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ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

今更ですが
相変わらず世界観、
とてもよかった

d-倉庫素晴らしい

美学

美学

映画美学校

アトリエ春風舎(東京都)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

専門学校群像劇
ちょっと転じたところが良かったです。

ネタバレBOX

漫画家養成専門学校の学生たちが卒業作品としてクラス全員でコンクール参加作品を作成する過程を表した群像劇。

大きな模造紙には、全員が集まり、アイデアを出し合い、役割やコンテンツを決定して、絵コンテを身体で表現して、下書きして、修正して等々手順が書かれていました。途中途中に面白ネタや仲間内の葛藤などはありましたが、手順通りに進行し、ああまだあといくつかの工程があるんだなと飽きが来たところで、突然ちょっと未来のシーンになり嬉しく思いました。

実際に漫画家になった女性が悩んでいたときに、クラスメートたちがやってきてアシスタントとして協力するというラストシーンのようでしたが、彼女が専門学校の教員になったのか、プロの漫画家になったのか、少し分かりづらい面もありました。

全く絵の書けない人が通っていたのも可笑しかったです。彼らの中ではたった一人がプロになれたわけですが、実際にはもっと低い確率ですし、演劇学校にも当てはまるのことなので、役者志望の皆さんこれからが大変です。
月面歩行

月面歩行

上智大学劇団リトルスクエア

上智大学一号館講堂(東京都)

2014/03/29 (土) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

■ちょっと。
■ちょっと、首をかしげた。わからない。見終わってから、きょとんとした。不可思議な感触だけが、たしかに残る。いったいなんなのだろうか。

 人間の本音がぶつかりあう。しかし、結局のところ、本人にも、わからないまま。いろいろと考えさせられる。しかし、結局、わからない、観客も。

 人間は、ちょっと愛情をもち、ちょっといじわるで、ちょっとどうしようもなくて、ちょっと死にたくはない。――そういう現実を最小限度の道具立てで、延々と見せる。思想劇なのではあるが、怒号の応報が入り込んでいたりして体当たりの群像劇でもある。

 手だけの演技をして姿をあらわさない役者の謎。最も動かない状況のなかで、死を超えて生きつづける人間の真実を最後にアピールしているようで、衝撃的であった!

 橋本七瀬の軽妙かつ重厚な演技の転換の連続に、観客の心は右往左往させられる。二日一達哉の慟哭は心の奥底からの叫びとして会場全体を切り裂く凶器でもあった。小山さくらの演技は、実際にありそうな状況をリアルに表現していて、その迫力は見事きわまりなかった。最後まで姿をあらわさず、キャスト表にも名前がない「謎の登場人物」の名演技としての死体役は感動的であった。あのような演技もあるのか、と心の底からの快哉がこみあげた!

