最新の観てきた!クチコミ一覧

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♪ご来場ありがとうございました♪  トラブルショー

♪ご来場ありがとうございました♪  トラブルショー

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

すべての「裏側」に贈るミュージカル


すべての「裏方」に贈るミュージカル…
その「想い」は 劇場という電導線を流れ、明日の街が造られていくはず。

ネタバレBOX


第一幕でリハーサル•シーンが、第二幕で裏方のドタバタ劇が繰り広げられる。前者で圧倒的ミュージカルを熱演し、後者で演劇色を出す構成。

『トラブルショー』は三回目の公演らしい。
「劇中劇」を取り入れたため、「民衆蜂起」の砂ぼこり舞うパワーであったり、「女の執念」を官能的ベリーダンス等に よって表現する「TNE•ミュージカル」は本物だ。むしろ、劇中劇を取り入れてなお、話の断片のみで観客の心を掴んでみせるところは脱帽である。

「マッチ売りの少女」役を務める娘が高熱で降板。
その代わりに 急遽、出演しなければならなくなった母親の心象描写は傑作だ。本番中である。
戸惑い と母親としての責任が短時間に交錯する姿がユーモラスだった。

プロ野球も満塁場面が 一番アウトを取られやすい。しかし、ホームランさえ一本打てば どうだろう…。(これが難しいのだが)

「マッチ売り の少女」が箱を忘れ、「マッチ下さい少女」へ変わったシーンは、間違いなく満塁場面から打ち上がったホームランである。
Mr. Fujino

Mr. Fujino

世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

一長一短
共催の劇団NATは、芝居の構成は骨太だったものの俳優のレベルは標準以下。全員同水準で抜きん出た者がいない。
一方で世田谷シルクは、NATに比べると俳優陣の演技レベルは総じて高いが、その分下手な俳優が紛れ込むと異常に眼につく。
ひとつの完結する作品としてみると、紛れ込んだ下手な俳優は観賞の邪魔だ。その一方で、低レベルで何の取り得もない芝居に観客として時間と金を払う必要があるのか?
何とも取り止めのないことを考えさせられた。

ウォルターミティにさよなら

ウォルターミティにさよなら

劇団砂喰社

スペースCOA(静岡県)

2006/06/24 (土) ~ 2006/07/23 (日)公演終了

思いっきり笑ってきました!
ネタバレ無しの感想を少し…どこからどこまでが脚本にある台詞で、どこからがアドリブなのかツッコミ入れたくなるほど演じてる方も楽しそうで。
コメディ作品なんだけどもダンス有りアクション有りと、さすがは動ける人がキャスティングされている舞台にとても見応えがありましたね~☆
本多ならではのステージと客席の近さにドキドキさせられたり…。
主人公が三人いるという複雑なストーリーなのに舞台装置の転換などはなく、一つの場所をうまく使って場面を展開させていってくれます。
逆に余計なものが無いから役者さんたちが必要なものであったり音であったりを演技で表現してくれて、コメディタッチな作品ならではの魅力の一つかと。
小道具を使用せずにパントマイム的に乗り物に乗ったり、物を運んだり。
そしてどこまでが台本に書いてある台詞なのか解らないところは…演じてる側もちょいちょい笑っていたあたり。ほっこりさせていただきました。
客席とステージとが近いのはマイク無しの音声で楽しめて良いんだけれど…台詞を噛んじゃった時に客席の笑い声がステージまで届いてるんだろうなぁ…っていうのがちょっと複雑でした。←これはいろんな意見があると思いますが、「このシーンで噛んじゃったから面白い」ではなく、単純に「噛んじゃった失敗が面白い」って笑いが上がるのは個人的に好きではないので。
見ながら心の中で「いやwwwそれで良いんかいwww」ってツッコミ入れたくなる作品☆百聞は一見にしかずと観に行っていただきたく、この投稿が少しでも読んでくださった固い面白さを伝えられたなぁ、と思います。

