最新の観てきた!クチコミ一覧

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大安不吉日

大安不吉日

ウィークエンドシアター

Arise 舞の館(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/23 (土)上演中

満足度★★★★★

 舞台は下手から上手迄ほぼ全面をカバーする平台の中央辺りに出臍を取り付け、観客席は舞台に対して片仮名のコの字の形に設えられている。会場入り口は、客入れ後締め切られ、黒の緞帳が掛かって出捌け口として用いられる。もう1か所の出捌け口は、平台上手奥だ。

ネタバレBOX


 平台の中央上には、新郎新婦席が設けられ、ケーキカット時には、台とケーキが持ち込まれる。式次第は、通常の婚礼通り、ちょっと変わっているのが、人前結婚式であるということだ。神前婚や、仏前婚ではなく、列席の人々に承認されるタイプの比較的新しい結婚の形だ。従って仲人などという前近代的な仲介者は居ない。新郎・新婦入場後、司会者が式の流れを取り仕切り、2人のなれ初めなどを紹介、スタッフは典礼に基づいて粛々と式を進めるハズであった。
 ところが、指輪交歓、婚姻届署名と進む中、新婦の様子がぎこちない。交際3年でのゴールインなのだが、不自然なぎこちなさなのである。ケーキ入刀で、新婦は終に控室に逃げ込んで内鍵を掛け内部にあったソファーから何から破壊している模様である。会場は、次の披露宴の予定が入って居る為、スタッフは気が気でない。
 新郎は身の置き所が無いのだが、何れにしても何故、新婦がこんな状態に陥っているのか理由が分からない。そこで控室に乗り込んで訳を訊ねるのだが新婦は答えない。然し、新郎以外の恋人は居ないのだと言う。今も新郎以外に愛する男性は無い、と。然し何故結婚式を台無しにしているかについては全く答えないのだ。スタッフらのトリナシもあり、式場に戻った2人だが、会場には、新郎の元カノが来ていて、1週間前に「彼に捨てられた」と言い出して会場内は大騒ぎ。新郎は別れたのは3年半前だと反論するのだが、このような状況下では、女性の主張が支持されやすい。追い詰められた新郎に偶然が味方する。新婦友人として挨拶した女性が落とし物をしたのだが、其処に書かれた名前と出席者名簿の名前が違っていた。矛盾の説明を求められた女性は、自分は、派遣されたエキストラだと白状、新郎の元カノもエキストラであった。偶々、来たら新郎が元カレあったというだけで別れた理由も彼の仕事が忙しくて中々一緒の時を過ごせない寂しさから以前付き合っていた男と再び逢瀬を重ね、偽りを重ねていたのが原因であり、別れたのも彼の言う通り3年半前であったことが明らかになる。
 さて、新婦がぎこちなかった理由であるが、新郎の上司の提案で為された新婦当てゲームを通してその理由が明らかになる。ちょっと脱線するとヌーベルバーグをパクってニューシネマと称しアメリカ映画界は映画思想史に生き残ったが、その後のハリウッドの堕落は凄まじく陳腐としか言いようのないプロパガンダ作品を量産し続けている。が、今作はそんな下司用作品では無い。来週、もう1回公演があるので、それがどんな問題であったかは、観てのお楽しみだが、ヒントだけ書いておく。その言葉は聞いたことがあっても、当事者でない者には、その深刻な苦悩が如何なるものか想像しようともしない。そんな問題を抱えていたのが、新婦であった。新婦が何をどう悩んでいたかについては作中最終部分で明らかになるが、このような立場にあるマイノリティーの悩みを我々マジョリティーにも分かるように具体的表現として本質的な提起をした点で高い評価をしたい。
 但し、本当に小劇場で尺も短い1時間強の作品だから本質論で済むが、尺を通常の2時間にし、小劇場でもキャパが100を超える劇場で上演する場合には、新婦と新郎の上司の苗字の問題や、今作では一切触れないで済ませているサイドストーリーとしての親戚がどう対応するかという門題はキチンと書き込まなければならないことは、これだけ良い脚本を書ける作家には無論分かっているであろうから、更に大きな劇場にも進出して自分の才能を世間にアピールして貰いたい。
 スタッフの対応、音曲の選択、キャスティングの妙、適度に笑いを挟んだ演出、役者陣の演技もグー。
大安不吉日

大安不吉日

ウィークエンドシアター

Arise 舞の館(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/23 (土)上演中

満足度★★★★★

本当の披露宴みたいで、私たちも観客じゃなくて出席者の体。演出も凝っててめっちゃおもしろかったです。

ポストグラフ【福岡】

ポストグラフ【福岡】

彗星マジック

パピオビールーム・大練習室(福岡県)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの背景をたたみかけて明かすシーンは、泣いてしまいました。

