最新の観てきた!クチコミ一覧

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白貝

白貝

やみ・あがりシアター

浅草九劇(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

迫真の演技を堪能させてもらいました。

シャガ

シャガ

SHEDDING

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 シャガを祭るミツガオカ村の物語。尺は約2時間。(追記後送)

ネタバレBOX

 ちょっと変わっているのは、村長がこの村を国家同様のコンセプトを用いて機能させようとしていることだ。この奇妙な発想から鎖国政策が今回も出され村人が領域から出ることも、よそ者が領域外から入ることも法に触れ死刑に処される。このような掟に縛られながら生きる村人たちは村に在る祠にことあるごとに神頼みして来た。言い伝えによれば祠を開けることが出来れば願いが叶うと伝えられ開けた者は英雄として遇される。為に天災等の大災害に因る危機の度、祠を開けようと挑む者が絶えなかった。一度も成功した験しが無かったにも関わらず。今、また旱魃が村を襲い、村人たちは飢えていた。
MY TYPE~OL早乙女琴子の場合

MY TYPE~OL早乙女琴子の場合

東京夜間飛行

下北沢ハーフムーンホール(東京都)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一人語り的な芝居、楽しかったです!

シャガ

シャガ

SHEDDING

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

演技で特に印象に残ったのはその岡村(蓬)、ついで坂本(堯)、そしてコミカルな清水(丙)かな
まあみんな悪くなかった
しかしイマドキの役者は一応踊れるね
最初の扇を使った登場人物自己紹介的ダンスは良かった
皆扇子ワーク上手かったし、良く揃っていた
セットは「主人公」の祠が良くできていたな
舞台左右のバランスも良かった
ストーリーは途中までいわば自然な流れだったが、タイムスリップの種明かしにはちょっとびっくり
后芸の役回りがオシャレだったかな
音響と照明の暗転のタイミングが絶妙だった
事前にネットに人物相関図載せていたのは分かりやすくて良かった

白貝

白貝

やみ・あがりシアター

浅草九劇(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初見の劇団さん、初見の劇場に於いて、でしたが、これは素晴らしい!!言うことなしです。惹き込まれていくストーリーと役者の熱演。伏線の回収と最後のオチにゾワっとしました。

ネタバレBOX

開場前から行列になっていて驚きました。コアな男性ファンが沢山おいでになるんですね。
ながいみじか〜い

ながいみじか〜い

キルハトッテ

王子スタジオ1(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/10/10 (金) 14:00

105分。短中編3本。休憩なし。

マクベスに告げよー森の女たちの名前を

マクベスに告げよー森の女たちの名前を

MyrtleArts

劇場MOMO(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

五月に趣向の『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』を観劇。アフタートークのゲストがくるみざわしん氏で非常に興味深い内容。今作の予告があったので絶対観ようと決めた。その時の直感は間違っていない。凄まじい作品。観逃したら後悔じゃ済まない。大手忍さんが凄すぎて途中からもう怖くなった。人は余りに怖ろしいものを目撃すると興奮が頂点を突き抜けて無感覚になり背中の方から冷えてくる。想像力の範疇を超えてきた演技。自分のキャパシティではとても受け止め切れない。昨年末の桟敷童子、『荒野に咲け』と地続きのキャラ。『荒野に咲け』に戦慄を受けた人は必見。

百年続く由緒ある精神病院、神滝病院。七年前、とある事件で病院を辞めた看護師(岩戸秀年氏)、復職する前夜、夢の中で探し物をしている。三枚の扉の向こう側から格子窓越しにそれを見ている三人の魔女(小林美江さん、三浦伸子〈しんこ〉さん、滝沢花野さん)。岩戸秀年氏が探していたのは学生時代に心に刻まれた一冊の本、「患者を尊敬しなさい。」と書かれている。次に迷い込んで来たのは院長(原口健太郎氏)。子供の頃に遊んでくれた三人の「分裂のお姉さん」を探している。拍子木がカンと音を立て緊迫感を煽る。「きれいはきたない、きたないはきれい。」

神滝病院六号病棟は他の病院が収容に困る患者を引き受ける社会の暗部。「死亡退院」として死なないと外には出られない。精神病院での患者虐待は知的障害者施設での虐待と同一で患者を人間とみなしていないことが根本にある。
そこに十代から百以上の精神病院を転々として来た三十代の患者、坂上(大手忍さん)が現れる。