遠雷にも似た

遠雷にも似た

くロひげ

STスポット(神奈川県)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

老婆心
 子供の形態模写が良い。何より自然に子供に寄り添っている普段の姿が想像できるような確かな観察を基にしていることが一目瞭然だ。

ネタバレBOX

 ただ、ノラのようなタイプの女性ではなく、世間から期待される女性の範疇に留まって居る気はする。それが良いことか悪いことか一概には言えないが、それが合う人にとっては、それで良いのだとは思う。
 人は赤ん坊で生まれて幼児期に至り、子供時代、青春時代を過ごして大人になる。こんな当たり前のことの中に、多くの人は、忙しさ、しがらみ、数々の為すべきことに忙殺されて、何かを置いてきてしまったことを忘れる。
 好きだった音楽が何故、嫌になったか? ピアニカを鳴らす為の吹き口ホースにお母さんが名前を書いてくれるって言ってたのに、赤ちゃんができて忙しかったから、うっかり忘れちゃった! お母さん。それで、吹き口持っていかなかったら、いやな先生に、「吹き口が無かったら、演奏できないでしょ」って怒られて立たされて泣いた。でも、僕は、お兄ちゃんになるんだから、ちゃんとしなくちゃいけない。そう、何時も思っていると、学校に出掛ける時にお腹が痛くなる、小さかった頃のお父さん。山の一学年、三人の学校に通っていたお父さんが大好きだった先生は、音楽準備室で煙草を吸っていた。絵を描いていた。出来の悪い、でもチャンとしたい小さかったお父さんを、この先生は余り叱らなかった。遅刻した時も。きっと小さかったお父さんと同じで職員室が嫌いだったから。
 こんな感じで、誰もが忘れかけていた、幼い頃の思い出を湧きあがらせてくれる舞台だ。
 気掛かりは一点、F1事故で示されたように、この国の為政者に、現実を在りのままに評価し対応する能力は無い。逆に嘘で塗り固めて、再度、類似の事故を準備する有り様である。若狭湾の原発銀座などでも何十年も前から、大事故が懸念され、反対運動が続いているのだが、マスメディアで報じられることはない。F1事故を経験した我ら日本人で、現実を真正面から見る目を持った人々は、現在、未だ薄氷の上で大事故を免れている残りの原発群の周囲の命を恰も「末期の目」で見るように見ている。滅びを目前に見ている故に、其処に遊ぶ小さな命は、更に愛しく、最後の煌めきを放っているようにも見える。なぜなら原発が「止まって」いる。というのも本当は正確ではない。商業発電していないだけのことである。一度、点火された核燃料は、途中で消すことなどできはしない。制御棒を燃料棒の隙間に差し込んで反応を制御しているだけのことである。余り正確な比喩ではないが、車でいえば、アイドリングしている状態とでも考えて頂けると分かり易い。この状態で車のエンジンが止まっていると誰が言うだろうか? さらに、原発は、定期点検中であっても燃料棒は崩壊熱を出し続けるので水に漬けて燃料棒の熱を制御しなければならない。これができなくなれば忽ち、メルトダウンである。こんなに危険な核施設が日本中、至る所に作られてしまった。今、廃炉が決定されても、その作業にはなお数十年を要し、核廃棄物を何処に捨てるのかさえ決められない。誰が、こんな危険な塵を喜んで受け入れるものか! 
 ところで、ソ連が、チェルノブイリ事故後、一切の立ち入りを禁じた区域には、日本政府が、立ち入りを許したり、帰らせようとしている区域より線量が低い箇所がいくらもある。日本という国の為政者は、国民の命など歯牙にもかけないという事実は、何も今に始まったことではないことを、これ迄散々学んできたハズである。少しは、この阿保で、一切の倫理が欠如した下司共の正体を見、指弾すべきである。子供が傷つき、亡くなって最も傷つくのは母親である。そうなる前に、この「国」で何が起こっているのか、正確に見切る目を持って貰いたい。この柔らかい感性を持つ彼女達が、傷つき、後悔に苛まれることの無いよう、ちょっと厳しいかも知れないが、先に生きて来た者にしかできない予防注射である。
Fairy Floss

Fairy Floss

私立ルドビコ女学院

上野ストアハウス(東京都)

2014/01/15 (水) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★

女の子は可愛い。脚本はほぼ、まどマギのパクリ…
ということで、最近はやりのループものアニメに倣った脚本。
設定が似ているのは(どこでもあるし)いいけど、
ヒロインの設定や感動のしどころがそのまんまだったのはイマイチ…。

女の子は可愛かった(そうでもない人もいたが)、アイドル目指してみんな頑張っているなあという感じ。
演技派で売る劇団ではなさそうなので、可愛くないひとたちの末路が怖いですが…
プレ公演ということで、これからの本公演に期待。小劇場×アイドル=意外と面白いぞ、というのが確立していくといいな。

夢! 鴨川歌合戦

夢! 鴨川歌合戦

ヨーロッパ企画

駅前劇場(東京都)

2014/03/27 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

ゆるいんだか
ミュージカル。でもやっぱりゆるかった

通底器

通底器

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

pit北/区域(東京都)

2014/03/26 (水) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★

pit北/区域ならでは
謎めかした、大人のおとぎの世界。この劇団、特有のポリシーがあるようで、いつ見ても不思議な世界へと巻き込まれてしまう。
劇場もぴったりで、怪しい雰囲気をかもし出していた

