最新の観てきた!クチコミ一覧

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夕-ゆう-

夕-ゆう-

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

それでも感動!
宅間さんの最高傑作。タクフェスのお祭り騒ぎには閉口、期待外れのシーンもありましたが、それでもグッと来ました。

ネタバレBOX

高橋薫と塩谷健太郎がずっと上手くいっていたら良かったのにね。

三上夕は告白する機会が高校時代から何度もあったのに、自分のことを妹のようにしか見ていなかった相川元弥に結局告白できませんでした。元弥と薫の結婚式前日、彼女はデザインの勉強と称してフランスに逃げました。逃げて何が悪いと妹の波に激白した様子を元弥が聞いてしまい、病気で倒れたこともあって薫との結婚式は中止にしました。それから三年、元弥が亡くなり、葬式には間に合いませんでしたが、初七日の法事に間に合う形で夕が帰省したところから話は始まり、ラスト、夕は自分に対する元弥の気持ちを知ることになり、改めて今は亡き元弥に告白するのでした。

冒頭シーンの元弥の白ずくめ、特に絹でできたような光沢のあるショートパンツは如何にもでした。前回の赤だかオレンジだかのアロハシャツを着てチャラチャラしていた方がもっちゃんらしかったです。

ラストの夕顔いっぱいのシーンは、前回よりも舞台が大きくなったせいか、ライティングのせいか、リアルに作りすぎたせいか、花が小さく、緑の葉ばかりが目立って、あまり感動できませんでした。むしろ、勘違い無視され男の坂田がチラシの裏に書いたもっちゃんと夕の結婚おめでとうの走り書きが宝箱から出てきたときにグッと来ました。

フランスから戻ってきたときの夕のワンピースが牛模様のハンカチを連想させ、牛模様にハートマークをアレンジした柄だったところなど、元弥に対する気持ちがデザインに現れていました。

ところで、最近のタクフェスというお祭り騒ぎは好きではありません。純粋に『夕』を楽しみたい身にとっては、始まる前の撮影タイムや途中の撮影タイムは避ける事はできませんが、余韻を感じたかったので終演後のダンスタイムは参加しないで退出しました。

夕には透明感のある女優さんを使ってほしかったです。夕の妹三上波役の神崎れなさんが素敵でした。
梵天ヤモリ

梵天ヤモリ

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

拍手☆
観劇中に幾度となく、自然と拍手したくなるようなパフォーマンスが繰り広げられた。実に素晴らしかった!
初めて観させていただいたが、すでに作品の【型】が決まっている印象。長く続けている力を感じた。
アナログな表現でイマジネーションを駆り立てる演劇ならではの劇団が年々減ってる気がする。故にひげ太夫の存在は大事にしたい。
まだ観たことない人は、是非観てもらいたい。

金閣寺 The Temple of the Golden Pavilion

金閣寺 The Temple of the Golden Pavilion

パルコ・プロデュース

赤坂ACTシアター(東京都)

2014/04/05 (土) ~ 2014/04/19 (土)公演終了

満足度★★★★

念願の金閣寺
森田くんが良いとの噂を聞いて観たいと思いましたが気付いた時には遅かった。
配役が変わり、再演ということで楽しみに。


昔の文豪たちの物語は直接的ではなく曖昧だったり、遠回しだったり、美意識も強く
読む者の想像力で世界が広がるように思う。

最近の物語はリアルに近く虚構性が少なく
現実との区別がつきにくく、わかりやす過ぎて使う想像力は少なくて済むように思う。

金閣寺。
話はわかったのだけど
深い部分でもっと解る何かがあったのではないのかなと自分の力不足を感じる。

溝口の最後の「生きよう」の意味を。





ネタバレBOX

柳楽くんは汗だくで熱演。
とても魅力的な俳優。
これからもっと色んな舞台に出て欲しい。
是非とも映像より舞台をたくさんやってほしい。

山川冬樹さんという方がホーミーを使い、大駱駝鑑の方々の体を使い金閣寺を表すところは
好きでした。
あのノイズをホーミーで表すとは。
山川さん、森山開次さんに似た雰囲気。長髪と肉体。
小野寺修二さんらしい振り付けが面白かった。

