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ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.30

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.30

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

世田谷区民会館(東京都)

2026/05/30 (土) ~ 2026/05/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/30 (土) 19:00

強烈なリズムに躍動的なダンスと響き渡るCanta.興奮の時空をいただき感謝申しあげます。中里さんの歌と小野寺さんのダンスに友人共々魅了されました。

正義の血が騒ぐ

正義の血が騒ぐ

ライオン・パーマ

テアトルBONBON(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

何なんだ、この物語は、この街は。外部からは推して測るしかない「掟」を、登場人物の動きから追体験できるのが演劇の素晴らしさである。
サスペンスのようでいてサスペンスではない。輪郭を辿るように、真相が浮かんでは消えていく。それが我々の手に汗握らせる。あぁ、『ライオンパーマー』、あぁ加藤さん、今年一番笑いました。

東京物語(横浜公演)

東京物語(横浜公演)

チームラヴ・ガン

WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)

2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作、演出、演者、会場すべて初めましての舞台。いつも観劇は事前に下調べせず観に行くことが多いです。ブレーキとオリーブの会話がテンポ良く進んで行くのが好きな舞台でした。アフタートークもほぼ毎公演あるのも楽しみの一つになっていいですね。

ツイスト・アンド・対話

ツイスト・アンド・対話

南京豆NAMENAME

シアター風姿花伝(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オムニバス?と思ったら2つのストーリーが絶妙に絡んで。台詞が秀逸!めっちゃ面白かった。

帰還不能点

帰還不能点

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/31 (日) 12:00

「過去は変えられない、前を向いて生きるしかない」という、“立ち直りに前向きな”言葉が
ほとんど“反省の無さ”に聞こえる手痛い指摘。
この延長線上に、戦後日本があるのだと言う再認識に打ちのめされる。
同じ事象を、国のトップから一般庶民まで複眼で見せるような構成、
この複雑な再現ドラマをわかりやすく展開する演出、怒涛の台詞、役者陣のエネルギーに圧倒された2時間10分。

母

劇団文化座

あうるすぽっと(東京都)

2026/05/19 (火) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

佐々木愛さんの優しい語りの素晴らしさが存分に味わえました。愛する息子を殺されるのは、痛ましすぎる

アカデミック・チェインソウズ

アカデミック・チェインソウズ

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/06/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かった。
もし副題つけるなら、十四少女漂流記かも……MCRなのに、ガールズ演劇的な味わいがある……だと!?
ジュブナイルな感じもあって。でもやっぱり会話のセンスや哲学的というか、独特の論理展開は、MCRの芝居で。
そして2時間の大作でもある。おじさんたちも輝いてた。
よく、これだけ面白い役者が集うね、とも思う。
青春の濃縮、ゆらぎ。

サイキック・サイファー

サイキック・サイファー

劇団不労社

調布市せんがわ劇場(東京都)

2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

こちら初見です。
チラシやタイトルから自分が思ってたものとは、違ったかな。
派手な照明(プロジェクター)とラップ。
でも、割とそれだけじゃなくて、二人芝居三人芝居もやる。
ただ、なんか、個人的には尖がってるというより、既視感が勝っちゃったのよね。
ラップやこういう照明での演劇も割と自分は観てて、斬新さや突出した印象は無かった。

美術。面白いと思ったけど、何故と思った、折り畳み式のテント?ブース?
色々な工夫で使われていたけど、せっかくのステージがなんかせせこましいなって。
ただ、これ、実は現在、研究開発中の屋外での公演用のテントらしくて。
へー、面白いアイデアだと思いました。
京都での公演は屋外のようでして、そうすると見え方や印象かなり変わるかも。

ネタバレBOX

自分が観た回は、アフタートークがありまして。
そこで。陰謀論やラップは、偶然が一致して意味が見える気がする場合があって、そういう偶然に出会うと入り込んでしまう。
演劇もそういう部分がある。それは良し悪しじゃなくて、こういう傾向ってあるんだって。
なるほど、そういう部分も描いていたんだなとは、思いました。
ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.30

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.30

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

世田谷区民会館(東京都)

