
白い夜の宴
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2014/06/20 (金) ~ 2014/07/02 (水)公演終了
満足度★★★★
劇団民藝『白い夜の宴』を,紀伊国屋サザンシアターで観た。
劇団民藝『白い夜の宴』を,紀伊国屋サザンシアターで観た。このしにせの劇団は,昨年も観ている。『無欲の人』というもので,同じ出演者もいたことに気が付いた。
物語は,祖父・父・息子の三代にわたる。みなで,誕生日を祝う。そのときに,メンバーの中で過去の事件・出来事が懐かしくも又,苦々しくも語られる。
まず,父は,祖父との葛藤があった。官僚でもあった父に反発し,一時は左翼の活動をしていたが,なんせ治安維持法下の中で弾圧されていく。刑務所では,朝鮮人が熱く「独立」問題を語るのに感銘をしたものの,自分は,民間企業の社長になってのうのうと生きていく結果になった。まさに,「転向」にほかならない。
この父を見て育った息子は,安保問題まっさかりだった。熱心な活動家になったが,不幸なことに,当時つきあっていた恋人が顔をつぶされるほどの事件に遭遇し,その後自分は,父親の会社にもぐりこみ,身をくらました。しかし,父親以上に,彼は心に傷を負ってしまった。
政治性のある演劇はあまり観ない。どこか説教臭く,また,過去に何があったか,それを演劇から学ぶのも一つの方法でしかない・・・そんな気がするからだ。しかし,劇団民藝などの役者は迫力がある。ときには,このような名作を観るのも良いだろう。

地獄任侠観音烈伝
白昼夢
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
刺激的!刺激的!刺激的!
必ずしも交通の便が良いとは言えぬ住宅地の中にあるこの小劇場に約50席が埋まる。以前に1度この劇場に別の劇団の芝居で来たことがあるがそれと比べると雲泥の差、驚いた。
役者は皆死人顔の化粧をしている。衣装や踊りも独特!死後の世界を感じさせる。他には観られない刺激的な舞台この上なし。

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~
企画演劇集団ボクラ団義
ザ・ポケット(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かったーとだけ
あとは劇場で確認です、よ!
間違いないものが観れる、とは安心していましたが実際その通りでした。
役名もネタバレしない様に気にされてるくらいなのでどう書くか。
凄い密度の高い芝居だと思います。
自分はチケットを取る動き出しが遅いので指定席モノであまり良席になること少ないのですが、今回は前方中央で良かった!
予約の際に「端でもいいので前寄り希望」と書いたのですが、中央にもしてくれてありがたい。
フィクションの扱いが素晴らしかった。
説明しちゃうと陳腐になってしまうのですが、嘘臭くないフィクションというか。
今の世ってこういう時代の上に築かれてるんだぜ!
と思えて、直裁的に言われるよりも今の政治ってこんなんでいいの?
と感じさせられた気がした。
ちなみに土佐弁とかの言葉もそうだけど、髪型も自分には見慣れなかったので役者の把握が何気に苦労しました。

遭難ルールブック
KAMAYAN
OFF OFFシアター(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ
はちみつシアター
テアトルBONBON(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★
自己犠牲!
幅広い年齢層の女性陣(1名除く→笑)が、芝居、ダンス、歌とエネルギッシュなパーフォンマンスに元気もらえます。
日本人の美徳とする自己犠牲を表現していますが、私には特攻隊や出征兵士が頭に浮かびました。

てんぷくトリオのコント
こまつ座
あうるすぽっと(東京都)
2014/06/19 (木) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

森山智仁の森小屋 vol.2
森小屋
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2014/06/27 (金) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★
本公演はライバル
ほぼ、バッコスの祭。
タイトルのイメージから芝居の勉強会の成果を見せる場、と勝手に思っていた。
今回は二人芝居、全員参加のコント、四人芝居の三本立てでした。
自分が今まで観たものにかなり引き摺られるのだなあと改めて思ったのですが、短編集というもので考えた時に物足りなさが残ってしまった。
最近、凄いクオリティの短編集を観てしまっているので辛口にならざるを得ないという。

