最新の観てきた!クチコミ一覧

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うしのしらせ

うしのしらせ

劇団五〇鬼

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

舞台と客席の一体感 ◎
今回も劇団五◯鬼らしい”舞台と客席の一体感”が感じられる温かな舞台でした。

また同時に考えさせられることも多かった。

ネタバレBOX

妖怪、件(クダン)が『アカバネ病』という奇病が原因で産まれた奇形の子牛の事だったというのは初耳でした。

写真で見たら確かに人間の顔をしてるし。。。昔の人が ”天変地異”の前兆だと信じてしまっても無理はないかも。。。

河童や一つ目小僧なんかも実はそうだったと言われているし、妖怪の存在自体が隠された過去の歴史を今に伝える”生き証人”なんだなぁと感じました。
SPACE一休

SPACE一休

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

熱くて暑くて無茶な
熱かった。舞台は狭いけどアクションは物凄い。劇場全体まで凄い熱気。演者全員ガ本役の他に一人何十役!も、衣装替えも説明も無く次の場面では違う役になっているという無茶な事をやる。お話しより勢いで進めるのは25歳の時に作った劇団旗揚げ舞台の再演という若さゆえ?新時代?そして、今やレギュラーの森澤碧音さんのダンス・パフォーマンスがまたいい!

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了

ナンセンスへの寛容さが求められる作品
 作りこまれたナンセンスな物語世界を技量のある役者の方々がおおまじめに演じられていて、ある意味演劇のもつさまざまなスタイルの一つだと思います。ただ、受け手の側にナンセンスへの寛容さが求められるというか委ねられているようにもみえるので、あまり小難しく考えずに作品そのものを気楽な気分で楽しむという感覚でよいのではないでしょうか。


空とツチフマズ

空とツチフマズ

演劇集団ホシノハコ

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★

家族
面白かったです。血が繋がっている家族でも色々な確執があり、それがリアルだと思いました。ラストは、ほんわかして、家族っていいなぁと思いました。ただ、家族以外の登場人物(幽霊?)が多くて、必要あるのかな?と感じたのと、それで舞台がゴチャゴチャしている感がありました。近所のお母さん役の役者さんの演技が面白くて、出て来るたびに笑ってしまいました。素敵な女優さんだと思いました。

富士の破れる日【全日程終了しました!ありがとうございました!】

富士の破れる日【全日程終了しました!ありがとうございました!】

声を出すと気持ちいいの会

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2013/11/30 (土) ~ 2013/12/03 (火)公演終了

満足度★★

うだうだ
スローなテンポで進むので、ちょっと思っていたものよりも軽く感じてしまいました。うだうだしているイメージ。
八百屋舞台も、役者さんも悪くはないのだがそのマッチングがよろしくない。つまりは演出技法が、特に単一的でぱっとしないのがダメでした。
お話は壮大で嫌いではないです。

ネタバレBOX

折角の広い空間なのに使い切れていない感じがしてとても残念。やはりこの団体はもっと密な空間が似合うんだなと再確認しました。客席がちょっと寂しかったのもあるとは思いますが・・・
報われません、勝つまでは

報われません、勝つまでは

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/05 (木)公演終了

満足度★★★★★

熱く、汗臭く
青春っていいなぁ〜、若いっていいなぁ〜って思いました。素晴らしかったです。さすがに何度も再演しただけのこともあるな。

ネタバレBOX

あのカーテンコールはもともとあったものなんでしょうか?
東京ノート

東京ノート

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
美術館のロビーを舞台にして、いろんな人たちの会話が交錯する。日常の中に世界の拡がりが感じられて、とても臨場感のある芝居でした。

さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★★

ちょっと悲しいコメディ
かなりクセがありますが、この感覚好きだなー。シュールなコメディだけど、ちょっと悲しくて、身につまされます。

銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜

銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜

舞台「銀河英雄伝説」実行委員会

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/02 (月)公演終了

満足度★★★★

まさに激突寸前
様々な策謀が入り乱れとうとうヤンとラインハルトの直接対決が目の前に。毎度の豪華で壮大な舞台装置に圧倒され一気に劇場がまるごと銀河の只中に漂っているような印象。キルヒアイスを喪ったラインハルトの虚しさが目の表情から伝わって来る。早く続きが観たい!と思わせるラストは前篇としてとても効果的。
楽しみにしていたパンフレットが早々に売り切れていたのが残念。それとマイクが入っていなかったり、音楽がプツリと途切れたりは一気に現実に引き戻されてしまってとても残念だった。