花火鳴らそか ひらひら振ろか

花火鳴らそか ひらひら振ろか

劇団銅鑼

あうるすぽっと(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/21 (木)上演中

予約受付中

満足度★★★

話し相手はヒノキの盆栽くらいという女の子と大家さんの物語なのですが。大家さんは様子がちょっと???認知症? 見えたり見えなかったり、ゴタゴタの喜劇? 面白かったですね。

MONSTER MATES

MONSTER MATES

TEAM NACS

福岡国際会議場 メインホール(福岡県)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

二転三転で最後の設定は、忘れておりました。ぞぞっ、です。

ビョードロ

ビョードロ

おぼんろ

新宿FACE(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

17日12時の回を観てきた。今回は客演で二人、さらに9人ものパフォーマーが出るというのでどんな舞台になるのかとても興味深かった。なるほど、こう来たか、というパワーに溢れた舞台だった。かなりパフォーマーたちを出すことに力を入れたようで、芝居が少し繋がらない感じがしないでもなかったけど、客演二人も好演して楽しめた。

2月文楽公演

2月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★

第二部を観て来ました。おさん茂兵衛の物語です。恋する二人の逃避行ではないというのがより悲劇的です。

紡ぐ。

紡ぐ。

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/15 (金) 14:00

東北地方の片田舎(推定)の駅の待合室、舞台脚本家を目指し上京しようとする男とその父の会話から始まる「創り上げ系」バックステージもの(※)。
小劇場系演劇関連のあるあるネタ(自虐気味なものも含む)が満載でニヤニヤ。また、終盤では「演劇愛」が溢れ出るのもイイ。

※ バックステージものは「ショウ・マスト・ゴー・オン系」と「創り上げ系」に大別されると考える。前者は公演の本番中や直前に発生したトラブルを何とか解決して公演を全うしようというもの、後者は公演/作品を創り上げてゆく過程を見せるもの。

ネタバレBOX

冒頭の駅の待合室の場面が実は劇中劇の一部で、暗転後にそのシーンについてのダメ出しが始まるというトリッキーな出だしも愉しい。

小劇場ネタでは「座面が上がり、ひじ掛けのついた座席の会場」と「パイプ椅子、時には丸椅子の会場」という区分が印象的。
ヨロタミがよく公演で使う BOX in BOX THEATER が前者で、今回の BASE THEATER は後者というのがメタっぽくて好み。
最期の作戦行動

最期の作戦行動

有機事務所 / 劇団有機座

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

色々考えさせられた昭和の群像劇。この時代はまだ戦争の影を引きずっていますよね。終演後の琵琶の生演奏はもうちょっと聴きたかった。

いつかそのアレをキメるタイム

いつかそのアレをキメるタイム

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

そっちから来たか。今回も読めなかった。

いつかそのアレをキメるタイム

いつかそのアレをキメるタイム

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★

90分。

ネタバレBOX

とある製作所が舞台。ロケットにかかわるナニかを作るためドラマティックに会話する面々だが、誰かがナニかを決めることで失速、方向転換をしては、誰かがナニかを決めて…というごっこ遊びな構成。

笑えるとこもあるけど、話的な、仕組的な面白さはそこそこという感じ。ナニかを決定し直す際の融資担当?とかライバル会社の人の裏で糸引いてるというくだりのサムズアップとかは大いにウケたけど。あと、決定する際に使用する家族写真を皆が探し出すトコとか。
小関えりかの役回りはおしいくて楽しめた。浅見紘至のごっこ遊びに興じる表情がいい味出してた。

目標?を設定して過程を飛ばして、その場を楽しむという道楽に興じる(ように見える)面々を見ていると、確かにそういう時って楽しいのかもななんて思えてくる。ちょっとだけ哲学な味わいのある作品だった。
紡ぐ。

紡ぐ。

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★

ロングコントのような実に楽しい劇団裏話。トレビアのようなネタは勉強になりますね。大いに楽しませてもらいました。

カーテンを閉じたまま

カーテンを閉じたまま

Ammo

シアター風姿花伝(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

体が震える実に見事な舞台でした。芝居の演出もオルグも同じことなのかな。洗脳の恐怖に苛まれます。

タイム・フライズ

タイム・フライズ

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

瑞生桜子さんを聴きに光が丘へ。瑞生さんの歌が少なかったのは残念だが歌うまのミュージカル座の中に入っても一手間掛けた瑞生節は輝いていた。彼女は5年後にはソニンさんとのWキャストで帝国劇場やシアタークリエの常連になっていると私は信じている。

話の内容はタイムスリップと学生運動という二つの古着を切り貼りして新しい一着を作り出したようなもので新味はない。しかし学生運動のシーンは実にリアルで当時の記憶が蘇ってくる。アジ演説は今聞いても説得力があり、タイムスリップしてあの渦中に投げ出されたら熱心な活動家になってしまいそうだ(ならないけど)。

