最新の観てきた!クチコミ一覧

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ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

おえいちゃんがかわいい

ネタバレBOX

現実と虚構、痛みと創作
虚構を現実を生きる糧にしたり、痛みを客体化して創作にしたり、いずれも互いが共存関係にあるのかも

この作品の描く課題は、この作品自体が創作としてとして自己言及的に自身にも突きつけられている

おえいちゃんがかわいかったです。
また見たい!
『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

ハピネット・メディアマーケティング

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演技,音楽,舞台装置,衣装等々,全てにおいて手間がかけられて丁寧に作られた素晴らしい舞台でした。音楽の選曲中,歌詞の中に物語の時代背景とそぐわないのではと感じたものはありますが,そんなものは些末なもので,全体として,昔読んだあの物語を良くこれだけまとめたよねと感慨深い思いがあります。手塚先生の想いを舞台の中で表現できたのではないでしょうか。満足のいく観劇時間,おススメの作品です。

神[GOTT]

神[GOTT]

ワンツーワークス

駅前劇場(東京都)

2024/07/19 (金) ~ 2024/07/28 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/19 (金) 19:00

タイトで緊張感ある興味深い舞台。108分(投票・休憩15分)15分。
 ドイツの「倫理委員会」の公開討論会、という形で、自死を望む老人に医師は安楽死の薬を渡すべきか、を討論し、観客が是非を投票する。8人の登場人物が徐々に集まる形で、委員長が来て芝居が始まり、ほとんどが是非を簡単に言えない議論で、終盤に投票と集計のため休憩し、結果を発表する。議論の内容が本質だが、観客に意見を問う形が面白い。キリスト教をベースにした議論だけに違和感を感じるところもあるのだが、理解はできると思う。緊張感ある舞台だが、セリフ量も半端なく、役者の負担は大きいと思う。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ムシラセを二度目の観劇。前回観た芝居といい、お笑い(芸人)の世界がこの作者のホームグラウンド的な(勝手知ったる?)フィールドなんだろうな、と開幕早々に想像された。江戸の戯作者(浮世絵師の名も戯作者として扱っている)の名をもらった登場人物たちが、着物をまといつつ現代の熾烈なコミック作家の世界を生きる当事者たちとなる。当人らは時代がどちらになろうともキャラ・役割とも変わらず、その変化をやり過ごしてるのがノリ突っ込み的な味で、作劇に生かしている。
ネタバレは避けるが、出来る役者、キャラの立った役者を配して美味しいシーンもあるがギャグを日常語とした作風にシリアスが混じると扱いに難渋してる印象が少々。だが最後はうまくまとめていた。客席に(何故か前の方に)空きがあったのが空間的には淋しかった。後日追記。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/19 (金) 19:00

前の方の席で観劇して、より演劇の熱を感じました。
とても印象的なシーンが多く、ストーリーと共に心に刻まれる台詞が良かった。
おともだちーズの漫才も楽しみにしていた通り楽しめました。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/19 (金) 14:00

最後列で観劇。
とても立体的に観れて楽しめました。
ムシラセの過去作からの流れもあり、ニヤニヤしてしまった。

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

ハピネット・メディアマーケティング

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!「火の鳥」はだいぶ前に読んだきりでしたが、そうそう、人間て一筋縄では行かないのよね・・・とか、彼女の正体はそうだった・・・とかいろいろ思い出されて切なくなりました。その世界の表現の仕方が素晴らしかったです。
楽曲の選曲、使い方もとても良かったです。
ただ・・・

ネタバレBOX

休憩がアレなのはもったいないかと。事前に知らされていなかった(私が気づかなかっただけ?いや、みんなが知ってないと)ので、まさかアレで休憩に入るとは思いませんでした。でも、知っていても我慢したかも・・・。
神[GOTT]

神[GOTT]

ワンツーワークス

駅前劇場(東京都)

2024/07/19 (金) ~ 2024/07/28 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/19 (金) 19:00

140分。15分間の休憩・投票時間を含む。(概ね、105-15休-20)

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

19日観劇

『微風の盆』

『微風の盆』

遊劇体

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2024/07/19 (金) ~ 2024/07/22 (月)公演終了

満足度★★★★

最初は え コメディ?というところから始まるのだが、中盤から後半は考えさせられる内容 流石だな〰️という作品

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

ハピネット・メディアマーケティング

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

圧巻!ブラボー!です。これまで観てきた舞台でベスト3に入るクオリティです。途中休憩がまさかあんな形で行われるとは…です。演出も何もかも完璧です。非の打ち所のない舞台とはこういうものをいうのだな…と思った次第です。ぶっちゃけ、2万円払ってもお釣りがくるレベルのものです。これは観て損はないですね。拍手喝采の舞台とはこのレベルのクオリティのものをいうのかと。最高の時間をありがとうございました^^

