
ゾロ目羅漢
ひげ太夫
d-倉庫(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

プロペラとスカーフ
アトリエ・センターフォワード
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

大女子航海
劇団暇だけどステキ
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
ハイテンションのドタバタ劇♪
役者さんは元気とパワーで勢いに乗って突っ走る感が強く
最後までノリに付いていけませんでした…(^^;;
前半は私の中でキャラ設定がままならない状態での
色々な役者さんがハイテンションて演じる!
女優陣の元気キャラ⁈全開の演技の中に交じって
落ち着いた熱い演技のヤマサキエリカさんと
クールな役の安達綾子さん(壱劇屋)は存在感ありました♪
ペリーなど歴史上の人物も登場して役者さんはバラエティに富んでいます
ドタバタと続く中で出演者が多いこともありましたが
なんでタイムスリップした妹が⁈ など話しが混乱してしまった…(^^;;
静まりかえった中でテンションMAXで演技する役者さんのハートの強さには
思わず笑いましたが劇場の雰囲気は少し固かった⁈
この雰囲気での笑いは厳しい…
これはお芝居で良くあるお客さんを置いてきぼり状態
ラストの大航海での希望に満ちたみんなの表情は輝いて見えました!
最後までハイテンションのドタバタな展開のお芝居♪
☆印象に残った役者さん
素顔と同じ?クールな役の安達綾子さん
☆印象的なシーン
オープニングのCGでの役者紹介のクオリティにはビックリ!
小劇場で初めて観ました~(^^)

ゾロ目羅漢
ひげ太夫
d-倉庫(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
どどーん!
もちろんキラキラワクワク。楽しい時間をありがとうございます!
同じ流れがこれまた安心感をうみだしてます。水戸黄門のよう…
楽しかったあああ^^

夏葉亭一門会vol.9
夏葉亭一門
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★
もっと面白くなるはず!
お三方とも、非常に達者でいらっしゃった。
それは、わかります。
舌もよく回り、落語家っぽい雰囲気を醸し出していらした。
ただ、それだけ、で止まっているように私には思えたんです。
誰の演目が、という訳ではなく、三人とも、
上手く喋ること、に終始していたのではないかと。
滑らかな台詞回しでリズムよく、次々に言葉を発していく、
しかし、出てくる台詞が実に味気ない、空っぽの手触り。
台詞が話し手の中に落ちていない、実感のない言葉、そんな感覚でした。
だから、噺の中でどんな展開になろうと、
そこに驚きやおかしみ、人のぬくもりが感じられない。
落語の筋で、人物で笑わせるのではなく、
時折盛り込む小手先の小ネタでウケを取りにいっている、
そんな風にすら見えてしまいました。
落語の世界に、あんなにも馬鹿馬鹿しくて、滑稽で、ずるくて、
でもなんだか憎めない奴らが沢山いるんだから、
もうちょっとそいつらの事信じてやってもいいんじゃないか、と。
落語との付き合い方、というんでしょうか。
「俺、この噺、すげぇ好きなんだよ」とか
「俺、面白い噺知ってんだぜ」とか
そういう愛が観たかった。
「どうです?私、落語、上手く喋れるでしょう?」
「落語してる私も面白いでしょう?」
そんな顔ばかりが見えてくるようで、
肝心の噺が悲しい顔してるように思えました。
綺麗に話せるのは良い事だし、立派な事、難しい事だとは重々承知してます。
でも、綺麗に話せるだけで良いんでしょか、ってのは私が常々思ってる事でして。
今日観た落語、言い方は悪いですが、
落語を上手に喋れるマシーンが高座に上がって喋っているように見えました。
登場人物に、そして噺家自身に、実が、存在感が、愛情、愛嬌が、あれば!!!
続きはブログに書いておきます。
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52247472.html

三揃いの剣~宮本武蔵と佐々木小次郎~
劇団 歴史新大陸
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/10/16 (水) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
満足度★★★★
ほぅ…
前回は2時間でもわからないくらいワクワクドキドキでしたが今回はケツの痛さに気づいてしまいました。
な…長くないか?な
でも斉藤さんまたカッコよすぎいいい!
鷲見さんの危ない色気にもキュンキュンしてしまいましたしw
あんなネタこんなネタも入れたいとなると長くなっちゃうんでしょうか。
オープニングに間に合わなかったのですが前回とおなじだったのかしら。かっこよくて好きだったのでもったいない事したなあ…

ミュージカル『バイトショウ』
劇団扉座
座・高円寺1(東京都)
2013/10/16 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