ゴールデン・ゴールデン・ポイズン

ゴールデン・ゴールデン・ポイズン

劇団ルアーノデルモーズ

ぽんプラザホール(福岡県)

2014/03/27 (木) ~ 2014/03/29 (土)公演終了

満足度★★

*
ずーっと気になってたデルモーズ。
脚本・監督・音響等、ガラパが係わっているので
“面白いに違いない”という確信のもと、見に行ってきました。

序盤、演技に圧迫感のようなものを感じてしまって
見に来たことを少し後悔していましたが
話の内容は面白く、段々と引き込まれていき
最後まで楽しむ事ができました。

舞台セットがうまく活用されていたのがすごく良かったです。

3番目の恋人(終了しました)

3番目の恋人(終了しました)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2014/03/20 (木) ~ 2014/04/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

行けば行くほど居心地がよくなります
2度拝見しました。3度目の予約もしています。
行くほどに不思議と居心地がよくなる、そんな雰囲気を持っている素敵な役者さんだらけです。
座る席を変え、見えるものが変わり、1度では見えなかった役者さんの表情が見えます。
思わず声に出して笑う場面もあり、そのときお客さんの笑い声がひろがるのがまたよいです。
この意気で3度目を観たら、4度目を考えるかもしれません…
公演数も残り少ないので後悔しないよう、脚を運ぼうと思います!

Paco~パコと魔法の絵本~

Paco~パコと魔法の絵本~

東宝

福岡市民会館(福岡県)

2014/03/18 (火) ~ 2014/03/18 (火)公演終了

満足度★★

*
念願の舞台。
映画で何度も見ていたので役者さんが違う事に戸惑うかと思っていましたが
舞台の方のどの役者さんも役にハマっていてすごく良かったです。

笑うシーン、涙がうかぶシーン、もっとメリハリがあったら良かったかなと思いました。

ネタバレBOX

松下優也さんのザリガニ魔人が衝撃的でした(笑)
滝沢歌舞伎2014

滝沢歌舞伎2014

松竹

博多座(福岡県)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度

*
9日と29日の2度観劇。

1度目に行った9日の夜の部では緊張感と楽しむ感が半々程で
しっかり出来上がったものを見ることができました。
前半は華やかに楽しくわいわい盛り上がり、
後半は少し重々しい感じの戦闘シーンと刀さばき。

2度目に行った29日では慣れが出てきたのか終始ゆるい空気。
おふざけが多かったように思います。(私は好きでした)

第13回埼玉大学ダンス部公演

第13回埼玉大学ダンス部公演

埼玉大学ダンス部

さいたま市文化センター(埼玉県)

2014/03/21 (金) ~ 2014/03/21 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題1056(14-095)
18:30の回(晴)。17:50会場着、だいぶ並んでいます、受付、18:00開場。此処は、2009/12、西本智実さん指揮「第九」以来(大ホールのほうですが)。「UDC13th 愛燦々(2014/3@セッションハウス)」に埼玉大学からただ1人、川島さんが出ていらしゃいました。とても良い印象でしたので観に来ました。18:24前説、18:30開演〜19:08、休憩、19:19〜19:56終演。全13演目、コミカルなものもあり、どれも華やか、若々しい演技。次も観たいと思います。

みなさんよく「回転(アイススケート並みに)」します。
⑦「PORTRAIT〜いきうつし〜」、男性二人、息がピッタリ合った一連の動き。

使い捨てヒーロー

使い捨てヒーロー

放課後ランナー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/03/27 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

作品構成と演出の素晴らしさ
 私は、土日の4公演を観劇させて頂きました。(九州から来て、1回だけ観るわけには行きません)
 今回は驚愕しました。4回全てが生き物のように、一つの生命を持ったかのように動いていた。コメディー要素、殺陣、救済と愛のテーマ。全てが有機的に統一されており、はなの最期のセリフ(物語の頂点であり、終結部)に向って一つの線で結ばれている。
 やはり凄い!人の心を揺さぶる感動は、海外の一流劇場にひけをとらないと思う。メジャー劇団になれる。いや、既にメジャー劇団より「笑いと感動」を与えてくれるはずだ。劇団員の皆様、素晴らしい指導者に敬意を表します。

