最新の観てきた!クチコミ一覧

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大きなものを破壊命令(再演)

大きなものを破壊命令(再演)

ニッポンの河川

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

発掘!四姉妹の「恥ずかしながら帰って参りました」



「ENBUゼミの演劇コースを担当されていたのが福原さんです。
2012年、福原演出の卒業公演を『笹塚ファクトリー』で拝見したのですが、たしか四つか五つの短篇集。
今回も、場面、場面をカメラレンズに収める“福原らしさ”が感じられました。」


(東日本大震災を契機とした舞台だが?_)「3.11は戦後、この国が築き上げてきた『価値観』をゼロ・フィールドにする威力。
二万近くの人名が失われ、南相馬市~釜石市にかけ街が消滅したのですから。

本来は、瓦礫と化す国土に、市民、文化人、企業人、政治家が書くグラウンド・デザインは百通りです。


それは、例えば関東大震災でいえば、『軍政大国』だったのでしょう。


当初、脱原発から『自然共生型社会』を目指すグラウンド・デザインも提示されていましたが、現在は どうやら『右傾化』に傾いているようですね。」


「『大きなものを破壊命令』は、一つひとつが名シーン。
ただ、観客が余韻に浸たろうとすると、出演者がボタンを『カチッ』と押し、照明や音響が移行するのです。

そして、『真剣演技』なのにもかかわらず…観客は笑ってしまう…。



夏祭の風情、女四姉妹の戦中劇は“ホンモノでした”。


それなのになぜか…。


うーん、『即興的テンポ』だからかな。」

夜明けとともに目が覚める

夜明けとともに目が覚める

劇団☆東京SaVannaT’s

ART THEATER かもめ座(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

スッキリ!
物語は、分かりやすく、面白く、腑におちた。

お芝居を見終わって、スッキリと爽快な気持ちになった。

女優陣は、それぞれ個性が生きている。

特に、藤本かな子さんが、“総長”としての生きざまを見せ、輝きを放っていた。

ash Melody

ash Melody

満月動物園

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ました(*^^*)
観てきました。
まさに…ザ・劇団…ザ・舞台…って感じの舞台でした。
一人一人が、しっかりと演技されていて安心して観られました。
もう少し、笑いもあればもっと嬉しいです。チケットプレゼントありがとうございました。
娘が一緒に行けなくて…残念でした。

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しすぎて、・・・
【Bチーム】二度目の観劇。
瑞々しい二人が演じるトレープレフとニーナの、あまりに美しいシーンがとても素晴らしい!!

ネタバレBOX

辻さんと中田さんのアドリブ(?)合戦は先日の方が冴えていましたが、こと縄田さんの演技に関しては、凄みが増していた。
ゴーストライターズ!!

ゴーストライターズ!!

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

心地よいテンポ♪
城咲仁さんの大ファンなので、今回初めて、ボクラ団義の舞台を拝見させて頂きました。
とても、調子のよいテンポで、若い劇団だけあり、洒落た演出で
特に、キャスト紹介の時にボックスなどに光りで名前が出て、カッコよく登場するシーンが良かったです。
タイムマシーンもどこかで見た事ある物で笑えました!!
2時間半の長丁場の舞台には驚きました。
脚がパンパンになるのも分かります。
ダンスも素敵でした。

ファンタジーでありながら、なんだか、ジーンとするシーンもあり、コメディなのか社会派なのか
最初から、2回観るつもりでチケットも予約してありますので、
頭を白紙に戻し、また観劇できるのを楽しみにしております。

最後に2回も握手して下さった、仁さんの後輩の綺麗な瞳の高木聡一朗君、ありがとう。
そして、仁さんの生き生きとキラキラとした姿を見れて、とても幸せな気持ちになりました。幸せをありがとう♡
ボクラ団義の個性的な皆様、他のキャストの皆様、次回も楽しみにしております。

幽霊の住む家

幽霊の住む家

KG×KC Presents 第10回演劇フェスティバル

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/03/01 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました♪
次女と二人で観てきました。
学生さんらしい舞台でした。
ストーリーが、アニメチックで楽しかったです。
チケットプレゼントありがとうございました。

スタア

スタア

スタンダードソング

六行会ホール(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

ブラックコメディSF
スタア夫妻のご自宅で巻き起こるSFブラックコメディ。
予想のつかない展開に出演者が入り乱れてドタバタでしたが、楽しめた舞台でした。

ゴーストライターズ!!

ゴーストライターズ!!

