一長一短共催の劇団NATは、芝居の構成は骨太だったものの俳優のレベルは標準以下。全員同水準で抜きん出た者がいない。一方で世田谷シルクは、NATに比べると俳優陣の演技レベルは総じて高いが、その分下手な俳優が紛れ込むと異常に眼につく。ひとつの完結する作品としてみると、紛れ込んだ下手な俳優は観賞の邪魔だ。その一方で、低レベルで何の取り得もない芝居に観客として時間と金を払う必要があるのか?何とも取り止めのないことを考えさせられた。
0
2013/11/03 00:52
このページのQRコードです。
拡大