言音の貸屋 ~ことねのかしや~
劇団ヒラガナ( )
高田馬場ラビネスト(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★
てんこもり
いろいろな設定で役者さん達たいへんだったろうなあ
あ、今思い出したんですけど警官の男の子のベルトがカジュアルちっくでおもしろかったです。
小学生の男の子が可愛い…つうか器用で器用で…末恐ろしい…
そして最後は楠木多悶さんに夢中になりました。色っぽい…

アイ・アム・アン・エイリアン
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
そこまで悪くないですよ。
現時点で★2.5だけど、もっと多くの人が観たら平均3.2くらいはあるんじゃないですかね。少なくとも3は超えてるはず。個人的な感覚ですけどね。
いくつもの作品で踏襲されてきた、全員合致を前提とした決議が物語を生む話。
説明文にある通り、同条件のドナーに対してどちらに移植をするか決定を出すまでが描かれています。誰を生かして誰を殺すのか、極論を言えばそういう事。そんな立場になった時、人はどんな言動・行動を選ぶのか。何を守って何を晒すのか。熱さも冷たさもある目の離せない会話劇でした。
因みに先にコメントされたお二人、話の筋をネタバレさていますからそれはBOXにお書きください。

『貰い風呂』『月夜寒』
オフィス樹
シアターX(東京都)
2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
さんかいめです
残念ですがお値段が変わってました。
でもいい。
「ふッ」てやって「ぷわー」て飛ばない感じなんです。
じわりじわりな
ずしりずしりな

アイ・アム・アン・エイリアン
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
議論の在り方を、議論しよう
臓器移植のための心臓を、「A」「B」どちらのドナーに移植するか市民が議論する問題作。2009年、改正臓器移植法案が可決して国民の関心事となっことを契機に舞台化され、今回の公演で三度目となる。
過去、学習院女子大学キャンパスの教室を使うスタイルを生かした、来場者と役者が円形状に座り、参加者としての臨場感を味わってもらう試みも あったらしい。三度目の舞台化では残念ながら こうした試みはみられず、〈常道〉のスタイルだった。
一言で表せば、臓器移植の問題を考える上の教科書のようなストーリーである。もちろん、娯楽性において求められた「オネエ」「ギャル」「不真面目夫」等、その登場人物達は工夫を感じられる。しかし、臓器移植先のドナーを選ぶ対立する議論や、議論の進め方そのものを問う「逸脱した形式論」を繰り広げる手法は一貫していた。実は 参加者の一人が提供者か移植ドナーの親類だったり、実は議論そのものが「テスト」だったいうような、ストーリー展開の行方で引き込む作品ではない。参加者8人のはずが、1人欠席していた冒頭シーンも、「起こりうる」を形にしたまでだった。欠席者が その後の展開に無関係だったとは。
今、社会では、脳死判定を「人の死」と定義した臓器移植の法整備が行われたため、ACジャパン(旧公共広告機構)の2013年度支援キャンペーンの下、臓器移植提供について広報活動が盛んである。今年度はタレントの安めぐみ さんが起用された。ラジオCMの内容を ご覧頂きたい。
安さん 「安めぐみです。知ってました?
保険証のウラに、もしもの時の事、書く欄があるの。」
ナレーション 「臓器提供の意思表示は、健康保険証、
運転免許証のウラで。意思表示カードやインターネットでもできます。」
安さん 「もしもの時、私の意思がわからなかったら、
大切な人を迷わせてしまうことになるから…。」
ナレーション 「家族や大切な人のために、
あなたの意思を表示してください。
提供する、しない、どちらの意思も尊重されます。」
安さん 「私はしてるよ。意思表示。」
ナレーション 「日本臓器移植ネットワークです。
ACジャパンは、この活動を支援しています。」
欧州なら臓器移植はポピュラーな考え方だろうが、日本人は消極的傾向が強い。内閣府が本年度に実施した世論調査(10月公表)によると、臓器移植提供意思表示カード、運転免許証や保険証等に意思表示をした人は12.6%だ。触れる機会の多い身分証だから、過半数の人は記述欄の存在を知っているはず。消極的考え方の多さが伺える数字だ。他にも内閣府の世論調査は興味深い結果を示す。
毎日新聞ネット版 2013年10月19日 20時49分
【 内閣府が19日発表した「臓器移植に関する世論調査」によると、脳死になった家族が臓器提供の意思表示をしていなかった場合、提供を承諾しないとした人は49.5%で、承諾するとした人の38.6%を上回った。一方で、書面で意向が示されていれば意思を尊重するとした人は87.0%と高かった。
2010年に改正臓器移植法が施行され、本人が拒否していなければ、家族の承諾で臓器提供が可能になった。しかし、提供につながるかどうかは、本人の意思表示が鍵であることを示す結果となった。厚生労働省の担当者は「提供する、しないに関わらず、意思表示はしてもらいたい」と話している。調査は法改正後初】
日本では49%の親族が脳死状態に陥った本人の意思表示がない場合、臓器移植を承諾しない立場だ。つまり、半数は「臓器移植は特別な行為」という考え方である。メディアが広報活動を拡げてもなお、自らが脳死判定を受けた際、臓器を「提供」すると答えた人は43.1%だった。実際に意思表示をした人が12.6%なのだから、「提供する」のうち、(全員「提供する」の意思表示だったとしても)7割は確立された考え方ではない。死生観などを通し、過半数の人が臓器移植へ消極的傾向を持つ。これを踏まえ、先ほどのラジオCMを確認してほしい。
「提供する、しない、どちらの意思も尊重されます。」のナレーションは、「提供する」の答えを先頭に置く。だが、日本の現状は半数の人が「本人の意思表示がなければ承諾せず」、しかも過半数が「臓器移植消極傾向」である。YES/NOの住民投票なら「提供する」が先頭にきても構わないが、国民の臓器移植へ対する意識が欧州と比べ消極的な以上、「提供しない」を先頭に置く順番が適切だろう。
臓器移植の問題は、免許証や保険証に提供の有無を記載する欄が設けられ、日常生活のなかで欠かせないテーマとなっている。気を付けなければならないのは、「提供者は善」といった構図の広報活動がとられている点だろう。「非提供は無知」では決してない。ただ、「提供者を善」と位置付けるACの広報活動を国民が見聞きすれば、非提供の意思表示をした個人であることが社会的に良くないイメージを持たれる世論を形成してしまう。これが、日本社会の「空気」だ。