パンフ見てアクションが前田悟さんでビックリ!
喧嘩のところでしょうか。


初めて金閣寺を観たのだけど鶴川と柏木が少し弱い気がしたので初演のキャストを観てみたい。

斜陽

斜陽

百景社

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/05/14 (水) ~ 2014/05/15 (木)公演終了

満足度★★★★

実際の時間と合わせて進めるお芝居♪
本も読んだことなく、太宰府のお芝居はいくつか観た中で分かりやすかったです。ちょっと本読もうかなぁと思いました、そんな風に思うことも、百景社が作るお芝居の中で、ひとつの魅力なんだろうなぁと思いました。満席でした♪

水分-みくまり

水分-みくまり

砂の上の企画

旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)

2014/04/10 (木) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

みくまり
会場にも、チラシにも、役者にも惹かれ楽しみにしていました。

だけど、自分の体調がイマイチで風邪も引いていたため、
十分に物語に入っていけなかったことが悔やまれます。

山崎彬さんの一人芝居は
今まで観たことのない形式のお芝居でした。

一人であれだけの時間を集中し、観客も集中させる力は凄い。

昼公演を観ましたが
光り、外の音、声とか日常と非日常とが入り交じっていて
それも良かった。

夜公演はまた全然違うものになっていただろうと思います。

台本とCDを買ったのでそちらで補完します。すみません。

とても素敵な空間での演劇、こういう企画をこれからもやって頂けたらと願う作品でした。

生け花とのコラボも素敵でした。
チケットも舟を模した折り紙も、台本の和綴じもデザインなどすべてにおいてかっこ良かったです。

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

ガチゲキ2(最優秀賞決定!公式HPへGO!!)

『ガチゲキ!!』実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

ガチゲキ面白い
演劇で対決なんて好みでしかないんだろうけど
こういう企画は知らない劇団のお芝居も観れて面白い。

葉丸さん目当てでセレクトしたので
Mrs.fictions VS 劇団だるめしあん の対決を。

ネタバレBOX

『僕の彼女がこんなに浮気なわけがない』

オセローは観たことも読んだこともないので
知らないのですが
あのハンカチがパンツに見えたということからの創作が面白かった。
制服の衣装が可愛かったです。
ちょっとエロチックな演出が過多だった気もしますが
楽しめました。


『毒を飲むより苦しいなんて』

ロミジュリはさすがに知ってましたが
こちらもそうくるかといった作で面白かった。

ギターロミオの岡野さんのキャラを筆頭に
個性強すぎな面々。
一番地味な二人が主役っていうのも面白かった。

青木ヶ原の姐さんキャラも好きでした。

葉丸さんの散る子、あの姿を見れただけでも嬉しかったですが
もうちょっとガツンとさが欲しかったなと私の単なる欲望。


Mrs.fictions 優勝おめでとうございます!
うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

初観劇
名前は聞いたことあるけど初めて観ました。劇団名からもっとドギついものを想像していたけどこれはなんとも形容しがたい究極の愛の物語でした。根底に流れている全てへの愛情が作品世界を温かく包んでいて心地よかった。客席に女性が多かったのも意外でした。これから人気が出るというより、すでに人気劇団なんですね。すごかった!

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

唸るバランス感覚!
リピートしてみてよくよく感じたのは、彼等のバランス感覚の良さである。
そしてすべての登場人物に意味がある凄さ。
ラストシーンは会場中が、たった一匹の犬の健気さに涙を流している・・・・圧巻だ。
演劇でやる意味が十二分にある素晴らしい舞台でした。

梵天ヤモリ

梵天ヤモリ

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

唯一無二の「組み体操芝居」
星の数ほどある劇団の中で「唯一無二」と思う劇団はいくつかある。
しかし、ひげ太夫は、本当に唯一無二の劇団だ。
だって、男性役は全員がひげを描いているし、人が縦に4段重なる組み体操を芝居の中に入れてるし、セットも気持ちも人が演じてたりする劇団なんて、ほかにないのだから。

ネタバレBOX

ウクレレで歌う前説から、いつものようにスタート。
そして、いつもの、ひげ太夫。
面白い。
いつものように、全員でポースを取りスタートし、全員がポースを決めて終わる。
フライヤーも好きだ。
ひげ太夫のフライヤーは、手に取るといつも笑ってしまう。