山月記の夜

山月記の夜

劇団SOFT GEAR

岡山禁酒會舘 中庭(岡山県)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

壱組:「これがソフトギアの実力だ!」
 脚本・演出の福井女史もブログでおっしゃられてたのですが、企画・・・というか、この公演自体がとても斬新で興味深かったです。
 まず「野外劇」の会場。大正時代に建てられたこの木造建築を、中庭の客席から見上げると、木造アパートの階段や通路の如き光景が広がっているのです。そう、なんと予算も手間も労せずして、2階建てのセットをちゃっかり調達しちゃってるんです。これはアイデアの勝利ですね。
 「朗読劇」というのは、元ネタである「山月記」の内容と、台詞以外の“ト書き”をまんま読み上げてストレートに観客に伝える為の方法。だけど不思議な事に、整理された文語体っていうのは案外すんなり頭に入ってくるのです。
 そして「トリプルキャスト」!!! 4人×3組、代役を除けばダブリ無し。しかも稽古は別々、他所のチームがどうなっているのか、知っているのは演出(1人で3通り!なワケだ)の福井女史と裏方だけ。このミステリアスさに、ギアファンは「全チーム制覇!」を決めたのです。

・・・で、壱組です。
 スター赤木による“男”と大女優ゾエンヌ様による“女”。「ハズレ無し」のこの二人が飾る千秋楽(初演は初演で、嵐を呼んで大雨警報まで出してまさかのホール上演となりましたとさ。)は超満員。新人の友森さんは、はきはきとした語り口。重さんも淡々とした朗読。最もストレートな剛速球的「山月記の夜」・・・のハズなのだが、スターのアドリブや台詞のプチ変更が結構多かったのが、この“チームドラゴン”。流石、遊び心は忘れない。ちなみに、「男が今迄に聞いた事の無い声」については、一番凄みがあったのが(それ以外は一番明るい女なのに・・・)ゾエンヌ様でした。

止むに止まれず!

止むに止まれず!

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

鈴チーム観劇
ひとつの隠し事を隠すために嘘が嘘を呼ぶ、勘違いを重ねる。
舞台セットも素晴らしくリアル、下手なギャグは一切使わず、会話の中から笑いが生まれるまさに本格派リアルコメディです。
ただ、あきらの設定を他の劇団で観ていたので、、ちょっとだけ新鮮味に欠けましたが芝居は楽しかったです。
剛さんも青春から白秋にかわりいい味でてました。

ウォルター・ミティにさよなら2013

ウォルター・ミティにさよなら2013

TUFF STUFF

相鉄本多劇場(神奈川県)

2013/10/27 (日) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

シュールに結びつく3者
かなり無理のある設定とストーリー展開、ステージセットはかなりチープ。ジェットコースター・コメディとなりえたのは、くだらないことを汗だくになりながら全力でこなした役者力によるところが大か。超楽しい作品でした。

「ラストシャフル」

「ラストシャフル」

劇団 浪漫狂

シアターサンモール(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

精神性の高いエンディング
最後はカタルシス!

『そのマスク、シイタケのニオイすんなー。』

『そのマスク、シイタケのニオイすんなー。』

96文字

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

ヒーローショーの裏側。
ヒーローショーの裏側の人間関係がメインになっているお話です。殺陣は、きれがあり、若手ならではと思いました。

ネタバレBOX

センターに三段のひな壇を設置。
衣裳は雰囲気を意識したものになっています。
聞いたことのあるようなストーリーですが、
ヒーローものはテーマは絞られるので仕方がないところでしょう。
「くさっ!」は意味なく強調しているようで、年配者には笑えない。
大野一雄フェスティバル2013

大野一雄フェスティバル2013

BankART1929

BankART Studio NYK(神奈川県)

2013/09/27 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

池宮中夫 ダンスカンパニーノマド〜s
満席の盛況。広めの舞台だが出演者は客席ぎりぎりまで大接近、外廊も使い遠近・集散の感覚が面白かった。

デスティニー

デスティニー

30-DELUX

キャナルシティ劇場(福岡県)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/01 (金)公演終了

満足度★★★

悪魔が効いている
福岡公演は、一回ということで全力で皆さん演じていただいてました。その中で、落ち着いた雰囲気の悪魔は要所に出てきて、引きつけられるものになっていました。