2026/05/30 (土) ~ 2026/05/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

フラメンコを初めて観ましたが、衣装の華やかさや迫力のある音楽とリズム、キレのあるダンスとステップで非常に楽しめました。

The Freak

The Freak

劇団カルタ

RAFT(東京都)

2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オープニングまでのボブ・ディランのBGMいいですね。ディランの世界観と舞台の世界がちょっとシンクロしているようでもあり「オープニングまでのディランの曲ってもしかして伏線?」と深読みしてしまいました。あと、舞台と客席が完全にフラットであの至近距離で演じるのは演じる側はかなりのプレッシャーでしょうね。そのプレッシャーを感じさせないすばらしい演技でした。この先ますます期待されちゃう劇団に成長していますね^^ 

THE GAME OF POLYAMORY LIFE

THE GAME OF POLYAMORY LIFE

趣向

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2026/05/30 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「パートナーシップのかたちを模索する人々」

 合意のうえ二人以上のパートナーと親密な関係を構築している「ポリアモリー」について丹念に描いた2016年の作品の再演である。Bチームの初回を鑑賞した。

ネタバレBOX

 高校教員のエンジェル(豊田エリー)は医師のムーン(笠木泉)とタイガーという青年(小川ゲン)の三人で共同生活を送っている。三名は互いを恋人と認めているが、学生時代にエンジェルに焦がれていたアリス(阿岐之将一)や、同じくエンジェルに恋するガンダム(笹川幹太)は強い拒否反応を示す。将来は子どもを持ちたいと盛り上がる三人の日々は順調そのものだが、アリスがタイガーと交際をはじめたときから少しずつ変化が生じていくのだった。

 日本に馴染みがあるとはいえないパートナーシップを結ぶ登場人物たちを観ていて、愛情と所有の違いや、互いを認め寛容であることの困難さについてなど、さまざまに思いを巡らせることになった。説明しすぎない照明と音響が、俳優のイキイキした芝居を浮き立たせることに成功していたように思う。ポリアモリーを実践する三名とそれ以外の二名の討論劇のようになった感はあり、やや教条的で図式的になった向きは否めない。各登場人物を掘り下げた内容を観てみたいとも思った。
光る

光る

玉田企画

シアタートラム(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/29 (金) 14:00

玉田企画『光る』

5月29日の昼公演での玉田さんのアフタートークがある回(チケットを予約した後、公演日の数日前に設定された)を拝見した。
そのアフタートークで玉田さんが観客の質問に答える形で、演出やキャスティングについて説明しておられた。

能島瑞穂さん vs. 井上向日葵さんのシーンが象徴的だった。そして秀悦だった。能島瑞穂さんの青年団の『日本文学盛衰史』での喪主の四変化で素晴らしい俳優だなとの意を強くしていたけど、玉田企画のこの『光る』ではまた新たな、でも能島さんなら当たり前か、だろうけど、それでも凄かった。怪演だった。

そして初めましての浦井のりひろさん!この方も凄い俳優だなと思った。玉田さんによると、浦井さんの欠点をまだ見つけられてないそうだ 笑。そして優しい方の様だ。

最後になるけど上演作品としては最高だった。これぞ正調玉田節!滅茶苦茶面白かった。玉田真也の定期補給が必要なんだと強く思った。

そらさかさまに

そらさかさまに

早稲田大学劇団木霊

劇団木霊アトリエ(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/05/25 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/05/25 (月) 13:00

劇団木霊『そらさかさまに』
空逆さまに、悲しみを帯びたファンタジー。

作中に、村で育った若者が連れと一緒に村の中で近道を探すという台詞があったが、村で育っていれば、その状況は無いのではと思ってしまったがどうだろう、ここではそうじゃあないのかも知れないけど、そう思うことがおかしいのかも知れないが。

アカデミック・チェインソウズ

アカデミック・チェインソウズ

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/06/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