命名騒動!
劇団おおたけ産業
北池袋 新生館シアター(東京都)
2014/06/27 (金) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
「テーマの選択」がクリアだ
名前を変えるとは そうは問屋が卸さない。
私たちは 自らそう思考を縛り付け、「戸籍制度」を神聖化してきた。
だが、「角栄」という名の少年の保護者が訴えをおこし、社会的に不利益を被らないよう、「改名」が認められたケースも実在する。
「こんちは赤ちゃん」(1963年)。私たち日本人は、産まれてままならない新生児を純粋無垢な妖精のごとく育んできた。「子は宝」である。
では、このデータは何を意味するのだろう。
新型出生診断を受けた妊婦のうち、「異常」と診断された胎児の97%が「中絶」され、文字どおり命を絶たれてしまった。
人の尊厳を奪う組織的マシーンが日本医師会・厚生労働省である。
これは、リベラル派が唱えてきた「中絶容認」のロジックを逸脱した「中絶」だろう。なぜならそれを決断した妊娠の多くは「望まれた妊娠」の過程だからである。もし、担当医のレクチャーが「中絶」を強くアドバイスする類だとしたら 被害者だともいえよう。
いずれにせよ、ウルトラ母体保護法主義に違いない。反キリスト教・反倫理・反モラルの「新型出生診断制度」は、原子力発電問題のフィールドに並ぶ亡国政策だ。
そして、データから明らかになったとことは、「真の母親」はわずか「3%」に過ぎない衝撃である。
日本は「30代」(平均的な出産経験世代)を中心に斬時解体していく。
『命名騒動』を観劇する前、こうしたニュースが入ったものだから「尊厳」というキーワードが離れなかった。
大竹 匠によれば〈これが僕らのエンターテイメントだ!〉らしい。
たしかに、橋本康史 作曲提供のミュージカル・テイストは何曲分か披露していた。
冒頭「こんにちは赤ちゃん」(作詞_永六輔)を全楽章、まるで地区小学校合唱大会のように、キラキラ目を輝かせ唄う。
これは「ベイビー・スマイル」であった。大竹の頭皮に残った「産毛」が「赤ちゃん」にジェラシーを感じさせる。
しかしながら、〈これが僕らのエンターテイメントだ!〉と言われても、「はい、そうですか」と返事はできない。正統派が惜しい。
「ダンス」はミュージカル学院とやらでプロ・コーチから継続的にレッスンを受けた「俳優」とは やはり差が出る。
スタイリッシュだろう。教育現場で話題になっている「キラキラネーム」を舞台で扱った先見性も、「若い親たちの深層心理学」である

あやかし相談承り〼。萬屋ツジモリ
劇団だるま座
「劇」小劇場(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

松陰の夢
劇団熱血天使
d-倉庫(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
志は感じました。
幕末が好きでやってる劇団さんだということはよく伝わってきました。
演技も熱の入ったものでしたが、
もう少し落ち着いてしっかり見せる部分が割合多くてもよかったかも。
これは好みでしょうか。

『カナタ』
劇団光希
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★
多国籍的理想郷
船上から酒場、さらには波止場へと変わるシンプルだが立体感のある舞台セットに工夫が見える。しかしそこには国や町が特定できるような装飾はない。劇団員の手作りだという多国籍的な衣装も凝っていて良い。

つぎとまります・初夏
劇団肋骨蜜柑同好会
pit北/区域(東京都)
2014/06/26 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1148(14-196)
17:00の回(曇)。16:30受付、開場、受付横から階下へ、いつものサイドに座る..この位置からだと、田中さんは主に横顔、前回とはずいぶん違った構図。
ブルーシート、テーブル、流しそうめん器(泳ぐひよこ)、「西蛙井」のバス停、苦悩する作家...2012/12@王子小で観ているので2回目になります。
衣装、ポジションも変わっていて、上階も使うなどありましたが、ベートーベン(第4楽章)は健在。
フジタさんのあの麺つゆは相当濃いのではないだろうか。
フジタさん&田中さんは「犯行予告(2013/12@サブテレ)」「シスターストロベリー(2014/5@櫂)」を観ていて、今回で4回目。
客入中BGMなし、小説家の横には本棚、夏目漱石集、岩波や学術文庫、16:59前説(75分)、田中さん舞台へ(今回は「白」。タオル、カーテンレース等でつくった衣装、肩ひもはビニールひも、サンダルも白)、流しそうめんの準備、~18:19終演、台本を購入する。
2回目だからか、色の変化が影響したのか、ふたりの間に生まれる気持ちの揺らぎがよく伝わってくるように感じました。
この世は「流しそうめん器」、どこにも行けない私たちが地蔵を前にしてできること、なすべきことは何だろう。待つもよし、進みながらどこかで寄り道をするもよし、そこが「舞台」なのであれば。
これで終わりではなく、また上演してほしい作品です。