ネタバレBOX

殺陣のシーンはアクションはありますが剣さばきがぬるい、新垣さんはキレてます。一見、大掛かりではあるけどもシンプルな装置。
そこには、照明や映像をあてたり、複数の出はけ箇所を用意した作りでもありました。
悪魔の森田成一さんは、テムジンの佐藤アツヒロさん以外には見えないという設定。舞台上での雰囲気は抜群です。(2階席での掛け合いも、大うけです)
おそらく福岡だけであろう、元シンバ役の坂本健児さんのライオンキングのひとこまはなつかしいが笑えるものに。
ラストに向かうにつれ、主要なキャラが死んでいくのは、シェイクスピア作品を観ているよう。最後に王女が亡くなり、テムジンと悪魔が泣いているシーンは見せ所です。

スマイール

スマイール

smokers

ザ・ポケット(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

安定のクオリティ
作品も、役者も安定していて、楽しく観れました。ただ、登場人物の多くが、前回と出てくるキャラクターと被ってる気がしましたね。役者が被ってるから仕方が無いのかもしれませんが・・とはいえ、楽しい時間を過ごしました。また次回も楽しみにしています。

ローズ

ローズ

Company Resonance

d-倉庫(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足
上演時間90分。18のコンテンツで構成されていて、ぶつ切りにならずうまく移ろっていた。ダンスがぎっしり詰まった充実の時間を過ごすことができた。

最後

最後

ロスリスバーガー

新宿眼科画廊(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかったけど・・
主役の人の演技がすごく好感が持てて、全力で応援したくなりました。主役以外の役も、皆なんか甘酸っぱいなぁとニヤニヤしました。
ただ色々回収されないまま終わるネタが結構あって、ちょっと消化不良だった感じが_| ̄|○ だから、終演がここって分かった時は「えっ、これで終わっちゃうの!?」って思ってしまいました。

人は愛さずにいられない

人は愛さずにいられない

デッドストックユニオン

ウッディシアター中目黒(東京都)

2013/10/29 (火) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度

ちょっと痛い
台詞のテンポは早いが、展開は遅い。
役者は演技が棒読み、単調。なのですぐに飽きる。

なのに上演時間が2時間20分程ある。ものすごく長く感じた。


出演者の1/3くらいは明らかなノルマ要因。こいつらがいなければもう少し短く出来たのではなかろうか。
劇団の運営は大変なんだろうが、演劇は劇団の都合よりも観客の事を考えて作ってほしい。

ネタバレBOX

あの初老の人が売れっ子プランナー役というのは、説得力に欠けるというか、無理がある。

しかも「ドコモのCMを手がける」とか「東京オリンピック開会式の演出候補になってる」とか・・・全然可愛くない子がモテモテの役をやっているのを見た時に似た感覚。見ててちょっと痛い。
森の別の場所

森の別の場所

時間堂

シアター風姿花伝(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

長さは感じさせない
3時間という上演時間でしたが、それだけの長さを感じさせない、良く出来たお芝居でした。この台本を漫然とやってしまっては間違いなく退屈になるところを、本公演では役者さんたちのしっかりした演技、よく練られた演出により、最後まで飽きさせません。台詞を被せる箇所など、相当考えられたものかと推察します。
良いものを観させて頂きました。

ネタバレBOX

初日レセプションというのは、良い企画だと思いました。演出家や役者の人と話ができる機会はなかなか無いものですから。
つかまえてごらんなさい、箸で

つかまえてごらんなさい、箸で

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

笑えるような笑えないような絶妙感
 絶妙な間合いで繰り出され心にグサグサ刺さる笑えるような笑えないようなセリフのやり取りの連続が紡ぎ出す物語は巧妙に作られていながらもなんともいえぬ独特の雰囲気を放っていて実におもしろかった。
 ただ、最後の場面は、女性のたくましさのようなものは伝わってきましたが、微妙な感じの印象が残りました。


スマイール

スマイール

smokers

ザ・ポケット(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

登場人物
出てくる出てくる登場人物が何か愛らしい。
何とも感情に触れてくる。

登場人物が多いが、皆の顔とキャラクターが印象に残る。
笑いのセンスもいいし、それでいて芯があるしとても好きな芝居だった。
ダブルコールしたかった。

ネタバレBOX

ラストシーンの主人公の表情が素晴らしい。その前にリーダーが顔を出した瞬間もなんだかうれしくなった。と同時に泣けました。

正直今まで観た芝居でタバコを使ったものでその必然性を感じたことは、私が嫌煙家ということもあり一度もなかったのだけど、今回についてはタバコじゃなくちゃいけないと思った。
煙に誘われて、というのが何ともいえず。