*大学当局がバリケード内への呼びかけで学生のことを「生徒」と言っていたが、これはありえない。高校の紛争の話を誤用しているのでは。

紫苑物語

紫苑物語

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2019/02/17 (日) ~ 2019/02/24 (日)上演中

満足度★★★★

1幕は寝てしまった。メロディーなし、不安と混沌の現代音楽はやはり難解。しかし、血が次々流される舞台は結構わかりやすかった。幕間にパンフで作曲家ノートをしっかり予習して臨んだ2幕はよくわかった。緊張感と緩急のある2幕だった。
ただ、平安貴族の生活をもとに無と悟達の境地に至る世界は、オリエンタリズムの東洋理解のステレオタイプではないか。抽象的な現代音楽で描くには、こういう象徴的世界が合うのはわかる。それでも、世界に発信する日本オペラというと、能や禅の「東洋的神秘」をネタにするのはもうやめたらどうか(今回は能がネタではないけれど)。沖縄や高齢化など現代日本の矛盾と苦悩をとらえたオペラを見たい。

みみばしる

みみばしる

ゴーチ・ブラザーズ

本多劇場(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

2月15日(木)のTBS「ジェーン・スー 生活は踊る」冒頭でこの作品に触れていて、
超ラジオリスナーである私は観に行くしかない、と。
(J-Wave及びJUMP OVER、松居大悟氏、本仮屋ユイカさんに思い入れはありません)
ハードルを上げすぎた所為で肩透かしを食ってしまいましたが、まぁ良いお芝居でした。

ネタバレBOX

30歳を前に会社をクビになった女性が主人公。
妹の聞いているラジオを偶然聞いてリスナーに。そして、投稿。DJに励まされる。

DJの「足が動かない」は嘘っぱち、親身に相談に乗っているようでいて、裏では
「もっと不幸なお悩みないのかよ!俺はもっとステージを上げたいんだ!」
と俗物な振る舞いを見せるDJ。

主人公は読まれるために投稿する内容に嘘を盛り込み、衝撃的なものにしていく。
そしてその後、DJの「足が動かない」の嘘がバレてYahooニュースになり……という展開。

110分のお芝居で、もっとエンディングに向かって凝集していくような造りになっているのかな、と
思ったのですが、ちょっとその過程が雑に感じました。
良かったのは
(1)曲と歌(音楽監督・石崎ひゅーい氏、歌・ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS))
(2)最後の歌の揃ってる感じと圧

チケットが6800円とちょっと高めなのを考えると、細かく言うと★3.5かな……
最期の作戦行動

最期の作戦行動

有機事務所 / 劇団有機座

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

有機座さんの作品は3度目の観劇となりますが今作品が本来の規格路線だったのですね。
「なるほどなぁ」と過去作の経緯を鑑みながら、納得しながらの有意義な公演でした。

舞台は1980年頃の喫茶店。
新たな出逢いが生まれる交流の場として、何ともまったりした時間が流れておりました。
まったりが過ぎるのじゃないかと言えなくもなく、表現のぎこちない方もおられましたが、もし全てが効率的で完璧な演技であったなら。と考えると、それもまた違う気がしています。
隙がある処が味になるという事か、上手く表現できないのですが・・・
舞台上には演者として気概ある方が多く、小劇場ではこの気概がダイレクトに伝わってくるので、かなり有効な強味だなと思えたのは確かです。
あ~ぁ劇友さんがいれば、あーだこーだ色々ツッコミしながら帰りたかった!
そう思わせる魅力。
良くも悪くもひっくるめて人間味の詰まった舞台、結論は「とても楽しめました!」です。

ポストグラフ【福岡】

ポストグラフ【福岡】

彗星マジック

パピオビールーム・大練習室(福岡県)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

衣装が華やかでにぎやかなお芝居だった。
だけど芸術家って苦悩が深いんだな~ とても凡人にはなれない。
知らない歴史をおもしろく知ることができた。アルルが可愛かった~♪

怪童

怪童

劇団献身

OFF OFFシアター(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/09 (土) 18:00

主宰・奥村さんの作る物語ほんと好き。人の意表を突くたくさんの笑い、でもただ笑わせるだけじゃなく、ちゃんと感動させるとこもある。ただ単純に笑う事が好き、面白い事が好きな人ならめっちゃはまると思う。ただ少しでも評論家気質な構成とか深く考えちゃう方々はちょっと違うと思う人がいるのかな?とみなさんの感想を見てて思いました。私は献身、好きだし今後も楽しみだし見続けます!

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー

劇団チョコレートケーキ

ぽんプラザホール(福岡県)

2019/02/15 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上の素晴らしさ、脚本も役者さんもその奥深さに感動した。
「遺産」を購入した。観るのが楽しみだ~また福岡に来てほしい。

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