流れんな

流れんな

iaku

ザ・スズナリ(東京都)

2024/07/11 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/07/19 (金) 14:00

100分。休憩なし。

百こ鬼び夜と行く・改

百こ鬼び夜と行く・改

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

細かいとこまではよく分かんなかったけど、なかなかにスペクタクルなミュージカル。大いに楽しめました。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

江戸時代と現代のハイブリッドな群像劇、期待以上の面白さ。笑いとシリアスが実にいい塩梅。内藤新宿も歌舞伎町も今も昔もやってる事は変わりませんね。

或る街

或る街

はちみつ

王子小劇場(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/18 (木) 19:30

初見のユニット。別役実風味いっぱいの不条理劇。分からないけど何かいい。(3分押し)65分。
 とある町のバス停でバスを待つ男が、町の人々のお茶会に巻き込まれるが、…って別役の物語のようだが、後半の展開はちょっと独特。訳が分からないけど、何か惹かれるものがある。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

期待して観に行きましたが、さすがでした!観劇後の満足感がハンパなかったです!保坂さんの紡ぐ言葉、作る物語が大好きです!

十二人の怒れるひとびと

十二人の怒れるひとびと

OuBaiTo-Ri

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2024/06/26 (水) ~ 2024/06/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/06/30 (日) 12:00

陪審員のうち3人を女性にし、時代を現代に置き換えた翻案版。
で、原典が大好きである身として「あ、そこは割愛(「省略/カット」ではないと信じている)したのね、な部分も含めて文句はない、どころか2時間を切る尺に収めた構成を見事と感じる。
また、各キャストもこの会場にしては音量過多ではないか?と思うほどの熱演と役へのなりきりぶりに感動さえ覚える。

ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 現在の新宿と江戸時代のナイトーシンジュクを時代も場所も綯交ぜにし、表現する者達の業とそこに関わる飯盛り女たちの「恋」に纏わる手練手管とそのようにせねば生きて行けない社会的背景や何ら充実することの無い浮草稼業と世間には明かすことのできない疚しさが生み出す滓のような無限の侘しさ虚しさ、これらが飯盛り女たちの精神を内部から蝕む、刻一刻休むことなく。

ネタバレBOX


 それをそうと知りつつ己の業の成就の為にある意味遊び、或る意味身請けするほど真剣に戯れる男たち。(具体例として物語られるのは一九が追い掛けている小春と一九。東海道を西へお伊勢参りを一緒にしようと身請け話迄進んでいたのが、一九が小春に飽きてしまったことで一瞬にして崩れる等残酷な現実も描かれるが、小春も当初から一九を利用するだけ利用したら後はトンコを決め込む所存であったから、如何にも在りそうな話としてリアルな重しの役割を果たしている)何れも地獄を抱え地獄を抱える程度のことは単に登龍門への一里塚であることを重々知りながら不即不離、決して離れることのできないのも分かり切ったこと。而も生き抜き続ける為には滾々と自らの内から湧き出る創造の泉を枯らすことは許されない。
 以上のような創造する者の宿命を基本に綾なす恋模様を鏤め残酷な迄の離合集散をも突き放して描く。既に大成した表現者たちの持つしたたかさに対し、広重の恋は純愛に近い。カスミが入れ挙げているのはあくまでもキョウヤであるから広重を愛している訳では無い。而も彼女は自死してしまう。この手練手管と純情の対比も今作の美点ではある。然し幾つもの焦点を一作に詰め込んだ為、ギリギリの緊張感を伴いつつ収斂する構造にはなっていない。その点が今作の弱点でもある。
 登場人物は未だ殆ど無名だった頃の歌川 広重、広重が恋する飯盛り女・カスミ。葛飾 北斎、そのアシスタント・お栄、滝沢 馬琴(南総里見八犬伝など)、十辺舎 一句(東海道中膝栗毛)当時の出版社を経営した著名編集者・蔦屋 重三郎、編集者・竹内 孫八、カスミが入れあげるホストの名はキョウヤ。ホストクラブを経営するのは下級武士の娘で、広重の実姉。飯盛り女・カスミが体を売って稼いだ金は、押しのキョウヤの居るホストクラブに流れ、ホストクラブに流れた金はカスミに逢う為の資金として姉から広重に流れるという循環構造を為している。ところでキョウヤはカスミに冷たい。理由は彼は安楽亭 堂夏という噺家の大ファンで、それもネタにシュレジンガーの猫を振るような極めて特異な落語、当然一般受けはしない。堂夏には女弟子・志乃が居て彼女は二人落語(実質漫才)を提案したりする。様々な要素を分解、再構成しつつ現代と江戸時代を縦横に行き来する。然し根っこは硬派だ。表現する者として即ち創造する者としてまたそれに関わるプロとしての覚悟、地獄の処世をキチンと描いているからだ。一方、これらの生活が各々に齎す不如意、アンヴィヴァレンツや退廃、虚無感といったものも当然キチンと盛り込んで作品に厚みを加えている。
 別格の天才は北斎ということになるが、彼の台詞は重く説得力がある。同時に北斎のアシスタントを務めるお栄のプロ意識とリアルな現実認識も見過ごせない。
百こ鬼び夜と行く・改