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロジカルな脚本とテンション高いコメディ
3/2の團遥香編を観てきました。
まず、オープニングがかっこいい!
一気に観る側のテンションが上がりました。
言葉遊びのような掛け合いがとても気持ち良く、笑いながら見られました。
基本はテンション高めのコメディなのにちょっとうるっと来るところもあり、
展開は、ドンデン返して、返して、たたみかけて、って感じでずっと飽きなかったです。
劇団のファンになりました、もう1回見に行きます。

以下ちょっとだけネタバレ

ネタバレBOX

タイムマシンの効果音?BGM?に爆笑しました
サニーサイドアップ

サニーサイドアップ

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

最終日観劇
ある1人の俳優のユル〜い人生大河ドラマ。小野寺さんの機械では表現出来ない動きに見惚れ英語劇に笑いアクティブな赤堀さんに感動w。母との場面ではついジーンとし、本籍地不明の富川さんが不覚にも可愛いと思ってしまった。ノゾエワールド全開で面白かった。

んまつーポス+宮崎大学 そうなるまでの事情 vol.2

んまつーポス+宮崎大学 そうなるまでの事情 vol.2

んまつーポス

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ショートショート
上演時間90分、休憩あり。小中学校でワークショップをしているそうで、楽しみながら体を動かす教育やリハビリで効果が大きいと思われ、今後の大きな可能性を感じる。公演としてはショートショート集で飽きが来ないスタイル。

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

講談社

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

オシャレなステージ
真犯人の心の闇の説明にもうちょっと時間が割かれてればよかったかなあと思いますが、イケメン&美女を揃えたオシャレなステージを堪能。この手のお芝居を見に行くと、観客の9割は女性だったりするのですが、今日はパッと見、男のほうが多かったと思います。なぜ?

職員室の午後

職員室の午後

STUDIO META

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

満足度★★★★

金井さん
説明にある金井さんの処分だけでなく、職員室ではさまざまな出来事(一部は問題)が起き、しかも、いろいろクセのある先生だらけで見ていて飽きません。ある意味、先生全員が主人公。中には心あたたまるエピソードを持つ先生がいたりして。

学校敷地内の殆どが禁煙になった現代では考えられませんが、先生方がタバコを吸って半端なく空気の悪い、絶対に入りたくないあの頃の職員室を忠実に再現。臭いから察するに、このステージでは害の少ないタバコを使用しときゃいいやレベルの無に等しい気遣いはあったと思いますが、特にこの時期は、煙が漂ってくると鼻の粘膜が刺激されて辛いのよ。ニコチンの有無なんかどうでもいいの。煙が辛いの。現にくしゃみ3回出たし。

ここまで煙が多い演出にこだわりたいのであれば(私には止める権利はこれっぽっちもありません)、チラシやサイト等に注意書きをお願いします(既に書いてあったら見落としていた私がいけないんです。ごめんなさい)。

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

【Aチーム】びっくりするほど中二病。
Bチームを観た上での観劇のおかげで、戯曲や演出の細かい部分まで落ち着いて堪能。まずはやはり、15歳の宇野愛海ちゃんがニーナを演じることで、びっくりするほど世界観の違う「かもめ」に仕上がったことに驚嘆。ロシアの雪を模したセット(ルデコ4のあの鉄枠が白い布(紙?)覆われている)、真っ白い家具等は全部同じなのに、これほど「温度」の違う光景を見られるとは。おかげで、Bに比べて古典としての質感よりも、現代的な部分が前面に押し出されて「中二」が全編に渡って匂い続ける、喜劇的で面白いお芝居になっていました。

ネタバレBOX

まずはマーシャが実ることのない恋の象徴として「悲劇の女」ぶって黒い服ばかり着ているところでもう苦笑。トレープレフは中二をこじらせてかもめを撃って殺しちゃうし(かもめ可哀想><)、ニーナはあざといプレゼントをして大の男を篭絡しちゃうし(作戦なのか天然なのか。どっちにしても嫌な女w)、かもめ名義で手紙を送り続けたり、嵐の夜に震えながら男の家に来るし挙句は「私はかもめ!」と痛いことを叫ぶ。ああ、なんて中二病な人たち・・・。

そんな風に喜劇として観たAチーム。宇野ちゃんがリアルに「子供」であるために、あっさり落ちるトリゴーリンのしょーもなさや、振り回される人々に苦笑しっぱなし。脚本も変更されている部分が多くあり、ニーナの少女性を生かすための様々な調整が垣間見えて、それが上手くハマるときとそうでない時の差が激しいだろうなと感じました。多分私が観た回は後者だったのかな・・・。4年後のシーン、宿した命を不本意な形で失いボロボロになった「女」の演技はまだ彼女には早かったかな?彼女の熱演を見て思ったのは、「ああ私、男と喧嘩するときにこんな演技をするわ、、」。受けの内田くん演じるトレープレフの表情からその心情を感じることにこのシーンの意味はあると直感的に思い、ずっと内田くんを観ていました。そのことを客席で観ていたとある役者さんに「れいさんはちゃんと観てる」と言われたことがとても嬉しかったです。超余談(笑)