裸のリア王

裸のリア王

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

アトリエS-pace(大阪府)

2013/11/29 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

体力勝負‼︎ソフトマッチョな人達☆
見てる方も、ものすごく痛くなった王様の大転倒(゚o゚;;
王様、大丈夫だったのでしょうか?
みなさんの体に刻まれた生傷が毎回の体当たりの演技の跡。ただ裸になるだけじゃなく、そんなことはもう途中からきにならなくなりました(笑)
今回の全国ツアーでは色んなハプニングがあるので家に帰るまで皆さんの無事を祈ってます。
面白いこと盛りだくさんの裸のリア王でした♪

森の別の場所

森の別の場所

時間堂

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/11/30 (土) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

何が普通か分らなくなる
成り金のハーバード家 南北戦争で莫大な資産産家に成ったマーカス 神が全ての母 策略家の長男 世間知らずの二男 自分勝手な末娘、
没落しているバクトライ家 状況を読めないバ-ディ  軍人ベンジャミン 皆偏った人間  まともな人間が居ない中での、自分勝手な事ばかり 父の権力、金の力を求める 母がまともに見えてた、資産を巡り争う方が、何処にでもいる、普通なのかもしれない。  混乱の時代背景で 面白い物語 衣装も綺麗でした。   3時間見ごたえがありました。

あなたに死刑宣告はできますか?

あなたに死刑宣告はできますか?

シアターOM

シアターOM(大阪府)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヒューマンドラマ♪
介護や裁判員制度、身近になりつつある問題を家族や周りの環境など分かりやすく、丁寧に手がけられたお話しだなぁという印象でした。
2時間ドラマを生で観ている、そんな展開でした。
シアターOM、こんな分野もされてまたヒューマンドラマも今後楽しみになりました

ハミングインウォーター

ハミングインウォーター

Pityman

中野坂上RAFT(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/11/28 (木)公演終了

ふわふわした水玉空間
3人芝居。それぞれの場面でのそれぞれのセリフが「水玉空間」のような印象を与えてくれる。

ぎっしり詰まっててんこ盛りでもなく、すかすかでもなく、それぞれが水玉模様をもっている。

強いて言うと、その空間が交わっていないように思えた。意図的かどうかわからないが、その分もったいない気がした。

さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★★

喜劇
終わってみて思い返すと確かに「喜劇」なのですが、以前の作品の雰囲気や、演出の兼ね合いで、笑いの少ない「喜劇」だったように感じました。終盤からでも鮫沢の演出に変化をつけたらもう少し印象が変わってよかったようにも思いました。 あと、舞台美術は毎回のことですがいいですね!

報われません、勝つまでは

報われません、勝つまでは

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/05 (木)公演終了

満足度★★★★★

熱い!
色々ありましたが、酒井たち、部活辞めないってよってことのようでした。

ネタバレBOX

来春統合することが決まっている甲南台高校を相手に県の決勝戦で負けた九州学院高校のハンドボール部員たちの話。

一年でも学年が違えば偉そうにする先輩、登場はしませんでしたがすぐビンタを食らわす監督をしている先生の存在、こういう体育会系の体質が窺え嫌だなと思いましたが、次第にみんなが本音を出し、甲南台のエースも巻き込んで青春青春しました。

イライラしてベンチを放り投げたり、ごちゃごちゃしたところで喧嘩して転げまわったり、ボールをぶつける制裁をしたりと、狭いスペースでよくもまあできるものだと感心しきり、見応えありました。

ハンドボール部の統合を前にして自分たちの自信の無さから来る鬱屈した気持ちが爆発したものですが、統合後レギュラーになれるかなれないかは別にして、自分たちの長所や短所を自覚して部活を続けようと決意したようでした。