クママーク-隈膜下蜘蛛真赤熊野千年真悪乃生意気-
カムカムミニキーナ
ABCホール (大阪府)
2013/11/16 (土) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!
2008年のダルマ以来、毎年カムカムさんのお芝居を観に行ってるが、今年は事前公演の「熊の親切」も奈良で鑑賞した。
間違いなく、今年が一番面白かった。来年のカムカムさんが益々楽しみ!

アイ・アム・アン・エイリアン
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

『バガヴァッド・ギーター(神の詩)』
株式会社 東京コンサーツ (TOKYO CONCERTS INC.)
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/11/23 (土)公演終了
満足度★★★
日本語の台詞も出てきてユニークでした
打楽器が舞台上多くを占め、奏者さんが忙しく動かれていました。
神の役の方の衣装が中華の鉄人風で、何とかならなかったかしら?
とは思ったが、なかなかに興味深いオペラでありました。
<約90分>

必要と十分
わっしょいハウス
新宿眼科画廊(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題913(13-342)
19:30の回(曇~雨)。公演があることは知っていましたが、こりっちの登録がないため直前の予約...が終了していたので、当日券です。18:50受付、19:21中へ、1階のほうです。入って左側(前後2列)と手前(1列)が客席(L字)。舞台に...おもちゃの生物、象、恐竜、猫(?)、奥の棚にもダルマ他、場所にアクセントをつけているそうです。こちらは(劇団名は知っていました)初めて。19:31前説(犬飼さん、85分)、空調が止まり、照明が変わって開演~20:59終演、アフタートーク21:05~21:33(ゲスト:ライター/編集者の九龍ジョーさん)。

永い遠足
サンプル
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2013/11/17 (日) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
久々に観たサンプル。
族から離れて旅する話だった。(恥ずかしながら今でもこの二文字を書き間違えそうになる時があります)
タイトルの文字を拾えば「永遠」が含まれていたり、残る「足」も読み替えれば人として何か「足りない」という連想が出来るし、音だけなら「人間は考える葦だ」という著名なフレーズも思い浮かぶ。あれだけの内容が込められているのだから、タイトルにも込められているのだろうと勝手ながら妄想してしまう。…けどまぁ、作者の真意はよく分かんないですね。
個人的にサンプル初見だった「カロリーの消費」も未だにタイトルの意味を考える事があります。人生そのものは単なるカロリーの消費だという意味合いを感じたのだけど、それだけではない気もして。
いつか人間社会から家族という構成単位が喪失する事はあるのだろうか?
少なくともこれまではどんなに歪であっても存在していた単位であって、だからこそ何百年も昔に書かれた戯曲から今も普遍に扱われるテーマでもあって。現在の日本の法律では教育や扶養や相続なんかが絡むとはいえ、「家族でなければいけない」というのはあくまで心情的な制約でしかない。繋がっているのは血であって、精神や肉体は繋がらない別の人間なのだから。
コメントの少なさはCoRichチケットを使っていないからなのかな。
勿論CoRichでの評価が世の全てではないので、ここでのコメントが少なくとも問題はないと思うものの、一部であっても好きな団体への注目度が低いのはいい気がせず。客席は埋まっていたし、ここを知り得ない演劇漬けでないライトウォッチャーが増えたという事か。

