
劇団かさぶた終始公演『凡』
劇団かさぶた
シアター711(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
劇場内温度の高さと台詞のガナりあいに閉口
ストーリー追う気力も無くなり、
ひたすら終演を待ち・期待する芝居でありました・・・。
出口でドリンクをサービスで出してくれましたが、
エアコンが壊れたから?
それとも確信犯的な場内温度上昇演出があったから?
何にせよ自分は人に、この芝居は薦められないと感じた1時間40分。

レモン・サイダー・バカンス
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
博多リバレインホール by Active Hakata(福岡県)
2014/05/01 (木) ~ 2014/05/10 (土)公演終了
満足度★★★★
ブラボー!
なつかしい作品の再演を観れて最高だった。
実は細かいところは覚えていなかったけど(^_^;)
テンポの良さはとても旗揚げからわずかの劇団とは思えない。
この企画は新たなガラパファンをゲットするかも。

ルーシアの妹
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

『鱈。』の(ら)
Hula-Hooper
渋谷gee-ge.(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
縦横無尽
上演時間2時間10分。ミュージカルと宴会を合わせたような、なんだか楽しいショーだった。通路も舞台のようなもので、接近を堪能。

林 邦史朗の殺陣ライブ
林邦史朗 殺陣ライブ
シアター代官山(東京都)
2014/05/16 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
手裏剣投げ体験は無かったなぁ(^^)残念
1部が殺陣や演舞で2部が芝居仕立ての殺陣実演でした。
珍しい武器は琉球系でしたかな、洋物までは無理でチョッチ残念。
真剣での演舞や試斬はやはり迫力でありました。
本物の薙刀演舞は珍しかったです。
護身術応用できる演舞とか、どんな武術の達人でも隙はできるので。
「三十六計逃げるに如かず」が一番ですよ、という言葉は沁みました。
(やはり世界最強の武術は「卑怯道」ですねぇ(^^)。
決して正面から戦うことをせず、無手のものには武器を用い、
数で押し切ったり相手の弱点を情け容赦なく攻めるという・・・。)
先生は怖いかなぁと思っていたら、
笑いをとったり観客を楽しませようとする姿勢が好印象でありました。
開演前のドリンク等のサービスも有難かったです(^^)
ちょっとしか見れなかったが、和弓出したり。
鎧武者同士の殺陣とかも迫力でした。 (最前列で観れて大満足(^^)
「無限の住人」に出てくるような変わり刀とかあれば見たかったです

SEKI魔ツー
とまと野郎&さんまパイ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2014/05/16 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★
良くも悪くもシンプルな舞台
ダンス等の身体表現も交えた、エンターテイメント寄りの舞台。
物語は良くも悪くも非常にシンプルで、逆にそれを逆手に取った台詞等、確信犯的な部分が良かった。
そういう台本だからこそ、役者のパワフルさで乗り切って欲しかったが、あまり乗り切れていない役者も多く、そこは残念。
役者の喜三太さんや赤間さんの熱量で舞台が引っ張られている感じがした。

Chooser!
劇団ICHIGEKI☆必殺
シアターシャイン(東京都)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
ちょっと参加型
いじられすぎると何をやっていいかわからないので、このくらいの度合いの参加が私には丁度いいです。
願いとは何、幸せとは何という哲学的問いかけもある作品でした。

猫の夢をみていた
演劇ユニットastime
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★
黒猫の出番が・・・・。
死に関わる4つのケースを演じつつ、生の尊さを訴える。
ギャグをいれない直球の芝居は好感がもてるが、内容をもうひと踏み込みしてほしかった。併せて猫の存在が4つの中のひとつにしか絡んでないようなので、他の話との関わりがあったほうがよいのでは・・・。

サスライ7(サスライセブン) パート2
東京アンテナコンテナ
あうるすぽっと(東京都)
2014/05/09 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
クスッとわらえる
ほんわかした(笑)のあるお芝居でした。
アクションがばっちりのかたたちも多い中、キャラで活躍されるかたたもスポットライトがたくさんあたっているお芝居でしたね

蟻の女王
タッタタ探検組合
ザ・ポケット(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
タッタタならでは!
こういう芝居はタッタタ以外観ることができません。
脚本、演出、舞台セット、衣装、照明どれをとっても見事です。
蟻の世界の争いも人間のそれと似ていますが、その争いなんて小さなものと思わせるエンディングは素晴らしい結末でした。

4時48分サイコシス
笛田宇一郎演劇事務所
テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1107(14-145)
19:30の回(曇、風が強い)。18:50受付、ロビー開場、19:00開場。入って右に客席(ひな壇)、左が舞台で、下手から、病院用ベッド(白いフレームだけ)、赤い木枠その、向こうにはチェロ、椅子と譜面台。天井にはベビーカー、点滴スタンド、椅子が宙吊り状態。床面斜めに薄いグリーンのシート。
前説なし、19:31男がひとり登場、首を回し客席を眺め、歩を進めるがゆっくりと半歩ずつ、ゆっくりと...開演~20:34終演。
ネットで注文した「舞台芸術08」はすぐ届き、事前に戯曲を読むことができました。3回目の「4時48分サイコシス」となりました。
黒田さんはやはり「Aftershock(2013/12@LIFT)」に出ていらした方でした。
戯曲を読んだ印象...とても冷静な分析...だが、直後に自殺。舞台上の6名、黒田さんは「サラ自身」だとして他の5人はというと、やはりサラなんだろうなと思う。ダンス・舞踏が3名、奏者と唄い手各1名。
ノイズ、言葉になる以前の叫び、カラダの否応のない動き、不協和音、不安げな動作...。
正面を見続ける黒田さん(サラ)、端正な顔立ち、その視線の先には自分自身(5名)がいて、さらに客席を埋める数十人もサラの意識のなかにいたのではないかと思うのでした。
登録「カテゴリ」は演劇となっていますが、ダンス/舞踏要素が強い作品です。
調べてみると入間川さんと井上さんは別の作品で共演していらっしゃいました。また観てみたいなと思います。