昼下がりの非情事

昼下がりの非情事

projectDREAMER

小劇場B1(東京都)

2014/03/26 (水) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

いまいち。
というのはどうしてもトラッシュマスターズとの比較をしてしまう。
あちらは硬派な芝居だがこちらはコメディーである。
おそらくかなり期待値を高くしていたためにガッカリしてしまったのだろう。
物語の展開は面白かった。
ただ笑いの部分がどうも私にはハマらなかった。
特に後半のチンピラを騙すシーンはもう観ていて恥ずかしくなった。
モノマネなど本当に中津留氏の演出なのだろうかと疑いを持ちたくなるほどだ。
しかしおばちゃんはゲラゲラと笑っていたので私の趣向と合わなかっただけということで。
ただ緊張感がなかったことはコメディーとしては欠点だ。
気の緩んだ公演だったと感じたのは私だけ?
やはりあちらと比較をしてしまった私が悪いのだろう。

遙かなるカトマンズ

遙かなるカトマンズ

暴走乙女ライン

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な世界観
空気感と間が独特で長い会話でも観ていられる。
性描写のシーンはとても良かった。
格闘シーンと歌は好みではなかった。
ストーリーは1人の男を巡ってああだこうだあるのだけど、オチは単純でさっぱりしてた。
オープニングに繋がると解釈したらいいのかな?
そんなことはどうでも良くて、終わった時にぼんやりと面白かったと思えた作品でした。
散歩道楽は女優も男優も作演も素晴らしい人がたくさんいるのに何故あまり売れないのだろうか。
もっと評価されるべきだ。

組曲『演習』

組曲『演習』

ENBUゼミナール

シアター風姿花伝(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/26 (水)公演終了

満足度★★★★

組曲「演習」
出演者は学生さんかーと思ってましたが、このタイトル。ほさかファンとしては、どうしたって気になって観劇!
すっかり心を掴まれて、揺さぶられました。中には、空想組曲での上演よりも気に入った短編もありました。役者によって物語の表情が違っていて、当たり前のことかもしれませんが、そこがとても面白かったです。

ネタバレBOX

●組曲『演習』~発声から音階~
客入れの時から変わらない音楽と照明のまま、舞台上にわらわらと受講生の皆さんが登場。そこから各自準備運動をしたり、発声練習をしたり、雑談したり。
これからお芝居が始まりますよ!という切り替えがない、のが、もう!そうですよねこの時点ではまだ、お金払ってゼミを受講してるだけの人たちですもんね!とおおはしゃぎしていました。
人間が役者になっていく過程を、今度は具体的に描くというやつでしょうか。「女王盲景」の詳しい版、「うさぎレストラン」の演劇版。みたいな。

全部めっちゃ楽しんじゃいました。
また、再会したい方ばっかりです。
悪名 The Bad boys Return!

悪名 The Bad boys Return!

ココロ・コーポレーション

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/03/27 (木) ~ 2014/04/08 (火)公演終了

満足度

外部出演
花組芝居の座長、加納幸和さん目当てに観劇。悪者なのに歌って踊っていて、とてもかわいかったです…!

マームと誰かさん・ごにんめ 名久井直子 さん(ブックデザイナー)とジプシー

マームと誰かさん・ごにんめ 名久井直子 さん(ブックデザイナー)とジプシー

マームとジプシー

VACANT(東京都)

2014/03/29 (土) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

装丁を為すこと、演劇を為すこと
役者によってしなやかに語られる装丁者の言葉や想いに、「本」に対する新たな感覚が生まれる。翻ってその作業が照らし出す演劇の新たな側面にも息を呑みました。