そして、「21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~」に対する私の答えは・・・トレープレフは自殺によってニーナと精神的に結ばれ、やっと癒されたのかなと感じました。いや、それでも中二的愛が続くと思われるので癒されることはなかったかも知れないのですけど。でも、ニーナはトレープレフを追うなんてことは絶対にせず、しぶとく生き続けると思う。だってあざとい女だもん 笑
「珍獣ピカリノウスの法則」「コタツのある風景」

「珍獣ピカリノウスの法則」「コタツのある風景」

劇団桟敷童子

西新宿成子坂劇場(東京都)

2014/02/25 (火) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった
芝居好きなおねえさん(おにいさん)たちのお芝居という感じでとても面白かった。
短編ではほとんどつけてなかったけど☆5個にします。
(劇場がここでなければまたぜひ行きたい。)

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

講談社

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
スタイリッシュでマンガチックなサイコサスペンス、結構楽しめました。バスト強調の岩佐さんと女王様の中島さんがとてもキュート。

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

【Bチーム】アロッタ流の耽美的古典
まずはBチームを拝見。私にとっては初のチェーホフ、初の「かもめ」ということで、「中二病~」との副題が付けられたこの公演は正統派の古典とはかけ離れたものになるのかなと思いきや、とても真っ当な古典でした。照明や音楽・美術はアロッタらしい耽美的なもので、脚本も分かりやすく翻案されてあり、アロッタファンかつ古典初心者としては嬉しい限り。終盤はあまりの演技力の凄まじさに泣きながら見てしまい、6人の役者さんにこのような演技をさせることが出来る松枝さんの演出力に感服。終演後にお話を聞いて、ドラマターグとして中田顕四郎さんの存在がかなり大きなものだったことも感じ、これからのアロッタ、おそらくあるであろう新国立劇場での本公演にも弥が上にも期待が高まります。

ネタバレBOX

「中二病」とのキーワードが脳裏を掠めることはあっても、6人の役者さんが紡ぎ続ける丁寧かつ重厚な演技に終始釘付けになり、醸し出す濃密な空気に圧倒されながら見入ってしまいました。

特に、ニーナが篭絡された中田さん演じるトリゴーリンの大人の魅力(私がニーナ役だったら本当に恋に落ちそう(笑))、4年後以降ロシアの冷たい空気に本当にさらされたかのような心と美貌を内面から溢れさせた押さえた演技のトレープレフ。演じる塩顕治くんの感情過多でない誠実に時を生きる演技はとても私好み。兼ねてからさいたまネクスト・シアターの川口覚くん(初舞台がアロッタ!)にトレープレフを演じてほしいと思っていた身としては(NHKの「100分de名著」の朗読劇でトレープレフを演じていたので)、彼に通じる誠実な演技をする塩くんにすっかり引き込まれてしまいました。

その4年後のシーン、彼と秋山さん演じる関西弁のメドヴェージェンコの鬼気迫る演技に心臓が痩せる思いで観てしまい、あまりの凄まじさに涙が止まりませんでした。この舞台を見て、好きな役者さんにはトレープレフを演じて欲しいと思うほど、トレープレフという役が好きになりました。

そしてニーナ・・・縄田智子さん。他劇団で勿体無すぎる使い方をされていたとは思えないほど、生き生きとして濃密な時を生きていて。細やかな表情の変化からも目が離せず今までのどの舞台以上にもその美貌が映え、特にラストシーンはこんなに美しい女優さんは見たことがないと思うほどの眩さでした。冷静になるとニーナという役はとてつもなく共感できないのに(地雷系ですよね(笑))彼女が演じるとトリゴーリンやトレープレフを引き付けるだけの説得力に満ちていて、トレープレフに振り向いてもらえないマーシャが哀れで仕方なくなってしまう。

マーシャ役の香元雅妃さんも愛らしく、その健気な表情から目が離せなかったのですが、なんと初舞台らしいです。びっくり。

そしてアルカージナ役の辻しのぶさん。大人で母親で女で女優で、という役を実に感情移入しやすく朗らかな演技で魅せてくれました。縄田さん香元さんにはまだ表現が難しいと思われる、深みのある女性としての立ち位置に立って確りと支えてくれて、安心して楽しめました。