WILCO
ミナモザ
座・高円寺1(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
魂の彷徨か
心の奥底にある”何か“に対して警鐘が鳴り響いた2時間だった。日本において「何故、戦争に行くのか」と言うセリフは、あまり現実味がない。説明にある「戦争に対する考え方」より「あなたは、何をしたいの」と言うセリフが印象的である。自分の心さえも持て余してしまう…そこにソッと入ってくる弱い、そして醜いもの。
さて、本公演は座・高円寺1とい広い舞台に常時いるのは、2人または3人だけ。照明は薄暗く、対象者だけを照らし出し、観客の視線を集中させる。そして濃密な会話が展開する。舞台セットは2階建て(一部3階建て)にし、1階中央に出入り口がある。上手・下手にある階段を昇降することで場面転換を行う。その方法が功を奏し観客の集中力を削がない程度の暗転回数と時間になっていたのは演出の妙だろう。
冒頭にも記したが、現代日本において、”戦争”は切迫感があまりないと思う。確かに世界のどこかでは紛争をしており、傭兵という言葉も新聞・雑誌で見たりもする。”対岸の火事”的な考えではいけないとも思う。
公演では、主人公(海外を転戦)と父親(日本在)の往復書簡のような展開である。そして父親への反抗、確執そして憎悪を吐露する… 自分は、主人公のインナートリップとして受け止め、魂が騒いだ。疑問は、戦場に向かわせる動機付けが必要だとしても、父親に対するマイナスの感情だけでは弱いと思うところ。
とても満足した公演です。今後も楽しみにしております。

つぎとまります・初夏
劇団肋骨蜜柑同好会
pit北/区域(東京都)
2014/06/26 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
初夏
前観た時よりずっと良くなっている。
正確には意図が伝わりやすくなっている。
ちっちゃいことばかりだけど。
凄く良い。
バッジもらった。「初夏」

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~
企画演劇集団ボクラ団義
ザ・ポケット(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞台観劇
ボクラ団義『耳があるなら蒼に聞け』観てきました
幕末の世界を生き抜く男の生き様とその為に仲間おも
殺さなければいけない使命、殺し合いのない世界を作りたい主人公
見事たっぷりの舞台でした(T ^ T)
感動して涙が止まらかったです!

ナカゴー特別劇場vol.12『ノット・アナザー・ティーンムービー』
ナカゴー
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2014/06/26 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
想定外の・・・
エロさでした。今までみたナカゴーの芝居はそういうのが一切なかったので変なドキドキ感があって思ったより自分自身がひいてました。でもナカゴーの作り出す面白さはいつも考えてもわからない意味不明感に満ちています。とても楽しませて頂きました。

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~
企画演劇集団ボクラ団義
ザ・ポケット(東京都)
2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
幕末に生きた男の、女の、生き様と想い
坂本竜馬や中岡慎太郎を始めとする、爆末に生きた男たち。そして、彼ら“想い人”を想う女たち。彼ら彼女らの生き様や想いがひしひしと伝わってくる、そんな舞台でした。歴史を知っていればその分理解も早くより楽しめますが、そうでなくても(自分がそうでした(汗))楽しめるように作られています。テンポが早い作品なので、歴史的な用語や事実を無理して理解しながら楽しむよりも、役者の芝居や表情、登場人物の心情を感じながら楽しんだ方が良いかもしれません。3回ほど観劇しましたが、当然のことながら観劇のたびに新たな発見があります。何度か観に行かれる方は、“想い人”を想う女性たちの表情(特にオープニングや無声芝居)に注目すると、より楽しめるかと思います。

時代絵巻AsH 其ノ四 『蒼刻〜そうこく〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/06/24 (火) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
男臭いかなと思ってましたが
男性のみの出演で、荒いお芝居になるのかと思ってましたが、まず舞台装置を見て細部まで意識されているところを観て、これは侮れないと感じました。お芝居が始まると、知らない間に引き込まれて、90分が大変短く感じられました。殺陣も狭いスペースを工夫されており、見応えありました。新撰組のお芝居は、全員のベクトルが揃ってしまい、キャラクターの難しさがありますが、それも特徴のある設定が工夫されており、退屈することなく最後まで楽しめました。期待以上のものがありました。

ブレーメンの自由
演劇集団円 アンシャンテ公演
ステージ円(東京都)
2014/06/27 (金) ~ 2014/07/05 (土)公演終了

Fight Alone 4th
エムキチビート
エビス駅前バー(東京都)
2014/06/05 (木) ~ 2014/06/30 (月)公演終了