ネタバレBOX

場内に入ると、たくさんの書籍や雑誌が展示されていて。
会場の中央には四角の囲み舞台、奥にはスクリーン。席をとって、ドリンクを引きかえて、「ご自由に手にとってご覧ください」との表示に甘えて、展示されている本たちをとりあげ、そのさわりを読んだりしながら開演を待ちます。
やがて役者が水を張ったボゥルを手に持って現れる。後で香りの元だと知れる何かをビンから注ぎいれて開演の準備。
舞台面の奥にはパソコンが置かれたテーブルがあり、そこに今回の誰かさん、ブックデザイナーの名久井直子さんが座って・・。一瞬の静寂から踏み出して舞台が始まります。

素の態での語りから、リーディングが始まる。
光や音が呼吸を始め、映像がその世界に重なり、役者の所作のひとつずつを映えさせ、語られる言葉を際立たせて、観る側を作品に取り込んでいく。
そうして、空間に観る側を閉じ込めると、役者は、素のトーンに戻り、名久井さんの言葉を自らのことの如くに綴り始めていきます。装丁の作業のこと、一冊ずつの本に対しての装丁者のこだわりや、苦労話。
役者のさりげなくでもよく研がれた身体の動き、リーディングとおなじように光や音、映像が、彼女が語った仕事の内容や、それを為す感覚や想いや、感じるたことが、演劇の語り口とともに編み上げる。
栃の香りを注ぎいれられたボウルの水から微かに漂ってくる香りは、名久井さんが幼いころ近くにあった製紙工場の香りを思い出させるものだというエピソードも、観る側に彼女が抱く感覚の一部を垣間見せてくれる。

変わらずにパソコンに見入る名久井さんがいて、役者が演じる名久井さんの言葉があって。
「自らの言葉をもたない」名久井さんが、本のコンテンツに、演劇のメソッドで表された世界とともに新たな彩りを加えていくことが、とても自然なテイストで伝わってきます。
そして、、同じく「自らの言葉を持たない」役者が和久井さん自身の世界を切り取り、際立たせ演劇の世界として組み上げることが、役者が演じるもの、もっと言えば戯曲と演じ手の関係や演劇を為すことに新たな視座を与えてくれる。
ブックデザインと演劇の「表現すること」が重なり、
複眼的に、装丁を施すことと演じることの創意のありようを浮かび上がらせ、映えさせ、観る側に伝えていくのです。

終わりに再び掌編が演劇の創意とともにいくつか舞台に編まれる。
女優が紡ぎたすその刹那には
冒頭とは異なる、新たなベクトルが加わった印象が生まれていていて。
また、終演後、再び展示されている本を手に取ると、
よしんばかつて読んだ作品であっても、小説やエッセイのコンテンツだけではない、本の肌触りやそのデザインが新たに語りかけるものがあって。

そのどちらの感覚にも、深く心を惹かれたことでした。
前にならえ

前にならえ

劇団チキンハート

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/31 (月)公演終了

元気出た!
熱血の青春時代がよみがえりました。

ハッピーエンドで良かったです。

フィーバー5

フィーバー5

渋谷ニコルソンズ

シアターD(東京都)

2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

聞いてみたかったなー。
開場中のBGMはフィンガー5、このフィーバー5の元ネタなのは明らかですよね。
活動についてはよく知らないけど相当人気があったことは何十年後の今でも感覚的にわかる、
これが国民的ということかー、とフィンガー5の凄さを再認識したような気分になりつつ開演(笑)

内容は押し切れテンション型で楽しかったです。
もっと爆走できたかも?

振付ちゃんとつけてたので、ラストで楽曲流れてちゃんとダンスやってくれたらって期待してしまいました。

ネタバレBOX

好みになりますが、出演はやめようのところで終わった方がよかったかなーと。
実はミドリでした、から後はうーん(・ω・)な感じでした。

掛け声が4人分しかなかったのが気になりました。
本当はミドリが「5」を言ってからみんなで、じゃないのかなあと。

緑色がセンターなのはレアなので、当時は一番できなかったミドリが今やねえ、な方がよかったのでは、とか
プロレスで東京ドームということは今なら新日しか出来ないから
外人選手の入場の時のダンサーさんかな?二万ってことはリングサイドだよな、とか
思ってしまうのはオタ脳ゆえですね(笑)

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