夜の部も。

ただし、役者が違うのだ。
これは面白い!
11月の忠臣蔵と12月の忠臣蔵を比べる楽しさがある。
ちなみに、国立劇場のほうの歌舞伎も12月は忠臣蔵が一幕ある。

よし、「絶対に12月歌舞伎は見るぞ」と思ったのだが、結局のチケットは取れずじまい。残念無念。

余談だが、先に書いたように、ずっと独り言のように何かを言っていたおばあちゃんがいた。
手傷を負った高師直(吉良上野介のこと)が、炭小屋中に追い詰められて、「えいっ」という声の後、すぐにさらしに包まれた首となって出てきたときに、そのおばあちゃんが、
「仕事が早いわねー」
と言ったのには、笑いそうになってしまった。

歌舞伎座でのこういう感じはイヤではない。お菓子出すのに、多少ガサガサされても構わないと思っている。「菊五郎素敵ね−」と隣の人に小声で話してもいい。もちろん大声は困るけれど、多少のことは歌舞伎だから許せる(偉そうな言い方だけど・笑)。

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