選曲にセンスある。開演前SEなんか良かった。レッチリの次の曲が凄く気になった。

全員、ほぼ実名が役名。メタ的な構造を狙っているのか。

美人の璃音(りのん)さん、表情がアニメチックな梶川七海さん、キツイ若月海里(みさと)さんは海岸ではしゃいでいる。

陰キャの市島琳香さんはスクールカースト一軍に入りたがる唯一の友人・桑田佳澄さんに忠告をする。そこに居合わせる体育教師の日栄洋祐氏。

いつも破天荒な有馬ゆかさんを支える親友二人、米田ひかりさんと荒波タテオ氏。彼女の悪戯に巻き込まれる教師の加賀美秀明氏。

教師の澤唯氏から修学旅行実行委員に選ばれた田中優笑(ゆみ)さん169cm。彼女はイマジナリーフレンドであるおがわじゅんや氏と櫻井智也氏に不満をぶちまける。そこに通り掛かるみしゃむーそさん。

教師の堀靖明氏はパパ活の疑いがある井澤佳奈さんを呼び出す。彼女の親友の川久保三子さんが抗議に乗り込む。やたら落ち着き貫禄のある上田房子さん、伊達香苗さんを従えて。

女子校である私立みつばち坂まつぼっくり高校の修学旅行先は南洋!ホエールウォッチング・ツアーも楽しめる!
船長は北島広貴氏。

堀靖明氏はインパルスの堤下敦っぽい。もうお笑い芸人としか見えない程のツッコミ力。
梶川七海さんは表情が『らき☆すた』っぽい。(観たことないが)。
桑田佳澄さんにメチャクチャ見覚えがあるのに作品が思い出せない。ガチ小学生のルックスで29歳、有吉弘行のように芯を食った毒舌。MVP。

ネタバレBOX

ラストはRadiohead の「Creep」で決める。美しく天使のような“君”にまるで信仰のように夢中になっている自分。“君”は綺麗な世界で真っ白な羽根のように舞っている。でもそれを見つめている自分は出来損ないで醜い。自分の存在が“君”の世界を汚してしまう。

だけど俺はキモい。頭も変。
一体ここで何をしているんだろうな?
ここにいるべきじゃないのに。

波打ち際で踊る少女達の躍動的なダンス。それを遠くから眺める市島琳香さんと田中優笑さんの表情。これは彼女達の物語だったんだと判明する。そこにはみんながいるが自分だけがいない。

押井守に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』という1984年の映画がある。ずっと「学園祭の前日」が果てしなく続く世界に閉じ込められた面々。実は「ずっとこのままでいたい」と願う少女の夢の中だった。日本のモラトリアム文化の一つの象徴。今作に影響を受け、社会学者・宮台真司が『終わりなき日常を生きろ』を執筆した。

劇団活動こそが永遠の「学園祭の前日」なのか。
亀と潜水艦

亀と潜水艦

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/06/04 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/31 (日) 13:00

座席1階

今回の桟敷童子は、いつもに比べると質素な舞台美術だった。それだけに目を奪われたのは、役者たちの躍動ぶりだ。今作では、老婆役を演じた鈴木めぐみ、板垣桃子、藤吉久美子(客演)の演技がすさまじい迫力だった。

桟敷童子の舞台は、九州を舞台にした重たいテーマが多い。今作は終戦直後の1946年、博多港に中国大陸から引き揚げてきた人たちと受け入れ先の人たちの物語。命からがら逃げてきた女たちの中には、レイプした外国人の子を宿した人が多かった。祖国を目の前にして引揚船から身を投げた人も少なくない。外国人との混血児と母親に対する祖国の人たちの差別的感情・視線から守ろうと、秘密裏に不法である堕胎手術が行われた。現地の「二日市保養所」跡地には石碑があり、400~500人もの胎児がそこに眠っているのだという。

戦死しなくても、生きて帰ってきても辛酸をなめつくした大量の引き揚げ者たち。上陸した直後の一時的な投宿場所が今作の舞台だ。そこには片腕を失うなどした男性ら登場するが、主役は女性たちだ。なかでも「二日市保養所」から来て、ショックのあまり精神的に不安定になった若い女性を演じた大手忍の演技はすばらしかった。この女優さんは桟敷童子や外部出演でもメンタルに深く傷を負った女性を見事に演じている。この物語でこの役を演じるのは「この人しかいない」という評価は揺るぎないだろう。