百こ鬼び夜と行く・改

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 板上は開演迄客席側に名前入りの提灯が十ほど置かれており、ホリゾンントには天井から床まで届く幕が等間隔に三枚掛かっている。蝉と蛙の鳴き声が喧しく聞こえている。蝉は油蝉等。

ネタバレBOX

 明転後、提灯は出演者たちによって持ち去られるので実質板上は殆ど素舞台の様相を呈するが場面、場面によって大木の根、小振りの岩(注連縄が張られた)等が置かれる。因みにラストシーンでは蝉の鳴き声にヒグラシの鳴き声が交じり季節の移り変わりと寂謬を極めて自然に而も効果的に示している。
 物語に登場するキャラクターは殆どが人間には見えない存在達である。(神、妖魔、妖怪等)が無論舞台上ではそのような衣装や被り物を付けた役者たちが演じているので観客は想像力の翔を広げていれば良い。舞台は過疎化の進む地域。大切な神社の世話をする者も絶えた。殆どの住人は老人でその力も既に失っていたからである。この集落に30代の男がやって来た。得たり、とばかり町内会長は新入りの神原一に集落の厄介事を押し付ける。右も左も分からぬまま神原はそれを引き受けることとなったが、ミッションは近隣住人が訴状を提出したことで具現化した。内容は神社境内に在る池の蛙たちの鳴き声が煩くて夜も眠れないから対応して欲しいというものであった。
 ところで、この訴状の意味する処は極めて深いものであった。何と通常は人の目に見えない妖怪・妖魔・物の怪等不可思議なものたちが関わっている可能性が浮上してきたのである。当初神原は蛙たちの住処である池に礫や石を投げて蛙撃滅作戦を採っていたが池の中から人の言葉を喋る蛙が現れた。そして訴えたのである。「石を投げないで下さい」と。神原は無論驚いたが話をしている内に自らの非を認めて謝り、雌だと知れた彼女に名前を与える。即ちそれ迄亡羊とした存在であった彼女は特別に聖別された存在となったのである。こうして彼らは友となった。この蛙を通して神原は位も高く力も強い妖怪やこの神社の主・要石らと面会する。要石を中心とした九尾の狐、河童、酒呑童子、烏天狗、鉄鼠らが真相を突き止めようと総がかりで調査した処、何と人間の欲望を差配する神・第六天が蛙の喧しい鳴き声を始め近頃頻繁に起こる天変地異の原因を為していることが分かった。因みに第六天とは仏教用語で欲界六天の最高位に位置し魔王と解されることもある神である。この第六天が人間が自然の摂理を破壊せぬよう心を砕き善導し続けたにも関わらず人間が愚かの限りを尽くし挙句の果てに自らの傲慢と愚かさ故に自然の摂理を破壊し続けてきた。既に殆ど取返しの付かない処迄きたというのに一向その愚行を改めようともしない。神は己の不死を賭けこの愚行と対峙するに至ったのであった。その結果、猛烈な雨や嵐がこの地域をも襲うこととなった。要石とその仲間、神原、蛙、町会長らが第六天が神木としてこの神社に立っていた頃とは異なり太い切り株を残して無残にも伐採されて以降、その無体、人間どもの想像力の余りに残酷な迄の欠如に対する怒りや不条理、虚しさ、侘しさ、底なしの絶望が生み出した怪物と戦うことになる。この時九尾の狐は嵐の只中で咆哮するが、その咆哮は狼がその高い誇りと命を賭けて鋭く気圏を切り裂く咆哮にも似て神々しいばかりだ。
 役者陣の熱演、想像力を刺激する脚本、田中正造ではないが、真の文明とは山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるものだと言うことが訴えられていると言うことが出来よう。
ナイトーシンジュク・トラップホール

ナイトーシンジュク・トラップホール

ムシラセ

新宿シアタートップス(東京都)

2024/07/16 (火) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
登場人物の皆が、良い味を出していて、その熱演も良かったです。
私の頭では分かりにくさを感じましたが、独特の世界に惹き込まれました。
斬新で素敵な舞台でした。

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