また、不動産屋さんの最後のシーンも好き。ここから泣きました。
不動産屋さんのキャラも結構好きでした。

ベランダとかセットも凝っているし、なかなか。

心残りの解決の仕方がらしくて。もっと長めにらしさを出しても楽しいかもと思った。

根のところで性善説というか、人が人への想いを持っている、あるいは持ちたいと思っている、というような面が出ていてとても暖かい気持ちになった

観やすい高さかなと思い6列目ぐらいで観たが最前列のほうがよかったかなあ。
『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

いずれも良作
『うれしい悲鳴』光と影の使い方と演者の巻き起こす風の演出が綺麗で観惚れる。群舞もキャストが多くて圧巻。再演なので洗練されていているのか、独特の分かりづらさもない。完成度高い。初演観れていないのが残念。
『太陽とさよなら』テイストが今まで観たアマヤドリの作品に比べてより軽くてシンプル。なのに深さはより深いので受け取り方が難しい。シンプル過ぎて頭の中に入って来ないで流してしまった不安感がある。観たまま感じたままで良いのか?と揺さぶられる感じ。

ネタバレBOX

『うれしい悲鳴』
後半の藤松祥子と百花亜希の母と娘のやりとりは泣けた。詩的な台詞回しがよく話題になるようだが、広田淳一の紡ぐ登場人物の言葉のやり取りが好き。直後、暗転長めなのは心の中の反芻を促してるのかな?

最後に悲劇的な結末を迎えるのは流石の広田流なのだろう。ぐっと重くなっていく。観ている時は心情的につらいのだが、振り返ってみるとハッピーエンドはないな、と納得させられる。

『太陽とさよなら』
テイストが軽いせいか静謐な雰囲気が少なくなているのは残念。太陽だから仕方ないか。ライティングも影主体から光主体。後半加筆されたらしいが、確かに再演の『うれしい悲鳴』に比べると未完成感がある。そういった意味では、『うれしい悲鳴』の後に連続で観たのは失敗。

吉祥寺シアターをそのまま使っては少し広すぎるのではないだろうか。群舞の際にはいいけどストーリーの流れの中では少し舞台上が稀薄な印象。思いきって狭く使うという判断もあるのではないかと。

田中美甫と一色洋平が良かった。共にコミカルな部分が凄く良かったし群舞で動きが際立っている。田中美甫は流れるような動きの中でのキレ、一色洋平は動作の速さと大きさでのキレ。群舞のフォーメーションで並んで踊る場面がありその対比に感動した。
人は愛さずにいられない

人は愛さずにいられない

デッドストックユニオン

ウッディシアター中目黒(東京都)

2013/10/29 (火) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★★

泣けました
2時間越えのプレイは長いですが、それを感じさせない展開がいいですね。バリエーションに富んだ登場人物、誰かひとりではなく、それぞれの普遍的なところになじめるストーリーですね。
笑って、泣いて、いい舞台でした。

BINGO

BINGO

Rising Tiptoe

ザ・スズナリ(東京都)

2013/10/29 (火) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★

申し訳ないのだけれど……
酷評せざるをえない舞台であった。一言でいうのであれば「手抜き」。その「手抜き」は「分」を超えた(場所的にも、値段的にも)もの起因している。もしこれがもっと小さな劇場で、リーズナブルなチケットであればその「手抜き」の手抜き性を責めることはしないのだが……。

色々言いたいことはあるのだが、そもそも論で脚本・演出、あれはなんなのだろうか。「不条理」ということのもつ内実性をはき違えているように思われた。それは本来の意味・内容も理解していないにもかかわらず、先人たちの血のにじむような労苦を「雰囲気」のみでパラフレーズしてしまうようなネット詩論壇的「詩人」に通ずるもの。

ただ他方で、(すでに他の人の感想にもあるように演者に力量のばらつきはあるものの)何人かの女性「客演」者(ステア)には、キラリと光る可能性を感じたことは、付言しておかなければならない。

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