「亀と潜水艦」というタイトルは、ストレートにこの舞台を表しているわけではない。もっと他に考えられる言葉があったかもしれないが、物語があまりにも壮絶なだけに、舞台を見終えるとタイトルに何だか少しホッとするような印象も受けた。また、悲劇的な結びになっていないのが、何より本当によかった。

『ZOO』

『ZOO』

ウテン結構

インディペンデントシアターOji(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

リアルと虚構が混ざり合ったファンタジー、共感できる世界観で大いに楽しめました。色んなオマージュ的なエピソードには、デジャブ感ありましたね。芝居人変人説は同感。観る側もそんな気がします。発達障害自己申告は自分もよくやる免罪符なので、ちょっと反省。

光る

光る

玉田企画

シアタートラム(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ステージ上に半球状の穴が空いていて、その上に巨大な石の輪が吊るされている。『未知との遭遇』を思わせる暗示的なセット。キリスト教プロテスタント系カルトで歴史上何度か起こったムーヴメントに「空中携挙」(rapture)がある。滅亡の日に選ばれた人間だけが天から引き上げられるとの信仰。

祷(いのり)キララさんの父親はカートのレーシングチームを運営していた。彼女が13歳の時、スピリチュアルに嵌まった母親(能島瑞穂さん)と離婚。その後、父親は亡くなり祷キララさんがチームを継いでいる。今は26歳、中学の時の担任(浦井のりひろ氏)と交際している。チームには古屋隆太氏、浦井のりひろ氏、三村和敬氏。チームの持っているサーキットでレースの開催が決まり、実況アナウンサーとして初挑戦する浅野千鶴さんが挨拶に来る。だがレースの開催日が例年行われる慰霊祭と重なる為、住民からクレームが来ていた。運営会社の広報担当の井上向日葵さんはレースと慰霊祭を合同に行なうとの決定を伝える。戸惑い抗議をするメンバー。

この近辺で突然地面が陥没し大きな穴が空く事件が頻発。穴の夢を見た人間が気になって現地に行くとその通りに穴がある事例が続いた。これは何かの啓示なのか?同様に夢を見た浦井のりひろ氏が現地に赴くとそこには穴が。居合わせた能島瑞穂さんとの再会。13年前の教え子の母親だがその頃に離婚している。今の能島瑞穂さんはネットの預言系インフルエンサー、これについて全てを知っているようだ。

知らない役者ばっかりと思ったが浅野千鶴さんはコンプソンズの『ビッグ虚無』のヒロイン。祷キララさんはiakuの『モモンバのくくり罠』のヒロイン。井上向日葵さんはpapercraftの『世界が朝を知ろうとも』で観ていた。玉田真也氏が意外、イメージと違った。

能島瑞穂さんはヤバイ。豊田真由子っぽいキチガイ・オーラ。この人が主人公だろう。
浦井のりひろ氏も凄腕。イキウメみたいなキャラ。軽部真一とか鴻上尚史とか立川がじら的雰囲気。三村和敬氏に毎回、「お前は誰だ?」と聞くネタが最高のキチガイっぷり。
古屋隆太氏は売れてそう。高橋ジョージっぽい。
三村和敬氏はお笑い芸人にいそう。
祷キララさんは冨永愛っぽい。
浅野千鶴さんは声が可愛い。
井上向日葵さんは小学生の声。AIを疑われると動揺する。

ネタバレBOX

自分的には笑いが決まらない。笑いと黒沢清&イキウメ系ミステリアスがどちらも中途半端。いやこれメチャクチャ笑わせてくれよ。その後でゾッとさせてくれ。どっちつかずの批評家任せの立ち位置は余り好きじゃない。