とける記憶
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
狂気と切なさ
まず冷気との闘いであった。スタッフが冷房が効き過ぎているので、送風に切替るとの説明があったが、最後まで寒かった。また、自分の席から舞台上手が見ずらく、座るシ-ンには背筋を伸ばして観る…そうすると余計冷気を感じる。おかげで睡魔に襲われなかった(笑)。
さて本題だが、本公演は実際に起こった事件をモチーフに制作されているだろう。それを加害者の娘の視点から描く発想がユニークかも。加害者本人の性癖などの状況説明はあるが、その生い立ちは省略している。あくまで成人した娘の目線を中心に据えた描き方である。ストーリー展開によっては散漫になりかねないぎりぎりの演出だろう。だからこそ、過去(小学校時代の境遇)と現在(人目を避ける生活)とが交錯し、自分との邂逅が効果的に描かれる。その点は成功していたと思う。終盤は観客へのサービスか、または挑戦か。ストーリーが想定できるシチュエーションが反覆・漂流する…そして結末は藪の中。脚本・演出とも秀逸な作品だと思います。

青年Kの矜持
LAUSU
俳優座劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★
プライド
ハッピーな内容ではないものの重くなり過ぎず、爽やかな後味が感じられる作品でしたが、流れの悪さがもどかしく思いました。
職を失いホームレスになり死んでしまった男の最後の5日間に起こった出会いを描き、不幸に見える人生でもプライドを持つ大切さを訴える物語でした。
必要以上に間を取る沈黙のシーンが多くてドラマとしての流れが生まれず、クライマックス感もあまりなくて、全体的に平坦な印象を受けました。
物語や演出に中高生向けの様なテイストがあり、ネットゲーム内の世界を演じるアクションシーンもあって、描かれる世界観への入り難さを感じました。
場所の写真やキーとなるアイテムが映像で映し出されるのは説明的過ぎで、またその表現方法にも安っぽさを感じました。映像に頼らずに演劇ならではの想像力を喚起する手法で見せて欲しかったです。
ドアや窓が仕込まれた大きな壁だけのセットが興味深かったのですが、もっと色々と効果的に用いることが出来そうに思いました。
個性的な役者達が出ているのにあまり活かされていなくて(特に男性陣)、勿体なく思いました。

オパンポン☆ナイトvol3~曖昧模糊~
オパンポン創造社
Live Space B.SQUARE(大阪府)
2014/05/16 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!
オパンポン☆ナイトvol3観てきました。
短編4つとも笑いありメッセージありで素晴らしかったです。
そっと人生を後押ししてもらってるような。
どの話も入り方がよくてぐっとひきこまれました。
独立して面白い短編がリンクする瞬間の高揚感。
観劇後にこんな爽やかで幸せな気持ちになれることってなかなか。
台詞回しや場面の進み方、とっても好みでした。
OPの野村さん、最高にかっこいいです!

ルーシアの妹
ライオン・パーマ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度でも
また見てきた!今作二回目の鑑賞!二回目でもあきるどころか、さらに深く心に染みるものがあった。無理矢理な押し付け感はないのだけど、不思議と何か心動かすものがある。ライパ最高!!

林 邦史朗の殺陣ライブ
林邦史朗 殺陣ライブ
シアター代官山(東京都)
2014/05/16 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
舞台上で真剣での試斬演技などあり、
とても迫力ありました。何より、こうした武術というのはものすごく合理的に、人間の体や動きというものをとことん追求した結果なのだということが分かり、何だか納得。殺陣というのはそれを観客やカメラの目線に合わせて見やすいように、美しく見えるように行っているのだな、と良く解りました。また、新撰組がよく使った剣法などがはっきりわかっているというのも驚愕。こうした殺陣師といわれる人たちが研究しているんですね。知らない世界が広がって面白かったです。

とける記憶
劇26.25団
駅前劇場(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

人狼 ザ・ライブプレイングシアター #12:STEAM 機巧人形と月の艇
セブンスキャッスル
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/05/13 (火) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
アドリブ力が勝負…
まず、舞台全体の雰囲気が耽美的で魅力を感じた。脚本は、オ-プニング以外は、上演直前に決められる役割に従って演じるらしい。機転が利いてそれをどう上手く表現できるか…。脚本があると言えるかわからないが、極めて斬新な公演だ。
アドリブゆえに早口になった感は否めない。観客に推理させるには早口の状況説明はつらい。もう少し落ちついたセリフ回しによる、丁寧な説明(理詰め)が必要ではないだろうか。
しかし、公演全体を通して面白いことは間違いない。次回公演にも期待したい。

【無事終演しました】荒川、神キラーチューン【ご来場ありがとうございました!】
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
記憶の奥をえぐられるような
帰り道に、忘れていた古い友人の名前が頭をよぎった。
今どうしているんだろう。
検索しようとして、やめた。
知らない方がいいような気がして。
男性にはわからない、女の世界を観た気がした。
音楽の使い方がとても効果的だった。
キラーチューンに射抜かれるような、あの感覚を演劇でも味わえるとは。
ロ字ック、初見だったがとてもしびれた。

マトリョーシカ、その用法
ハイバネカナタ
シアター711(東京都)
2014/05/08 (木) ~ 2014/05/12 (月)公演終了