あとあと。衣装がとっても素敵でした!伊藤さんの衣装は白の質感がいつも印象的なのですが、今回はデニム。デニムってちょっと間違えるととてつもなくダサくなるアイテムなので自分で着る時もかなり気をつけるのですけれど(笑) スタイルの良い役者さん達がスタイリッシュに着こなす姿を見てさすがのチョイスだななんて思いました。上下デニムって素人だったらかなり危険ですよ!笑

※補足。圧倒的にBが好きです!
かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

アルカージナさんは素敵でした…
さきほど、【A】の千秋楽を当日券で拝見しました。うん、やはり、アルカージナ役の方がずば抜けてる。マーシャ役の方もしっかりしていました。正直、チェーホフは何度みてもかったるいっていうか、スローでつかれるというか…チェーホフ、初心者には向かないと思います…くれない的には好きになれないのですが、辻さんがたたれてたので、2時間さほどあきずにみれました。最後席から見守る松枝さんの刃のような視線が素敵でした…(松枝さん、くれないがあのポジションに座らせていただいたのは、舞台と、客席、全体があじわえるからなのです(笑))。★の評価はほかの方々におゆだねします。終幕後のあの号泣さえ聞かなければ、くれないも★★★★★でしたが、残念…気になったことはネタばれ欄にて…

ネタバレBOX

アルカージナとマーシャを除く四役はダブルキャストなので、【A】は千秋楽だからわからないでもないけれど、ニーナ役の方(宇野愛海さんでしょうか)にはひとこと申し上げたいことがあります。感情をおさえきれなくなって裏で号泣されていたようですが、あなたが泣かせる相手はご自分ではなく、客席側のはずではないでしょうか。感極まって泣く若い女優さんは何人かいましたが、そうした方々は皆さん、舞台側から自分をみているのではなく、客席側から自分をみている…すなわち、自分に酔ってしまっている…ようにおもいます。
舞台は、箱(劇場)にはいるまでは作家のもの。箱に入ったら演出家のもの。幕があいたら役者のもの。箱をでたら、観客のもの…。
コントロールできない、という意味で、この言葉は正鵠を射ていると思います。つらく大変だったことはお察ししますが、舞台裏からとはいえ客にもろに聞こえるように号泣されているのを聞くと、正直、はなはだ興ざめでした。女優の自己陶酔におつきあいするために劇場にうかがったわけではありませんので…そこまでコントロールして玄人(くろうと)かと思います。たしかに、後半のニーナは改心のできだったかもしれません。残酷なようですが、このことは、あなたがこれからも女優をめざされるとしたら、とても、とても大切なことかと思いますので、あえて記させていただきます。松枝さん、素敵な舞台をありがとうございました。
(れいさんのレビューを拝見すると、宇野さん、15歳でいらっしゃるそうですね…びっくりしました…てっきり二十歳くらいかとおみうけしてましたので。板の上で歳は関係ありませんが、中学生であれだけのたちすがた、これからがたのしみですね…)
心の中、翼ひろげて

心の中、翼ひろげて

夏色プリズム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★

テーマは良かった
泣けるシーンはありましたし、登場人物の心情には共感できるものもありました。
ただ、設定や背景は未完成で中途半端。扱うテーマがテーマだけに、やや説得力に欠けます。
結局何を描きたかったのか?何を伝えたかったのか?
モヤモヤが残る舞台でした。

ネタバレBOX

まず、この舞台設定の中での「性介助」の必要性ですが、
施設の住人は車椅子ではあるものの、両手が自由に動かせるので手淫は自力で行えるだろうということ。
また、全員若い男性の障害者ばかりなのでまるで擬似恋愛の延長に見え、看護士に奉仕を求めるのは単なる患者の甘えのように映った。
それに、作中で看護士に「ゴムを使えば100%妊娠出来る」という台詞を言わせているけれど、コンドームは性病を予防するためのもので妊娠を防ぐためのものではない。ちょっと認識が甘いのではないかと思った。
あと、サトコさんの、好きな人の子供が産めなくなってしまって…からの、この施設で働きだす経緯が全く理解出来なかった。
この作品が「性介助」ともう一つ、「妊娠」というテーマを語る上で「好きでもない人の子を妊娠するハルカ」の対極として「好きな人の子を産めないサトコ」の存在が必要だったのはわかるとしても、
子供が産めない⇒じゃあ障害者のヘルス嬢になろう、はやや強引では?
それまでずっと介護の仕事をやっていて、でも彼氏への義理があって性介助だけは出来なくて…という経緯があるならまだ解る。
でもそれまで普通の仕事をしていたのを辞めてまで何故???という感じ。
「子供に囲まれて過ごすあなたの夢、私が全部奪っちゃうんだよ…?」というサトコさんのお芝居には同じ女性として身につまされるものがあり、思わず泣いてしまったけれどそれはそれ、これはこれとして
「どういう心境でここで働き出したのか」、ってところには全く繋がって来なかったのが何だかなぁというところです。
ユウコさんとシュンちゃんの結婚にしても、これは一つの愛の形として完成してると思うのですが、ユウコさんが他の人と比べてなぜああも迷いなくこの仕事に従事してるのかもよくわからなかったし、シュンちゃんの最後の「結婚してもここで働いてもらうからな!」は売り言葉に買い言葉だったとしてもウーン…と唸ってしまった。
やはり「何だかなぁ」という思いが残る。