女性のみの出演者で、彼女たちが2役演じるときには、男性の場合には必ず「ヒゲ」を描く。女性を演じるときには、それを消して出てくる。
それがひげ太夫。フライヤーの通り。

ストーリーは、イマジネーションが膨らむ、アジアが舞台のファンタジーな冒険譚。
その表現方法は、マンガ的とも言える。

今回の舞台は、エメラルド島。
そこで、梵天派、白鳥派という武術の2大勢力の対決を中心に、エメラルド島を我がモノにしようと企む、島と橋で結ばれた大陸にある、南王国の王の話。
人を感動させ、そのときに心の中に吹く風を操る武術の梵天派、対する白鳥派は拳と刀で戦う。
木彫梵三という男を軸に物語は進む。

ストーリーは、とにかくいろんな登場人物がどんどん加わりながら、あれよあれよと展開していく。いろいろ盛り込み過ぎだが、破綻はない。

2者の対決に第三軸を加え、登場人物を増やすことで、物語がやや膨らみすぎ、いくつかの大切な登場人物の背景を描き切れなかった感はあるが、観客をストーリーに惹き付ける力はあったと思う。

ストーリーも面白いのだが何よりこの劇団のウリは、「組み体操」。
毎回、凝った組み体操を見せてくれる。
人が上に4段重なるなんていうものまで、いとも簡単にやって見せるのだが、台詞のやり取りをしながら、スムーズに組んでいく様は、本当に凄いと思う。

今回も、人が「気持ち」「風」「涙」「馬車」や「きらめく橋」「エスカレーター」などを具体的な形にして、次々に見せていく。
「キラキラ」とか、キメのときの「ドーン」というマンガでお目にかかるような、擬音や装飾までも人が具体的に演じて見せる(ドーンは多すぎだけど)。
「画像のアップ」とか「ちびまるこちゃん」とか、そういうアイデアは面白い。

主人公の木彫梵三を演じるのは、作・演もしている吉村やよひさんだ。
彼女は今回も出ずっぱりで大熱演。
お約束の、自分が演じる役との共演シーンも、わかっているけど面白い。

そして、こでまり姫を演じた林直子さんが、抜群に面白かった。
キャラを立てすぎ、かつベタすぎる少し手前で留まったところがいい。

かなり三枚目の印象が強い姫は、主人公に対して一方的に思いを寄せていて、主人公は嫌がっていたりする。それで笑いを取る。
そういう設定はよくある。その場合、普通、主人公は別の(美人の)女性と結ばれて、三枚目は(やっぱり)振られてしまうのだが、この作品では違った。
主人公が女性に振られて、最後に三枚目っぽい姫のほうとハッピーエンドになるのだ。
これは意外だった。女性の書いた戯曲ならではなのかもれない。
普通にありがちな展開よりも、このハッピーエンドのほうが絶対にいい。後味もいいし。

後味ということで言えば、「悪者」キャラが何人か出てくるのだが、完全な悪党はおらず、収まりのいい大団円になる。
そういうところもいいのだ。
にこにこして見ていられる。

この作品には桟敷童子のもりちえさんが客演していた。
失礼ながら、どれぐらい動けるのか、と思っていたら、組み体操はもちろん、側転までも見せてくれた。
ドスの効いた王の役はぴったり。ひげ太夫にはいないキャラクターなので、いい人を選んだと思う。
ほかの役者さんもみんなよかった。
登場人物として、台詞を言って演じながらも、「橋」とか「キラキラ」とかモノや雰囲気を一瞬で演じ分けなくてはならないし、組み体操は一歩間違えは大怪我をしてしまう。
それを、全体の流れを壊さず、きちっと演じるというのは素晴らしいと思う。

舞台の最後は、いつもの通りの「NG集」。
舞台なので、「NG集」というのも変なのだが、劇中での組み体操などの失敗シーンを、まるで撮影していたかのように、再現して見せてくれる。ジャッキーチェンの映画を思い浮かべれば間違いない。

毎回、冒頭で、人がモノや気持ちを、どう演じるのかを、丁寧に説明するのだが、それは見ていくうちにわかるので、なくてもいいのでは。
「これは何々だ」と台詞で言ったりもしているのだから。

