最新の観てきた!クチコミ一覧

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記憶の転生

記憶の転生

フェルフェン

新宿眼科画廊(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/17 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

入るとすぐ なかじまみゆき いいねえ。

とても熱演。何回も倒れて大丈夫でしたか。

Go Let It Out

Go Let It Out

演劇企画アクタージュ

荻窪小劇場(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

奇妙な味のするサスペンス(サスペンスと言い切って良いのか、サスペンス風味?)
その先に何があるのか手探っていくのだけれど、暫くすると煙幕を張られた様に目先がぼやけていき、
それでもまた手探って
見えそうなんだけれど隠されちゃっている感じ、これは狙ってますね、確信犯
あえて分かりやすい万人受けを狙わずに、手探りに進んでいく(その手探り感も一緒に楽しむ)作風はおそらくアクタージュさんの新機軸

そして久しぶりにディスタンス感を取っ払ってくれた舞台というか、小演劇ならではの気迫を存分に堪能できる演出になっていて、もう感無量
今一体何を見せられているの(笑)…なシーンの唖然も、全部全部ひっくるめて生々しくライブでプライスレスな観劇体験
ここにいる本当に限られた人だけの体験だから尚更の贅沢感
全ては劇団さん、そして劇場さんによる安全管理があってこそ
生の醍醐味を「安心」と両立して楽しめるということ
その幸せを改めて噛みしめる事ができました、心から感謝!

ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

ゲマニョ幽霊〜試験公演〜

おぼんろ

ゲマニョの芝居小屋(東京都)

2023/01/19 (木) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりのおぼんろらしい舞台でした。まだまだ客席の間を飛び回るというわけには行きませんが、少しづつ距離が近くなって、語り部さんの案内で場内を見学する?というシーンもありました。チケットに記された色でコースが変わるようなので、何回も行きたいところです。
えええええっ!!と言うシーンにも遭遇します。お楽しみに。

GOOD BOYS

GOOD BOYS

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

重い内容に感じました。

ネタバレBOX

観終って、暗い気持ちになるのを避けられませんでした。混沌とした世の中で、非現実的でないテーマだったからでしょうか。本公演から何を感じ取るか、何を考えるか、思考が巡ります。おばあさん、父、母の個性が強く印象に残りました。双子の『強くなりたい』の繰り返しはあったものの、個性が抑えられていたように感じました。最後の方で、双子が『痛くない!』と連呼して、お互いを傷つけあう場面は冗長に感じました。
Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

【チームD】
①「紙風船より」
岸田國士の『紙風船』を女優二人で舞台にかける。本番は来週、稽古は今日を入れてあと四日しかない。しかも演出家は遅刻の連絡。頭にきた女優二人は仕方なく待つ間、読み合わせをすることに。夫役は西島朱里さん、妻役は今井未定さん。しかし、二人共台詞はイマイチ入っていない!
②「はこをつくる」
大学のフランス語学科で知り合った環幸乃さんと結井ひよりさん。演劇をやっている環さん、映画好きの結井さん。人見知りコミュ障の二人だが、身長の低さで意気投合。宮城県に帰った結井さんは環さんのツイート、「何処か遠くに行きたい」を見て連絡を取ることに。

ネタバレBOX

①台詞の入っていない二人が送る『紙風船』。何度もつっかえ台本をチラ見。「この台詞はないよな」とメタ的にツッコミ。凄く正しい岸田國士のremixだと思う。古典の再生にはこういう切り口が不可欠。逆に敢えてズレを強調して異化効果を生むやり方もあるが。
何かと注目される今井未定さん、確かに気になった。昭和初期の夫人の喋り口と素のギャップ。かなり勘の良い人なのだろう、細かい工夫が効いている。
ただ『紙風船』といえばあのオチの斬新さ。終わり方が勿体無い。
②等身大の「役者あるある」がリアル。被災地に劇場を作る話なのだが、皆が気になる具体的な手順がカットされている。「劇場を作ろう!」から「劇場は出来たがこれからが本当の戦いだ!」になってしまっている。金の話や施工のエピソードこそが今作で語るべき部分。その現実にうんざりしながらもそれでもやるのだ!の昂揚に観客は興奮する。誰もが『新宿シアター・ミラクル』に重ねて観ている筈だから。

凄く面白いのだが、同時に勿体無さも感じる二作品。あともう少し粘れば新しい風景に到達したような。

勿論意識していないのだろうが時期的に谷賢一を連想せざるを得ない。フェミニズムの観点からの岸田國士、被災地での演劇復興。
GOOD BOYS

GOOD BOYS

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

祖母に虐待を受けながらサバイブする双子。当パンに記載はなく、アフタートークでも言及されなかったけど、“悪童日記”の設定を現代の日本に置き換えた話だな。“悪童日記”の魅力はあの文体なので、日記を書くっていうだけだと弱い(セットは日記帳のイメージだろうね)。