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★
引っ張るなぁ^^;
騎士シリーズ第5弾,自分は第1弾観ていなくってだけれども,もうどっぷり嵌っちゃって,抜けられなくなっている^^;特に前作からだけれど,後引くような終わり方をしよってからに,次回作も見逃すわけにはいかないじゃんかよ~。でも,遂にJ・Oが探偵の前に姿を現した。調整者の後ろもJ・Oの影がチラホラ見えるような気もする。起承転結の転の作品だった気もするけど,あ~,やっぱ,次回作が気になる。
P.S.オカマバーをキショイと思わず,ただ素直に笑って見れるようになった。

アイ・アム・アン・エイリアン
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

ギョーザ丸、出港す
トリコロールケーキ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了
好みの問題なのだろうか
くだらない。笑えない。
何が面白いのか分からない。
下手側の客は笑っていたが、私には全然笑えず。
私の前の客は寝ていた。
笑いの好みが違うのだろうか。
しかし、終演の時の拍手のなさが、その回の観客の評価の全てを物語っていると思う。

『リズミックタウン』
Zero Project
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
Zero Projectミュージカル『リズミックタウン』を二度鑑賞しました!
Zero Projectミュージカル『リズミックタウン』を二度鑑賞しました!
ダボは,若い時魅力的な革命家だったが,貧しさゆえに,妻を死なせ子どもを施設に預けてしまった。病気の妻を救おうとして,ドロボーまでしてしまったのに。このことを隠して生きるダボは,犯罪のない街・リズミックタウンでサンタをやっていた。施設に預けた娘リンは,結婚し,離婚したものの気丈にも,女手ひとつでダボの孫にあたるメイを育てている。彼らの生活を,遠くから見守るダボは,一方でいつ過去の事件が暴かれ,刑務所ゆきになるか毎日不安でならない。
リズミックタウンは,二度観た。一度めでは,刑事が30年前の窃盗事件をなぜかようにネチっこくダボに話して聞かせるのかピンとこなかった。そのために,演劇の流れがつまらなく感じた。ところが,ストーリーが完全にわかると,この刑事とダボのシーンが,もの凄く重要であることに気が付く。ダボは,刑事に過去を暴露されると,大切な子どもたちとのクリスマスができなくなるのだから。そのようにして,ダボ役を観察すると,確かに下條アトムの表情はひどく歪んでいたのだ。
ハンスとカーナは,些細なことで,離婚の危機だ。彼らには,明るくやんちゃなテールがいる。妻が思うには,ハンスは,とんでもないマザコンだ。夫が思うには,妻こそが,テールをマザコンにしようとしている。彼らは,結局,テールが二人をさばき,その声に反応し,離婚を思いとどまったようだ。病気から,回復した一人息子を囲んで,ハンスとカーナの歌うクリスマス・ソングは,心打つ。とても良くアンサンブルしている。この家族愛の復活を,妖精たちは祝福し,全員で大きなうねりとなる。会場全体が,美しい歌声に満ちて素晴らしい演出だった。
リンと娘メイは,このストーリーの主役だ。メイは,どこか母リンに冷たい。実際に彼女を育てたのは,自分たちを理由はなんであれ捨てていった父親ではない。しかし,そのことをあまり非難せず,娘メイは,父親の胸に飛び込んでいった。このあたりは,実際そういうものかもしれないが,私は,母リンに深く同情する。
もう一度繰り返すと,最初に,下條アトム演じるダボの苦悩に共感した。次に,多少安易に夫婦ケンカがおさまり過ぎたとはいえ,そこで到達したシーンは,非常に美しくできていた。おそらく,ちいさな子どもたちが,あれほどの数で熱唱しているのが人々の心に響いたからであろう。最後に,姿月あさと・リンの歌唱力が,ミュージカル全体を引き締めていた。メイもがんばっていたが,ちらちらとそこにからむピース役が,結構光っていた。いずれにせよ,思いのほか良作であった。クリスマス・キャロル,素晴らしき哉人生,とかと並ぶ傑作だった。