あんなに優しそうな所長さん夫婦が、「避妊はしっかりね」などと、堂々と手淫以上のこと(本番行為)を薦めてくるのにも驚いた。
むしろ、建前だけでも「本番行為は絶対だめよ」と言ってほしかった。どうせ陰では皆やっているのだから、そこは当人同士の判断に任せて黙認しているのでも、全く気付いていないのでもいい。
施設公認で本番行為を認めている、という設定のせいで
どうしても所長夫婦が極悪人に見えてしまう。
所長さんの話に出てきた「車椅子の少年」、もそう。
唐突に、ある日出会った車椅子の少年が奥さんを笑わせてくれた・・・だからこの施設を作ったんだよ。と言われてもポカーンという感じ。
車椅子の少年が何をどうして奥さんに笑顔を取り戻させてくれたのか?一切説明なし。
上記のことを踏まえて、奥さんは「車椅子の男の子」というアイコンに対して特別な感情がある。だから若い女の子たちを使って性的なサービスをさせている。
所長さんは奥さんが笑っていれば幸せ。障害者にも性介助にも興味なし。
という「所長さん夫婦が精神的に病んでる」設定であればまだ説得力があるし、「車椅子の少年」というキーワードも活きてくるのではないかと思うのですが…。
「性介助」はさておき、全体的に土台となる設定に気になる点が多くてあまり深く観れませんでした。
結局性介助ってなんだったの?という印象。
必要に駆られてやっている感じも、患者との恋愛感情の末にやっている感じもなく、特に美談にされる要素も無いのにハルカちゃんのお兄さんもなんとなく最終的に受け入れてしまって、全くもって「何だかなぁ」なのだ。

 
役者さんは、ハルカちゃんのお兄さん役の俳優さんがとても良かった。
物語のキーパーソンであるから存在感がないといけないのだろうけど、この人の憤りはそのまま見ている側の心情を代弁してくれているものであったので、セリフには凄みがあり言葉の一つ一つも心から湧いてくるように発せられていてとても良かった。
サトコさん役の女優さん、あとアキヒト君役の俳優さんも雰囲気があり、とても良かった。
あとは「台本のとおりにセリフを言っているだけ」に聞こえる演者さんも多く、お芝居としてはやや物足りなかった印象です。
感情の昂ぶりが声の音量だけで調節されていたりと。
これはお芝居で、脚本もあるから自分のセリフの後に相手が何を言うか予めわかってるわけです。わかってるからこそ相手のセリフを受けてから、心が動く「間」もなく次のセリフが出てきてしまう。結果、本来はそこにあるはずの感情の揺れ動きが無くなってしまうので、セリフの押収が単なる「作業」みたいに見えてしまうシーンもありました。


テーマは良かっただけに作りこみの甘さが目立つ作品でした。
舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

講談社

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

犯人捜しが容易すぎる!
サスペンスとしての犯人捜しは容易すぎた(登場した時に判る方多いと思う)。、犯人が事件を起こすまでの経緯を説明する所が見どころではあったが、個人的には物足りない。キャストは美女にイケメンなのでこちらは楽しめます。

コラソンファイトシリーズ

コラソンファイトシリーズ

劇団コラソン

タイニイアリス(東京都)

2014/02/17 (月) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

先輩かっけ~っす!リターンズ
先輩かっけ~っす!リターンズを観てきました。
詳しくは以下、リンク先に書きましたので宜しければ!
多重ロマンチック:出会いは縁 縁に感謝!/先輩かっけ~っす!リターンズ
http://blog.livedoor.jp/ryosijj/archives/52061170.html

キャスト、スタッフ、かかわった方々にいつまでもロマンチックを!

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