『マクベス』の三人の魔女の台詞を上手く使って、この世の地獄を邁進する現代のマクベスを描写する。登場人物の誰のどの立場も人として充分理解出来る。いつだって現実と理想は相容れないものだろう。「逆さま逆さま」。

これ、映画化した方がいい。
必見。(全日程、前売りで完売だそうだ)。

ネタバレBOX

原口健太郎氏は田崎潤っぽくもある。大熱演。
事務長の川口龍氏は松井章奎、堀口恭司系の格闘家顔。
小林美江さんの葛藤。三浦伸子さんの重ねた経験。滝沢花野さんの人生経験の薄い正義感。
岩戸秀年氏の裁判では裁かれなかった自分の罪。自分を裁くのは自分自身だ。

大手忍さんのキャラは黒沢清の『CURE』の萩原聖人、『羊たちの沈黙』のレクター博士。診察をしている筈がいつのまにかされていく。病んでいるのは自分の方なのか?
「逆さま逆さま」
「ババンババンバンバン」
「ドリフ診察」
「この世は何もかも逆さまの逆さま」
パワーワード連発。

アンビバレンツ(両価性)=相反する感情を同時に抱くこと。実は人間は自分の感じていることの真逆の感情も無意識で同時に抱いている。その存在を無視し続けるとどんどん巨大化していつか抑えきれなくなり爆発する。誰もが持つものだが統御しきれなくなると精神病と見做される。岸田秀は精神分裂病は外的自己と内的自己の分裂だと説いた。外的自己(現実に適応する為に仕方なく妥協している社会的な自分)と内的自己(本当の自分自身だと認識している妄想の自分)が乖離し続けると壊れてしまうことが原因だと。その治療には「あるがまま」を受け入れること。

三月にやった名取事務所の『淵に沈む』と作品の主題は同じ。人間をモノとしてしか認識出来なくなった病人が、人間一人ひとりが人生というオリジナルの物語を背負った稀有な存在なのだと思い至る話。人間讃歌である。
シャガ

シャガ

SHEDDING

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

白貝

白貝

やみ・あがりシアター

浅草九劇(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

同劇団さんらしく、多くの伏線があり、終盤に一気に回収するのが爽快感があります。
登場人物の名前が〇〇にちなんでいるのもユニークですね。
物語の深みとある意味人間らしさが感じられる舞台でした。

ネタバレBOX

キャストさんの演じ分けが本当に巧みで、変装しても同じ人物だとちゃんと伝わるのがすごい!
夏の嘘×2

夏の嘘×2

ここ風

「劇」小劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

何気ない日常のひとコマを切り取ったようなテンポで物語は進みますが、その中には切なさと人の優しさがたっぷりと詰まっている物語でした。
テーマ的には重くなりがちな部分もありますが、関西弁の軽妙なやり取りや笑いの要素が程よく入り、心地よいバランスで最後まで引き込まれます。
登場人物は多いものの、一人ひとりがしっかりとキャラ立ちしており、キャスト陣の巧みな演技が光りました。さすが20年のキャリアを誇る劇団さんだと感じました。
観劇後に「本当に良い舞台を観たな」と素直に思える作品でした。

ネタバレBOX

タイトルの通り、「嘘」が一つのキーワードになっていますが、それはとても優しい「嘘」で、涙腺が緩みました。
夏の嘘×2

夏の嘘×2

ここ風

「劇」小劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ここ風さんの舞台はストーリーを追うという感覚が不思議と無く、目の前の人物の言動、人柄に見入っていれば自然と物語が出来上がっている感覚に近い
これが心地よいのだと思う
哀しいけれど温かくもあって、ここに登場する人達を愛でるのがとても心地よい

ネタバレBOX

ラストシーンが二つ
30年前のラストシーンと現在のラストシーン
泣かせるというのとはまた違う
どちらも噛みしめるようにじっくりと染み入ってきました
シャガ

シャガ

SHEDDING

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「シャガの扉を開いた者が村を救う」という言い伝えられた村でシャガ(祠)の鍵を開けようと目論む小さな村の話。
登場人物それぞれの葛藤や欲望がある中でも人とのつながりが濃かった世界。豊かにはなったものの孤独で寂しく生きる今の現代社会に対してメッセージを感じさせました。
衣装がかっこよく、冒頭にダンスもあり楽しかったです。チケットもナイスな発想でした。ただ登場人物が多く、顔と名前がなかなか一致できなかったので、パンフレットをよく読んでから観た方が良いです。后芸さんが異色な存在感でした。楽しい時間をありがとうございました。

白貝

白貝

やみ・あがりシアター

浅草九劇(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

沢山ばら撒かれている伏線回収が最後にわかりやすく回収されていってて最後鳥肌がたった。

白貝

白貝

やみ・あがりシアター

浅草九劇(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/10/09 (木) 19:00

スピーディーな展開が面白いです!