ただ能島瑞穂さんVS井上向日葵さんはスピン・オフ希望。能島瑞穂さんを宗祖に大本教のような壮大な話を語って欲しい。ファクトかフェイクかではなく、もっと根源的な話を。(正しいか正しくないかではなく、全く別の回路で人間は生きている。同じような陰謀論が何度も繰り返されるのはそれが人間の本質に関わっているからだろう)。浦井のりひろ氏のキャラなど文学的で面白いだけに、もっと踏み込んで欲しい。井上向日葵さんは人造人間だとして、人工知能は最終的に何を望むのか突き詰めて欲しい。鉱物の本能は静かに佇むことだから人工知能コンピューターは最終戦争を望むという筒井康隆の初期短編があった。
居場所・ドラマの基礎と応用(2プログラム)

居場所・ドラマの基礎と応用(2プログラム)

中野成樹+フランケンズ

シアター711(東京都)

2026/05/19 (火) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/22 (金) 15:00

中野成樹+フランケンズ演劇作品集『居場所・ドラマの基礎と応用』Bプログラム

前半「ランダム2」
綾門優季『応答、あるいは浴槽』
小島淳之介『老人の家』(『Tong Poo』より)
齊藤文也『種』
関口洋平『距離』
『weka(ウェカ)』(『距離』toki pona語訳)田代さつき『改札ディスティニー』はぎわら水雨子『みんなで寝てみる、できるだけ快適なかっこうで』
波田野淳紘『手遅れ』
中野成樹『C定食』
『なっとうご飯』
後半
『シャア・アズナブル(架空の人物)』(2021年) 原作 テネシー ウィリアムズ『しらみとり夫人』(1944年)より 誤意訳 中野成樹
『寝る寝る寝るね』(2026年) 原作 テネシー ウィリアムズ『バーサよりよろしく』(1961年)より 誤意訳 中野成樹

を拝見しました。テネシー ウィリアムズの短編、「しらみとり夫人」、「バーサよりよろしく」は 1ヶ月少し前に、「居場所・ドラマの基礎と応用」の 関連企画としての読書会「T. ウィリアムズを読む」で両短編のリーディングを拝聴していたのですが、が、両作ともほぼ原型を留めておらず、そう言えばリーディングを聴いていたなと途中で思い出した次第 笑。誤意訳たる所以なのだろう 笑。
『シャア・アズナブル(架空の人物)』で、そう言えば原型のリーディングを聴いたはずだけどと思っていて、いや違う、その事実と「しらみとり夫人」の内容を思い出させてくれたのは「ゴキブリ」と言う単語だった 笑。それまでまったく思い出して/気付か、なかった。

なるほど、フレームと言うか、構造というのか、前提のベースというか、そこは受け継いでいるなと。『寝る寝る寝るね』に至っては、導眠剤だ!なるほど酒に眠り薬を混ぜるってあったなのみ 笑。でも、超絶面白かった。
短編は、どれがどの作品名の上演か、短いこともあって判らん! あとで戯曲を読んでおきます。原作からあの上演作品を創り出す中野成樹さんはおかし過ぎる 笑。どんな頭をしているのだろうと思う 笑。演者の皆さんも良かった。
小泉まきさんのセーラームーン、説得力の塊でした!

紅哭-KURENAI-

紅哭-KURENAI-

舞台「紅哭-KURENAI-」製作委員会

シアターサンモール(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Wキャスト菅原茉椰の回観劇。殺戮の戦国時代劇の舞台、設定はかなり無理目なのですが、なんかグッときますね。ガールズがメインの殺陣はカッコよかったです。

貧乏物語

貧乏物語

劇団東演

東演パラータ(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この劇団のお芝居は獅子の見た夢に続いて2度目です。今度も迫真の演技が印象に残りました。獅子と共通するテーマは、昭和初期から戦時中にかけて、新劇など国家の意志に歯向かう活動に対する国家の圧力。一方、今回は、迫害を受ける本人というよりはその周りで彼を尊敬し慕う人々の物語です。女性や縁の下の力持ちのパワーと、それでも明るく生きて行こうとする姿勢、それは希望と言う言葉を作ってしまったのだからどんな時でも希望を持とうという劇中の言葉に呼応するものでした。
中国映画で「生きる」というのがあります。世の中が大きく変化する中でたくましく生きる、それが滑稽でもある。この映画を思い出しました。
もしかしたら近年と似てるかもしれないと、現在の世情と重ね合わせて考えされる内容でもあったかもしれません~

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