ミュージカル『CATsLa』

ミュージカル『CATsLa』

呼華歌劇団KOHANA

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本場のCATSは観てないのですが、かなり本格的なミュージカルで楽しかったです!
やはり生演奏はイイですね

さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/01/19 (木) 14:00

座席1階

ヤングケアラーの女子生徒を中心として、いまどきの中学校が抱えがちな問題点を鋭く突いた舞台。「生徒はこうあるべきだ」「家庭はこうあるべきだ」という教育現場にありがちな暗黙の規範意識への異議申し立てである。

主人公は、精神疾患の母親をケアする中学三年生。彼女は学校にはまったく自分のことを話すことなく、母親のケアのための遅刻や早退を繰り返している。学校側は、この子は素行が悪く「いくら指導してももう仕方がない」とみている。彼女が抱える事情は劇の中盤で明らかにされるのだが、食事や洗濯など家事を母親に代わって一身に背負っている状況を、校長が「すばらしい。これを生徒の前で発表すれば、彼女への見方が変わる」などととんちんかんなことをおっしゃるのにはため息が出る。さすがにここまで、男性管理職の意識はひどくないとは思うのだが、「ひょっとして似たようなことがあるのではないか」と客席に思わせるに十分だ。

物語は中学三年が卒業するまでが描かれるが、成績抜群の優等生やスポーツ推薦を受けられるような男子生徒の苦境も真に迫っている。ラストシーンの卒業式の場面はハラハラドキドキ、思わず涙が出てきてしまった。これは脚本のよさだけでなく、演出の妙という部分もある。

先生たちも事なかれ主義の人がいたり、個人的な事情を抱えて苦労する人がいるなど多彩で、これも見る人を飽きさせない。主役はヤングケアラーだが、それぞれの事情が明かされていく群像劇でもあるので、テンポよく進む2時間の上演時間はあっという間だ。

リンボンは前作も拝見したが、今作の方がはるかによかった。それは取りも直さず、リアリティー満載の舞台だったからだと思う。

たこ焼きの岸本

たこ焼きの岸本

関西芸術座

ABCホール (大阪府)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

どこにでもある昔ながらの大阪の日常(?)の人間模様が、繰り広げられ、かなり親近感を感じました!

Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

チームB観劇
振り幅の大きな3作品、それぞれに面白かったです!
個人的には、「名前のない名前を呼ぶ冒険」が楽しかったです

おやすみ、お母さん

おやすみ、お母さん

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/02/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

#那須凜 #那須佐代子
(敬称略)初日。
母と娘の話を、実の母娘で上演。その特別な公演はやはり初日を選ぶ。年初ながら、今年の話題作になることだろう。このシチュエーションで上演できるリアル母娘は、なかなか思い浮かばない。
衝撃的問題作ではあるけれど、奇を衒うことなく丁寧に作られた。

ほおずきの家

ほおずきの家

HOTSKY

座・高円寺1(東京都)

2023/01/11 (水) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

殺伐としたニュースが飛び交う昨今、母娘の互いを思いやる姿が心に響きます。
少し懐かしい感じのする地味に良い作品だと感じました。

さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

マヌエラ

マヌエラ

パルコ・プロデュース

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2023/01/15 (日) ~ 2023/01/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ダンスがいい。5人のダンサーは踊るだけでなく、コロスのように舞台上で、人々の愛と悲しみ、夢と挫折を見つめている。珠城りょうのダンスは、パックンに「踊るな!」と止められて、再びしっとりと感情をこめて踊りなおす場面が一番良かった。ただ、ストーリーや人物像は意外性に欠ける。パックン演じるユダヤ人振付師パストラが同性愛者なのが、わずかにある変化球。生のピアノ演奏が、舞台と音楽が一体になってよかった。2時間30分

ネタバレBOX

パストラが愛したチェン(宮崎秋人)は共産党の刺客で、国民党によって処刑される。マヌエラの妹分のリューバ(齋藤かなこ)は陸軍諜報部員の村岡部長(実はマフィアと結ぶ悪人=宮川浩)に殺され、恋人で、暗黒街のボスの用心棒のボリス(松谷嵐)も敵をとろうとして逆に殺される。頭に血の上った和田海軍中尉(渡辺大)が村岡部長を射殺する。多くの血が流された後、それでも人は「ダンス、ダンス、ダンス」。現実を逃れ、悲しみを忘れるためのように、踊り続ける…。
宝飾時計

宝飾時計

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2023/01/09 (月) ~ 2023/01/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