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

劇団ミュ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「シノン」の回を観劇しました。
生演奏だけでも贅沢~と思うのに、生歌(マイクなし)で、迫力がすごかった。
キャパ倍にしてもいいくらい!
ジャンヌの妄信具合が狂気的で、シャルルを追い詰める様子が歌の掛け合い(?)で強烈に刺さりました。

シリアスなまじめな展開の間に挟まれる「ちゃかし」パートがちょっと温度的に熱すぎて、個人的にはフィットしなかったかな。
お二人のお歌の圧がすごくて・・・。

何はともあれ、贅沢な時間をありがとうございました。

三島由紀夫レター教室

三島由紀夫レター教室

AOI Pro.

紀伊國屋ホール(東京都)

2025/10/07 (火) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

シュールで、エロくて、ちょいとシリアスな書簡形式の朗読劇に昭和のレトロっぽい映像が加わって、期待以上に面白かったです。

AILE!

AILE!

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

これは令和の応援団。今風と昭和のスポ根なノリがミックスして、なかなかに盛り上がりますね。

D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜

D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これは面白い。目まぐるしい展開に、ハラハラドキドキ。オチは分かっていても、ハマっちゃいますね。

埋められた子供

埋められた子供

劇団昴

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2025/10/03 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 必見、華5つ☆。休憩を挟み2時間10分を越える大作だが役者陣の見事で迫真の演技から目が離せない。(追記第1回)10.11

ネタバレBOX

 何度でも観たい、そう思わせる作品だ。というのも“理解する”とかこう“判断する”と言い切れないが不気味、不安定、底知れなさ、軽妙で洒落た笑い、唐突、所在なさ、皮肉、各々の登場人物個々人が抱える不安、遣る瀬無さ、かつての栄光と現在の己の間で生き乍ら引き裂かれる魂の無力・退廃、抗う術を持たぬことから生じる虚無感、そしてこれら総てをその根底から支える唯一“罪”の意識。に観客は当に立ち合うことになるからである。
 多くの観客が感じるであろうことは論理的であるとか、矛盾があるなどの指摘が為され得る作品ではないということだ。そういう作品であれば、理解した気にはなれる。今作は、元々そのような反応を拒む作品ということができよう。意味らしい意味は互いに無関係な科白の応酬によって無化され、台詞と台詞の間に紡がれるもの・ことは通常の対話ではなく先ずはその登場人物個々のザインであり、要所要所に於けるダーザインである。而もこれら存在の諸形態は無規定の直接性として我々、ヒトの持つ最も奥深いもの・ことを刺激し続けるのだ。外では強い雨が、こんな人間共の心象を嘲笑いでもするかのように時に激しく雷鳴を伴い、時にしとしと降り込めて外界との接触を極めて煩わしいものと為す。同じ家に居ながら互いに通じ合えない人間という生き物の根源を描いた傑作戯曲を実に深く理解し翻訳された今回の広田敦朗さんの脚本と、極めて難しい演出をこなし魅せる舞台に仕上げた桐山知也さん。難題を抱えた戯曲を見事に身体化し演じたドッジ役の金尾哲夫さん、ティルデンを演じた佐藤洋杜さん、ブラッドリーを演じた中西陽介さん、ヴィンスを演じた赤江隼平さん、一方でアメリカ人の心法を支えるものにプロテスタンティズムがあるのはご承知の通り。今作では、ファーザーを揶揄する形や、ドッジの妻・ハリーの何をおいても神の名を挙げる態度に痛烈なアイロニーとして反映されている。面白いのが、ずっと家に居るのはドッジであることだ。無論病身であるから外出しないということは分かる。然し年中、どれくらいの期間になるのかも分からぬ外出をするのが妻・ハリーであること、それも神職とはいえ同伴するのが男性であることも様々な含みを感じさせる。更に言えば宗教がバックボーンとなる国民性とはクリティカルな精神というより信じ込む精神を意味しよう。その過ちを質すのが容易ではないことも示唆する。それは刷り込み同様ア・プリオリな固定観念となっていると考えられるからである。

夏の嘘×2

夏の嘘×2

ここ風

「劇」小劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

確かにタイトルの通り。よくできたセットに巧い役者陣。音響もよく、優しくて切ない物語にグッときました。

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