それと、ひと言だけ付け加えるとすれば、少々「長い」か。
回想シーンが多すぎるかもしれない。
鎌塚氏、振り下ろす

鎌塚氏、振り下ろす

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★

振り下ろすとは
そういうことでしたかと。

ネタバレBOX

問題を抱えた雇い主に仕えて、その都度問題を解決する完璧なる執事鎌塚アカシ氏の活躍談を描いたシリーズ物の第三弾。

妄想するご主人の原因を究明して治し、以前のお屋敷に仕えていた時にも出会った堂田男爵夫妻の陰謀をくじき、同じくその時一緒に働いていたアイドル女中上見ケシキとの結婚を意識する話。

題名の振り下ろすとは、ケシキとの大切な時間を作るべく、金物屋に持っていけば修理できるかもしれないスコップを振り下ろして壊してしまうという完璧な執事のちょっと咳払いして済ますような遊び心を表したものでした。

ド派手な化粧や衣裳の堂田男爵夫妻でしたが、陰謀自体は貴族特権法を国会で通すというもので、全体にパンチ力に欠け、子供向け童話のようでした。

回り舞台を巧みに使って色々な部屋を表現し、また部屋から部屋へ移動する様は見ものでした。そして、アカシのお父さんが病気で倒れる緊迫した状況下でケシキが回り舞台の仕切りの上に上がって脳天気にアイドル女中らしく一曲歌うというシーンがありましたが、ともさかりえさんご自身の曲を歌えばいいのに、いっそのこと薬師丸ひろ子さんを使えばいいのにと思いました。
立ち呑みパラダイス2014

立ち呑みパラダイス2014

“創造集団”生活向上委員会

上野ストアハウス(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日
私の到着がおくれてしまい、
開演ギリギリでパンフレットもまともに見れない状況からでした。

再々演ということでしたが、
私は初観測です。

大阪が舞台の中心なので関西弁が飛び交うわけです。
少しわからん単語も入ってたと思います。
私は大阪へ行ったことがないので参考にならないですが、
イメージ通りの大阪の賑やかさは感じました。

作・演出、出演の山内さんの人生の一部がこの作品に込められています。

大阪に興味のある私としては、
この作品で大阪のことを少しは知れたのではと思っております。

そして、元気と感動をもらえたなと感じます。

ネタバレBOX

やはり、
てつのお父さん津田寛一の後ろ姿に
涙しちゃいました。

東京で津田鉄也が若者に大阪へ戻った方がいい、
後悔しないようにな。
と、自分と同じ過ちを繰り返さないで欲しいと訴えてる姿が
印象に残りましたね。

米田種吉にはかなり笑わせてもらいました。
太子堂のサーカス【公演終わりました。ご来場、ご声援ありがとうございました!】

太子堂のサーカス【公演終わりました。ご来場、ご声援ありがとうございました!】

タテヨコ企画

sancha teatretto(東京都)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

河童とサーカス
副題にある「愛をこめて。地の下を流れる河より。」とあるのは
今は暗渠となり、緑道と名を変えているが、かつてはその水面を見せて流れていた
いくつもの川のことを指している。
表に出なくなっても脈々と流れ続ける地下深い流れ、
それをたゆたう人の心に重ねたような繊細な心理と台詞が印象的。
この日、外の雨も芝居の一部になったかのような演出が新鮮だった。

ネタバレBOX

祖父と同居する予定で建てたのに、その祖父が亡くなってしまい
柳沢(久行しのぶ)は広い家にひとりで住んでいる。
烏山川探険隊は、暗渠となった川を探検するというマイナーかつゆるいサークルで
丸谷(舘智子)と寺島(向井原徹)の3人がメンバー。
今日は柳沢の同僚室田(郷本直也)が押しかけメンバーで加わり4人で活動した。
寺島と婚約していて妊娠中の丸谷は、柳沢に「結婚式に出席してほしい」と頼むが
彼女は頑なにそれを拒んでいる。
訪ねて来た妹(大塚あかね)や丸谷達二人にも心を閉ざした柳沢だが
室田の思いがけない言葉に、初めて柳沢の心が動く…。