熱く、面白く、春風舎では珍しいと思うのですが、舞台挨拶後の拍手が止まず、カーテンコールがありました。
城山羊の会『身の引きしまる思い』

城山羊の会『身の引きしまる思い』

城山羊の会

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

KONTA…
三鷹からの帰路、
電車の中でAKBの「ハートエレキ」を熱唱するガチのキモオタに遭遇した。
身の引きしまる思い~。

ネタバレBOX

KONTA老けた。太った。そして歌った!
gymnopedia

gymnopedia

ミヤタユーヤ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

一日遅れで・・・
頭でついていくのではなく、キモチがついて行ってしまう、
物語のメッセージ性を体現させた素晴らしいものでした。
それゆえ、当日その場で感想というものが浮かんでこなかったのですが・・・
ただただその場にいるのが心地よい、
ずっと見ていたくなる
エンターテイメントとして完成されたものだったと思います。

二時間以上の舞台だったでしょうか。
たった一人の出演者で観客の集中力をこれだけ引っ張ってこれるのだから、
舞台を支えたスタッフの方やミヤタさんのお芝居のパワーに圧倒されるばかりです。

(カーテンコール、また講演後のミヤタさんの
柔かな人柄がうかがえる様子も、個人的には印象的でした)

応募して良かったです。
ありがとうございました。

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了

満足度★★★

米山さんは感じいいですね
才能あるんですね。ホチキスは何度か観てますが、今回は出色ですね。
あの髪型、どうやって作っているのしょう。
チケットが『ぴあ』の発券になっていました。だんだんメジャーになっていくのは喜ぶことなのでしょうけど、少し寂しい気もします。

ゆびに のこる かおり

ゆびに のこる かおり

大人の麦茶

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホスピタリティ・マインドに好感!
お腹いっぱい!大盛りエンターテイメント。後味爽やか♪愛すべき劇団。

リミニ・プロトコル「100%トーキョー」

リミニ・プロトコル「100%トーキョー」

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★

数値の可視化パフォーマンス
東京23区内に住むに人の性別や年齢、住んでいる区の比率を100人に代表させ、様々なYES/NOの質問にステージ上で立つ位置で答えて行く作品で、ユーモアも交えながら色々な形で東京の人達のリアル(に見える)な姿が浮き彫りにされ、興味深かったです。

白い円形の回り舞台が、奥には舞台を真上から撮った映像が映し出される円形のスクリーンが吊られたシンプルなセット
冒頭に進行役の人による簡単な説明に続いて、100人が自己紹介と持って来た大事な物の説明を行う導入部があり、1日の活動を1時間毎に区切って、その時間帯にしている動作をさせるパフォーマンスが続きました。
次に質問に対してYES/NOで左右に分かれるパートとなり、最初は日常的な質問だったのが、天皇制や憲法改正あるいは不倫や性風俗についての政治的・性的な質問になって行き、顔が分かる状態では答え難いということで、暗転した中でペンライトを点けることによって進行しました。
出演者による、前もって準備していない質問に答えるパート、客席から質問を募るパート、逆に観客に質問に対して挙手させるパート、階段状のステージが組まれ質問に対してYESの人が中央に集まるパートと展開しました。
途中からはバンドによる生演奏が入り、ラストは音楽に合わせて踊る、コーダ的なパートで、暗転した中でペンライトを振り回して発生する残像が美しかったです。

数字からは見えて来ない、個人の存在やその人の葛藤が舞台上に現れていて魅力的でしたが、「今日の公演で嘘をついた人」という質問で多くの人がYESだったりと、舞台上での答えの全てが真実ではないことについても表現されていて、色々な思惑が背後に感じられてて興味深かったです。

劇場に入る時に配られた分厚いブックレットには出演者1人に1ページが当てられいて読み応えがありました。実力派のミュージシャンを集めたバンドの演奏自体は良かったものの、生演奏である必然性があまり感じられなくて勿体ないと思いました。

現代美術やデザイン(特にオランダの建築設計事務所OMA周辺の方法論)の領域に近い作品で、「演劇」を期待して観ると肩透かしを食らいますが、役者ではない普通の人達が観客にとっても身近な質問に答えて行く様子に親近感を覚える作りになっていて、熱心な演劇ファンではない人の方がフランクに楽しめると思いました。

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