それぞれの場面が弾けて笑いも多い。何より人物(俳優のみなさん)のキャラが立っていておもしろい。大人の演じる子役二人もいい。無難な優等生の子役からママタレントになった小池栄子、ステージママに仕込まれて歪んだ自信過剰を抱えた伊藤万理華。ほかにも、空気の読めない間抜けで一途なマッチョの付き人(後藤剛範)は、小池との掛け合いでいつも笑いをよんでいた。ステージママ(池津祥子)も、愛ゆえに子どもをだめにする母親を嫌味のないデフォルメで好演していた。20年前の子役時代と30歳過ぎた現在を、同じ俳優が自在に行き来するのも見事だ。

セリフのセンスも思わず感心する。「おいしいと言ってくれる関係にありがとう」(成田凌)「言い方が変。…おいしいと言ってくれることが…どうなの?」(高畑充希)「…いい!」「どうして評価口調になるんだよ! すきだよだろ」「そう」等々。子役からの女優、誕生日のサプライズ、崎陽軒のシューマイ弁当など、小ネタの使い方もうまい。しかし全体を通すと「?」が残る。ずしんと心にのこるテーマが立ち現われずに終わってしまう。

舞台を亡霊のようにバイオリンをもって闊歩する椙山さと美。ピアノとバイオリン、ビオラ、チェロという豪華な生演奏も聞きごたえある。主題歌を歌う高畑の澄んだ高音がいい。2時間半(15分休憩)

ネタバレBOX

2幕は高畑充希は心の中の勇大(小日向星一)に自分の心を打ち明けつつ、恋人の大小路(成田陵=本当の勇大)との距離はなかなか縮められない。「大きな安心のないまま、明日の小さな約束(夕飯メニュー)を繰り返す関係にはもう疲れた」。その切なさが、メリハリ聞いた演技でよく出ていた。あえてテーマをでいえば、高畑充希演じる子役女優の純愛と言おうか。その愛は片思いではないが、結局届かない。背が伸びるのを拒否した20年間同様、愛も成熟することなく、中学生の初恋のような、心とは裏腹な行動と後悔、失うことを恐れた逡巡が続く。

その届かない愛の相手=勇大の、失踪や別人になりすますという行動の理由がわかりにくい。「一番好きなショートケーキを素直に好きと言えない性格だから」だけでは、もやもやして未消化感が残る。

心の中の勇大が形を持って現れる事情は長セリフによる説明しすぎ。幻の勇大当人も「僕は君が望んだことしか言わないから」など繰り返しすぎ。わかりにくさを警戒した作者の不安の表れだろう。
さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

十代の痛みが伝わる、良くできた舞台であると思います。
ただ清新で、時に奇天烈なものを見慣れてしまった身には少々刺激が弱かった。

さなぎになりたい子どもたち

さなぎになりたい子どもたち

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2023/01/18 (水) ~ 2023/01/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/01/18 (水) 19:00

生徒も教師も親も生きにくい現場の苦悩を描いた傑作。卒業式のシーンはハラハラドキドキ。

炎の人

炎の人

劇団文化座

俳優座劇場(東京都)

2023/01/11 (水) ~ 2023/01/18 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/01/18 (水) 14:00

本日は千秋楽。これから旅公演に出るのだという。この迫力のある舞台はぜひ、全国のファンにも届けてほしい。
文化座は創設の時代から三好十郎の戯曲を上演してきた。これまでも「獅子」など多くの作品を上演してきたが、この「炎の人」は民藝が初演し、レパートリーとなっていたことは知らなかった。文化座にしてみると、これは里帰りをした作品のようなものなのかもしれない。三好自身が画家を志していたこともあっての戯曲だが、天才画家と「狂人」は紙一重なんだとこの舞台を見てつくづく思う。
だが、炎の人をみる限り、ゴッホは努力家でもある。デッサンをまともに描けず、懸命に練習する様子が序盤で出てくる。子持ちの娼婦を愛し結婚すると宣言するところを見ると、自分の信じる愛に生きた人なのだろうとも思う。さらに、炭鉱労働者に代わって会社に直談判に行くという、ある意味で自己犠牲の固まりのような側面もあると知る。

物語は絵が全く売れず弟の稼ぎを頼りに絵に没頭し、それを重荷に背負って果てしない苦しみが続く画家の姿をダイナミックに描いている。今の時代から見るととても共感や同情ができないゴッホの姿だが、周囲の人たちは寛容、おおらかな感じで見守っているのが印象的だ。

今回、老婆役で少しだけ登場した佐々木愛は、役柄を変えて何度も出演している。佐々木の孫娘が最終場近くでダンスと共に力演するのを見ると、文化座の世代交代の空気を少しだけ感じる。

無人船

無人船

劇団 枕返し

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なかなかにシュールで凝ったファンタジー。ちょっとシリアスで、切ないですね。

Dramatic Jam 4

Dramatic Jam 4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/01/13 (金) ~ 2023/01/19 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【チームC】観劇。3本ともキュートで、ちょっと切ないお話。いい時間を過ごせました。

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