柳沢の「孤独と、一人でいたいという気持ちは共存できると思う」
という意味の台詞にひどく共感を覚えた。
「結婚式に呼ばれたら喜んで出るものだ」とか
「いつまでひとりでいるつもりなの?」と心配されることとか
彼女は周囲の思惑や価値観に対して表面上だけでも迎合することが出来ない。
無理して合わせるくらいなら敢えて拒絶し、自ら孤立しようとする。

まっすぐで、世の中をうまく泳げずにいるような柳沢に
年下の室田が思いがけない包容力を見せるところがさわやかで嬉しくなる。
いや、もしかしてこれはファンタジーなのか?と思わせる辺りがまた面白い。

強気に出るが、実は心細くてならない柳沢役の久行しのぶさんが上手い。
室田を演じた郷本直也さん、出だしの恐縮して小さくなっている時と
後半の唐突ながら誠意にあふれた言葉とのギャップが良かった。
背も高く、存在感大。

ガラスの引き戸を開けて靴を脱いで上がる劇場をそのまま生かし
一軒家の出入口にして、外の雨をもそのまま取り入れた演出が新鮮。
開放的で素敵な空間だった。
それにしても“大人のサークル活動”、楽しそうでいいなあと思った。
おうちに帰るまでが遠足です

おうちに帰るまでが遠足です

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

終盤で
笑い、歌、踊り、そして涙あり。ストーリーも、終盤で急展開。
月組を観させていただきましたが、星組では、どうなるのか、興味深いです。

誰だ?俺を世界最強なんて言う奴は

誰だ?俺を世界最強なんて言う奴は

劇団前方公演墳

「劇」小劇場(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハイテンポ
あっという間でした。かなり笑いました~。
圧倒的なスピード感と絶妙な間。ハイテンポの掛け合いがスゴかった。
以前よりも、このあたりの完成度が高くて興奮。
この団体芸は簡単にマネできるものではないと思います。

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

pit北/区域(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

寡占資本主義を駆逐せよ!!
 学校での授業という型に入れた今作。ベートーベンの第9を構成要素に取り入れている。ピャーの劇作家、塚田氏は、今回も失踪した。2年前の矢張り夏、学生芸術祭でもテーマは儀式であったが、この時にも失踪していた。思うに、この儀式は通過儀礼のイニシエーションなのではあるまいか? 本人が意識していようがいまいが、その要素を感じる。2年前も今回も、基本的に、描かれているのは、人間の根源的な欲望に関する事柄である。2年前は、喰う、寝る、セックスする等々が描かれていたのだが、今作では、若干、毛色が変わったものの矢張り、アメリカの植民地として収奪され続けるこの日本で、大人になるということは、即ち、本来自分達が抱えている様々で自然な在り様や、そこから自然に発露してくる帰結としての、自分の頭で考え、自分の頭・身体で生き、自分達の判断で意を決して、自らの意志に従ってアイデンティファイすることであった。然し乍ら、アメリカのプラグマティックな独占乃至寡占資本主義体制は、民衆が自らの頭を使って自らの行く末を決めることを肯んじない。何故なら、それを認めてしまえば、寡占体制は瓦解するのが必定だからである。寡占する側唯一の論拠は、彼らの方が、民衆より優れた判断を下し得るとの思い込みである。即ち、社会をリードするという役割は、彼ら特権階級だけのものだと思いあがっているに過ぎないのである。彼らは、豊富な資金と彼らのイデオロギーにお墨付きを与える御用学者及び、権力に媚びを売ることで権威として収まる御用インテリらの見解を拡散し、喧伝するメディアを巧みに操り、実は意味の無い文言をパブリシティーとして流通させることで、民衆を大衆化。愚民化するのである。然し乍ら、この欺瞞と瞞着に気付く一部の人間が居る。それがアーティスト達を含む本質を見る目を持った人々であることは言うに難くない。今回、塚田氏の穴を埋めたのは安藤 尚之氏、アーティストとしてのDNAをキチンと継承していると見た。出演した女優陣・男優も無論である。彼、彼女らの、内側を見つめようとする目、そして、そのような過程を経て外へ向かおうとする目に対して、飛躍的なジャンプが必要になることも含めて、キチンと付き合ってゆきたいと考えている。ピャーはラディカルで、それ故、愛すべき劇団なのである。(追記2014.7.11)

ネタバレBOX

 ところで、美術系大学の学生さん達が作った劇団なので、その辺りのことも付け足しておこう。“pit北/区域”という空間を選んだ美意識もさることながら、この空間の使い方が気に入った。螺旋階段を下りてゆく時には、草いきれと共に、吊り下げられた草が、頭や顔を撫でる。自分は、当初2階に案内されたのだが、木道のように張り渡された板以外の部分を歩くと、そこには、色とりどりに染められた紗のような布が張られているのだが、木道より一段低い床が下にあるので、つんのめる。歩く時は、木道の上を歩くように。2階通路途中には、ぬいぐるみの猿が吊り下げられ、見ざる、言わざる、聞かざるを表象しているのは、無論、江戸幕府のモットー“寄らしむべし知らしむべからず”を表しているであろう。2階の床の内側には、鉄柵が張り巡らされているが、ここには、麻などで裏張りされた、人型の上半身が、舞台を見下ろすような感じで斜めに設えられている。観客が通常1階に入る入り口から見て右手の壁には、巨大な傘のような大きく丸いオブジェが貼り付けられている。劇中、皆の苦しみ、悩み等をガムに転移したものを捏ねて仏像をつくるアーティストの話があるのだが、この時、このオブジェは、世界観を表すと言われる曼荼羅に見え、柵に掛かって舞台を斜め上方から見下ろしている半身像は、五百羅漢と解することもできた。これらの間に、つたのように弦が絡まり、低く深く囁くように、見ざる、言わざる、聞かざるが、我らの意識を日常的に犯している構図が透けて見えるのだ。情報隠蔽法である、特定秘密保護法と名付けられた憲法違反が明らかな悪法や、民衆を政治に関与させない為のあらゆる法、体制が、隠蔽されている事実を告発しているようである。誰かが、このくらいのことには、気付くかも知れないと今迄書かずに居たが、追記しておく。
 あ、それと、坐った場所を変りたければ、休み時間に変われるよ!
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

東宝

シアタークリエ(東京都)

2014/06/21 (土) ~ 2014/07/03 (木)公演終了

満足度★★★

松岡さん、適任
当初観ない方向で、意思決定しかかっていたのですが、福井さんが降板され、戸井さんの役が昇格したので、行って来ました。

事件そのものも知らないし、映画も存在自体知らなかったので、実際の出来事だと聞かされても、どうしても、虚構の世界の出来事のように感じて観てしまいましたが、主人公の境遇に、共感する部分が多く、最後はもらい泣きしてしまいました。

何しろ、主役の松岡さんの、年齢が、設定通り、16歳~18歳に見えてしまうのが凄い!

今井さんが、刑事になり、戸井さんが、主人公の父親役になったために、新たに参加されることになった、治田さんの存在感が光りました。

刑事の手下の3人組は、楽しい雰囲気を作るのに、貢献していましたが、先日の「シスターズアクト」に比べると、トリオのインパクトはやや精彩に欠けたきらいを感じました。もう少し、オーバーアクションでも良かったかも。

人情味ある刑事役を今井さんが好演。人は好いのに、生活力のない父親役を戸井さんが丁寧に演じていらしたのにも、好感が持てる舞台でした。

個人的には、もう少し、耳に残るメロディの楽曲があれば、更に良かったのにと思いました。

ネタバレBOX

両親の離婚に、心を痛め、何とか自分が、仲裁に入って、もう一度、二人の親の気持ちを一つにしたいと、苦慮する子供目線の芝居って、かなりあって、、そういう作品は、昔から、心の琴線に触れやすく、ある意味苦手な場合もあるのですが、この作品は、あまり暗くならずに、フランク少年が、悠々自適に、詐欺を楽しんでいる様子を明るく描いている場面が多く、救われました。

松岡さんが、変幻自在なフランクを、楽しげに好演されて、歌唱も安定していたので、自然と、舞台に引き込まれてしまいました。

ステージセットが、ミュージカルというよりは、むしろコンサート的だったのも、エンタメ作品として成功していたように感じます。

トムハンクスとブラビの映画も、良さそうなので、いつか観てみたいと思います。
白紙委任状

白紙委任状

サスペンデッズ

OFF OFFシアター(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

アメフトを観戦しているかのような演技です

人は役者だ。

不良高校生が「サラリーマン」を演じたければ、染色を抜き、背広を着用するのが効果的だろう。家電メーカーの社員証を持ち合わせていなくとも、その「姿」だけで新橋の住民だ。

麻布在住の20代OLが「主婦」を演じたい衝動にかられたら、「割烹着」をまとい商店街を100m 歩行するのだ。「激安シール」にハイテンションになれば その「シャネルのバッグ」は すでに「偽」である。

しかし、彼らは「演じている」はずだ。「不良高校生」を、「OL」を、毎日休むことなく「演じている」のだ。
人は性別を演じる。人は年齢を演じる。人は国籍を演じる。人は職業を演じる。
シェイクスピアの演劇理論は「人生というステージ」だ。すなわち、赤ん坊は「登場」で、死去は「はける」ことに等しい。


政治家の演説。駅前で支持者の動員をかける、あの退屈な政治パフォーマンス。
朝、1人たりとも振り返らぬなか、チラシ配りをする県議の仕事は「号泣」クラスだ。泣いたらいい。
横にいる若い世代から、通勤者へ配布しているポケット・ティッシュを受け取って。
広告主は「DHC」だろう。

ちなみに「演説」の語源は明治時代にあたる。自由党員が「議会制民主主義」「立憲主義」などのデモクラシーを全国各地に巡回し、教え回ったことに由来する。名付け親は 福沢諭吉である。
この派生語には「演歌」も連ねるそうだ。NHK『紅白歌合戦』放送中に「演歌」を聴くと万単位のチャンネルが移動する。
政治家の「街頭演説」を聴いて「つまんねー」と若い世代が感じるのも、上記の「コトバDNA」からすれば健全な感覚だろう。











およそ3人分の熱量ではない。
少なくとも、5人は舞台に立っていたように思う。


追記あり

ネタバレBOX


『白紙委任状』が何を意味するかは明らかではないが、「ヘイト・スピーチ」だったり、「クレーム対応」だったり、「結○詐欺」だったり、実に きな臭い社会派の題材であった。
ミュージカル「天才執事ジーヴス」

ミュージカル「天才執事ジーヴス」

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ポックリ・・ポックリ・・・・って感じかな(^^)
さすが’70代の作品です=長閑なテンポと愛すべきレトロさが融合してました。
な~んか古きよき時代を感じさせる作品でありました。

第1幕 18:30~20:00
休憩  20分
第2幕 20:20~21:30

ネタバレBOX

天才執事と称されるジーヴスが教会のチャリテーコンサートで主人である有閑貴族バーティ・ウースターのバンジョーを隠して盗まれた事にして、取り寄せる約2時間ほどの間に観客を退屈させないようにとバーティの体験した面白小話をするように仕向け、展開する名前交換のコメディを舞台上で面白く展開する作品であります。ラストには無事話し終えた貴族さんがラストにバックでオズの魔法使いの扮装をした出演者と共に「バンジョーボーイ」を熱演して終劇となります。

小話で話される展開なので、こんなだったっけ~とか。
小道具用意してとか劇中劇の様相を呈していました。

ちょっ~と昨今の若い小劇場作品ペースに比べるとスローモーに感じるトコが人によって好き嫌い分かれるやも・・・・(-。-;)
うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

びっくり
わりと過激なシーンが多くてびっくりしました。
でも、笑いも一杯含まれていたので
とがってる作品でしたが見やすかったです。
みなさんとても熱演されてて、入り込めました。
人間の底力のようなものが伝わってきました。
しかし、少し言うなれば……

ネタバレBOX

歌とダンスの下手さに驚きました。うまい人もいました。
しかしどうしても躍りながら歌うことによって、息切れして歌えてないのが目立ち、覚めてしまいました。
冒頭の歌も、高音が出てなくて不安になりました。

そして一番気になったのはヒロインの方の、見た目などではなく、仕草や表情がかわいいと思えなかったことです。
そこは本当に残念でした。
フェイクフェイス

フェイクフェイス

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゾンビ沼袋
「アイアム女優」で始まる、超パワフルな舞台でした。昨年、STAGE9「場外乱闘!」を観ましたが、今回もいっぱい笑いました。ゾンビ沼袋が相変わらずいいキャラ出してました。個性的な女優さんぞろいで、元気が溢れてます。今回もミルキーがちょっとうざいです。田口あゆみさん、大好きです。

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